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第十五話 嵐の夜に
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王宮と行政府へと続く王都のメインストリートには、
豪奢な邸宅が立ち並び、その一角にクラウディア家の本邸がある。
「久しぶりね、アルバート」
イライザが冷たい眼差しをアルバートに向けると、
「ご無沙汰しております。義母上」
アルバートも氷の微笑を浮かべる。
「あなたが居を構えるトレノの屋敷とは目と鼻の先ですのにね」
そう言ってイライザが艶なため息を吐いて見せると、
隣に座るクラウディア家の当主、ハリー・クラウディアが
神経質そうに眉根を寄せた。
「これはこれは……。新婚の仲睦まじいご夫婦のもとに、
不肖の息子がちょくちょく顔を出すのもご不快でございましょう?」
薄い笑みを張り付けて、アルバートが目を細める。
「まあ、いいわ。今日わざわざあなたを呼び寄せたのは、
あなたに縁談の話を持ってきたの。
わたくしの実家であるルイーズ公爵家の令嬢よ」
イライザの言葉に、アルバートの顔から笑みが消える。
「あなたに流れる血は、この国の御三家に君臨する
栄誉あるクラウディア家の汚点ですものね。
せいぜい身分のある方を妻に迎えてもらわなくっちゃ、
こちらも困るのよ」
美女の言葉に、さすがにハリーが割って入る。
「イライザ! やめないか」
ハリーは不快感を露わに、声を荒げた。
「あら、だって本当のことでしょう?
彼の母親は所詮はクラウディア家の使用人でしかないのだから。
愛だなんだと騒いだところで、結局あなたも彼女を妻としては扱わなかった。
違うの? ハリー」
ハリーはイライザの言葉に、苦し気に表情を歪める。
「もう過ぎたことだ。故人を貶めるような発言はやめなさい」
血を吐くように言葉を紡ぐハリーを、
イライザが軽く肩を聳やかして冷笑する。
「それに君にわざわざ心配してもらわなくても、
アルバートにはすでに婚約者がいる。
御三家の一強、アルドレッド家の一人娘、シャルロット・アルドレッドだ。
それなら君も文句はあるまい」
イライザを黙らせるために、ハリーの口からシャルロットの名前が出ると、
アルバートが顔を強張らせた。
「父上、そのお話は、もう少し待っていただけませんでしょうか?」
アルバートの脳裏に、自分との婚約を渋ったシャルロットの言葉が過る。
『アルバート……やっぱり婚約の話は』
自分はシャルロットを愛している。
ゆえに、彼女にそれを無理強いするつもりはさらさらない。
彼女の父であるオーリス・アルドレッドの留守の間は、
自分が盾となり彼女を守るが、
彼女の父が商いを終えて、無事に戻ってきたら、
シャルロットのことは自由にしてやるつもりだ。
幼いころから、たぶん初めて会った時からシャルロットのことが好きだった。
ゆえにアルバート自身、この心境に至るまでにはひどく葛藤したし、
辛くもあった。
だがそんなものは結局、シャルロットの微笑みには勝てないのだと悟る。
「あら? あなたたち、もしかしてうまくいっていないのかしら?」
アルバートの顔色の冴えないのをあざとく察したイザベラは、
嬉々として切り込む。
アルバートが無言のままに下を向くと、
「そうなのか? アルバート」
ハリスが心配そうにアルバートを覗き込む。
「いえ、そういうわけでは……」
アルバートは言葉を濁すが、
「おやめになって、ハリス。
アルバートにもプライドというものがあるわ。
ああ、可哀そうなアルバート。
でもね、それも無理のないことよ。
だって、いくらあなたがクラウディア家の次期当主とはいえ、
下賤の女の血を宿すあなたに嫁ぎたいなどという
もの好きな令嬢がそうそういるとは思えませんもの」
イライザの唇に孕んだ毒が、容赦なくアルバートの心を殺していく。
「あなたは何も心配することはないわ、アルバート。
すべてわたくしが整えて差し上げる」
辛そうに下を向くアルバートを横目に見て、
イライザは低く笑いを噛み殺した。
◇◇◇
「アルバートお坊ちゃまがお戻りにならないんです」
トレノ屋敷の執事長ヨーゼフの顔に、焦燥がにじむ。
アルバートは予定していた父親夫婦との晩餐を取らずに、
本邸から姿を消したのだという。
エントランスでその知らせを聞いたシャルロットが、震える。
「お嬢様、お部屋でお待ちしましょう。
ここは冷えますわ」
メイド頭のアリスがそういって、シャルロットを部屋に誘導しようとするが、
シャルロットはその場所に立ち尽くす。
宵の口に振り出した雨は、激しさを増し、
今は窓をたたきつけるほどの嵐である。
夜半には気温がぐっと下がり、外にいたなら命に関わる天候なのである。
シャルロットは祈るような思いで、天を仰いだ。
「アルバート坊ちゃんがいたぞ!」
その声に、シャルロットが目を見開く。
屋敷の下男がアルバートを抱えて屋敷に入ってくる。
ずぶ濡れになったアルバートに意識はない。
ただ血の気の失せた端正な横顔が、青白く屋敷の電灯に照らされている。
「低体温を起こしておられる。とても危険な状態だ! はやく!」
下男が悲痛に叫ぶと、
「湯を沸かせ! 着替えを用意しろ! 坊ちゃんのベッドの準備を!」
ヨーゼフがてきぱきと指示を飛ばすが、
シャルロットはその場に立ち尽くして動くことができない。
シャルロットがヨーゼフの服の裾を掴んだ。
「お嬢様?」
執事長のヨーゼフは医師免許を持っている。
「アルバートは……死ぬの?」
シャルロットの唇が、震えながらそんな言葉を紡ぐと、
「大変、危険な状態です」
そんなヨーゼフの冷静な声色が、シャルロットを正気に戻す。
「アルバート! わたくしは決してあなたを死なせやしなわ」
シャルロットは頬を伝う涙を拳で拭って、アルバートに付き添う。
◇◇◇
「すべての処置は施しましたけど、助かる可能性は五分五分だと」
メイド頭のアリスが、辛そうに下を向く。
「きっと大丈夫よ、あとはわたくしが看ています」
シャルロットはアリスに代わって、アルバートの部屋に入る。
アルバートの意識はまだ戻らない、
時折苦し気に眉をしかめる。
「ねえ、アルバート、あなたはどうしてそんなに苦しんでいるの?」
そう語りかけて、アルバートの手を握ると、
「……ん?」
アルバートがその言葉に反応して、ゆっくりと目を開く。
「シャル……ロット……」
定まらない視線をさまよわせて、アルバートがシャルロットを探す。
「ええ、そうよ、アルバート。わたくしはここにいるわ」
シャルロットはアルバートの手を握る手に力を込めた。
「ねえ……シャル……僕は今とても寒いんだ。
寒くて……寒くて……身も、心も……凍えてしまいそうだ」
アルバートの頬にとめどなく涙が伝うと、シャルロットは立ち上がって、
その衣服を脱ぎ捨てる。
衣擦れの音と共にその白磁のような肌が露わになると、
アルバートが不思議そうにその光景を見ている。
「だったら、温めなければ。
わたくしがあなたを温めるわ。
あなたもその服を脱いで」
そういってシャルロットがアルバートの衣服を脱がせていく。
「シャル……ロット……?」
アルバートに抵抗する力はない。
「あなたにわたくしの命をあげる。
だから、あなたは生きなくてはダメ」
一糸まとわぬ姿で、二人はベッドの中でぎこちなく抱き合う。
豪奢な邸宅が立ち並び、その一角にクラウディア家の本邸がある。
「久しぶりね、アルバート」
イライザが冷たい眼差しをアルバートに向けると、
「ご無沙汰しております。義母上」
アルバートも氷の微笑を浮かべる。
「あなたが居を構えるトレノの屋敷とは目と鼻の先ですのにね」
そう言ってイライザが艶なため息を吐いて見せると、
隣に座るクラウディア家の当主、ハリー・クラウディアが
神経質そうに眉根を寄せた。
「これはこれは……。新婚の仲睦まじいご夫婦のもとに、
不肖の息子がちょくちょく顔を出すのもご不快でございましょう?」
薄い笑みを張り付けて、アルバートが目を細める。
「まあ、いいわ。今日わざわざあなたを呼び寄せたのは、
あなたに縁談の話を持ってきたの。
わたくしの実家であるルイーズ公爵家の令嬢よ」
イライザの言葉に、アルバートの顔から笑みが消える。
「あなたに流れる血は、この国の御三家に君臨する
栄誉あるクラウディア家の汚点ですものね。
せいぜい身分のある方を妻に迎えてもらわなくっちゃ、
こちらも困るのよ」
美女の言葉に、さすがにハリーが割って入る。
「イライザ! やめないか」
ハリーは不快感を露わに、声を荒げた。
「あら、だって本当のことでしょう?
彼の母親は所詮はクラウディア家の使用人でしかないのだから。
愛だなんだと騒いだところで、結局あなたも彼女を妻としては扱わなかった。
違うの? ハリー」
ハリーはイライザの言葉に、苦し気に表情を歪める。
「もう過ぎたことだ。故人を貶めるような発言はやめなさい」
血を吐くように言葉を紡ぐハリーを、
イライザが軽く肩を聳やかして冷笑する。
「それに君にわざわざ心配してもらわなくても、
アルバートにはすでに婚約者がいる。
御三家の一強、アルドレッド家の一人娘、シャルロット・アルドレッドだ。
それなら君も文句はあるまい」
イライザを黙らせるために、ハリーの口からシャルロットの名前が出ると、
アルバートが顔を強張らせた。
「父上、そのお話は、もう少し待っていただけませんでしょうか?」
アルバートの脳裏に、自分との婚約を渋ったシャルロットの言葉が過る。
『アルバート……やっぱり婚約の話は』
自分はシャルロットを愛している。
ゆえに、彼女にそれを無理強いするつもりはさらさらない。
彼女の父であるオーリス・アルドレッドの留守の間は、
自分が盾となり彼女を守るが、
彼女の父が商いを終えて、無事に戻ってきたら、
シャルロットのことは自由にしてやるつもりだ。
幼いころから、たぶん初めて会った時からシャルロットのことが好きだった。
ゆえにアルバート自身、この心境に至るまでにはひどく葛藤したし、
辛くもあった。
だがそんなものは結局、シャルロットの微笑みには勝てないのだと悟る。
「あら? あなたたち、もしかしてうまくいっていないのかしら?」
アルバートの顔色の冴えないのをあざとく察したイザベラは、
嬉々として切り込む。
アルバートが無言のままに下を向くと、
「そうなのか? アルバート」
ハリスが心配そうにアルバートを覗き込む。
「いえ、そういうわけでは……」
アルバートは言葉を濁すが、
「おやめになって、ハリス。
アルバートにもプライドというものがあるわ。
ああ、可哀そうなアルバート。
でもね、それも無理のないことよ。
だって、いくらあなたがクラウディア家の次期当主とはいえ、
下賤の女の血を宿すあなたに嫁ぎたいなどという
もの好きな令嬢がそうそういるとは思えませんもの」
イライザの唇に孕んだ毒が、容赦なくアルバートの心を殺していく。
「あなたは何も心配することはないわ、アルバート。
すべてわたくしが整えて差し上げる」
辛そうに下を向くアルバートを横目に見て、
イライザは低く笑いを噛み殺した。
◇◇◇
「アルバートお坊ちゃまがお戻りにならないんです」
トレノ屋敷の執事長ヨーゼフの顔に、焦燥がにじむ。
アルバートは予定していた父親夫婦との晩餐を取らずに、
本邸から姿を消したのだという。
エントランスでその知らせを聞いたシャルロットが、震える。
「お嬢様、お部屋でお待ちしましょう。
ここは冷えますわ」
メイド頭のアリスがそういって、シャルロットを部屋に誘導しようとするが、
シャルロットはその場所に立ち尽くす。
宵の口に振り出した雨は、激しさを増し、
今は窓をたたきつけるほどの嵐である。
夜半には気温がぐっと下がり、外にいたなら命に関わる天候なのである。
シャルロットは祈るような思いで、天を仰いだ。
「アルバート坊ちゃんがいたぞ!」
その声に、シャルロットが目を見開く。
屋敷の下男がアルバートを抱えて屋敷に入ってくる。
ずぶ濡れになったアルバートに意識はない。
ただ血の気の失せた端正な横顔が、青白く屋敷の電灯に照らされている。
「低体温を起こしておられる。とても危険な状態だ! はやく!」
下男が悲痛に叫ぶと、
「湯を沸かせ! 着替えを用意しろ! 坊ちゃんのベッドの準備を!」
ヨーゼフがてきぱきと指示を飛ばすが、
シャルロットはその場に立ち尽くして動くことができない。
シャルロットがヨーゼフの服の裾を掴んだ。
「お嬢様?」
執事長のヨーゼフは医師免許を持っている。
「アルバートは……死ぬの?」
シャルロットの唇が、震えながらそんな言葉を紡ぐと、
「大変、危険な状態です」
そんなヨーゼフの冷静な声色が、シャルロットを正気に戻す。
「アルバート! わたくしは決してあなたを死なせやしなわ」
シャルロットは頬を伝う涙を拳で拭って、アルバートに付き添う。
◇◇◇
「すべての処置は施しましたけど、助かる可能性は五分五分だと」
メイド頭のアリスが、辛そうに下を向く。
「きっと大丈夫よ、あとはわたくしが看ています」
シャルロットはアリスに代わって、アルバートの部屋に入る。
アルバートの意識はまだ戻らない、
時折苦し気に眉をしかめる。
「ねえ、アルバート、あなたはどうしてそんなに苦しんでいるの?」
そう語りかけて、アルバートの手を握ると、
「……ん?」
アルバートがその言葉に反応して、ゆっくりと目を開く。
「シャル……ロット……」
定まらない視線をさまよわせて、アルバートがシャルロットを探す。
「ええ、そうよ、アルバート。わたくしはここにいるわ」
シャルロットはアルバートの手を握る手に力を込めた。
「ねえ……シャル……僕は今とても寒いんだ。
寒くて……寒くて……身も、心も……凍えてしまいそうだ」
アルバートの頬にとめどなく涙が伝うと、シャルロットは立ち上がって、
その衣服を脱ぎ捨てる。
衣擦れの音と共にその白磁のような肌が露わになると、
アルバートが不思議そうにその光景を見ている。
「だったら、温めなければ。
わたくしがあなたを温めるわ。
あなたもその服を脱いで」
そういってシャルロットがアルバートの衣服を脱がせていく。
「シャル……ロット……?」
アルバートに抵抗する力はない。
「あなたにわたくしの命をあげる。
だから、あなたは生きなくてはダメ」
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