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【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている② ~五大王国合同サミット~】

【第三十二章】 死霊天狗

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 奥へ奥へ、再び石畳の上を今度は一人で進んでいく。
 暗く見通しの悪い森の中を数十メートル、効果が得られるかどうかは別として周囲を警戒しつつも一心不乱に走り続けた。
 やがて到達した石畳の途切れた先にあったのは僕の背丈ほどある石碑が一つ。そして、両手を縄で縛られ横たわった状態のマリアーニさんと祠で見たあの化け物の姿だった。
「コウヘイ様!!」
 すぐに僕に気付いたマリアーニさんの叫ぶ様な声が響き渡る。
 外から見る限り特に外傷などは無い。
 既にマリアーニさんが無事ではない、という最悪のパターンだけは回避出来たことにひとまず安堵。
「マリアーニさん、すぐに助けます。少し待っていてください」
 声を返すと同時に、烏天狗の化け物が一歩二歩とこちらに近付いてくる。
 しかしまあ、なんとおぞましい風貌だろうか。
 烏天狗といえば日本に伝わる伝説上の生き物であるだけに少しはその存在も受け入れやすいのだろうかと飛行中にチラリと考えてはいたのだが、実際は間逆だ。
 絵や銅像の写真でしか見たことのない所謂妖怪の類を実写で目の当たりにするというのは、姿形を知識として知っているだけに余計にグロテスクなものらしい。
 存在自体が意味不明な化け物を見ている方がいくらか割り切れる度合いも高いというものだ。
「……随分と早く追い付くものだな。この島は転移魔法やその手のアイテムの対象にはならないと聞いていたのだが、何か特殊な能力を持っているのかね?」
 化け物はえらくゆっくりと、一歩一歩に時間を掛けながらも徐々にこちらに近付いてきている。
 深い森には化け物の声と足袋が砂利を踏む音だけが響いていた。
「どうでしょう、頑張って追いかけてきた結果ということで納得してもらいたいものですけど。というか、マリアーニさんは返していただきますよ」
 恐れる気持ちを表に出さず、精一杯の虚勢を返すのは様子見という名の時間稼ぎだった。
 何か少しでも突破口を見つけ出さなければと思う僕の気持ちに気付いているのかいないのか、男はそれでも足を止めずに淡々と続ける。
「それは出来ん。この女を捕らえこの場所で引き渡す、そういう命令だ。貴様はここで始末する、それで全て予定通り」
「……命令とは、一体誰の命令ですか?」
「答える意味は無い。そして逆に問う、貴様は私のことを知っているかね?」
「いえ……全く」
「我が名は死霊天狗ドーブル。我らが魔族一党の幹部であり、死してなお戦いを求める生きる屍リビングデッド軍団の長である。その私に命令を出来る者、ということだ」
「そう、ですか」
 化け物軍団の序列なんざ知っているわけもなければ知りたくもない。
 というか、この男然り全身真っ黒な剣士然り、ハヤブサ然り、偽物の王様然り、かつて対峙した魔王の女の子より見た目が怖い人が多すぎる。
 とはいえ死ぬ寸前までいった度合いで言えばあの女の子がダントツだったし、自分で魔王の部下のまた部下であると言っているわけだからあれ以上ではないと信じたいのだが……。
「まだ少し時間があるとはいえ、貴様如きを相手に遊んでやる趣味はない。お喋りは終わりにしよう」
 死霊天狗ドーブルと名乗った烏天狗の男は、持っている錫杖のような武器でトンと地面を突いた。
 シャランという音が響き、同時に男の鋭い目がこちらに向く。
 対する僕もすぐに左手でナイフを構えてはみるが、効果の程など多寡が知れるというものだ。
 例えそうだとしても、もうこうなってしまえば選択肢などあってないも同じ。
 僕がこの男と戦うとして、考え得る結果は三種類。
 ①僕は殺され、その後マリアーニさんも殺される
 ②僕は殺されるが、道連れに化け物の命も奪う。マリアーニさんは助かる。
 ③僕が化け物を殺し、僕もマリアーニさんも生き残る。
 たったそれだけの中から行く末を選ばなければならない。
 これは昨日の決闘とは全く別の戦いだ。
 まいったもなければ、どちらも諦めて退くなんて結論など出るはずもない。
 どちらかが死ぬか、それに近い状態に陥ることでしかゴングは鳴らないデスマッチというわけだ。
 最低でも②は達成しないといけないし、僕は自分が生き延びるためにはほとんどこの男を殺す以外にはないということ。
 命の奪い合いなんて僕は絶対にしたくない。その気持ちに変わりはないが、さすがに自分の命が懸かっている中でなおそれに固執するほどお人好しではない。
 ただでさえマリアーニさんを攫い、平気で人を殺すような相手だ。絶対に殺されてなんてやるものか。
「ふぅ~……」
 覚悟を決める意味を込めて一つ大きく息を吐き、手も足も微かに震えている状態のまま左手のナイフをドーブルに向けた。
 唯一の救いは相手がリビングデッドを自称しているということか。
 意味するところは映画で見るゾンビのような死体のまま活動している者だったり生きた死体だったりといったところだと記憶している。
 既に死んでいる身である分だけ少しは罪悪感も薄れるかな。なんて考えは、そうでなくとも僕がやることは変わらないだろうことを考えると少々的が外れているだろうか。
 どちらにせよ、今度ばかりは助けてくれる人も守ってくれる人も代わりに戦ってくれる人も居ない。
 だけど不思議と手足の震えは止まり、冷静さも取り戻すことができた。
 一度深呼吸したおかげというわけではなく、開き直った効果だろう。いや、正確には諦めたおかげで気が楽になったと言うべきか。
 決闘じみたことをしなければならない状況になった時、僕の戦術なんてものは昨日の大男とやり合った時の様にするしかない。
 盾で攻撃を防ぎ、隙を突くなりして懐に入り込み何かしらの一撃を食らわせる。ただそれだけだ。
 それが殴り合いで勝てる腕も無ければ武器も魔法も扱えない僕にある唯一の勝機。
 しかし、この場に限ってはそうもいかないのだ。
 まず第一に目の前にいるドーブルは昨日の相手と違って武器を持っている。セミリアさんやサミュエルさんのように達人的な技量を持っていればまず僕は為す術もないだろう。
 いくら盾を持っていても反応出来なければ効果は得られないということは改良前から変わるはずのない事実。
 そして仮に盾である程度相手の攻撃を防いだところで負ける瞬間が少し遠ざかるだけで勝つ瞬間は近付いてはいないということ。
 武器を持った相手がわざわざ昨日の様に捕まえに来てはくれないだろう。そうなると長引けば長引く程僕は機を逃していくこととなる。
 今僕が持つ攻撃手段はスタンガンと大した意味を持たないナイフ、そして昨日その大男にもらった凄まじい爆発を巻き起こす爆弾石が二つだけ。
 戦闘技術の無い僕が何度も挑戦して攻撃を当てようとすることで結果が得られるはずもなく、それ以前に何度も挑戦するチャンスを与えてくれるとも思えない。
 ならば相手にそれらの情報を与える前に不意を突いた一発目で決めなければ勝ち目は無いということだ。
 そして、それをしようとすると使うべきは当然爆弾石となるわけだが……躱されたり防がれたり、或いはダメージを与えても戦いを続行出来るレベルでしかなかった場合、攻撃の手段を失った僕の死がほぼ確定してしまう。
 更に言えば、これはドーブルが自ら口にしたことだけどマリアーニさんを攫ったのはここで引き渡すため、という言葉の通り時間が経つと敵が増えることが分かっているのだ。
 それも魔王軍の幹部であるドーブルよりもさらに階級が上である誰かが、である。
 そうなると例えカエサルさんが合流するまで時間を稼いでも戦況は好転しない可能性が高い。
 僕がしなければならないことは出来るだけ短時間で、それも初撃で相手を仕留めること。
 そうすれば敵が増える前にカエサルさんの能力でここを脱することが出来る。
 そして僕がそれらを達成しようと思うのならば、カエサルさんが連れて帰る人間は二人であることに拘ってはいられない、というわけだ。
 しかしまぁ……こんな状況でもそんな計算ばかり早いのだから我ながら嫌な性格である。
 最後の最後まで諦めずに悪足掻きをすることに美学を感じない。潔い負けを望む。そんな馬鹿みたいな考え方をしているおかげで迷わずに済むのだから自己嫌悪する程でもないのかな。
 どんなゲームをしていても、劣勢になり相手のミスなどに頼らなければ自力で戦況を反転させることが出来ない状態になってしまった場合、相手にその可能性があるかどうかや自分がミスを誘うことが出来るかどうかを考え、その可能性が低いと判断すると僕はすぐにサレンダーしてしまう。
 やっていることは格好付けていち早く負けを認めているだけに他ならないが、まさか命懸けの場合にも同じ思考になってしまうとは……サッパリしすぎだろう僕。
 とはいえ、だ。
 今に限れば負けを認めて死ぬことを受け入れたわけではない。
 様々な条件と要素を合理的に判断した結果、勝利条件をマリアーニさん一人が無事で帰ることに下げただけの話だ。
 別に死ぬと決まったわけではないのかもしれないが、僕がこの世界で見てきた数少ない戦いの中でそれらを満たせる可能性が一番高い戦法を真似しようとすると、日頃鍛えてもいない僕はほぼ確実にアウトだろうなぁ。
「こんなことなら死ぬ前に……」
 なんてことを一丁前に考えてみたが、特に死ぬ前にやっておきたかった事が思い付かなかったのでもういいや。
「では、参る」
 あれこれ考えている間にもドーブルはすぐ傍まで迫っている。
 数メートルの距離で立ち止まると、短く最後の一言を残して持っている錫杖を僕に向けた。
 離れた位置から見るよりもその先が鋭利に尖っていることが分かる、ほとんど槍として使う武器という感じだ。
 一秒足らずの睨み合った間を挟んで、ドーブルは突撃してくると同時に錫杖を横に振り抜いた。
 僕はほとんど反射的に盾を発動させる。間違ってもこの形の攻撃を受けるわけにはいかない。
 キィンと、金属をぶつける様な音と共に振り抜かれた錫杖が右手に弾かれて軌道を変えると、ドーブルはそこで動きを止め訝しげな表情で僕を見た。
「ふむ……手に触れた感覚とは違うようだが、何をした」
「別に何も、右手は義手なので普通より硬いってだけです」
 ここでもサミュエルさんに聞いた話を勝手に流用して誤魔化し、手の内を晒さないことに徹する。
 戦術から虚言に至るまで無許可で参考にしてしまって申し訳ない限りだ。
「フン、いつまで生きていられるかな」
 下らない理由だ。
 そう言うかの様に吐き捨て、ドーブルは改めて武器を構える。
 尖った錫杖の先がこちらに向いている、完全なる突きの体勢だ。
 不自然な仕草に思われてはならないと格好だけ左手でナイフを構え、僕はその攻撃を待つ。
 余計なダメージを負う前にこうなってよかった。
 なぜなら僕は……その攻撃を待っていた、、、、、、、、、、のだから。
 顔の周辺をガードする準備をしている、風に見せるために首の辺りの高さに構えたナイフ。
 その狙いが上手くいったのか全く無関係だったのかは定かではないけど、勢いよく僕の腹部に向かってきた先の尖った錫杖は、真っ直ぐに僕の脇腹を貫通した。
「う、あ……げほっ……」
 思う様に息が出来ない。
 感覚自体は刃物というよりは棒状の物でお腹を突かれた様な感じであったが、刺された、ということが頭で理解出来た。
 その箇所がまるで熱した鉄の棒でも押しつけられているみたいに熱い。
 距離を置かせてなるかと、痙攣しているのか震えている状態でありったけの力を振り絞って刺さったままの錫杖を掴んでいる左手を生暖かい真っ赤な血が濡らしている。
 こういう時に痛みを感じないのは脳内物質のおかげとかって話だったっけか。
 どのみち少し時間が経てば激痛に襲われるらしいのでその頃には意識を失っていたいものだ。今はまだやることがあるからそういうわけにはいかないのが悲しいところだけど。
「げほっ……」
 口からも血か唾液かも分からない液体が溢れてくる。そんな状態で思っていたより冷静に自分の身体の分析なんてしている精神状態はもはや自分でも分からなかった。
「ふん、見苦しい抵抗だな。だがそれも終わらせてやろう、跡形もなく消し飛ぶがいい」
 ドーブルが空いている腕をこちらに向けて手のひらをかざすと、すぐにその手が光を帯び始めた。
 この世界で何度も見た、魔法攻撃を僕に放つつもりなのだろう。
 だが、これこそが僕にとっての唯一の好機。
 これが……これこそが、かつてサミュエルさんと鳥獣ハヤブサが決闘した時に見た、肉を切らせて骨を断つ戦術の真似事だ。
 体の自由が利かなくなりつつある身でありながらも、僕は既に空いている右腕で腰から二つの爆弾石を取り出している。
 わざわざ腰にぶら下げるためのホルダーごとくれた大男に感謝したいところだが、そんな場合ではない。
 この爆弾石は底にある窪みの中にあるスイッチを押すと少しの時間差で爆発する仕組みであると聞いた。或いは強い衝撃を与えれば爆発する、とも。
 右手一つで二つの爆弾石のスイッチを押すことは出来ないが、一つが爆発すれば当然誘爆するはず。
 そうでなくても魔法攻撃を受ければ間違いなく同じ結果になるだろう。
 僕はギリギリ、ドーブルが魔法攻撃を放つ瞬間に片方のスイッチを押した二つの爆弾石を手のひらに乗せるようにして持つと、掌底よろしく正面に突き出しながら盾を発動させた。
「フ……フォルティス!」
 ドーブルの魔法攻撃と僕の盾に爆弾石二つが挟まれる。
 数秒と待たずして、凄まじい爆音が鳴り響くと同時に目の前が爆炎に包まれた。
 視界の全てが炎と煙に包まれていく。
 目を反らすことも状態を反らすことも出来ず、胴に刺さった錫杖を握る手にはもうほとんど力が入っていない状態だった。
 それでも、作った本人が特性と言うだけはある威力……それは手榴弾どころではなく、ロケット弾どころかちょっとしたミサイル並の爆発だ。
 それをゼロ距離で食らわせたのだ、我が身を犠牲にしただけの効果が得られるはず。いや、得られないと困る。
 半ば祈る思いで、全身の力が抜けていくのを感じながら視界が晴れるのをただ待った。
 立っているのも辛い中で、やがて煙の中から姿が見えたドーブルは全身を微かに炎が包んでいた。
「まさか……この私が……人間などに……」
 ドーブルに動きはない。
 呻くような声で、何かを漏らしただけだった。
 その姿から目を反らすことが出来ずに僕はただ目の前の光景を見つめている。もし反撃されれば僕に対処する気力は無い。
 身体に力も入らず、動くことも出来ないのだ。
 もはや祈る気持ちすら忘れて、やれることはやった、あとはどう転んだのだとしても結果を知ることが出来ればそれでいい。残っているのはそういう感情だけだった。
 あちらも動かないのではなく動けないのだと分かったのは、ドーブルの姿が徐々に薄くなっていることに気付いてからだ。
 人型であれど、言葉を操れど、やはり死ぬだけのダメージを負うと消えてしまうのは化け物に共通していることだったらしい。
 動かなくとも最後まで僕を睨んだままだったドーブルは、やがてその姿を完全に消滅させる。
「ぐっ……」
 緊張が解けてしまったのか、刺さっていた錫杖も消えた穴の空いた腹部を激痛が襲う。
 血でびしょ濡れになっている下半身を見つめているうちに無意識に両膝をついてしまい、そのまま前のめりに身体が倒れていった。
 止めようにも身体の制御は一切を失っていてどうしようもない。
 手をついて衝撃を防ぐことも出来ず、このままじゃ身体を地面に打ち付けてしまうなぁと自覚した刹那、正面に居るマリアーニさんが目に入る。
 何かを叫んでいるようだけど……その声は聞き取れない。
 それどころか、もう耳も聞こえなくなっているらしく何一つ音を感じることができなかった。
 そりゃ目の前で人が刺されて死ぬのだ。
 ショッキングなものを見せてしまったかもしれないけど……あとはカエサルさんが来ればここを離れるだけで助かる。
 僕はもう駄目だろうけど……マリアーニさんが無事で済むならそれでいいか。
 そう思うと、役に立たないなりに頑張れたかな……なんて自嘲に似た気持ちが湧いた。
 すぐに視界が真っ暗になる。
 知らない間に目を閉じてしまっているのか、閉じていなくても見えなくなっているのかも分からず無音の中で暗闇に放り込まれたような気持ちになると同時に、急激に寒気に襲われた。
 死ぬってこういう感じなんだなぁ……そんなことを思ったのを最後に何かを考えるという行為すらも出来なくなっていく。
 何も考えずに眠ってしまえばいいんだよと、身体が告げているようだった。
 
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