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23-03 *※(3Pぎみ)
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「あんたの大好きなノイナ、初めて貰ったのは俺だから」
「……」
「こうやってフェラも教えたし、一緒に玩具でも遊んだし、お尻の穴だって弄ってあげたし、……中出しだって数え切れないくらいしたんだよ?」
無様に嫉妬と独占欲を剥き出しにしていることにも気づかず、ゲブラーはスタールに言い聞かせた。ノイナは自分だけのものなんだと。
「あんたは俺に勝てないよ。ノイナは俺の、んっ」
「ゲブラー」
またぎゅっと強めに男根を握られ、彼は言葉を遮られてしまう。口淫を終えたノイナは小さく息を吐くと、軽くゲブラーのそれを手で扱きながらスタールのほうを向いた。
「あ、えぇっと……」
「! その、これは……」
ノイナがゲブラーのものを咥える様を見て興奮したのか、スタールのものも大きく反り勃っている。
「ノイナが、あんなことができる、なんて、思っていなくて、その……」
「……先輩、並んで、立ってくれますか?」
ゲブラーの隣にスタールを立たせると、ノイナはおそるおそる彼の男根に手を伸ばす。僅かに指が触れれば彼はびくりと反応して、優しく握り込めばひくひくと震え、さらに質量を増していく。
「ちょっとノイナ、なにしてんの」
「いや、なんか……不公平な気がして……」
「不公平ってなに! やだ、俺にもう一回して!」
「はいはい、分かりましたから……」
頬にぐりぐりと先端を押し付けられ、渋々とノイナはゲブラーのそれももう一度手で握った。先に滑りを良くするためにスタールの男根を舐めようとして、一応確認のように彼を見上げた。
「んっ……ノイナ、そのまま」
スタールの手が促すように後頭部を撫でて、ノイナもゆっくりと彼のものを口に含んでいく。しっかりと舌を絡めながら頭を動かせば気持ち良さげにスタールは息を吐いて、優しく頭を撫でてくれる。
その間にもしっかりと手はゲブラーの男根を握っていて、じっくりとそれを扱きあげる。しばらくスタールのものを味わったノイナは口を離して、またゲブラーのものを咥え込んだ。
「は……んっ、そんなの、えっちすぎるって、ノイナ……」
「んぅ、ふ……」
「そんな姿見せられちゃ、怒る気も……ふ、失せちゃう」
交互に男根を愛でるノイナの姿はひどく淫乱で、はっきりとその顔に羞恥心が浮かんでいるのも相まって、二人にはかなりの刺激だった。そこに加わる口と手での奉仕に、じわじわと二人の目にも熱と欲望が渦巻く。
「ノイナ、もっと、深く咥え込んで……んんっ、ゲブラー、こんなことまで、教えて……」
「ふふ、気持ちいいでしょ? 俺のでいっぱい、練習したもんね、ノイナ」
「……僕だって、ノイナ、に」
自分がノイナに性技を教えていたなら、そんな想像をしてしまったスタールは顔を真っ赤にする。思わず彼女の口の中にぐっと腰を押し込んで、きゅっと締まる口内の感触に甘い吐息が溢れる。
「ん、ノイナ早く、もうすぐ、出ちゃいそう……」
「僕もこのまま、出していい……?」
どちらもノイナの口の中で出したいのか、ぐいぐいと口元に先端を押し付けてくる。もはやいろいろと許容量の限界だったノイナは、口を開けて舌を伸ばした。そのままきつく二人の男根を扱き上げて、射精を促す。
「んぅ……っ」
「は、イっく……」
しっかりと彼女の口内へ向けられた鈴口から、一斉に白濁が迸る。二人分の精液を口で受け止めたノイナはさすがに呻いてしまうも、必死になって喉を動かして飲み込んだ。
「ん、……」
どろりと鈴口に繋がったままの精液を口で吸い上げて、同じようにもう片方も尿道から残ったものを吸い出す。そのままぺろぺろと二つの先端を舐め回していれば、彼女の頭を撫でる二人の手が止まった。
「……ノイナ、まだギンギンなんだけど。もう一回」
「えっ」
「僕も正直、全然収まらない……今度はずっと、咥えてくれないか。後でいいから……」
「…………」
逆に欲求が抑え切れなくなってしまった二人に、ノイナは苦々しい表情をする。やっぱりゲブラーのわがままなんか聞くんじゃなかったと、そう思いながらそそり勃つゲブラーの剛直にまた舌を這わせた。
「言っておきますけど、もう飲みませんからね……」
さすがにこれ以上は吐く。そうはっきり言うと、またもや彼女は淫らな奉仕を始めたのだった。
23 了
「……」
「こうやってフェラも教えたし、一緒に玩具でも遊んだし、お尻の穴だって弄ってあげたし、……中出しだって数え切れないくらいしたんだよ?」
無様に嫉妬と独占欲を剥き出しにしていることにも気づかず、ゲブラーはスタールに言い聞かせた。ノイナは自分だけのものなんだと。
「あんたは俺に勝てないよ。ノイナは俺の、んっ」
「ゲブラー」
またぎゅっと強めに男根を握られ、彼は言葉を遮られてしまう。口淫を終えたノイナは小さく息を吐くと、軽くゲブラーのそれを手で扱きながらスタールのほうを向いた。
「あ、えぇっと……」
「! その、これは……」
ノイナがゲブラーのものを咥える様を見て興奮したのか、スタールのものも大きく反り勃っている。
「ノイナが、あんなことができる、なんて、思っていなくて、その……」
「……先輩、並んで、立ってくれますか?」
ゲブラーの隣にスタールを立たせると、ノイナはおそるおそる彼の男根に手を伸ばす。僅かに指が触れれば彼はびくりと反応して、優しく握り込めばひくひくと震え、さらに質量を増していく。
「ちょっとノイナ、なにしてんの」
「いや、なんか……不公平な気がして……」
「不公平ってなに! やだ、俺にもう一回して!」
「はいはい、分かりましたから……」
頬にぐりぐりと先端を押し付けられ、渋々とノイナはゲブラーのそれももう一度手で握った。先に滑りを良くするためにスタールの男根を舐めようとして、一応確認のように彼を見上げた。
「んっ……ノイナ、そのまま」
スタールの手が促すように後頭部を撫でて、ノイナもゆっくりと彼のものを口に含んでいく。しっかりと舌を絡めながら頭を動かせば気持ち良さげにスタールは息を吐いて、優しく頭を撫でてくれる。
その間にもしっかりと手はゲブラーの男根を握っていて、じっくりとそれを扱きあげる。しばらくスタールのものを味わったノイナは口を離して、またゲブラーのものを咥え込んだ。
「は……んっ、そんなの、えっちすぎるって、ノイナ……」
「んぅ、ふ……」
「そんな姿見せられちゃ、怒る気も……ふ、失せちゃう」
交互に男根を愛でるノイナの姿はひどく淫乱で、はっきりとその顔に羞恥心が浮かんでいるのも相まって、二人にはかなりの刺激だった。そこに加わる口と手での奉仕に、じわじわと二人の目にも熱と欲望が渦巻く。
「ノイナ、もっと、深く咥え込んで……んんっ、ゲブラー、こんなことまで、教えて……」
「ふふ、気持ちいいでしょ? 俺のでいっぱい、練習したもんね、ノイナ」
「……僕だって、ノイナ、に」
自分がノイナに性技を教えていたなら、そんな想像をしてしまったスタールは顔を真っ赤にする。思わず彼女の口の中にぐっと腰を押し込んで、きゅっと締まる口内の感触に甘い吐息が溢れる。
「ん、ノイナ早く、もうすぐ、出ちゃいそう……」
「僕もこのまま、出していい……?」
どちらもノイナの口の中で出したいのか、ぐいぐいと口元に先端を押し付けてくる。もはやいろいろと許容量の限界だったノイナは、口を開けて舌を伸ばした。そのままきつく二人の男根を扱き上げて、射精を促す。
「んぅ……っ」
「は、イっく……」
しっかりと彼女の口内へ向けられた鈴口から、一斉に白濁が迸る。二人分の精液を口で受け止めたノイナはさすがに呻いてしまうも、必死になって喉を動かして飲み込んだ。
「ん、……」
どろりと鈴口に繋がったままの精液を口で吸い上げて、同じようにもう片方も尿道から残ったものを吸い出す。そのままぺろぺろと二つの先端を舐め回していれば、彼女の頭を撫でる二人の手が止まった。
「……ノイナ、まだギンギンなんだけど。もう一回」
「えっ」
「僕も正直、全然収まらない……今度はずっと、咥えてくれないか。後でいいから……」
「…………」
逆に欲求が抑え切れなくなってしまった二人に、ノイナは苦々しい表情をする。やっぱりゲブラーのわがままなんか聞くんじゃなかったと、そう思いながらそそり勃つゲブラーの剛直にまた舌を這わせた。
「言っておきますけど、もう飲みませんからね……」
さすがにこれ以上は吐く。そうはっきり言うと、またもや彼女は淫らな奉仕を始めたのだった。
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