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アスペな母娘、そして家族
【相手の心に寄り添えない】
しおりを挟むアスペな人は、相手の心に寄り添うのが苦手。
建前たるものがありません。
私の母は、その典型的な症状がたくさんありました。
母は、そうだと思えば口に出すし、行動します。
それが、相手を傷つけたりしていることがわかりません。
私が小学生6年生の時。
卒業式に母が出席。
記憶は少し消えつつありますが、卒業式が終わった後、
最後に先生方がこう言ったのを覚えています。
「皆様、最後に親子で手を繋いで、学校の周りを歩きましょう。いい思い出にしましょう!」
周りの親子は照れながらもみんな列を作り、
手を繋いでいました。
そこで、事件は起きました。
母の姿がない。
あれ?どこ行った?
すると、母は道路でひとり原付バイクに乗っている。
2クラス72名+親の総勢約150人の前で母は
言い放ちました。
「あー、やっと小学校終わったな。
せいせいした。」
そう言って、バイクで帰っていきました。
私は、恥をかいたんです。
みんな、とても気を遣ってくれ、私は先生と並んで先頭で歩きました。(手はつないでません。)
家に帰った後、母親に
「なんであんなこと言ったの!?
なんで、歩いてくれなかったの!?」
と言いましたが、
「なんでそんなに怒るのよ!
そうやって私を悪者ばっかりにして!」
の一点張り。
はい。
母親は、相手の心に寄り添うのがとっても苦手なんです。
娘にとっては人生1度の卒業式。
ところが、母にとっては、兄のに続き2回目。
もはや作業のようにしか考えてなかったようです。
「娘にとっては人生1度だけだ」
というところにまで考えが及ばないのです。
私はしばらく口をきかなかったとかなんとか。
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