曾祖母の秘密

ハリマオ65

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10話:豪州とハワイの旅

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 その後はバーゲンセールのチラシが入ると金井かなえさんと和美さんの女2人で来て買い物と喫茶店での楽しいおしゃべりをする機会が増えたようだ。その後、日本橋、銀座にも、ちょくちょく出かけるようになった。その後、金井一郎夫婦と義朗の夫婦で日帰りで熱海、箱根、沼津、御殿場、に出かけ多くの写真を撮って帰った。

 2001年、義朗が5人乗りのスバルレガシィを買って運転の上手な和美さんと義朗が交代で運転し、夏は富士山、八ヶ岳、信州へ、冬は房総、伊豆、静岡へ日帰りの旅行を楽しむ様になり、花を楽しんだり、旨い魚料理を食べたり、温泉に入ったりして出かけるようになった。

 特に道の駅で買ってくる旬の果物、野菜のおいしさは格別。4人とも釣り竿を買い釣りを始め三浦半島、房総、伊豆、湘南へ行き釣りを楽しんだ。しばらくして2002年があけて今年は海外旅行に行こうとと言う話になった。

 義朗は隣に住む娘の出雲悦子に孫の金井秀子、秀二を見てもらい2001年3月18日から10日間のオーストラリア、ニュージーランドに出かけた。最初に、ケアンズ、シドニー、ブリスベーンからニュージーランド、オークランドに飛び。クライストチャーチ、クーインズタウンを回る、初めての長期海外旅行に出かけた。

 コアラを見たり、ケアンズからグレートバリアリーフを見学したり、シドニーのオペラハウスを見たりしていた。シドニーでは金井義朗がホテルにシドニーに住むチャーリー石田という日本の輸入中古車を輸入している男と会い高金利5年定期預金の話を聞きパンフレットをもらった。

 チャーリ石田が円高の時に豪ドルを買って定期預金するとリスクな少なく一定の金利で運用できますよと言った。金利は5から9%、オーストラリアの公定歩合により変わると言った。1口、1万ドル以上だと話した。その後、ブリスベーンからゴールドコーストに1泊してニュージーランドへ飛んだ。

 オークランドに到着後、観光地を見学してり、翌日、クライストチャーチへ飛行機で飛び、宿泊した。その後、車でクイーンズタウンに行き、素晴らしい自然の美しさを鑑賞した。最後にオークランドに戻り1泊して成田行きの飛行機に乗って帰って来た。

 多くの土産を孫と隣の留守宅を見てもらった出雲家の人達に渡し喜んでもらった。日本に帰ってきた1週間後の4月1日、義朗からの電話で外貨に強い銀行としてシティバンク橫浜に口座を作ろうと言われ、橫浜駅前にのシティバンクでコールドメンバーとして口座を開設した。

 そして2千万円ずつ入金した。ドルカードを作り米ドルに1万ドルずつ円から切り替えた。その後、オーストラリアの金利が現在7%で定期預金を複数口作って運用するつもりだが一緒にやらないか父にと言うと良くわからないので大金でなければ任せるというので1回1万ドルだから80から100万円だというので父が任せる事にした。

 その後、豪ドル円の変動を見るようにした。来年はハワイに行きたいと、かなえさんが言うので4月がベストシーズンだと聞いてるので来年2002年4月のツアーを頼むようにしますと義朗が言ってくれた。

 4月4日に一郎が来て8月に義朗からのお誘いで八ヶ岳から佐久、上田を通り菅平高原、志賀高原に宿を取り、温泉に入り、高原の涼しい所を散策し2泊3日で帰って来た。運転好きの和美さんに助けてもらって楽しい旅だった。その後、2001年10月8日に橫浜駅のシティバンクで待ち合わせようと言うので出かけた。

 シティバンク橫浜支店で1豪ドル60円で20万豪ドルずつ買い一郎と義朗の口座から1万豪ドルずつをオーストラリアのチャーリー石田に送金した。2001年10月11日に朝。電話がかかって来て一郎とかなえさんに10時に橫浜駅に来て欲しいと言われたので出かけた。

 近くの喫茶店でオーストラリアの豪ドル定期預金をしたいので金井かなえと和美さんにシティバンク橫浜支店に口座を開いて欲しいと話し了解してもらった。口座を開いて一郎さんからかなえさんに10万豪ドル、義朗から和美さんの口座に10万豪ドルを入金した。
 
 その日のうちに、かなえさんと和美さんの口座から1万豪ドルをオーストラリアのチャーリーに送金し。その後も毎年1回ずつ送金することになると伝えた。その後、高島屋で買い物してバスで山下公園で散歩し夕方帰って来た。11月、また4人で熱海に泊まって霊峰富士を眺めながら伊豆下田を観光して帰って来た。

 その後、2002年を迎え、2002年は初詣に行って、孫達の合格祈願と、自分たちの安全祈願をしてきた。2002年に義朗の次女の絵美は神奈川県立平沼高校から橫浜市大商学部を受験したいと考えた。将来は金融関係の会社に入りたいと考え合格確率75%になったので橫浜市大の受験を決めたようだ。

 2002年の4月5日から4泊6日でハワイ・ホノルルの旅を義朗が予約してくれ成田をたち早朝のホノルル空港についてタクシーでワイキキのホテルにチェックインした。すぐ眠くなり寝てしまい時差呆けに悩まされたがワイキキのビーチで泳いで時差解消を図った。

アラモアナ・ショッピングセンターで派手な洋服を見たり大きなハンバーグを食べたりして支払いの時にシティバンクドルカードを使ってクレジットカード支払いをした。これはシティバンクの米ドル口座から手数料なしで米ドルを使えると言う便利なカード。それを金井一郎が説明すると便利な物ができたんだなと驚いていた。

 その後の精算は、全て義朗のドルカードで全部決済。3日目のポリネシアンセンターのツアーでフラダンスを教えてもらったり散策したりして帰りのバスでは熟睡した。和食が恋しくなってきた頃にホノルルの日本人経営の店に連れて行ってもらった。

 そこで食べた和食は、信じられないほど美味しく懐かしかった。そうしてハワイの4日間は、あっという間に過ぎ去って、帰国の途についた。予想通り、素晴らしい自然と気候のハワイは、世界の楽園と言われるのも十分納得できた。
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