都会から自然の懐へ

ハリマオ65

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12話:埴輪の結婚式と旅行とキス釣り

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 やがて、3月17日、結婚式前日を迎え、ホテルニューグランドに前泊するため埴輪と富子さんは、横浜に向かい、横浜中華街の店で、昼食を食べて桜の名所を回り桜を観賞して16時にホテルに入った。その晩は、ホテルの海が見えるレストランで夕食を食べたが、実に美味しいディナーとなった。

 翌朝、朝食をいただくと、ハムエッグの美味しさは、感動的で、珈琲も最高の味であった。9時過ぎ、奥さんの支度から始まり、10時過ぎに新郎のタキシードの用意が始まり、11時から洋式の結婚式で、牧師さんが、お決まりの言葉で始まり終了した。

 その後、披露宴会場に移り、友人達の話や歌で盛り上がり、両親からの言葉などで、涙を誘い、フィナーレと続き、14時に終了。2次会は、近くの喫茶店で、新郎新婦の親しい友人達、計10人で、歓談して16時には、終了した。その後、同じホテルに泊まった。

 翌朝7時、ホテル前の停留所で羽田行きの高速バスに乗って羽田空港へ。那覇空港経由、石垣空港行きの搭乗手続きをした。そして昼前に那覇空港に到着し、13時に石垣空港行きに乗って14時過ぎに、到着した。すぐにホテルに直行して、部屋で一休みした。

 その後、ホテルの周りを散歩して回り18時前に夕食を食べに行った。その晩は、泡盛を飲んで、22時には床についた。翌日は、一番、行きたかった川平湾に向かった。そこは、ブルーの絵の具を流したように鮮やかな海が美しく、サンゴ礁や熱帯魚を見られるグラスボートに乗って鑑賞し写真に撮った。

 その次、白い砂浜にエメラルドブルーが美しく、遠浅でほとんど波がないため靴を脱いでビーチを歩いて、砂の気持ち良い感触を楽しんだ。その次、西表島の北端に位置する星砂の浜「カイジ浜」へ行き、散策して星の形をした星砂を探して持ってきた。

 そうして、ホテルに戻り風呂には行って泡盛を飲んで疲れたので22時には、床についた。翌朝、9時の飛行機で、那覇空港へ飛び、11時前に那覇県庁近くのホテルに入り荷物を置いて、モノレールに乗っておもろまち駅で降り、サンエー那覇メインプレイスと言う那覇市最大の複合商業施設に入った。

 ここには、東京でもよく見かける店も多い。ここで昼食を食べて買い物もした。その後、ホテルに戻って一休みして、今晩、那覇のディスコを探し、出かけることにした。まず、ホテル地あくのステーキハウスに行って、ステーキを食べたが、旨い割には、安かった。

 その後、ホテル戻り、着替えて21時前にタクシーを呼んで那覇のディスコに行くと、席に案内され、オリオンビールとつまみセットを注文した。少ししてリーゼントのお兄さんとポニーテールの若い娘さんが、歌い出すと、センターに若い人が出て踊り出した。

 埴輪夫妻もビールが回り気分がハイになると、ホールに出て、リズムに合わせて踊り出した。富子さんは、ステップが上手で、私、音楽好きで、踊りも大好きよと言って踊りまくった。埴輪は、彼女にあわせるように見よう見まねで、踊り続けた。そんな楽しい時間というのは、短く感じものである、

 おもむろに時計を見ると0時近くなっていたので、ディスコの精算をして、店の前のタクシーで、ホテルに帰って、シャワーを浴びて、床についた。翌日、10時に起きて、朝食を取り、11時半にモノレールで、首里城へ行った。

 入場券を購入して、歩いて場内へ向かうといくつかの門をくぐって、首里城の前に立った。ここで、紅色の首里城と龍の彫り物を見て、写真を撮ろうと思ったが、撮影禁止で、撮れないとわかった。その後、城壁から沖縄の南部と、反対側に行くと名護など中部、北部まで見通せ海も見えたので写真を撮った。

 14時には、見学を終えて、外に出て、近くの沖縄そばの店で、遅い昼食を食べた。そして、ホテルに帰って、一休みした。その後、タクシーの運転手に聞いたリウボウというデパートが、気になって、タクシーで、数分のリウボウに出かけた。ここは、サンエーより上品な感じがした。

 そこで、素敵なかりゆしウエアを見て、埴輪が購入した。すると奥さんが、沖縄工芸品の店へ行きたいといいタクシーで八重山ミンサーの店に連れて行ってもらった。そこにはいくつもの素敵な色、柄のミンサー織りのバッグが、あり、涼しげな青のバッグ埴輪は、赤と青の可愛い刺繍の小銭入れを買った。
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