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26話:友人がマイクロソフトの社員
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でも、かれら交渉のテクニックは、実に強かで、日本人みたいに相手の様子を見ることもしないと答えた。そして、アメリカと中国は、仲よくないが、やっている事は、よく似てる。交渉力が、最優先で、金儲けさえできれば、どうでもよいという感じであり、向かいの日本人と比較して、倫理観や正直さに欠けてると言った。
それでも、日本企業の動向は、注意深く見ていると告げた。なかなか良い所に目を付けて、開発している能力の高い技術者が多い。それは、上司たちも脅威に思っていると言うと、飲み過ぎで誘導尋問に引っ掛かり教え過ぎたと笑った。でもマイクロソフトは、日本人の優秀な技術者、プログラマーを取りたいと思っているのは、事実だと言った。
しかし、日本人的なものの考え方が、もう一つ解釈できないので、困っているのも事実だと語った。例えば、君の様に単刀直入に直接、スムーズに交渉できれば、お互いにとって、実りある結果出ると思うのだけれどなと話した。どうしたら良いのかなと、彼が、泰二に聞いた。これに対して利益の事ばかりでの交渉では、技術者は、あまり興味を持たないと思うよと言った。
その技術が、どれだけ人間社会にとって有益であるか、役立つかという技術の優位性が、重要であり、言い換えれば、必要性、人間にとっての貢献度、これが一番大切だ。特に現在の地球温暖化で、住んでいる人間と地球の環境にとっても、持続可能か、否かという大きな岐路に立っている。
そのため持続可能な環境作りのために人類が総力を費やして考えて対策を講じていかず、相変わらず、自分の目先の利益ばかり追い、地球環境を壊していけば、人類の未来はない。人類の子孫の生活が厳しくなり人口が減って、大地、海、空が、壊れて行くだけさと言うと、確かに、お前の言うとおりだ。私もそう思っているとウイリアムが同意し握手を求められた。
ところで、お前、マイクロソフトで一緒に働かないかと言った。でも、大学4年で、来年に大学を卒業するというと構わないよ。俺は、君の考え方に感動し、何とか、我が社で、一緒に働いて欲しいと思っている。実は、今の若者たちは、自分の収入の事ばかりを考えてより高い給料を得て、それを運用して、自分とファミリーが、裕福に人生を送る事ばかり考えている。
他人の事なんて、興味がないのさ。地球上の人間が、こんな奴、ばかりになったら、どうしようもないぜ。地球は、まるで、吹き溜まりの住処さ。そろそろ、今後の地球を改善していかなければ、時間切れとなり、地球に住めなくなる。まさか、地球を捨てて、他の星へ行っても、欲の皮の突っ張った連中が、多い。
だから、同じような歴史を繰りかえしたら、また、同じ過ちを繰り返し、最悪さと悲しい顔をした。君のいう事は、本当によく理解できるし、同意すると泰二が言うと、是非、一緒に仕事しようと言われ、わかったと言ってしまった。こうして、8週間の留学が、終了して、泰二は、日本に帰って来た。
そのため、帰ってきた時には、所持金はほとんどなく、クレジットカードを使った分は、ほとんど、その後の必死にアルバイトして支払ったほどだった。しかし、その後もウイリアムとスカイプで、話を続けた。それぞれが、泰一、泰二、2人の、ひ孫が、一生懸命生きてる姿を86歳になる曾祖父の辰美さんが、見ていた。
その後、泰一と泰二に、ちょくちょく、お小遣いを渡していた。それに対して、いつも助かると、2人が、頭を下げる姿を辰美さんが、うれしそうに眺めていた。2017年9月、泰二は、日本に帰って来て、就職先をどこにするか、決めなくてならない時期となった。2017年、健二は、大学4年になり就職活動を開始しなければならない。
2017年の夏、ウイリアムからスカイプ電話で、シアトルに来て、マイクロソフトの就職試験を受けろと言われた。言われたとおりに、往復のチケットを取った。そして、2017年9月15日、就職支店を受けるため成績表を持ってシアトルに向かった。シアトル空港に着き、出国手続きを済ませた。
空港を出るとウイリアムが、迎えに来ていた。その後、ハイウェイを突っ走って約40分で、到着。会社の宿舎のフロントに案内され、ここに数日泊ってくれと言った。
それでも、日本企業の動向は、注意深く見ていると告げた。なかなか良い所に目を付けて、開発している能力の高い技術者が多い。それは、上司たちも脅威に思っていると言うと、飲み過ぎで誘導尋問に引っ掛かり教え過ぎたと笑った。でもマイクロソフトは、日本人の優秀な技術者、プログラマーを取りたいと思っているのは、事実だと言った。
しかし、日本人的なものの考え方が、もう一つ解釈できないので、困っているのも事実だと語った。例えば、君の様に単刀直入に直接、スムーズに交渉できれば、お互いにとって、実りある結果出ると思うのだけれどなと話した。どうしたら良いのかなと、彼が、泰二に聞いた。これに対して利益の事ばかりでの交渉では、技術者は、あまり興味を持たないと思うよと言った。
その技術が、どれだけ人間社会にとって有益であるか、役立つかという技術の優位性が、重要であり、言い換えれば、必要性、人間にとっての貢献度、これが一番大切だ。特に現在の地球温暖化で、住んでいる人間と地球の環境にとっても、持続可能か、否かという大きな岐路に立っている。
そのため持続可能な環境作りのために人類が総力を費やして考えて対策を講じていかず、相変わらず、自分の目先の利益ばかり追い、地球環境を壊していけば、人類の未来はない。人類の子孫の生活が厳しくなり人口が減って、大地、海、空が、壊れて行くだけさと言うと、確かに、お前の言うとおりだ。私もそう思っているとウイリアムが同意し握手を求められた。
ところで、お前、マイクロソフトで一緒に働かないかと言った。でも、大学4年で、来年に大学を卒業するというと構わないよ。俺は、君の考え方に感動し、何とか、我が社で、一緒に働いて欲しいと思っている。実は、今の若者たちは、自分の収入の事ばかりを考えてより高い給料を得て、それを運用して、自分とファミリーが、裕福に人生を送る事ばかり考えている。
他人の事なんて、興味がないのさ。地球上の人間が、こんな奴、ばかりになったら、どうしようもないぜ。地球は、まるで、吹き溜まりの住処さ。そろそろ、今後の地球を改善していかなければ、時間切れとなり、地球に住めなくなる。まさか、地球を捨てて、他の星へ行っても、欲の皮の突っ張った連中が、多い。
だから、同じような歴史を繰りかえしたら、また、同じ過ちを繰り返し、最悪さと悲しい顔をした。君のいう事は、本当によく理解できるし、同意すると泰二が言うと、是非、一緒に仕事しようと言われ、わかったと言ってしまった。こうして、8週間の留学が、終了して、泰二は、日本に帰って来た。
そのため、帰ってきた時には、所持金はほとんどなく、クレジットカードを使った分は、ほとんど、その後の必死にアルバイトして支払ったほどだった。しかし、その後もウイリアムとスカイプで、話を続けた。それぞれが、泰一、泰二、2人の、ひ孫が、一生懸命生きてる姿を86歳になる曾祖父の辰美さんが、見ていた。
その後、泰一と泰二に、ちょくちょく、お小遣いを渡していた。それに対して、いつも助かると、2人が、頭を下げる姿を辰美さんが、うれしそうに眺めていた。2017年9月、泰二は、日本に帰って来て、就職先をどこにするか、決めなくてならない時期となった。2017年、健二は、大学4年になり就職活動を開始しなければならない。
2017年の夏、ウイリアムからスカイプ電話で、シアトルに来て、マイクロソフトの就職試験を受けろと言われた。言われたとおりに、往復のチケットを取った。そして、2017年9月15日、就職支店を受けるため成績表を持ってシアトルに向かった。シアトル空港に着き、出国手続きを済ませた。
空港を出るとウイリアムが、迎えに来ていた。その後、ハイウェイを突っ走って約40分で、到着。会社の宿舎のフロントに案内され、ここに数日泊ってくれと言った。
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