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【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている③ ~ただ一人の反逆者~】

【第七章】 冤罪

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「なぜこうなった……」
 狭い部屋の中で、僕は一人呟いていた。
 知り合い一人おらず、心細い状況に今尚変化はない。
 いや、むしろ知らない人とはいえ目の前に誰かが居るようになっただけ大きな前進と言えるのかもしれない……間に鉄柵がなければ、の話だけど。
 城門に到着した僕はどうにかレコーダーによって知ってしまったことをクロンヴァールさんに伝えて貰おうとしたのだが、その最中に本当に城が爆発が起きてしまった。
 兵士の人達の様子からクロンヴァールさんは無事で済んだことは分かったが、そんなタイミングで爆弾がどうだなんて話をしていた僕はその場で犯人扱いされ取り押さえられてしまったのだった。
 どれだけ誤解だと主張しようとしても聞く耳を持ってもらえず、抵抗する腕力もない僕は有無を言わさず城の敷地内の地下にある牢屋に放り込まれてしまったというわけだ。

「陛下暗殺などとふざけた企みをしよって、その首が飛ぶ時に後悔するんだな」

 僕を連行してきた兵士は牢の出入り口に大きな錠をガチっと閉めると、吐き捨てる様に言って僕を睨み付けた。
 どこか、いや全てにおいてその発言がおかしいと感じるのは僕だけなのだろうか。それすらも分からず、僕は慌てて異議を申し立てる。
「ちょ、ちょっと待って下さい。首が飛ぶってどういうことですか? 僕は死刑になるとでも言うんですか?」
「そんなことも知らんのか、大逆罪を犯した者は斬首刑と決まっている。国と陛下に楯突こうとしたお前が招いたことだ、恥知らずの反逆者め」
「だから、それは誤解だとずっと言ってるじゃないですか」
「それを判断するのは俺ではない。じき陛下もやってくるだろう、せいぜい無意味な言い逃れをしているがいい」
 取り付く島もなく軽蔑と嫌悪の冷たい眼差しを向けると、僕の反応を待たずして兵士は出て行ってしまった。
 事情聴取どころか、話を聞く気すらないあの態度……容疑者とか、重要参考人とか、少なくともそういう扱いであると思っていたのにどうして有無を言わさず死刑になるというのか。
 取り調べをされるわけでもなく、何か証拠があるわけでもなく、問答無用で荷物を没収され、暴言を投げつけられた上に死刑になるってどういう法制度なんだ……日本ならむしろ向こうが罪に問われるような状況じゃないか。
『こうも不運が続くとは、お前さんの波瀾万丈もいい加減留まることをしらねえな』
 兵士がこの牢の並ぶ地下室から出て行くと、僕の持ち物の中で唯一手元に残った(装飾品という括りで言えば指輪もだが)ジャックようやく呆れた口ぶりで声を発した。
 数時間前からずっと同じことを言っている気がするけど、ジャックまで取り上げられていたら僕はもっと心細い思いをしていただろう。
 横暴な部分と緩慢な部分の線引きがよく分からないが、本当に助かる。
「今回ばかりはなるようになる、ではいられないっていうのは今までと全然違うけどね……死刑だなんてどう考えてもおかしいよ。僕はやってないし、そう言われるような証拠もないのに」
『確かにお前さんはやってねえ、それは俺だって分かってるさ。だが、不運にも疑われるだけの出来事があったのは確かだろうぜ。あのタイミングで爆発が起こりゃどの国だったところで相棒に疑いの目が向く』
「向くことに関しては仕方がないと思うけど、疑惑じゃなくて断定してるのがおかしいっていう話だよ。あの王様が来るって言ってたし、とにかく話を聞いて貰わないことにはどうにもならないって感じか」
『そうなるだろうな。しかし相棒よ、お前さんの無実が証明されなきゃ最終的には首が飛ぶぜ? そうなったらどうする』
「どうにかして逃げる」
『ほう、相棒らしからぬ大胆な思想だなそりゃ。俺は安心したぜ』
「……どこに安心出来る要素があったの? 無実の罪で言われるがままに殺されるなんて絶対無理だし、仕方ないでしょ。お尋ね者になったって死ぬよりはいいし、元居た世界に帰れば捕まることもないと思うしさ」
 暗殺未遂なんて汚名を着たままでいることにだって強い憤りがあるけど、どう思われようと死ぬよりはましだ。
 化け物と対峙した時とは違って死んじゃっても仕方がないかなぁなんて気持ちで受け入れる理由が一つもない。
 そんな、表だって取り乱すことがないだけで内心は相当切羽詰まっている僕だったが、ジャックは思いの外冷静らしく、それが僕の焦燥感を薄れさせた。
『もし、こうなってしまったからにはどうしようもないだなんて言いやがったら俺が喝を入れてやるところだったって話さ。実際に罪を犯していたとしても平然とどうやって切り抜けるかを考えている様な奴だぜ、俺の知る俺の相棒はよ』
「簡単に言ってくれるよ。でも、口で言って駄目ならそうするしかないってことはよく分かったよ。おかげでさ」
 取り敢えず焦っても何も解決しない。それは理解した。
 クロンヴァールさんが来て、直接話をすることが出来たならそれが弁明する唯一のチャンス。
 それでも強行に出るというならば、例え本当に法を犯すことになろうとも逃げ出す覚悟が今出来た。
「問題はその方法、か」
 この牢に窓は無い。
 四、五畳ほどの狭い部屋にベッドが一つあるだけだ。というか……トイレとかどうしたらいいんだろう、これ。
 いやいや、今はそんな心配はどうでもいいとして、一番望ましいのはセミリアさんかリュドヴィック王に手紙を送るなりして今の状況を伝えることだが、果たしてそれが許されるかどうか。
 日本に限らず僕達の世界なら囚人でも手紙を送ることは出来ると思うが、この扱いを見るにそれもどうかというところ。
 となると、勝手に逃げ出すという選択肢もいよいよ現実味を帯びてきそうではあるけど、その場合考えられる方法は三つ。
 一つ目、鍵を奪って出て行く。
 鍵は先程の兵士が腰にジャラジャラとぶら下げていたが、それを奪うのは当たり前のことながら簡単ではない。
 こっそりと盗むか力尽くで奪うかで成功率は変わってきそうだけど、どちらも相当な確実性のある方法を考えなければならないあたり一番難しい方法といっていだろう。
 二つ目、鍵を使わずに脱出する。
 これもこれで出来れば苦労しない話だし、それを言ってしまえば全部そうなんだけどそんなことを言っている暇はない。
 そんな無謀な方法にも種類があって、一つは知られないうちに鍵を使わずにここから脱出するというものだ。
 穴を掘るなり鍵を使わずに錠を開けるという映画さながらの方法がそれにあたる。
 もう一つはトイレなり、護送なりでここから出ることが出来た時に隙を突いて逃げるというもの。
 確実に一人以上が付き添いで傍に居るだろうことや、今はそうじゃないが出る時には手錠とかこの世界のイメージからすると足枷とか、それと同じ用途の物を身に着けさせられる可能性があることが懸念材料だし、成功したとしても武器を持った人間に追い掛けられるとうい途方も無い脱走劇になってしまうこと必至という残念な末路が待っている気しかしない作戦だ。
 それらの選択肢は出来るだけ見送りたいところであり、ならばどうするかというところで出てくるのが最後の方法。
 これも色々とリスクは伴うが、成功率というか現実味の話をすれば一番まともなパターンだろう。
 それは、第三者の協力によって逃がして貰うという方法だ。
 僕の話を信じてくれる誰か、或いは買収や取引、駆け引きの出来る相手を探し、秘密裏に交渉する。
 僕の事を知る人間の居ない状況な上に行動に制限がある以上やはり簡単でないが、壁や床に穴を掘るとか鍵を盗むよりはいくらか望みもある。
「さて……どうするか」
 それらの選択の中からそれぞれ実行するならどう段取るかをひたすらに思考する。
 周囲の牢にも外の廊下にも人は居ない静かな空間で、ジャックと二人思い付く限りの可能性を考慮し、ただただ議論を続けた。
 ジャックの使える魔法に何か役立つものは無いかと考えたりもしたが、ジャックが使えるのは低レベルの回復魔法と眠っている人間を起こすという用途不明な呪文ぐらいのものなのだそうだ。
 ジャックが人間の頃どこで何をしていたのかは勇者一行であったことぐらいしか聞いたことがないけど、覚えようとしてもセンスが無かったと自分で言っているのだからそういうことなのだろう。
 そして何よりも痛手なのはレコーダーが無罪の証明にならないということだった。
 ジャック曰く、あれを証拠として差し出したところで何の意味も為さないだろうということで、この世界に存在しないレコーダーを使って記録された音声を聞かせたり音を録音するところを見せてみたところで怪しい道具を持っているとしか認識されず、いくら僕の世界では説明すれば誰もが理解出来ることであっても、この世界では存在するはずのない道具は闇のアイテムだとか暗黒魔術だとかという風に思われてしまうだけに終わる確率がほぼ百に近いらしく、この世界でのそれは人を殺すことと同じぐらいの罪に問われるのだそうだ。
 最初からほぼ八方塞がりな状態でああすればこうなる、こうすればどうなると、話をすること十分か二十分か。
 ガチャリと、そんな音を立てて僕以外に人の居ない地下室の扉が開いた。
 入って来た人影は確かに見覚えのある、白と黒を基調とした騎士のような格好と真っ黒なマントを身に着け真っ赤な髪とセミリアさんと同じぐらいの恐ろしいほどに綺麗な顔をしている腰に剣を刺した凛々しい雰囲気が全身から出ている女性だった。
 フルネームは覚えていないが、あの人こそが二十六歳だかにしてこの国の王であるクロンヴァールさんだ。
 カツカツカツとブーツが地面を叩く音と共に僕の居る牢の前まで来て立ち止まると、クロンヴァールさんは地面に座る僕を見下ろした。
「お前か? 私に喧嘩を売ったのは」
 恐ろしい程に殺気に満ちた、射抜くような眼が僕を捕らえる。
 何よりも先に話を聞いてくださいと訴えるつもりだった僕は言葉を発することが出来ず、目を反らすことも出来ずにただ固まってしまっていた。
 一つ返す言葉を間違えばこの場で殺される。そう思わされるだけのゾクゾクとする恐怖が僕を包んでいたからだ。
 だが幸いなことに、蛇に睨まれた蛙とはこういう状況を指すのだと、生まれて初めて体感させられている状態の中で先に表情を変えたのはあちらの方だった。クロンヴァールさんは何かに思い至ったかのように目を細める。
「お前……どこかで見た顔だな。私と会った事があったか?」
「は、はい……一度だけ、サミットの時に」
 辛うじて答えると、クロンヴァールさんは合点がいったように顎に手を当てた。ようやくのこと恐ろしい顔も形を変えていく。
「あの時リュドヴィック王の傍に居た小僧か。だが、そのお前が何故こんなことをする。誰かの差し金か?」
「そうじゃないんです、全部誤解で……とにかく話を聞いてもらえないでしょうか」
「随分と必死じゃないか。己の首が懸かっているのだから当然といえば当然か。しかしまあ、そういうだけの理由もあるのだろう。あの時の詭弁に免じて話ぐらいは聞いてやる」
「き、詭弁?」
「あの時お前が私に向かって言った言葉のことだ。思い付きにしては随分と堂々としていたという印象だったことはよく覚えている」
「気付いて……いたんですか」
「私を舐めるな。お前一人ならまだしも、後ろであれだけ面食らった顔が並べば気付かぬわけがない」
「でも、だったら何故あの場で指摘しなかったんですか? そうすれば……」
「お前のクソ度胸に免じて、といったところだったような気がするが正直そのような小事などよく覚えてはいないな。例えそうだったとしても、それもその時の私のただの気まぐれだろう。私は優秀な人間が好きでな。詭弁とはいえ主を守ろうと咄嗟に、それでいてこの私に向かって平気で嘘を吐ける人間を私は初めて見た。というのも理由の一つだったと思うが、ハッキリ言えばそんな理由も元より必要のないことだ」
「必要が……ない」
「グランフェルトに支援をするかしないかなど、我が国にとっては大した問題ではないということだ。義理を欠いて我等を都合良く扱おうなどという態度を見せようものなら黙ってはおらんぞと牽制しただけのことでしかない」
 本当に大したことではなさそうにクロンヴァールさんは言う。
 まさかそんな背景があった上に、僕の作り話も見抜かれていたとは……器量や才覚もその肩書きに比例して相当に優れている人のようだ。
 そうでなければ世界一と言われる様々な物を背負う王になんてなれやしないということなんだろうか。
 なんて結論に愚直にも達してしまいそうになったが、もしかすると今から僕がしようとしている自己弁護に対して釘を刺しているのではなかろうかとすぐに考え直した。
 下らない嘘を吐けばどうなるか分かっているだろうな、なんて遠回しに言われたぐらいのことなら今の僕は気にも留めなかっただろう。
 天狗の化け物と向かい合った時と同じく、自分が死ぬことと何かを天秤に掛ければ怖いという意識なんて別の感情に押し出されてなくなる。
 その理屈を貫くと決めたばかりなのに、先程向けられた目が脳裏に過ぎるだけで天秤が釣り合ってしまっている自分がいた。
 ただ睨まれただけのことで秤に乗っているものが刑罰によって死することとこの人の機嫌を損ねることへと成り代わり、それらが等しい意味となってしまっている。そんな感じだ。
 もっとも、僕は無実である以上嘘を吐く意味も理由も無いし、話すべきではないことはあっても話せないことはない。
 出来る限りの事実を伝え、納得してもらう他ないのだが今僕が置かれている状況なのだ。
「えっと……僕の話を聞いてもらえるということでいいんでしょうか」
 三角座りのままだと失礼だと気付いて立ち上がると、鉄格子を挟んでクロンヴァールさんの正面に立つ。
 ここで拒否されようものなら僕の今後は早くも暗雲立ち込めそうだけど、先程の口振りからするに話ぐらいは聞いてもらえそうだ。
 そんな予想の通りクロンヴァールさんは、
「聞くだけは聞いてやる。その価値が無いと判断するまでに限ってだがな」
 不敵な笑みを浮かべて、そんな事を言った。
 ようやく事の次第を説明する機会を得た僕は一つ安堵の息を吐いて、小細工を捨てる。
「まず分かっていただきたいのはですね、僕がここに入っている理由は聞いたと思いますけどそれは誤解なんです。僕はその件をクロンヴァールさんに伝えようとしただけで……」
「お前の言うその件とは具体的に何を指す」
「店で食事をしていたら偶然別の席の会話を聞いてしまったんです。クロンヴァールさんを暗殺するだとか、鍛錬室? だか訓練室だかに爆弾を仕掛けたというような話を。それで、放っておくわけにはいかないと思って城に来たんです。だけど門番の人達に取り合ってもらえなくて、そんな事を言い合っている場合じゃないと思ってその話をしました。彼等が僕をどう思おうとも話を聞けば形はどうあれ貴女に伝わると思ったからです」
「なるほど。その話をしていた奴らの顔を見たのか?」
「いえ、残念ながら二人組の男であったということぐらいしか把握してないです」
「ふむ……お前が犯人であれば城に戻ってくる理由もないであろうことも含め、言い分として筋は通ってはいるとも思うが我々に取ってお前が不審人物であることに違いはないことも事実。そもそもお前はグランフェルトの人間だろう、いつからこの国にいた」
「来たのは今日の昼前です。本当はグランフェルト城に行かないといけなかったんですけど、なにぶんエレマージリングという物を初めて使ったもので……到着したのがどういうわけかこの町の一つ隣の町だったんです」
「報告にあった移動具による不法入国者というのもお前のことだったのか。この国に来た経験は?」
「一度もありません。自分がシルクレア王国にいると知ったのもその町でお城のある場所を聞いて、この町に来てお城を見てからだったぐらいで」
「いくら誤作動とはいえ知らない土地に移動したなどという話は聞いたことがない。が、お前の言いたいことは大体理解した。全てを鵜呑みにするわけにもいかないが、こちらにもまだ調べなければならないことがあるのだということもな」
「そ、それじゃあ……」
「勘違いはするなよ。間違ってもお前に囚われる理由が無いということにはならん。お前の言葉の真偽、責任問題を含めて一人加えた上で改めて話をするとしよう」
「一人……加える?」
「もう少し頭の切れる奴かと思っていたが、買い被りだったようだな。聖剣以外に誰がいるのだうつけ者が」
「聖剣……って、セミリアさんがここに来るんですか?」
「午後に到着する予定だと聞いているが、それを知らないということはさして関係性もなかったか? サミットの報告には共に遠征したとあったはずだが」
「リュドヴィック王の遣いで出掛けるとは聞いていたんですけど、どこに行くかまでは聞いていなかったもので……まさかこの国のことだとは」
「お前と聖剣の関係になど興味はないが、その時までは大人しくそこに居るんだな。飯ぐらいは届けさせてやる」
 そう言い残すとクロンヴァールさんは一方的に会話を打ち切り、地下室を出て行った。
 バタンと扉が閉まる音がすると同時に、再び静寂が訪れる。
『ちったー好転の兆しも見えたか?』
「そうだね、少なくとも話も聞いて貰えない状況を脱しただけでもマシにはなったのかな。あとはセミリアさんの件も」
 セミリアさんが来る。それは間違いなく僕にとっては朗報だ。
 しかしあの様子ではそれで全てが解決するというわけでもなさそうなのに加え、僕に誤解じゃない罪状が追加されてしまったのも懸念材料といえる。
 不法入国。
 そんな言葉が頭に浮かぶ。
 意図したものではないとはいえ、そればかりは事実だし既に自分で罪を認めたような発言さえしてしまっている以上、仮に僕の無実が証明されたとしてもそれに関しての罰は受けなければいけないのだろうか……。
 死刑より重いということはないだろうし、それを逃れるためには説明の必要があったのだから仕方ないけど、予てより疑問だった瞬間移動に関しての取り締まりを身を持って体験してしまうことになろうとは思いも寄らない。
 グランフェルト王国でも城下への移動は禁止と言われていたが、見られなければバレようがないんじゃないの? なんてことを密かに思っていた僕の考えが大甘だったらしく、しっかり察知されてしまっているあたりまだまだ僕の知らないことだらけなのだと再認識させられてしまった感じだ。
 そのことも含めて、セミリアさんが来るからといって余談を許さない状況であることに違いはない。
 そんなわけなので改めて、今度はベッドの上に腰を下ろして最終手段である脱走劇に向けての作戦会議をするべくジャックに話し掛けようとしたのだが、その声は再び聞こえた扉が開く音によって遮られた。
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