11 / 221
第2章:兼業冒険者編
第11話:狙撃するね
しおりを挟む
早朝、セネカとマイオルは門を出て歩き出した。
同じ部屋からの出発なので気軽だとセネカは思った。
今日はバエット山林の端の方で狩りを行う。
マイオルの【探知】の威力も知っておきたいし、セネカのスキルと剣の腕を見て欲しかった。
歩きながら話をしていたが、お互いに警戒は怠らなかった。
街道でも魔物や獣に人など、何が襲ってくるか分からない。
マイオルは【探知】が使えるので魔物のことは調べられるがそれ以外のものはまだ分からなかった。
マイオルはセネカを見た。
よく力が抜けているのに警戒は怠っていない。
弛緩と緊張のバランスがとても良い。
中堅の冒険者と比べても遜色ない。
マイオルは先輩として後輩を助ける気持ちを持っていたが、助けられるのは自分の方かもしれないと考えた。
この辺りの察しの良さと学習能力がマイオルの一番強い武器だった。
マイオルがよく使う狩場があるということなのでセネカはついて行くことにした。
セネカは昨日の段階でトゥリアにマイオルの評判を聞いているので、油断はしていないがそれほど警戒しているわけでもなかった。
◆
小道を抜けるとバエット山林が見えてきた。
マイオルがスキル【探知】を使用する。
「こっちに行こう。アントイーターがいるみたい」
どうやらマイオルのスキルは魔物の種類まで分かるようだとセネカは思った。
そのままマイオルについていくことにする。
しばし歩くとセネカにも気配を感じられるようになった。
方向的にマイオルは迂回してここまできたので、間に何らかの脅威があったのかもしれない。
「マイオルはいつもどう戦っているの?」
セネカは響きにくい声色で話しかけた。
「様子を伺いながら隙を待って、行けると思った時に突貫することが多いわね」
「分かった。遠い距離での攻撃はしないんだね」
「えぇ。弓もできるけれど、今日は持ってこなかったわ」
確かにいまマイオルは剣と小さい盾を背負っているだけだ。
「じゃあ、狙撃するね。足止めになるから撃ったら近づいて戦おう」
そう言うとセネカはキュッと気を引き締めた。
マイオルはよく分からなかったが、セネカが集中し始めているのが分かったので黙っていた。
セネカは静かに歩き出し、アントイーターを目視できるところまで近づいた。
セネカの足取りは確かだが音はほとんど出ていなかった。
マイオルはセネカの熟達した動きに内心驚いた。
「見えた。撃つね」
そう言うとセネカは手を握りしめた後、人差し指を開き、親指を立てた。指先をアントイーターの心臓部に向ける。
瞬間的にセネカの魔力が指先に集まり、圧縮される。
パンっという軽い音と共にセネカの指先から高速の針が飛び出した。針は大きくて魔力の糸が通っている。
針はアントイーターの腹部に当たり、背中に抜けた後、地面に刺さった。
セネカは糸の性質を変化させてアントイーターの体に粘着させてから糸を切った。
「ちょっと外しちゃったね」
アントイーターは攻撃を受けて即座に移動しようと試みたが、糸に引っ張られてうまく動けなかった。繋がれた犬のようである。
「何が起きているの?」
マイオルの目は点になっていた。
いま目の前で非常識なことが起こっている。
「マイオル、ぼーっとしないで! 行くよ!」
そう言うとセネカはこれまた凄まじい速さでアントイーターに接近して、死角から首を刎ねた。
その太刀筋は見事なものだった。
マイオルは惰性で動き出していたが、本気で動いたセネカに追いつけるはずがない。アントイーターの首が落ちるのを遠くから眺めているだけだった。
◆
セネカとマイオルはアントイーターを比較的安全な場所に運んだ後で解体を始めた。
解体をしながらマイオルはセネカに質問し続けた。
「色々聞きたいことがあるんだけど、とにかく、最初に撃ったあれは何?」
マイオルは動揺していたので、手元がちょっと狂って顔に血が飛んだ。
「針」
「針?」
「うん。魔力を溜めて、パンッてすると撃てるって分かったの」
「ちょ、ちょっと待って! セネカのスキルって【縫う】じゃなかった?」
「そうだよ。だからアントイーターを地面に縫い付けたの。動きが悪くなったでしょ?」
マイオルはそんな話を聞いたことがなかったので混乱した。
「ちょっと待って。話はわかったんだけど理解できないの」
セネカは魔力を込めて[魔力針]を出した。
「マイオル、見て。これがさっき撃った針だよ。私の魔力で出来てるの」
「聞いたことないわよ、そんなスキル」
「鑑定した神父さんも【縫う】は珍しいスキルだって言ってたよ」
「そりゃそうなんだけど、そういう意味じゃないわ」
マイオルはなんだか変な汗をかいてきた。
「セネカ、あなたのスキルで魔力の針が出せるのは分かったわ。どうしてそれを撃ってるの?」
セネカはしばし考えてから答えた。
「自分のスキルでなんとか戦える方法はないかっていろんなことを試したの。すごく長くて、すごく鋭い針を作ろうと思って魔力をぎゅとしてみたら勢いよく針が出てきたから、もうこれで敵を狙えばいいのかなって思ってね。すごく練習したんだ」
「練習したっていつから?」
「うーん。半年前くらいかな?」
「それにしては腕が良すぎない?」
あの時、セネカ達は弓でしか届かないような距離にいた。それだけ遠くの標的を初心者に近いセネカが攻撃したのだ。
「縫い付けると思って放つと、少しだけ相手の方に針が動くの。その分、魔力をたくさん使うけど」
「そ、そうなのね⋯⋯」
常識外のことが多くて、マイオルはついに黙ってしまった。
◆
しばらくすると解体が終わった。
アントイーターの皮はそれなりに高く売れるので今日の成果としては十分だろうとマイオルは思った。
マイオルは【探知】を使って魔物がいないことを確かめた。
そしてセネカの手を引き、大きな木の下に向かった。
セネカは不思議に思ったがマイオルに嫌な気配がなかったのでそのまま連れらることにした。
木の下に着くとマイオルはもう一度スキルを使って、脅威がないことを改めて確認し、口を開いた。
「ねぇ、セネカ。あなたもしかしてレベル2なんじゃない?」
マイオルの声は低く、少し震えていた。
「話を聞いていて思ったの。いくらなんでもそれでレベル1はおかしいわ。もし言えたらで良いの。セネカ、あたしにあなたのレベルを教えて」
マイオルは懇願するようだった。
セネカは考えた。
あれから色々と調査して、レベルのことは簡単に話さない方が良いと確信した。
いまセネカのレベルのことを知っているのはキトとユリアとシスタークレアだけである。
セネカは改めてマイオルを見た。
セネカから見てマイオルは信用しても良さそうだ。けれど、セネカはキトが思ってくれるほど自身の見る目を確かだと思っていない。
やはり言うのはやめといた方が良いだろうか。
いや、そうではないとセネカは思った。
そろそろ実力を隠すのも限界だと思うようになってきていた。
今なら少しぐらい噂になってもなんとかできるかもしれない。
リスクが少ないのであれば、マイオルのことを信じてみたい。
セネカは自分の直感に従うことにした。
「分かった。けど、代わりに冒険学校のことを教えて」
マイオルは周りの人が知らないような情報も知っていそうだった。
「分かったわ。でもそう言うってことは⋯⋯」
「私はレベルアップしたの。レベル2だよ」
「やっぱり⋯⋯。ね、ねぇ、さっき半年訓練したって言っていたけどいつレベルアップしたのかも教えてくれる? もしかして⋯⋯」
そう来たかとセネカは思った。
マイオルは知っているのだ。
「⋯⋯二ヶ月とちょっと」
「はえ?」
「スキルを得てから二ヶ月とちょっとでレベルアップした」
「えええええぇぇ!?」
マイオルの声がちょっと大きかったのでセネカは人差し指を口に当てて声を止めてもらった。
「ねぇ、セネカ。レベルアップの最速記録がどれくらいかって知ってる?」
「知ってる」
セネカは突然目を逸らし始めた。
額から変な汗が出てきている。
「言ってごらん」
逆にマイオルは楽しそうだ。
「⋯⋯十一ヶ月」
「あなたぶっちぎりで最速よ。歴史上最速でレベル2になった女よ。半年前からって言うからそれでもあり得ないと思ったけれど、二ヶ月って何をどうしたらそうなるのよ!」
セネカは同じことをキトに言われた時も汗が止まらなかった。
「マイオル、冷静になって。きっと隠している人だっているから記録に残っていないんだよ」
「そうかもしれないけれど、二ヶ月でレベルアップした人なんてきっといないわよ」
「きっといるもん!」
「いないわよ」
「いる!」
お互いくだらないことで言い合いをし始めてしまった。
いち早く気を落ち着かせたマイオルが場を整え始めた。
「ごめん。くだらないことで熱くなっちゃったわ。でも本当にすごいことよ」
セネカはまだちょっとプンスカしている。
「後で私も王都の学校の話をするわね。もしよかったらあなたがどうやって熟練度をそんなに早く稼げたのか教えてちょうだい。私のことをもっと信用できるようになったらで良いから」
セネカはとっくのとうに腹を決めていたので、明日から明後日くらいに話そうと思って、深く頷いた。
同じ部屋からの出発なので気軽だとセネカは思った。
今日はバエット山林の端の方で狩りを行う。
マイオルの【探知】の威力も知っておきたいし、セネカのスキルと剣の腕を見て欲しかった。
歩きながら話をしていたが、お互いに警戒は怠らなかった。
街道でも魔物や獣に人など、何が襲ってくるか分からない。
マイオルは【探知】が使えるので魔物のことは調べられるがそれ以外のものはまだ分からなかった。
マイオルはセネカを見た。
よく力が抜けているのに警戒は怠っていない。
弛緩と緊張のバランスがとても良い。
中堅の冒険者と比べても遜色ない。
マイオルは先輩として後輩を助ける気持ちを持っていたが、助けられるのは自分の方かもしれないと考えた。
この辺りの察しの良さと学習能力がマイオルの一番強い武器だった。
マイオルがよく使う狩場があるということなのでセネカはついて行くことにした。
セネカは昨日の段階でトゥリアにマイオルの評判を聞いているので、油断はしていないがそれほど警戒しているわけでもなかった。
◆
小道を抜けるとバエット山林が見えてきた。
マイオルがスキル【探知】を使用する。
「こっちに行こう。アントイーターがいるみたい」
どうやらマイオルのスキルは魔物の種類まで分かるようだとセネカは思った。
そのままマイオルについていくことにする。
しばし歩くとセネカにも気配を感じられるようになった。
方向的にマイオルは迂回してここまできたので、間に何らかの脅威があったのかもしれない。
「マイオルはいつもどう戦っているの?」
セネカは響きにくい声色で話しかけた。
「様子を伺いながら隙を待って、行けると思った時に突貫することが多いわね」
「分かった。遠い距離での攻撃はしないんだね」
「えぇ。弓もできるけれど、今日は持ってこなかったわ」
確かにいまマイオルは剣と小さい盾を背負っているだけだ。
「じゃあ、狙撃するね。足止めになるから撃ったら近づいて戦おう」
そう言うとセネカはキュッと気を引き締めた。
マイオルはよく分からなかったが、セネカが集中し始めているのが分かったので黙っていた。
セネカは静かに歩き出し、アントイーターを目視できるところまで近づいた。
セネカの足取りは確かだが音はほとんど出ていなかった。
マイオルはセネカの熟達した動きに内心驚いた。
「見えた。撃つね」
そう言うとセネカは手を握りしめた後、人差し指を開き、親指を立てた。指先をアントイーターの心臓部に向ける。
瞬間的にセネカの魔力が指先に集まり、圧縮される。
パンっという軽い音と共にセネカの指先から高速の針が飛び出した。針は大きくて魔力の糸が通っている。
針はアントイーターの腹部に当たり、背中に抜けた後、地面に刺さった。
セネカは糸の性質を変化させてアントイーターの体に粘着させてから糸を切った。
「ちょっと外しちゃったね」
アントイーターは攻撃を受けて即座に移動しようと試みたが、糸に引っ張られてうまく動けなかった。繋がれた犬のようである。
「何が起きているの?」
マイオルの目は点になっていた。
いま目の前で非常識なことが起こっている。
「マイオル、ぼーっとしないで! 行くよ!」
そう言うとセネカはこれまた凄まじい速さでアントイーターに接近して、死角から首を刎ねた。
その太刀筋は見事なものだった。
マイオルは惰性で動き出していたが、本気で動いたセネカに追いつけるはずがない。アントイーターの首が落ちるのを遠くから眺めているだけだった。
◆
セネカとマイオルはアントイーターを比較的安全な場所に運んだ後で解体を始めた。
解体をしながらマイオルはセネカに質問し続けた。
「色々聞きたいことがあるんだけど、とにかく、最初に撃ったあれは何?」
マイオルは動揺していたので、手元がちょっと狂って顔に血が飛んだ。
「針」
「針?」
「うん。魔力を溜めて、パンッてすると撃てるって分かったの」
「ちょ、ちょっと待って! セネカのスキルって【縫う】じゃなかった?」
「そうだよ。だからアントイーターを地面に縫い付けたの。動きが悪くなったでしょ?」
マイオルはそんな話を聞いたことがなかったので混乱した。
「ちょっと待って。話はわかったんだけど理解できないの」
セネカは魔力を込めて[魔力針]を出した。
「マイオル、見て。これがさっき撃った針だよ。私の魔力で出来てるの」
「聞いたことないわよ、そんなスキル」
「鑑定した神父さんも【縫う】は珍しいスキルだって言ってたよ」
「そりゃそうなんだけど、そういう意味じゃないわ」
マイオルはなんだか変な汗をかいてきた。
「セネカ、あなたのスキルで魔力の針が出せるのは分かったわ。どうしてそれを撃ってるの?」
セネカはしばし考えてから答えた。
「自分のスキルでなんとか戦える方法はないかっていろんなことを試したの。すごく長くて、すごく鋭い針を作ろうと思って魔力をぎゅとしてみたら勢いよく針が出てきたから、もうこれで敵を狙えばいいのかなって思ってね。すごく練習したんだ」
「練習したっていつから?」
「うーん。半年前くらいかな?」
「それにしては腕が良すぎない?」
あの時、セネカ達は弓でしか届かないような距離にいた。それだけ遠くの標的を初心者に近いセネカが攻撃したのだ。
「縫い付けると思って放つと、少しだけ相手の方に針が動くの。その分、魔力をたくさん使うけど」
「そ、そうなのね⋯⋯」
常識外のことが多くて、マイオルはついに黙ってしまった。
◆
しばらくすると解体が終わった。
アントイーターの皮はそれなりに高く売れるので今日の成果としては十分だろうとマイオルは思った。
マイオルは【探知】を使って魔物がいないことを確かめた。
そしてセネカの手を引き、大きな木の下に向かった。
セネカは不思議に思ったがマイオルに嫌な気配がなかったのでそのまま連れらることにした。
木の下に着くとマイオルはもう一度スキルを使って、脅威がないことを改めて確認し、口を開いた。
「ねぇ、セネカ。あなたもしかしてレベル2なんじゃない?」
マイオルの声は低く、少し震えていた。
「話を聞いていて思ったの。いくらなんでもそれでレベル1はおかしいわ。もし言えたらで良いの。セネカ、あたしにあなたのレベルを教えて」
マイオルは懇願するようだった。
セネカは考えた。
あれから色々と調査して、レベルのことは簡単に話さない方が良いと確信した。
いまセネカのレベルのことを知っているのはキトとユリアとシスタークレアだけである。
セネカは改めてマイオルを見た。
セネカから見てマイオルは信用しても良さそうだ。けれど、セネカはキトが思ってくれるほど自身の見る目を確かだと思っていない。
やはり言うのはやめといた方が良いだろうか。
いや、そうではないとセネカは思った。
そろそろ実力を隠すのも限界だと思うようになってきていた。
今なら少しぐらい噂になってもなんとかできるかもしれない。
リスクが少ないのであれば、マイオルのことを信じてみたい。
セネカは自分の直感に従うことにした。
「分かった。けど、代わりに冒険学校のことを教えて」
マイオルは周りの人が知らないような情報も知っていそうだった。
「分かったわ。でもそう言うってことは⋯⋯」
「私はレベルアップしたの。レベル2だよ」
「やっぱり⋯⋯。ね、ねぇ、さっき半年訓練したって言っていたけどいつレベルアップしたのかも教えてくれる? もしかして⋯⋯」
そう来たかとセネカは思った。
マイオルは知っているのだ。
「⋯⋯二ヶ月とちょっと」
「はえ?」
「スキルを得てから二ヶ月とちょっとでレベルアップした」
「えええええぇぇ!?」
マイオルの声がちょっと大きかったのでセネカは人差し指を口に当てて声を止めてもらった。
「ねぇ、セネカ。レベルアップの最速記録がどれくらいかって知ってる?」
「知ってる」
セネカは突然目を逸らし始めた。
額から変な汗が出てきている。
「言ってごらん」
逆にマイオルは楽しそうだ。
「⋯⋯十一ヶ月」
「あなたぶっちぎりで最速よ。歴史上最速でレベル2になった女よ。半年前からって言うからそれでもあり得ないと思ったけれど、二ヶ月って何をどうしたらそうなるのよ!」
セネカは同じことをキトに言われた時も汗が止まらなかった。
「マイオル、冷静になって。きっと隠している人だっているから記録に残っていないんだよ」
「そうかもしれないけれど、二ヶ月でレベルアップした人なんてきっといないわよ」
「きっといるもん!」
「いないわよ」
「いる!」
お互いくだらないことで言い合いをし始めてしまった。
いち早く気を落ち着かせたマイオルが場を整え始めた。
「ごめん。くだらないことで熱くなっちゃったわ。でも本当にすごいことよ」
セネカはまだちょっとプンスカしている。
「後で私も王都の学校の話をするわね。もしよかったらあなたがどうやって熟練度をそんなに早く稼げたのか教えてちょうだい。私のことをもっと信用できるようになったらで良いから」
セネカはとっくのとうに腹を決めていたので、明日から明後日くらいに話そうと思って、深く頷いた。
37
お気に入りに追加
607
あなたにおすすめの小説

異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
祖母の家の倉庫が異世界に通じているので異世界間貿易を行うことにしました。
rijisei
ファンタジー
偶然祖母の倉庫の奥に異世界へと通じるドアを見つけてしまった、祖母は他界しており、詳しい事情を教えてくれる人は居ない、自分の目と足で調べていくしかない、中々信じられない機会を無駄にしない為に異世界と現代を行き来奔走しながら、お互いの世界で必要なものを融通し合い、貿易生活をしていく、ご都合主義は当たり前、後付け設定も当たり前、よくある設定ではありますが、軽いです、更新はなるべく頑張ります。1話短めです、2000文字程度にしております、誤字は多めで初投稿で読みにくい部分も多々あるかと思いますがご容赦ください、更新は1日1話はします、多ければ5話ぐらいさくさくとしていきます、そんな興味をそそるようなタイトルを付けてはいないので期待せずに読んでいただけたらと思います、暗い話はないです、時間の無駄になってしまったらご勘弁を

家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?

神様の願いを叶えて世界最強!! ~職業無職を極めて天下無双する~
波 七海
ファンタジー
※毎週土曜日更新です。よろしくお願い致します。
アウステリア王国の平民の子、レヴィンは、12才の誕生日を迎えたその日に前世の記憶を思い出した。
自分が本当は、藤堂貴正と言う名前で24歳だったという事に……。
天界で上司に結果を出す事を求められている、自称神様に出会った貴正は、異世界に革新を起こし、より進化・深化させてほしいとお願いされる事となる。
その対価はなんと、貴正の願いを叶えてくれる事!?
初めての異世界で、足掻きながらも自分の信じる道を進もうとする貴正。
最強の職業、無職(ニート)となり、混乱する世界を駆け抜ける!!
果たして、彼を待っているものは天国か、地獄か、はたまた……!?
目指すは、神様の願いを叶えて世界最強! 立身出世!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる