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第二章 神が及ぼす影響について。

俺達のパーティについての話。 大翔Side

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☆☆☆☆☆☆

神巫女である平さんの能力の向上が半端なかった。これは神である白石君がこの国を良くしようとしている事だと思った。ただ、おそらく、本人は無自覚なんだろうなって思いもしたけれど。それでも、俺は、嬉しかったんだ。彼が生きている事。改革を推進していこうとしていく姿勢。

それに、俺も応えなくては。激しく、思った。


俺は、皇君とも柊さんとも平さんとも仲良くやっていた。今では、皇君とは親友と呼べるような仲になったのではないかと思う。彼も俺を慕ってくれるし、腹を割って、話をしてくる。本当にいい奴だ。彼の言葉には嘘が見えなかった。


え?意外だった?俺って空気が読めない代わりにこういう事には敏感なのである。よく友人には言われるんだ。『お前には嘘が吐けないな。』と。俺は嘘が苦手だ。そういうところは案外、人間の腹黒い面を見てきたからでもあるのだろう。その話はまた今度。

俺達はパーティを組んで早くも2カ月。
神巫女である平さんは神の加護を強く感じると言った。あぁ、白石君が頑張っている証拠だ。最近では、俺達はS級の魔物と相対せるようにまで、成長をしていた。

魔王を倒せる日も近いのではないかと思った。

☆☆☆☆☆☆
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