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【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている② ~五大王国合同サミット~】

【第七章】 ローラ姫

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 翌朝。
 目を覚ましたのは午前七時だった。
 といっても僕の腕時計がその時間を指しているというだけであってこの世界の一日が二十四時間で回っているとも限らないのだが、外の様子や身体の具合からいっても大体そんなところだろうとは思う。
 起きた時にはすでに部屋に居なかったサミュエルさんを除いて僕達は二人のメイドさんに起こされたわけだが、一晩経っても若い女性に『康平様』と呼ばれることには違和感と分不相応感しかない。
 アルス・ステイシーさんとミランダ・アーネットさんという二人のメイドさん。
 王様から僕に贈られた僕専属の世話役……らしいのだが、起こしてくれた後に僕だけ髪を梳かそうとしたり、衣服の埃を払ってくれたりということをされると本当に気まずいったらありゃしない。
 夏目さんやセミリアさんは笑ってくれていたが、高瀬さんが贔屓だなんだと拗ねていただけに申し訳なくなってくる。
 とはいえ、やはり『これが仕事ですから』と言われてしまうと遠慮し続けるのも心苦しいことは事実であるし、
『お食事の用意が出来ております』と、起きたばかりの僕達に言う彼女達は一体何時に起きたのだろうかと思うと同時に、お城で働くというのは大変なんだなぁ、なんて思えば思うほど僕の我が儘で二人の仕事を阻止しようとしているみたいで二人に対しても気を遣わないといけなくなってくるという悪循環だった。
 眠たそうな顔も大変そうな顔もしなければ身なりもキチッとしているし、それでいて昨日会ったばかりの人間に謙らないといけないというのだから本物のメイドさんというのは凄いものだ。

          ○

 部屋で朝食を済ませた僕達は、準備が済み次第王様のところへ来るようにと伝令を受け取った。
 夕食の肉料理も美味しかったが、朝食として振る舞われたパンに野菜やフルーツを挟んだサンドウィッチの様な食べ物もあっさりしていて僕好みの満足のいく食事だったと言える。
 ややパサパサしている米らしき物が主食なのかと思いきや、パンもあったり魚料理も肉料理も野菜メインの料理もあったりと食文化は豊富なようだ。食材のほとんどが聞いたこともない物なだけに、異文化に触れている感じがプラス補正となっているのかもしれない。
 とまあ異世界食レポはこのぐらいにしておいて、僕も準備をするとしよう。
 といっても持ってきたショルダーバッグを肩に掛けるだけで終わってしまうので他の皆を待ってる状態なのだが、それはそれで手持ち無沙汰である。
 自分で食べたものは自分で片付けるという我が家のルールに加えて、バイトの癖で人が食べた後の食器まで下げたくなる僕は食後の片付けを手伝おうとしたのだが、

「コウヘイ様にそんなことをさせられるはずがありませんっ。どうかおやめ下さい」

 というアーネットさんによる懸命な訴えにより却下されてしまった。
 慌てふためき、半泣きで言われてしまっては僕も引き下がるしかなく。
 そんなわけで僕は今部屋で夏目さんとセミリアさんの準備が終わるのを待っているのだった。
 ちなみにサミュエルさんは結局食事が終わっても戻ってこなかったし、僕と同じく準備が無い高瀬さんは城を探検してくるぜと勝手に出て行こうとしたのでせめてもの目付役にジャックを持たせておいた。
 何か粗相がありそうで一人にしておくのは恐ろしい限りなのだけど、だからといって僕達の制止を聞き入れる高瀬さんではない以上は最低限の対処だといえるだろう。
 そして夏目さんは化粧をするために洗面室に籠もっているので実質部屋には僕とセミリアさんしかいないのだが、セミリアさん達は化粧もしなければ髪の手入れをするわけでもないのにどうしてあれだけサラサラの髪や綺麗な外見を維持出来るのだろう。不思議だ。
 そんなセミリアさんはいつもの重そうな防具を胸部や両手足に装着し、鞘に入った剣を腰にぶら下げると小さな巾着袋から小さなレンズのような物を取り出した。
 薄くて小さな円形をしている透明のそれは、僕達の世界でいうコンタクトレンズとほとんど同じ物に見える。
「セミリアさんって目が悪いんですか?」
 思わず聞いてみた。
 するとセミリアさんはレンズを目に付けようとする手を一度止め、不思議そうな顔で僕を見る。
「うむ? なぜそう思うのだ?」
「僕達の世界にも同じような物があるんです。それを目に付ければ視力が良くなるという物なんですけど、セミリアさんの反応からするにそれはまた違う物みたいですね」
「そのような物があるのか。やはりコウヘイの世界のマジックアイテムは凄い物ばかりだな」
 ……それは相当お互い様だと思う。
 そもそも魔法じゃないし、という説明は科学の意味を理解してもらえなかったので出会って間もなく諦めたわけだけど。
「だが私は目は良いほうだぞ。これは何か特殊な効力がある物ではなく、ただ瞳の色を変える為の物だ」
「瞳の色を……変える? どうしてそんなことを?」
 要するにカラーコンタクトみたいな物ということなのだろうか。
 しかし、なぜセミリアさんがそんな物を……まさかお洒落でというわけでもあるまいに。
「ふむ、そうだな。コウヘイには話しておいてもいいだろう、これは私の出生に関係のある話でな」
「はあ……出生、ですか」
「私の瞳を見てくれ」
 そう言って、セミリアさんは自分の目を指差しながらグッと顔を近付けてきた。
 あのセミリアさんの顔が数センチの距離にある。正直、瞳の色どころではない。
「薄いブルーであることが分かるだろう?」
「え、ええ。そうですね」
 それでも辛うじてその瞳を目視する。確かに金髪の外国人をテレビなどで見掛ける時に目にする様なブルーの瞳をしている。
 もっとも、これは出会った頃から認識していた。
 単に異世界人かどうかということよりも日本人ではない以上そういうものなのだと思って特に触れることがなかっただけのことだ。
「これからサミットに行くにあたって、この瞳を見られるとあまりよくない場合があってな」
 そこでようやくセミリアさんは顔を離した。
 同時に僕は考える。どうしてサミットに行くことに瞳の色が関係するのだろうか。この世界の常識に通じていない僕にはいくら考えたところで答えに行き着ける気がしない。
 そんな僕を見て理解してもらえていないことを察したのか、セミリアさんはそのまま説明を続けた。
「昨日サントゥアリオの話をしたのを覚えているか?」
「ええ、勿論」
「実は私はそのサントゥアリオの出身でな。昨日あの国の歴史を少し話したが、説明した通り少々複雑な事情がある国なのだ。そういった歴史が原因で今なお内乱に近い争いが続いている」
「内乱……ですか」
「ああ。古くからあの国に住まう先住民族であり、国民の大多数を占めるガナドル民族とかつて武力によって国を侵略した過去を持つ移住民のピオネロ民族の争いだ。今でこそ大きな事件も少ないが、少し前まではピオネロ民族を排除しようとする動きがあったり、逆に対抗したピオネロ民族によって先代の国王が暗殺されたりといった大規模な抗争があった。ゆえにピオネロ民族は国内では忌み嫌われる存在となっているのだ。そしてその二つの民族というのは瞳の色ですぐに見分けがついてしまう」
「それはつまり、セミリアさんはそのピオネロ民族の血を引いているということですか? だからその国の人達に見られるとまずい、と」
「さすがはコウヘイ、と言いたいところだが少し違う。私はその両民族のハーフなのだ。サントゥアリオ共和国の人間どころかピオネロ民族にすら本来受け入れられる存在ではない。ガナドル民族はグレー、ピオネロ民族は薄く緑がかった瞳をそれぞれしているのだが、そのハーフはブルーの瞳になるということは彼等にしてみれば周知の事実。サントゥアリオの人間全てが排除派というわけではないし、共存を唱える者も中にはいるが、それはどうしても少数派だ。参加国にサントゥアリオが含まれている以上は極力は知られない方がいいということでこうして対策をしているというわけなのだ」
「そういうことだったんですか。なんだか、嫌な話をさせてしまってすいません」
「なに、気にするな。自分の意志で話したことだし、お主に知られて嫌な思いをする私ではない」
 本音かフォローか、セミリアさんは優しく微笑しレンズを装着する動作を再開した。
 今まで触れなかったことに触れれば触れる程、今まで気にしていなかった事を知れば知る程、新たな事実をや情報を得るばかりだ。
 僕がこの世界で誰かの役に立とうと思うのなら、昨日ノスルクさんに言われた通り情報を生かし、かつてジャックが言ったみたく全てを疑い、頭脳で相手を上回るぐらいしか方法はない。
 無条件に僕を信用してくれるセミリアさんを見て、僕は僕の出来る事をするために様々な事を知り、色々な事を考える癖を付けなければと、改めて決意した。

          ○

 セミリアさんと夏目さんの準備が終わると、予定通り玉座の間に集合した僕達。
 間もなくして国王陛下が来られますとステイシーさんからの報告を受けたのだが、そんな段階にきてなおこの場にサミュエルさんの姿はなかった。
 セミリアさんが兵士の一人から報告を受けているのを聞いたところによると、日課である朝の鍛錬を済ませたのち汗を流しているらしく、出発時に直接外で合流すると言っていたとのことだ。
 分かっていたこととはいえ、なんとまあ団体行動の取れない人だろうか。それが許されるのは勇者であるがゆえのことか、サミュエルさんであるがゆえのことか。
 そのどちらにせよ今僕が気になって仕方がないのはサミュエルさんよりももう一人の協調性を欠いた同行者の方だった。
 その名も高瀬さんは合流してからというものの、なぜかずっといじけたように一人でブツブツと独り言を繰り返している。
 声を掛け事情を聞いてみるべきかどうか迷う僕だったが、他の二人がそれをする様子がないのは触れると色々と面倒臭そうだという考えによるものだと薄々感じられるだけに少し躊躇われるところである。
 直前まで一緒にいたジャックに聞けば事は済むのかもしれないが、ジャックは周りに人がいる場所では返事をしてくれないし、そもそも今は喋るネックレスを面白がった夏目さんが強引に持っていってしまったせいで僕の首に掛かっていないためこっそり聞くことすら出来ない。
「いいんだいいんだ、俺にはルミたんがいるさ。どいつもこいつもセオリーってものを知らねえんだ、この世界の住人はよ……」
「………………」
 空気が重い。
 少し城の中を散歩しただけで何をそこまでどんよりした姿で帰ってこなければならないというのか。
「あの……高瀬さん?」
 居たたまれない空気に根負けした僕はついに声を掛けてしまった。
 まるで自分以外の誰かがそうするのを待っていたかの様に、夏目さんとセミリアさんもちらりとこちらを一瞥したのがどうにも貧乏くじを引いた感を増長させる。
「おお、なんだ康平たん。居たのか」
「ずっと居ましたよ……ていうか、何があったんですか。そんなに肩を落として」
「そうだな、康平たんには教えておいてやろう。唯一俺の気持ちを分かってくれそうだしな。きっと康平たんも幻滅するぜ」
「げ、幻滅?」
「場内を探索してたらよー、ローラ姫に会ったんだよ」
「ロ、ローラ姫……ですか」
 王様の娘であり王女の名前だ。
 かねてより顔を合わせることを誰よりも楽しみにしていたのが高瀬さんだったはずだけど……。
「確かに結構な美人だったよ。でも……」
「……でも?」
「すげー嫌な奴だった……あんなん俺の求めていたお姫様じゃねえ。見下したような態度で罵詈雑言を浴びせられた挙げ句にゴミを見るような目で見られたぜ」
「………………」
 それは毎度の事なのでは、とはさすがに言えず。
 しかしあの高瀬さんが言葉や態度でここまで凹むとは……そこまで本気でローラ姫とやらと結ばれる気でいたのか。
「全然聞いてた話と違うぜ勇者たんよー、俺はあんな奴のために世界を救ったのかと思うと悲しくなるぜ」
「ま、まぁ……確かにローラ姫は少しばかり子供っぽいところもあるが、慣れるとそこまで悪いお方ではないのだ。あまり気を落とすなカンタダ」
 セミリアさんも精一杯のフォローだった。
 高瀬さんとローラ姫のどちらに対するフォローかはさておき、別に世界を救うまでの大それたことはしていないと思うのだが……。
「待たせたな諸君」
 そんなタイミングで、ようやく王様が部屋へと現れた。
 いつも通りに絵に描いた様な王様の格好に真っ赤なマントを羽織ったこの国の王はのそのそと玉座の右奥にある扉から入って来ると、その大きく豪華な玉座へと歩く。
 そして現れたのは王様は一人ではなく、後ろに真っ白なドレスを着た若い女性を引き連れていた。
 察するに、あれがローラ姫と呼ばれる人物なのだろう。
 そのドレスや身に着けた物の煌びやかさが若干大人っぽさを感じさせてはいるものの、実際の年齢は精々僕より少し上といったところか。
 確かに不貞腐れた表情で入ってくるなり値踏みする様に周囲の人間を見回す態度や目付きは、性格キツそうだなぁと思わせるには十分なものがあった。
「お父様。どうしてそう急かすのですか、まだ準備が済んでいないと言っているではありませんか。王女であるこのわたくしがまだ朝食も取っていないというのに」
 ドレス姿の女性は、挨拶の一つもないままに玉座に腰掛けた王様に向かって不満を漏らし始める。
 王様をお父様と呼ぶあたり王女であることは間違いなさそうだが、であればこそ高瀬さんの言っていることもあながち偏見ではなさそうだと思わざるを得ない感じだ。
「そう思って随分と前から用意を済ませるようにと伝えてあっただろう。どうしてそういつも準備に時間が掛かるのだお前という奴は」
「王女としての嗜みですわ。それを差し置いてまで優先すべきことなどあるとでも?」
「今日はサミットへ向かう日なのだぞ。数年に一度の国際的な交流の場に我々が最後に到着したのでは格好も付かぬであろう。お前も王女王女と言うならばそういうことも覚えよ」
「その様な上っ面だけの見栄などお父様が覚えていれば十分です」
 何とも辛辣な言葉を投げ掛けると、そこでようやく王女は玉座の前に並ぶ僕達を見渡した。
 右から左へと一周したのち、その視線は僕へ向いたところで制止する。
「そこの下人、今すぐ厨房に行ってわたくしの食事を用意するよう伝えてきなさい」
「げ、下人?」
 この世界では何度も芸人と間違われてきた僕だったが、ここにきて『い』が取られることによって更に身分が下がってしまったらしい。
 王女に対する口の利き方というか、接するにあたっての距離感が分からず返す言葉を探していると、セミリアさんが慌てて口を挟んでくれた。
「ロ、ロールフェリア様、彼は使用人ではありません。魔王討伐時のパーティーの一人であり、王の護衛として招聘された私の仲間です」
「あら、そうでしたの。余りにも戦士らしくない見窄らしい格好をしているものだから見間違えましたわ。そうならそうでもう少しマシな格好をなさい」
 王女は悪びれる様子もなく、むしろ畳み掛けてきた。
 今まで十七年近く生きてきて見窄らしいなんて言われたのは生まれて初めてである。康平の精神に280のダメージだった。
 とまあ冗談はさておき、ロールフェリアというのがあの人の本名なのか。ロールフェリア王女、それでローラ姫というわけだ。
「これローラ、失礼な事を言うでない」
 と、叱責する王様の言葉もさることながら、
「な、俺の言った通りだろあれ」
 なんて耳打ちしてくる高瀬さんの言葉にも大いに納得だ。
 そして結局、
「と・に・か・く・わたくしは朝食を済ませてきます。終わり次第準備をして馬車に向かうので迎えは結構ですわ。衛兵、付いてきなさい」
 ほとんど一方的に言い残して、王女は振り返ることなく部屋を出て行ってしまった。
 近くにいた槍を持った兵士が二人、慌ててその後に続く。
 そして扉の向こうに消え、完全にその姿が見えなくなると同時に王様が溜息と共に肩を落とした。
「はぁ、まったく誰に似たのやら……」
「えっらいお姫様がおったもんやな~。おっちゃん、ちょっと甘やかし過ぎちゃうん」
 ……いや、その物言いもどうだろう。
「不愉快な思いをさせて済まなかった。なにぶん母親を亡くしてからは叱る者もいなかったものでな……少々我が儘に育ってしまったのがわしの悩みの種でもあるのだ」
「あれが少々ってレベルかよ。期待して損したっつーの」
 吐き捨てる様に言う高瀬さんに少なからず同意したいところではあったが、その高瀬さんや夏目さんの態度を考えるとお釣りがくるぐらいなので敢えて僕は何も言わないでおくとしよう。
 苦笑する他ない王様だったが見かねたセミリアさんが二人を宥めることでようやくこの場も落ち着き、王様が本題に入った。
「裏門を出たところに兵士と馬車を待機させておる。これからそこに向かってもらおうと思っておったのだが、ローラがあの様子では出発までは少し時間が空くだろう。一刻後に改めてそこに集まってくれればそれでよい、それまでは各々自由に過ごしてくれ」
 そんなわけで僕達はしばしの自由時間を得ることになった。
 一刻後。僕達の基準でいうと三十分後か。
 それなら僕も一度部屋に戻り、ゆったり過ごさせてもらうことにしよう。
 
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