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7 お化け屋敷と空中ブランコ

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「たしかに、それもそうよね。だって京一くん、とってもまじめですものね……ああ、本当に、なんて素敵なのかしら」
 少し顔をにやけさせながら、柚子が言った。
「なによ、どうしたの? そんなに笑っちゃって。それに素敵って、一体なんのことを言っているの?」
 乙葉がけげんに思って言った。
「別に?」
 柚子が言った。
 なにかありそうだと思いながらも、乙葉はそれ以上、柚子に追求することはしなかった。
 それから、止まっていても、汗が流れてくるほどの暑い日差しの中、乙葉たちは、鍵を求めて歩き続けた。

                 ♢♢♢
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