27 / 198
第3章:銅級冒険者昇格編
第27話:答えはでた
しおりを挟む
調査期間中、魔力濃度が高いままだった小山に三人は到着した。
マイオルの【探知】には相変わらず高濃度の魔力が検知される。半球型の探知で見ると、地下にも飛び飛びに魔力溜まりが出来ている。しかも下に行くほど明確に魔力濃度が高いようである。
「アッタロスさん、七個の魔力溜まりが地下にあり、下の方に行くほど魔力濃度が高いです。このまま地下深くを探りますね――」
「待て!」
血相を変えたアッタロスがマイオルを止めようとしたが、それは遅かった。
「えっ!?」
マイオルのスキルで【探知】されたのは魔物、それも見たことがないくらい強力な魔物だった。
「マイオル、何が見えたんだ!?」
「魔物です! 見たことがないくらい強力な」
「気取られたかもしれん。逃げるぞ!」
三人は突然肌にビリビリとするものを感じた。
「避けろ!」
アッタロスがそう叫んだ瞬間、地下から「ボガーン」と音がして山肌を突き破り、何かが飛び出してきた。
出てきたのは一つ目の巨人、サイクロプスだった。
アッタロスとセネカは下からの攻撃をうまく避けたが、マイオルは運悪く巻き込まれ、飛ばされてしまった。
サイクロプスは一目散にマイオルの方に向かう。トドメを刺すつもりのようだ。
アッタロスは瞬時にサブスキルを使い、全力でマイオルの元に向かう。
「[瞬速]、[光剣]!」
通常サイクロプスは巨体を活かした攻撃力が自慢の青い魔物であるが、いま目の前にいる個体は赤黒く細身だった。異常に動きが速い。
サイクロプスが想像以上に速かったので、アッタロスは防御を諦めた。とにかくマイオルが犠牲になることは避けなければならない。
身体に全力で魔力を纏い、突進する。
「マイオル!!!」
ものすごい勢いで接近するアッタロスを見て、サイクロプスはニイと唇の端を吊り上げた。そして、方向を転換し、爆発的な力でアッタロスを殴りつける。
「アッタロスさん!!」
マイオルを助けるために自分も飛び出したセネカが叫ぶ。
アッタロスはサイクロプスの攻撃を正面から受け、吹っ飛んでいく。
セネカはアッタロスが殴られるのを見て、瞬時にサイクロプスの大きい眼に向かって魔力針を五本撃った。
バババババン!!!
攻撃後の硬直を狙われたサイクロプスは、得体の知れない物が飛んできたので、つい大袈裟に防御し、回避してしまった。
セネカはその隙に意識を失っているマイオルを回収して、アッタロスが飛ばされて行った方向に走った。
アッタロスは立ち上がった。
だが、ヨロヨロとしていて口から血を垂らしている。
よく見ると左腕が変な方向に曲がっているが、淡く光っているので何かしらの回復をしているのかもしれない。
「セネカ、命令だ。マイオルを連れて逃げろ」
アッタロスはこれまでになく語気を強めて言った。
「でも⋯⋯」
セネカは逡巡している。
「逃げろ!!!」
アッタロスは魔力のこもった声で怒鳴った。
空気が強く振動して衝撃がセネカの身体に伝わった。
セネカは頭が真っ白になり、マイオルを背負って逃げ出した。その様子を見ていたアッタロスは安心してひと息ついた後、サイクロプスを睨んだ。
「お前だけは差し違えてでも殺す!」
サイクロプスは目の前の人間が何を言っているのか分からなかったが、再び『ニィ』と笑ってから構えた。
◆
セネカはマイオルをおぶって逃げている。
背後から激しい戦いの音が聞こえる。アッタロスが死力を尽くして戦っているのだろう。
セネカは戦いの地から十分に距離をとったことを確認した。そして、大きな樫の木の下にマイオルをおろし、横たえた。
マイオルの様子を確認する。肋骨や腕は折れているが、頭に傷はなく、呼吸も問題ない。専門家に見てもらわなければならないが命に別状はなさそうだ。
「うーん⋯⋯」
「マイオル!」
マイオルは唸っているが目を覚さない。
セネカはマイオルの上半身だけ起こし、自分のポシェットから、キト謹製の中級ポーションを取り出した。フタを開けてマイオルの口に当てると飲んでくれそうである。
ビンを傾けるとマイオルの身体が光に包まれ、体表のかすり傷が治っておく。
少し様子を見ているとマイオルの目が薄く開き、身体にも力が入った。
「⋯⋯⋯セネカ」
「マイオル!」
「あたし、突然吹き飛ばされて、それで⋯⋯。アッタロスさんは?」
「⋯⋯サイクロプスの変種と戦っているよ。多分、命をかけて」
それを聞いたマイオルの目が一瞬大きく見開いた。
「セネカ、行って。あたしは大丈夫だから⋯⋯」
「でも⋯⋯」
「キトが作った魔物避けをかけてくれれば、しばらくは大丈夫。少しだけ休むからアッタロスさんを助けてあげて⋯⋯」
そう言うなり、マイオルはまた目を閉じてしまった。今度は穏やかに寝ているように思う。
セネカはマイオルの言葉を聞いて、何が正しいことなのか分からなくなった。
僅かでも考える時間が必要だった。
セネカはマイオルを横たえ、大きな葉を何枚か取ってかけてあげた。そして言われた通りにとびきり臭い魔物避けの薬を周囲に撒いた。
驚くことが多くて、心配事が沢山で、セネカはよく考えることが出来なくなっていた。
どうしたら良いのか分からない。
何が正解か分からない。
迷う時間は、実際には半刻にも満たなかったがセネカには異常に長い時間に感じられた。
セネカがまず思ったのは両親のことだった。
セネカとルキウスの両親が倒したのはオークキングだった。オークキングは金級冒険者のパーティが立ち向かうような魔物だ。
銀級に過ぎない四人が勝てる訳がないと言うのが常識だったのに、あの四人の英雄は立ちはだかり、討伐するに至ったのだ。
それがセネカの誇りだったはずだ。
自分もそこに至るのが何よりも叶えたい夢だったはずだ。
次に思ったのはルキウスのことだった。
彼は剣の才能があるだけの優しくて臆病な男の子だった。
だけど、そんなルキウスもいつか両親たちのように自分では勝てない相手の前に立ちはだかるのだろう。
その横にいるのがセネカの望みだった。
あの夜に誓ったことだ。
そしてキトのことを思った。
自分が仲間外れにされて困っている時に助けてくれたのがキトだった。ルキウスがいなくなってから支えてくれたのはキトだった。
そんなキトに誇れる自分でいたいとセネカはずーっと思っていた。
キトに顔向けできないことは決してしないとセネカは決めていた。
最後にマイオルのことを思った。
マイオルは龍を倒すという。英雄になるのだという。二人で笑い合って、嬉しさに涙したことをセネカは忘れない。
ルキウスとマイオル、二人の未来の英雄の仲間として相応しいのはどんな行動だろうか。
両親やキトに胸を張って報告できるのはどんな行いだろうか。
「答えはでた」
セネカは自分でも分からぬうちに走り始めていた。
腰の刀に触れる。
刀の柄はセネカにはまだ少し太い。
だけど、それが力強さをセネカに与えてくれる。
両親の凶報を聞いた夜、初めてこの刀を持った時から覚悟はできていたはずだ。セネカは自分にそう言い聞かせた。
怖い。
身体が震える。
大したことのない窪みに足を取られそうになる。
英雄とはこんなに怖いものなのか。
自分とはこんなに無力なものなのか。
セネカはそう感じた。
つつーっと涙がひとすじ頬を伝ってきた。
心が折れそうになっているのに気づく。
再び自分に言い聞かせる。
「私は怖くて泣いているんじゃない。英雄に近づけるのが嬉しくて泣いているんだ!」
大声を出すとストンと気持ちが落ち着いた。
走れば走るほど戦いの音が大きくなっている。
死地はすぐそこだ。
マイオルの【探知】には相変わらず高濃度の魔力が検知される。半球型の探知で見ると、地下にも飛び飛びに魔力溜まりが出来ている。しかも下に行くほど明確に魔力濃度が高いようである。
「アッタロスさん、七個の魔力溜まりが地下にあり、下の方に行くほど魔力濃度が高いです。このまま地下深くを探りますね――」
「待て!」
血相を変えたアッタロスがマイオルを止めようとしたが、それは遅かった。
「えっ!?」
マイオルのスキルで【探知】されたのは魔物、それも見たことがないくらい強力な魔物だった。
「マイオル、何が見えたんだ!?」
「魔物です! 見たことがないくらい強力な」
「気取られたかもしれん。逃げるぞ!」
三人は突然肌にビリビリとするものを感じた。
「避けろ!」
アッタロスがそう叫んだ瞬間、地下から「ボガーン」と音がして山肌を突き破り、何かが飛び出してきた。
出てきたのは一つ目の巨人、サイクロプスだった。
アッタロスとセネカは下からの攻撃をうまく避けたが、マイオルは運悪く巻き込まれ、飛ばされてしまった。
サイクロプスは一目散にマイオルの方に向かう。トドメを刺すつもりのようだ。
アッタロスは瞬時にサブスキルを使い、全力でマイオルの元に向かう。
「[瞬速]、[光剣]!」
通常サイクロプスは巨体を活かした攻撃力が自慢の青い魔物であるが、いま目の前にいる個体は赤黒く細身だった。異常に動きが速い。
サイクロプスが想像以上に速かったので、アッタロスは防御を諦めた。とにかくマイオルが犠牲になることは避けなければならない。
身体に全力で魔力を纏い、突進する。
「マイオル!!!」
ものすごい勢いで接近するアッタロスを見て、サイクロプスはニイと唇の端を吊り上げた。そして、方向を転換し、爆発的な力でアッタロスを殴りつける。
「アッタロスさん!!」
マイオルを助けるために自分も飛び出したセネカが叫ぶ。
アッタロスはサイクロプスの攻撃を正面から受け、吹っ飛んでいく。
セネカはアッタロスが殴られるのを見て、瞬時にサイクロプスの大きい眼に向かって魔力針を五本撃った。
バババババン!!!
攻撃後の硬直を狙われたサイクロプスは、得体の知れない物が飛んできたので、つい大袈裟に防御し、回避してしまった。
セネカはその隙に意識を失っているマイオルを回収して、アッタロスが飛ばされて行った方向に走った。
アッタロスは立ち上がった。
だが、ヨロヨロとしていて口から血を垂らしている。
よく見ると左腕が変な方向に曲がっているが、淡く光っているので何かしらの回復をしているのかもしれない。
「セネカ、命令だ。マイオルを連れて逃げろ」
アッタロスはこれまでになく語気を強めて言った。
「でも⋯⋯」
セネカは逡巡している。
「逃げろ!!!」
アッタロスは魔力のこもった声で怒鳴った。
空気が強く振動して衝撃がセネカの身体に伝わった。
セネカは頭が真っ白になり、マイオルを背負って逃げ出した。その様子を見ていたアッタロスは安心してひと息ついた後、サイクロプスを睨んだ。
「お前だけは差し違えてでも殺す!」
サイクロプスは目の前の人間が何を言っているのか分からなかったが、再び『ニィ』と笑ってから構えた。
◆
セネカはマイオルをおぶって逃げている。
背後から激しい戦いの音が聞こえる。アッタロスが死力を尽くして戦っているのだろう。
セネカは戦いの地から十分に距離をとったことを確認した。そして、大きな樫の木の下にマイオルをおろし、横たえた。
マイオルの様子を確認する。肋骨や腕は折れているが、頭に傷はなく、呼吸も問題ない。専門家に見てもらわなければならないが命に別状はなさそうだ。
「うーん⋯⋯」
「マイオル!」
マイオルは唸っているが目を覚さない。
セネカはマイオルの上半身だけ起こし、自分のポシェットから、キト謹製の中級ポーションを取り出した。フタを開けてマイオルの口に当てると飲んでくれそうである。
ビンを傾けるとマイオルの身体が光に包まれ、体表のかすり傷が治っておく。
少し様子を見ているとマイオルの目が薄く開き、身体にも力が入った。
「⋯⋯⋯セネカ」
「マイオル!」
「あたし、突然吹き飛ばされて、それで⋯⋯。アッタロスさんは?」
「⋯⋯サイクロプスの変種と戦っているよ。多分、命をかけて」
それを聞いたマイオルの目が一瞬大きく見開いた。
「セネカ、行って。あたしは大丈夫だから⋯⋯」
「でも⋯⋯」
「キトが作った魔物避けをかけてくれれば、しばらくは大丈夫。少しだけ休むからアッタロスさんを助けてあげて⋯⋯」
そう言うなり、マイオルはまた目を閉じてしまった。今度は穏やかに寝ているように思う。
セネカはマイオルの言葉を聞いて、何が正しいことなのか分からなくなった。
僅かでも考える時間が必要だった。
セネカはマイオルを横たえ、大きな葉を何枚か取ってかけてあげた。そして言われた通りにとびきり臭い魔物避けの薬を周囲に撒いた。
驚くことが多くて、心配事が沢山で、セネカはよく考えることが出来なくなっていた。
どうしたら良いのか分からない。
何が正解か分からない。
迷う時間は、実際には半刻にも満たなかったがセネカには異常に長い時間に感じられた。
セネカがまず思ったのは両親のことだった。
セネカとルキウスの両親が倒したのはオークキングだった。オークキングは金級冒険者のパーティが立ち向かうような魔物だ。
銀級に過ぎない四人が勝てる訳がないと言うのが常識だったのに、あの四人の英雄は立ちはだかり、討伐するに至ったのだ。
それがセネカの誇りだったはずだ。
自分もそこに至るのが何よりも叶えたい夢だったはずだ。
次に思ったのはルキウスのことだった。
彼は剣の才能があるだけの優しくて臆病な男の子だった。
だけど、そんなルキウスもいつか両親たちのように自分では勝てない相手の前に立ちはだかるのだろう。
その横にいるのがセネカの望みだった。
あの夜に誓ったことだ。
そしてキトのことを思った。
自分が仲間外れにされて困っている時に助けてくれたのがキトだった。ルキウスがいなくなってから支えてくれたのはキトだった。
そんなキトに誇れる自分でいたいとセネカはずーっと思っていた。
キトに顔向けできないことは決してしないとセネカは決めていた。
最後にマイオルのことを思った。
マイオルは龍を倒すという。英雄になるのだという。二人で笑い合って、嬉しさに涙したことをセネカは忘れない。
ルキウスとマイオル、二人の未来の英雄の仲間として相応しいのはどんな行動だろうか。
両親やキトに胸を張って報告できるのはどんな行いだろうか。
「答えはでた」
セネカは自分でも分からぬうちに走り始めていた。
腰の刀に触れる。
刀の柄はセネカにはまだ少し太い。
だけど、それが力強さをセネカに与えてくれる。
両親の凶報を聞いた夜、初めてこの刀を持った時から覚悟はできていたはずだ。セネカは自分にそう言い聞かせた。
怖い。
身体が震える。
大したことのない窪みに足を取られそうになる。
英雄とはこんなに怖いものなのか。
自分とはこんなに無力なものなのか。
セネカはそう感じた。
つつーっと涙がひとすじ頬を伝ってきた。
心が折れそうになっているのに気づく。
再び自分に言い聞かせる。
「私は怖くて泣いているんじゃない。英雄に近づけるのが嬉しくて泣いているんだ!」
大声を出すとストンと気持ちが落ち着いた。
走れば走るほど戦いの音が大きくなっている。
死地はすぐそこだ。
39
お気に入りに追加
597
あなたにおすすめの小説
異世界転移したロボ娘が、バッテリーが尽きるまでの一ヶ月で世界を救っちゃう物語
京衛武百十
ファンタジー
<メイトギア>と呼ばれる人型ホームヘルパーロボット<タリアP55SI>は、旧式化したことでオーナーが最新の後継機に買い換えたため、データのすべてを新しい機体に引継ぎ、役目を終え、再資源化を迎えるだけになっていた。
なのに、彼女が次に起動した時にいたのは、まったく記憶にない中世ヨーロッパを思わせる世界だった。
要人警護にも使われるタリアP55SIは、その世界において、ありとあらゆるものを凌駕するスーパーパワーの持ち主。<魔法>と呼ばれる超常の力さえ、それが発動する前に動けて、生物には非常に強力な影響を与えるスタンすらロボットであるがゆえに効果がなく、彼女の前にはただ面倒臭いだけの大道芸に過ぎなかった。
<ロボット>というものを知らないその世界の人々は彼女を<救世主>を崇め、自分達を脅かす<魔物の王>の討伐を願うのであった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
病原菌鑑定スキルを極めたら神ポーション出来ちゃいました
夢幻の翼
ファンタジー
【錬金調薬師が治癒魔法士に劣るとは言わせない!】
病を治す錬金調薬師の家系に生まれた私(サクラ)はとある事情から家を出て行った父に代わり工房を切り盛りしていた。
季節は巡り、また流行り風邪の季節になるとポーション作成の依頼は急増し、とてもではないが未熟な私では捌ききれない依頼が舞い込む事になる。
必死になって調薬するも終わらない依頼についに体調を崩してしまった。
帰らない父、終わらない依頼。
そして猛威を振るう凶悪な流行り風邪に私はどう立ち向かえば良いのか?
そして、私の作った神ポーションで誰を救う事が出来たのか?
異世界修学旅行で人狼になりました。
ていぞう
ファンタジー
修学旅行中の飛行機が不時着。
かろうじて生きながらえた学生達。
遭難場所の海岸で夜空を見上げれば、そこには二つの月が。
ここはどこだろう?
異世界に漂着した主人公は、とあることをきっかけに、人狼へと変化を遂げる。
魔法の力に目覚め、仲間を増やし自らの国を作り上げる。
はたして主人公は帰ることができるのだろうか?
はるか遠くの地球へ。
独自ダンジョン攻略
sasina
ファンタジー
世界中に突如、ダンジョンと呼ばれる地下空間が現れた。
佐々木 光輝はダンジョンとは知らずに入ってしまった洞窟で、木の宝箱を見つける。
その宝箱には、スクロールが一つ入っていて、スキル【鑑定Ⅰ】を手に入れ、この洞窟がダンジョンだと知るが、誰にも教えず独自の考えで個人ダンジョンにして一人ダンジョン攻略に始める。
なろうにも掲載中
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
アレク・プランタン
かえるまる
ファンタジー
長く辛い闘病が終わった
と‥‥転生となった
剣と魔法が織りなす世界へ
チートも特典も何もないまま
ただ前世の記憶だけを頼りに
俺は精一杯やってみる
毎日更新中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる