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番外2-12 エヴァンジル**(完)
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「これも、まぁまぁ嫌なんじゃない、……っ」
スカートの裾を口で咥えて下半身を露出させたまま、ルザによく見えるようにそれをゆっくりと挿入していく。ずぶずぶと彼女の中に入り込んでいくその玩具に、ルザは絶句してしまう。
「やだ……やだ、それやめて、お尻に挿れられる方が全然マシだよ……!」
「う」
奥まで差し込み、ぐちぐちと抜き差しをする。トコエの頬が赤く染まって、感じているように見えてしまったルザは必死になって声を上げる。
「ねぇやめて、お願いトコエ、やだ、そんな玩具なんて使わないでっ」
トコエがルザの方を見れば、ボロボロと涙を零して泣いている。それを見たトコエは大きくため息をつくと、ゆっくりと玩具を引き抜いて床に放り投げる。
「反省した?」
必死になってルザは頷く。
「次からちゃんと気をつけるんだよ」
その涙を拭ってトコエは彼の頭を撫でてやる。腕を縛っていた布を掴み、するすると外してやる。
「さぁ、もう寝よう。今日は疲れた……」
あくびをしながらベッドに戻るトコエに抱きつき、ルザはそのまま彼女を押し倒す。まだ下着を履いていない下腹部を弄って、ぐいっと自身をそこへ押し付ける。
「したい」
「今日はもういっぱいしたでしょ。ダメ」
「あんなのが入った感触をそのままにしたくないっ」
それにトコエは困ったように眉を下げた。相変わらず独占欲が強く、玩具にまで嫉妬を向けてしまうとは恐れ入った。
「ルザ」
「…………」
「嫉妬するなとは言わないよ。でも、あまり強く束縛されるとわたしは困る」
むっとした顔でルザは黙り込む。ぎゅうっとトコエを抱きしめてその首元に顔を埋め、拗ねた子供のように振る舞う。
「少しは我慢しよう」
「……トコエだって、僕に隠れてクライスと何かしてた」
「?」
突然の文句にトコエは首を傾げる。
「嫉妬するななんて、無理だ、トコエは僕の、僕だけのものがいい」
ちゅうっとトコエの首筋に吸い付き、ルザは自分の跡を刻み付ける。舌でそれが染み付いて取れないように舐めまわして、手はさりげなく彼女の胸を触り始める。
「なに勘違いしているのか知らないけど……、ん、……はぁ、ごめんねクライス」
その場にはいない人物に謝罪をして、トコエはルザの頬に手で触れる。視線を合わせるように顔を上げさせると、その目をしっかり見て言う。
「今朝のことでしょ? クライスとしてたのは腕相撲」
「……じゃあなんで別室でしてたの」
「勝ったらともかく、負けたら頬にキスを褒美にしてほしい、だって。恥ずかしいから絶対に誰にも言わないでほしい、っていうことだったから」
頬にキス、随分と謙虚な褒美にルザは眉を下げた。あの強面からは全く想像できない。だからこそ彼も秘密にしてほしいなどと言ったのだろうが。
「だから大したことはしてないよ。それともキスも嫌なの」
「……やだ」
「ルザは他の子とキスしまくってるのに?」
「うぅっ」
痛いところを突かれ、ルザは呻く。そう言われると、自分がどれほど彼女を束縛しようとしているのかを思い知らされる。
「だって、やだ……」
「わたしだって嫌」
「……ごめん」
自分勝手を言っているのだと、そうはっきりと言われルザは項垂れる。そんな彼の頭を撫でてやり、トコエは甘やかすような声で言う。
「じゃあ、次からはお仕置きじゃなくてご褒美にしよう」
「ごほうび……?」
「嫉妬しすぎず我慢できたら、ルザの好きなことしてあげる」
その言葉にルザはじわりと頬を赤くする。欲しがるように顔を近づけ、頬を寄せればちゅっと音を立てて唇が重なる。
「まず手でいっぱいここをこうして」
「んぁっ」
優しく屹立を扱かれ、ルザは思わず声を上げる。そのまま続けてくれと強請るように彼女の手に自分の手を重ね、きつく扱かせる。ちゅ、ちゅと何度も唇を重ね合わせ、物足りなくなった彼はぺろぺろとその唇を舐める。それに応えるように彼女の舌が伸びてきて、吸い付き絡ませ合いながら深く唇を交わらせる。
「ん、ふ……ん、んむ……んぁ」
「あっ、はぁあ……っトコエの手、きもち、あんっ、もっと、もっとなでて……」
「ごろごろ甘えて、かわいい」
トコエの頬を舐め回し、ルザはすり寄る。容赦のない手淫に悶え、焦らされたこともあってか容易くそこが弾けてしまう。
「んぁ、あぁあ……っ」
「こんな風に、君の気が済むまでここをよしよしして」
「うん、うん……っ」
精液に塗れた手を指で舐め取り、じゅぶじゅぶと口内で弄ぶ。それを見せつけるように口を開いてルザに示せば、そこはまるで口淫をした後のように精液と唾液が混ざっていた。
ごくりとそれを飲み込みトコエは彼のシャツを脱がせ、同じように自分も服を脱ぐ。
「口でもいっぱいして、好きなだけ吸って、舐めて……」
ずるっと彼女の指が下着を引っ掛けて下ろし、そのまま脱がされてしまう。それにも構わず、ルザはちゅうちゅうとトコエの乳房に吸い付き、舐め回す。
「そしたら次は、は……っ、中に挿れていっぱい出したい、かな?」
「んんっ、んむ、はぁ……、うん、いっぱい中出し、したい」
「最後は、お尻にもルザのせいし、いっぱい出しちゃう……とか」
ふるりと屹立が震える。我慢できないと言うかのようにルザはトコエの秘裂に鈴口を押し付け、ちゅくちゅくと擦り付ける。
「ん、アナルでもしていいの」
「今日はダメ。言ったでしょ、ごほうびって」
ダメと言われてもルザは嬉しそうに笑みを浮かべる。ずりゅ、と亀頭を中に埋め、そのままずぶずぶと中へ押し入っていく。
「がんばるっ、トコエにいっぱいしてもらうために」
「期待してるよ、ルザ」
「ん、トコエ……」
再びキスを交わしながら二人はいつものようにじゃれ合う。先程まで険悪そうな雰囲気になりかけていたことなど、すっかり忘れてしまっていたようだった。幸せそうに、互いの名前を呼びながら求め合う。
「赤ちゃんの名前決めておこう」
「気はやすぎ」
「トコエに似た可愛い女の子がいいなぁ」
「……またあの小さくて可愛いルザに会いたいな」
「今だってかわいいしかっこいいよ!今の僕がいちばんだよね、ね?」
擦り寄ってくるルザの頭を撫でトコエは笑う。
「当たり前でしょ」
いつだって彼女にとっての福音を与えてくれるのはルザだった。
だからきっといつまでも、何年も何十年先も彼と一緒に居るのだろう。
そう思っただけで幸せで、トコエは優しく笑った。
かつてはその名を呪った。口に出すことすら憎たらしいと。
けれど今は。
「いつまでもそばにいてね、……わたしの、愛しいエヴァンジル」
番外2 悪戯に先駆無し 了
福音よ来たれ 了
スカートの裾を口で咥えて下半身を露出させたまま、ルザによく見えるようにそれをゆっくりと挿入していく。ずぶずぶと彼女の中に入り込んでいくその玩具に、ルザは絶句してしまう。
「やだ……やだ、それやめて、お尻に挿れられる方が全然マシだよ……!」
「う」
奥まで差し込み、ぐちぐちと抜き差しをする。トコエの頬が赤く染まって、感じているように見えてしまったルザは必死になって声を上げる。
「ねぇやめて、お願いトコエ、やだ、そんな玩具なんて使わないでっ」
トコエがルザの方を見れば、ボロボロと涙を零して泣いている。それを見たトコエは大きくため息をつくと、ゆっくりと玩具を引き抜いて床に放り投げる。
「反省した?」
必死になってルザは頷く。
「次からちゃんと気をつけるんだよ」
その涙を拭ってトコエは彼の頭を撫でてやる。腕を縛っていた布を掴み、するすると外してやる。
「さぁ、もう寝よう。今日は疲れた……」
あくびをしながらベッドに戻るトコエに抱きつき、ルザはそのまま彼女を押し倒す。まだ下着を履いていない下腹部を弄って、ぐいっと自身をそこへ押し付ける。
「したい」
「今日はもういっぱいしたでしょ。ダメ」
「あんなのが入った感触をそのままにしたくないっ」
それにトコエは困ったように眉を下げた。相変わらず独占欲が強く、玩具にまで嫉妬を向けてしまうとは恐れ入った。
「ルザ」
「…………」
「嫉妬するなとは言わないよ。でも、あまり強く束縛されるとわたしは困る」
むっとした顔でルザは黙り込む。ぎゅうっとトコエを抱きしめてその首元に顔を埋め、拗ねた子供のように振る舞う。
「少しは我慢しよう」
「……トコエだって、僕に隠れてクライスと何かしてた」
「?」
突然の文句にトコエは首を傾げる。
「嫉妬するななんて、無理だ、トコエは僕の、僕だけのものがいい」
ちゅうっとトコエの首筋に吸い付き、ルザは自分の跡を刻み付ける。舌でそれが染み付いて取れないように舐めまわして、手はさりげなく彼女の胸を触り始める。
「なに勘違いしているのか知らないけど……、ん、……はぁ、ごめんねクライス」
その場にはいない人物に謝罪をして、トコエはルザの頬に手で触れる。視線を合わせるように顔を上げさせると、その目をしっかり見て言う。
「今朝のことでしょ? クライスとしてたのは腕相撲」
「……じゃあなんで別室でしてたの」
「勝ったらともかく、負けたら頬にキスを褒美にしてほしい、だって。恥ずかしいから絶対に誰にも言わないでほしい、っていうことだったから」
頬にキス、随分と謙虚な褒美にルザは眉を下げた。あの強面からは全く想像できない。だからこそ彼も秘密にしてほしいなどと言ったのだろうが。
「だから大したことはしてないよ。それともキスも嫌なの」
「……やだ」
「ルザは他の子とキスしまくってるのに?」
「うぅっ」
痛いところを突かれ、ルザは呻く。そう言われると、自分がどれほど彼女を束縛しようとしているのかを思い知らされる。
「だって、やだ……」
「わたしだって嫌」
「……ごめん」
自分勝手を言っているのだと、そうはっきりと言われルザは項垂れる。そんな彼の頭を撫でてやり、トコエは甘やかすような声で言う。
「じゃあ、次からはお仕置きじゃなくてご褒美にしよう」
「ごほうび……?」
「嫉妬しすぎず我慢できたら、ルザの好きなことしてあげる」
その言葉にルザはじわりと頬を赤くする。欲しがるように顔を近づけ、頬を寄せればちゅっと音を立てて唇が重なる。
「まず手でいっぱいここをこうして」
「んぁっ」
優しく屹立を扱かれ、ルザは思わず声を上げる。そのまま続けてくれと強請るように彼女の手に自分の手を重ね、きつく扱かせる。ちゅ、ちゅと何度も唇を重ね合わせ、物足りなくなった彼はぺろぺろとその唇を舐める。それに応えるように彼女の舌が伸びてきて、吸い付き絡ませ合いながら深く唇を交わらせる。
「ん、ふ……ん、んむ……んぁ」
「あっ、はぁあ……っトコエの手、きもち、あんっ、もっと、もっとなでて……」
「ごろごろ甘えて、かわいい」
トコエの頬を舐め回し、ルザはすり寄る。容赦のない手淫に悶え、焦らされたこともあってか容易くそこが弾けてしまう。
「んぁ、あぁあ……っ」
「こんな風に、君の気が済むまでここをよしよしして」
「うん、うん……っ」
精液に塗れた手を指で舐め取り、じゅぶじゅぶと口内で弄ぶ。それを見せつけるように口を開いてルザに示せば、そこはまるで口淫をした後のように精液と唾液が混ざっていた。
ごくりとそれを飲み込みトコエは彼のシャツを脱がせ、同じように自分も服を脱ぐ。
「口でもいっぱいして、好きなだけ吸って、舐めて……」
ずるっと彼女の指が下着を引っ掛けて下ろし、そのまま脱がされてしまう。それにも構わず、ルザはちゅうちゅうとトコエの乳房に吸い付き、舐め回す。
「そしたら次は、は……っ、中に挿れていっぱい出したい、かな?」
「んんっ、んむ、はぁ……、うん、いっぱい中出し、したい」
「最後は、お尻にもルザのせいし、いっぱい出しちゃう……とか」
ふるりと屹立が震える。我慢できないと言うかのようにルザはトコエの秘裂に鈴口を押し付け、ちゅくちゅくと擦り付ける。
「ん、アナルでもしていいの」
「今日はダメ。言ったでしょ、ごほうびって」
ダメと言われてもルザは嬉しそうに笑みを浮かべる。ずりゅ、と亀頭を中に埋め、そのままずぶずぶと中へ押し入っていく。
「がんばるっ、トコエにいっぱいしてもらうために」
「期待してるよ、ルザ」
「ん、トコエ……」
再びキスを交わしながら二人はいつものようにじゃれ合う。先程まで険悪そうな雰囲気になりかけていたことなど、すっかり忘れてしまっていたようだった。幸せそうに、互いの名前を呼びながら求め合う。
「赤ちゃんの名前決めておこう」
「気はやすぎ」
「トコエに似た可愛い女の子がいいなぁ」
「……またあの小さくて可愛いルザに会いたいな」
「今だってかわいいしかっこいいよ!今の僕がいちばんだよね、ね?」
擦り寄ってくるルザの頭を撫でトコエは笑う。
「当たり前でしょ」
いつだって彼女にとっての福音を与えてくれるのはルザだった。
だからきっといつまでも、何年も何十年先も彼と一緒に居るのだろう。
そう思っただけで幸せで、トコエは優しく笑った。
かつてはその名を呪った。口に出すことすら憎たらしいと。
けれど今は。
「いつまでもそばにいてね、……わたしの、愛しいエヴァンジル」
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