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「ちゃんとつけてきたんだね」
「そりゃあ……ひゃっ」
胸元にあるネックレスに機嫌を良くしてか、彼の唇が胸元に触れる。そのままするするとショーツを脱がされて、いやらしく臀部を揉みしだかれる。
「ノイナ、もう濡れてる」
「…………」
「はぁ……」
いつもならばスケベだの淫乱だの言ってきそうなゲブラーは、大きく息をつくと自分も服を脱ぎ始める。相変わらず文句の付け所のない身体から目を逸らしていれば、ゲブラーは不満げに咳をした。
「目逸らさないで、ちゃんと見て」
「む、無理ですよっ」
「なんで無理なの。別に初めて見るんじゃないんだから、ほら」
壁際に追い込まれ、そのままノイナは裸のままゲブラーと対面する。彼は彼女の手をとって自分の胸元に這わせると、形を覚え込ませるように触らせてくる。
「ノイナも、俺の裸見ると、どきどきする?」
「へ……は、はい」
「ふーん……」
少しだけ満足げに口元を緩めて、彼は彼女の手を下へと下ろしていく。視線も同じように落としていけば、股間にある立派な男根に、思わず目を瞑ってしまいそうになる。
「分かる? ここ……もうノイナ以外の子じゃ、勃たなくなっちゃったの」
片手はそのまま握らせ、もう片方の手を先端へとあてがう。既に先走りが溢れているのか、手のひらに熱いものが伝わるのを感じてしまう。
「ここがおっきくなるときは、ノイナとえっちしたいって思ったときだけ、なんだよ」
「……分かり、ました」
必死に首を縦に振れば、ゲブラーは無言でノイナの手を引いた。そのまま情事の準備をするように、身体を清めていく。
ゲブラーと入浴を共にするのは初めてではない。最初に会ったときも一緒に入って、彼に身体を洗ってもらったのだった。
けれど今は、あの頃とは全然違う。
「んぅ……」
胸元を弄る手つきは身体を綺麗にするというものよりも、ずっと熱が入ってしまっている。早くも硬くなっている乳頭を擦られて、ふにふにと柔らかな乳房を手で弄ばれる。
「あの、ゲブ、ら、あっ」
「なぁに」
そのまま腹部を降りていった手が、腰周りや太ももを擦って、そのまま股間を撫で始める。陰核を刺激していた指はそのままに、もう片方の手の指が中に入り込んで、ぬるぬるに濡れた中を掻き回していく。
「んんぅっ、あんっ」
「は、ノイナ……」
首元や頬に何度もキスをして、ゲブラーは彼女の臀部に執拗に男根を擦り付けてくる。もう挿れたいと訴えかけるような腰遣いに、彼女の膣内も物欲しげに震えてしまう。
「んっ……もう、ここで、するんですか……?」
指が中から抜けるのと同時に、股の間に熱が触れる。ぐりぐりと愛液をくぐらせるように動くそれに、ノイナは問いかけた。
「ノイナは、どうしたい?」
「え?」
「挿れてほしい?」
くちゅくちゅと愛液が男根で浅く掻き回される音が聞こえて、ノイナは耳まで真っ赤になる。身体の奥はとっくに疼いてしまっていて、早く欲しいとねだっている。
けれど、ノイナとしてはできればこのまま始めたくはなかった。
「その……できればベッドのほうが……お風呂で始めると、止まらなさそうですし……」
身体を濡らした状態で交わるのは、後処理は楽だがいろいろと面倒もある。冷たい床や壁に背中や手を預けてし続けるのも、ノイナの身体には負担になってしまう。
だがゲブラーは止まらないだろう。そう思っていると、股の間にあったものはすっと抜けていく。
「じゃあ我慢する」
(ゲブラーが……我慢……!?)
「その代わり……俺の身体洗ってよ」
「えっ」
とんでもない羞恥プレイに無理だと首を横に振れば、ゲブラーは不満げにむっとする。そしてノイナの手を掴むと、タオルを握らせてそのまま自分の身体にあてがった。
「洗ってあげたのに、俺は洗ってくれないんだ」
「そ、れは」
「ノイナ……俺のこと、嫌いなんだ」
「そこまでは言ってないじゃないですか……!」
慌ててノイナが手を動かせば、彼は嬉しそうに笑って彼女の額にキスをする。そのままノイナに身体を洗わせて、随分と大人しくしていた。
「んっ、ノイナ」
「あ、ごめんなさい、痛かった……?」
難関のそそり勃つモノを丁寧に洗っていると、ゲブラーが声を上げる。もしかして痛かっただろうかと顔を上げれば、彼は頬を赤くして言う。
「そんな触り方されたら、出ちゃう」
「え、あ」
「まぁ、ノイナに触られてるだけで、けっこうくる、けど」
教えられた通りに優しくそこを洗っていると、彼の手がまた彼女の足の間に伸びてくる。浅く指を差し込んだだけでとろとろと愛液が溢れてきて、それを指で弄びながらゲブラーは言う。
「さっきよりびしょびしょ……俺に触って、興奮した?」
「…………」
恥ずかしい質問に黙ってしまうノイナは、視線を逸らす。けれど否定はできないと思って、おずおずと言葉にした。
「そう、です」
「……っ」
ひどくもどかしそうな顔をするゲブラーに、ノイナは顔を真っ赤にする。はっきりと欲望の篭った熱い視線に晒されて、それだけで奥深くまで犯されているような心地がした。
「そりゃあ……ひゃっ」
胸元にあるネックレスに機嫌を良くしてか、彼の唇が胸元に触れる。そのままするするとショーツを脱がされて、いやらしく臀部を揉みしだかれる。
「ノイナ、もう濡れてる」
「…………」
「はぁ……」
いつもならばスケベだの淫乱だの言ってきそうなゲブラーは、大きく息をつくと自分も服を脱ぎ始める。相変わらず文句の付け所のない身体から目を逸らしていれば、ゲブラーは不満げに咳をした。
「目逸らさないで、ちゃんと見て」
「む、無理ですよっ」
「なんで無理なの。別に初めて見るんじゃないんだから、ほら」
壁際に追い込まれ、そのままノイナは裸のままゲブラーと対面する。彼は彼女の手をとって自分の胸元に這わせると、形を覚え込ませるように触らせてくる。
「ノイナも、俺の裸見ると、どきどきする?」
「へ……は、はい」
「ふーん……」
少しだけ満足げに口元を緩めて、彼は彼女の手を下へと下ろしていく。視線も同じように落としていけば、股間にある立派な男根に、思わず目を瞑ってしまいそうになる。
「分かる? ここ……もうノイナ以外の子じゃ、勃たなくなっちゃったの」
片手はそのまま握らせ、もう片方の手を先端へとあてがう。既に先走りが溢れているのか、手のひらに熱いものが伝わるのを感じてしまう。
「ここがおっきくなるときは、ノイナとえっちしたいって思ったときだけ、なんだよ」
「……分かり、ました」
必死に首を縦に振れば、ゲブラーは無言でノイナの手を引いた。そのまま情事の準備をするように、身体を清めていく。
ゲブラーと入浴を共にするのは初めてではない。最初に会ったときも一緒に入って、彼に身体を洗ってもらったのだった。
けれど今は、あの頃とは全然違う。
「んぅ……」
胸元を弄る手つきは身体を綺麗にするというものよりも、ずっと熱が入ってしまっている。早くも硬くなっている乳頭を擦られて、ふにふにと柔らかな乳房を手で弄ばれる。
「あの、ゲブ、ら、あっ」
「なぁに」
そのまま腹部を降りていった手が、腰周りや太ももを擦って、そのまま股間を撫で始める。陰核を刺激していた指はそのままに、もう片方の手の指が中に入り込んで、ぬるぬるに濡れた中を掻き回していく。
「んんぅっ、あんっ」
「は、ノイナ……」
首元や頬に何度もキスをして、ゲブラーは彼女の臀部に執拗に男根を擦り付けてくる。もう挿れたいと訴えかけるような腰遣いに、彼女の膣内も物欲しげに震えてしまう。
「んっ……もう、ここで、するんですか……?」
指が中から抜けるのと同時に、股の間に熱が触れる。ぐりぐりと愛液をくぐらせるように動くそれに、ノイナは問いかけた。
「ノイナは、どうしたい?」
「え?」
「挿れてほしい?」
くちゅくちゅと愛液が男根で浅く掻き回される音が聞こえて、ノイナは耳まで真っ赤になる。身体の奥はとっくに疼いてしまっていて、早く欲しいとねだっている。
けれど、ノイナとしてはできればこのまま始めたくはなかった。
「その……できればベッドのほうが……お風呂で始めると、止まらなさそうですし……」
身体を濡らした状態で交わるのは、後処理は楽だがいろいろと面倒もある。冷たい床や壁に背中や手を預けてし続けるのも、ノイナの身体には負担になってしまう。
だがゲブラーは止まらないだろう。そう思っていると、股の間にあったものはすっと抜けていく。
「じゃあ我慢する」
(ゲブラーが……我慢……!?)
「その代わり……俺の身体洗ってよ」
「えっ」
とんでもない羞恥プレイに無理だと首を横に振れば、ゲブラーは不満げにむっとする。そしてノイナの手を掴むと、タオルを握らせてそのまま自分の身体にあてがった。
「洗ってあげたのに、俺は洗ってくれないんだ」
「そ、れは」
「ノイナ……俺のこと、嫌いなんだ」
「そこまでは言ってないじゃないですか……!」
慌ててノイナが手を動かせば、彼は嬉しそうに笑って彼女の額にキスをする。そのままノイナに身体を洗わせて、随分と大人しくしていた。
「んっ、ノイナ」
「あ、ごめんなさい、痛かった……?」
難関のそそり勃つモノを丁寧に洗っていると、ゲブラーが声を上げる。もしかして痛かっただろうかと顔を上げれば、彼は頬を赤くして言う。
「そんな触り方されたら、出ちゃう」
「え、あ」
「まぁ、ノイナに触られてるだけで、けっこうくる、けど」
教えられた通りに優しくそこを洗っていると、彼の手がまた彼女の足の間に伸びてくる。浅く指を差し込んだだけでとろとろと愛液が溢れてきて、それを指で弄びながらゲブラーは言う。
「さっきよりびしょびしょ……俺に触って、興奮した?」
「…………」
恥ずかしい質問に黙ってしまうノイナは、視線を逸らす。けれど否定はできないと思って、おずおずと言葉にした。
「そう、です」
「……っ」
ひどくもどかしそうな顔をするゲブラーに、ノイナは顔を真っ赤にする。はっきりと欲望の篭った熱い視線に晒されて、それだけで奥深くまで犯されているような心地がした。
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