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第1章 幼年期
ルナ王女のお茶会5
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☆☆☆☆☆☆
「ところで、ルナ王女に、国王陛下に伝えてほしい事があるのだけど。」
そう言うと、ルナ王女は俺から離れる。
「まぁ、何でしょう。」
俺はアイテムボックスからキングオブ・ゴーレムが落としていったドロップアイテムを手にする。
「これを王城で鑑定してほしいと伝えてほしい。ここにいるハルカと一緒に戦って得た代物なんだ。おそらく、S級魔獣だから、王城でしか鑑定できないのかなって。」
そう言うと、ルナ王女は両手を口に当て、驚く。
「まぁ、素晴らしいですわね!!ロイス様がお強い事は十分承知でしたが、まだお若い二人でS級魔獣に打ち勝ってしまうのは本当に素晴らしい事ですわ!!」
ハルカはいきなりの事で驚く。と共にそこで、出さないでほしいとこちらを見てくる。・・・仕方がないと思うんだよね。俺は街を良くするには少しばかりのお金が欲しいのも事実。決して自分の私利私欲に使う気はない。寧ろ使う気になれない。
「とても輝きを放っている代物ですわね。」
俺は胸を張って答える。
「これはキングオブ・ゴーレムが落としていった代物なんだ。レベルは862。完全に乙女猿よりもレベルが高いから、間違いなくS級魔獣に違いない。」
それに驚くのはハルカだった。
「え、あれ。レベル800超え!?随分とバカでかいなとは思ったけど、まさか800超えているとは思わなかった。というか、ロイスはモンスターのステータスが見られるの?」
「見えてなけりゃ、ステータス向上のスキルを神から頂くことは出来ないよ。勿論、人間のステータス閲覧可能。他のそういう人いないのかな?」
そう言うと、ルナ王女が言う。
「ステータス閲覧のスキルを持つ者はごく僅かですわね。流石ですわ、ロイス様。・・・では、こちらを城の者に運ばせますわ。それで、よろしくて?」
「ええ。お願いします。」
これで、ドロップアイテムの処理は終わった。後は神が仕掛けたサプライズとやらに付き合いますか。
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「ところで、ルナ王女に、国王陛下に伝えてほしい事があるのだけど。」
そう言うと、ルナ王女は俺から離れる。
「まぁ、何でしょう。」
俺はアイテムボックスからキングオブ・ゴーレムが落としていったドロップアイテムを手にする。
「これを王城で鑑定してほしいと伝えてほしい。ここにいるハルカと一緒に戦って得た代物なんだ。おそらく、S級魔獣だから、王城でしか鑑定できないのかなって。」
そう言うと、ルナ王女は両手を口に当て、驚く。
「まぁ、素晴らしいですわね!!ロイス様がお強い事は十分承知でしたが、まだお若い二人でS級魔獣に打ち勝ってしまうのは本当に素晴らしい事ですわ!!」
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俺は胸を張って答える。
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それに驚くのはハルカだった。
「え、あれ。レベル800超え!?随分とバカでかいなとは思ったけど、まさか800超えているとは思わなかった。というか、ロイスはモンスターのステータスが見られるの?」
「見えてなけりゃ、ステータス向上のスキルを神から頂くことは出来ないよ。勿論、人間のステータス閲覧可能。他のそういう人いないのかな?」
そう言うと、ルナ王女が言う。
「ステータス閲覧のスキルを持つ者はごく僅かですわね。流石ですわ、ロイス様。・・・では、こちらを城の者に運ばせますわ。それで、よろしくて?」
「ええ。お願いします。」
これで、ドロップアイテムの処理は終わった。後は神が仕掛けたサプライズとやらに付き合いますか。
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