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67話:再び、リスボンへ

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 2014年10月15日、再び日本を出発し、ミラノを経由して、ポルトガルのリスボンに到着。リスボンの町を1日散策して、3日目に、バスで、リスボンから、海辺の好きな町「ナザレ」に行こうと言い、海辺のきれいな町を散策し日帰りでリスボンに戻った。

 翌日、リスボンから電車でシントラへ行き、観光客で混雑するバスで1時間弱で、ヨーロッパの西の端・ロカ岬に到着。ここがヨーロッパの西の果てだと思うと、つい感傷的になった。ロカ岬は、切り立った断崖の上に、素敵なたたずまいの灯台がある。
「その近くの石碑にカモンイスよんだ有名な詩」
「ここに地果て、海始まるとポルトガル語で書いてあった」

 翌日は、リスボンからポルトに列車で移動して、2泊して、川沿いの素敵な景色を散策、ポルトのクレリゴス教会は、修道士らの依頼でイタリア人芸術家、ニッコロ・ナッソーニが建てたバロック様式の教会。世界遺産のポルトの街から見える「クレリゴスの塔」はポルトのシンボル。

 ポルト大聖堂は旧市街で最も古いロマネスク様式の建物で、教会内部は改築されたようですが、ファサード全体の外観は建築当時そのままを守っていて、ポルトガル国内で最重要の建築の一つと言われている。

 次に、ゴシック様式の質素な外観とバロック様式の豪華な内部装飾で知られているサン・フランシスコ教会、の重要な建物は金泥細工の装飾が美しく、エッサイの樹の彫刻も見ることができます。また、日本にもゆかりのある教会で、8人の殉教者が描かれている「長崎26聖人」の祭壇もあります。

 散策の途中で、川のほとりのカフェで休んで、美味しいレストランで食事をして楽しんだ。食事している時に、アゲタと言う町のアンブレラ・フェスティバルという話が聞こえ、街のアーケードを傘で埋め尽くして、とても美しい
フェスティバルだという話が聞こえてきた。今回は、行けそうもないが、次回は、是非、行ってみたいと考えた。

 翌日の10月23日にリスボンに帰り一休み。翌日、大西洋の真珠と呼ばれているマディラ島へ出かけた。リスボン空港から飛行機で2時間でサンタ・クルスと言う空港の町へ着き、マディラ島観光の拠点の町、フンシャルまで、空港バスで1時間弱。

 そこの市場では、色とりどりの花、バナナやマンゴーなど南国の果物、鮮魚や工芸品などが並び、明るい色彩が島の大自然と相まって美しい。

 あのクリティアーの・ロナウドは、この町の出身だと言う。フンシャルの歴史的中心地とモンテの街をつなぐケーブルカーでモンテへ向かった。「カレイロス」と呼ばれる白い服に麦わら帽子の男性がフンシャルまで乗せてくれる。フンシャルの入り江を臨む素晴らしい絶景を眺めながら乗り物が楽しめる。

 マデイラ自然公園は、この島が発見された時からほとんど変わらない月桂樹林に囲まれた絶景で、氷河期以前の姿が残されている貴重な原生林として世界遺産に登録されている。フンシャル市街とちょうど反対側にあるジオラン岬は、世界で2番目の高さを誇る580mの断崖絶壁。ジオラン岬がある綺麗な港町・カマラ・デ・ロボスから岬を見上げても圧巻の景色。

 天空の山『ピコ・ド・アリエイロ』標高1800m、切り立つ山の頂は、白い雲が広がる絶景で、その雲海の間から尖った山々などがパノラマで見え、原始的な地球を感じることが出来るまさに天空の山。また、山頂まで車で行く
ことが出来るので、気軽に絶景に出会える。
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