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07-02 **※(AVごっこ)
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ぐうっと男根が最奥に突き刺さって、ふるふると震える。それにも舌を噛んで耐え切ったノイナは、思わず安堵して緊張を緩めてしまう。
「っと、あー、きもちっ」
「んぅ! ひぅうっ……!」
虚をつくようにぐりっと深く子宮口を抉られ、ノイナは絶頂と共に声を上げてしまう。ずっと耐えていた反動か身体は大きく跳ねて、がくがくと下半身が痙攣を始める。
無理に堪えていたせいか身体を襲う快感は激しく、イったあとも続けて軽く何度か果ててしまっているような、そんな波が続く。
「あーあ、残念。惜しかったねぇ」
「はぁ、はっ……も、もう一回、もう一回チャンスを……」
ひくひくと震える身体のまま、みっともなく彼の男根を締め付けながら、ノイナは懇願した。この状態ではとても次耐えられるとは思えなかったが、それでもここは食い下がるしかなかった。
じっとゲブラーはノイナを見つめると、優しく微笑む。再挑戦を認めてくれる、かと思えば。
「だぁめ」
「そ、そんなっ」
「チャンスはありません。また俺の気が向いたらね?」
自分が死ぬわけでもないのに、ノイナは顔を真っ青にして絶句する。
失敗した。任務に失敗した。ゲブラーの懐柔に失敗した。そんな文言がぐるぐると頭の中を回った。
(やっぱり、私みたいな未熟者には、こんな奴の懐柔、なんて……)
涙が滲んでしまいそうになって、ノイナは思わず俯く。するとぎしっと音を立てて、ゲブラーが彼女の上に被さってくる。
「あんた、本当に嘘が下手だねぇ」
「っ、そんなの、分かってますよ……!」
「なに、泣いてるの? あはっ、泣き顔、もっと見せてよ」
無神経なその物言いに、思わずノイナは手が出そうになる。けれどそれも察していたのかゲブラーはノイナの手を掴んで、怪しく笑った。
「そんなに俺の言うこと守れなかったのがショックだった? 可愛いね、ノイナ」
「だって、貴方がちゃんとやらないと……」
「ああ、暗殺のこと?」
妙な会話の流れに、ノイナは怒鳴りかけていた言葉を引っ込めた。それを見たゲブラーは愉快そうに喉を鳴らして、ようやく中から自身を引き抜くと、優しく彼女の顔面の精液を拭いてくれる。
「チャレンジには失敗しちゃったけど……いいよ、依頼は受けないであげる」
「!」
「あんた、頑張ったもんね。その健気さに、俺は胸を打たれちゃったよ」
「で、でも、さっきはチャンスはないって……」
「チャンスって、ノイナがもう一回時間停止チャレンジしたかったんでしょ? でも今は気が乗らないからまた今度、って言っただけだよ」
そんなこと言ってない、そう思いっきり言葉にしたかったが、ノイナはひとまず押し黙る。謎めいた形とはいえ、なんとか暗殺決行は阻止できたのだ。ここでゲブラーを無闇に刺激するのは悪手だろう。
「また遊んであげるから」
「いりません……!」
「そんなに拒否しなくても……あ」
何かに気付いたゲブラーはぐっとノイナの顎を掴む。無理やり彼女の口をこじ開けると、血の滲む舌をじっと見つめた。
「もう……我慢するためだからって、舌なんか噛んじゃダメだよ。危ないんだから」
「んっ、んんふっ!?」
ゲブラーの顔が近くなった、そう思ったのと同時に、唇に柔らかいものが触れる。それと同時に舌の傷口あたりを滑るものが触れて、そのままじっくりと舐め回される。
(こ、これっ、て)
唇も、舌も、ねっとりと混ざり合う。艶かしく、どこまでも深いファーストキスは、ノイナの頭を完全にショートさせた。
「ん……この口じゃ危ないから、フェラはまた今度ね。さてと」
ノイナの上から退いたゲブラーは、使い終えたゴムを外して大きく伸びをする。ちょうど流していたビデオも終わったらしく、テレビの画面は暗くなっていた。
無事にゲブラーのお遊びは終わった。それを感じ取ったノイナは息を吐く。ひとまず剥ぎ取られた下着を履き直そうと、放られたそれを掴もうとした。
が、ゲブラーに手を掴まれて阻まれる。
「あの」
「さて、頑張ったノイナにご褒美をあげないとね」
「ご褒美なら、その、帰らせてくれると……」
「今度は動いてもいいし、好きなだけ声出していいよ。逃げようとしても構わない」
ちゃっかり次の避妊具をつけ終えた状態で、いい笑顔のゲブラーは再びノイナを押し倒した。
「大真面目で頑張り屋さんのノイナが天国を見れるくらい、いっぱい気持ちよくしてあげる」
「昨夜お楽しみだったんですよね……!?」
「俺が普通の子と何発もするわけないでしょ? まだまだイけるよ、あんたが相手ならね」
逃れようとするノイナを強く抱きしめると、そのまま遠慮することなく雌雄を交わらせる。いつも以上に熱のこもった視線で彼女を見つめて、有無を言わさずに生々しい交合を始めてしまう。
「かえらせてぇ……!」
結局ノイナはご褒美と称した行為をまるまる一晩味わったという。
07 了
「っと、あー、きもちっ」
「んぅ! ひぅうっ……!」
虚をつくようにぐりっと深く子宮口を抉られ、ノイナは絶頂と共に声を上げてしまう。ずっと耐えていた反動か身体は大きく跳ねて、がくがくと下半身が痙攣を始める。
無理に堪えていたせいか身体を襲う快感は激しく、イったあとも続けて軽く何度か果ててしまっているような、そんな波が続く。
「あーあ、残念。惜しかったねぇ」
「はぁ、はっ……も、もう一回、もう一回チャンスを……」
ひくひくと震える身体のまま、みっともなく彼の男根を締め付けながら、ノイナは懇願した。この状態ではとても次耐えられるとは思えなかったが、それでもここは食い下がるしかなかった。
じっとゲブラーはノイナを見つめると、優しく微笑む。再挑戦を認めてくれる、かと思えば。
「だぁめ」
「そ、そんなっ」
「チャンスはありません。また俺の気が向いたらね?」
自分が死ぬわけでもないのに、ノイナは顔を真っ青にして絶句する。
失敗した。任務に失敗した。ゲブラーの懐柔に失敗した。そんな文言がぐるぐると頭の中を回った。
(やっぱり、私みたいな未熟者には、こんな奴の懐柔、なんて……)
涙が滲んでしまいそうになって、ノイナは思わず俯く。するとぎしっと音を立てて、ゲブラーが彼女の上に被さってくる。
「あんた、本当に嘘が下手だねぇ」
「っ、そんなの、分かってますよ……!」
「なに、泣いてるの? あはっ、泣き顔、もっと見せてよ」
無神経なその物言いに、思わずノイナは手が出そうになる。けれどそれも察していたのかゲブラーはノイナの手を掴んで、怪しく笑った。
「そんなに俺の言うこと守れなかったのがショックだった? 可愛いね、ノイナ」
「だって、貴方がちゃんとやらないと……」
「ああ、暗殺のこと?」
妙な会話の流れに、ノイナは怒鳴りかけていた言葉を引っ込めた。それを見たゲブラーは愉快そうに喉を鳴らして、ようやく中から自身を引き抜くと、優しく彼女の顔面の精液を拭いてくれる。
「チャレンジには失敗しちゃったけど……いいよ、依頼は受けないであげる」
「!」
「あんた、頑張ったもんね。その健気さに、俺は胸を打たれちゃったよ」
「で、でも、さっきはチャンスはないって……」
「チャンスって、ノイナがもう一回時間停止チャレンジしたかったんでしょ? でも今は気が乗らないからまた今度、って言っただけだよ」
そんなこと言ってない、そう思いっきり言葉にしたかったが、ノイナはひとまず押し黙る。謎めいた形とはいえ、なんとか暗殺決行は阻止できたのだ。ここでゲブラーを無闇に刺激するのは悪手だろう。
「また遊んであげるから」
「いりません……!」
「そんなに拒否しなくても……あ」
何かに気付いたゲブラーはぐっとノイナの顎を掴む。無理やり彼女の口をこじ開けると、血の滲む舌をじっと見つめた。
「もう……我慢するためだからって、舌なんか噛んじゃダメだよ。危ないんだから」
「んっ、んんふっ!?」
ゲブラーの顔が近くなった、そう思ったのと同時に、唇に柔らかいものが触れる。それと同時に舌の傷口あたりを滑るものが触れて、そのままじっくりと舐め回される。
(こ、これっ、て)
唇も、舌も、ねっとりと混ざり合う。艶かしく、どこまでも深いファーストキスは、ノイナの頭を完全にショートさせた。
「ん……この口じゃ危ないから、フェラはまた今度ね。さてと」
ノイナの上から退いたゲブラーは、使い終えたゴムを外して大きく伸びをする。ちょうど流していたビデオも終わったらしく、テレビの画面は暗くなっていた。
無事にゲブラーのお遊びは終わった。それを感じ取ったノイナは息を吐く。ひとまず剥ぎ取られた下着を履き直そうと、放られたそれを掴もうとした。
が、ゲブラーに手を掴まれて阻まれる。
「あの」
「さて、頑張ったノイナにご褒美をあげないとね」
「ご褒美なら、その、帰らせてくれると……」
「今度は動いてもいいし、好きなだけ声出していいよ。逃げようとしても構わない」
ちゃっかり次の避妊具をつけ終えた状態で、いい笑顔のゲブラーは再びノイナを押し倒した。
「大真面目で頑張り屋さんのノイナが天国を見れるくらい、いっぱい気持ちよくしてあげる」
「昨夜お楽しみだったんですよね……!?」
「俺が普通の子と何発もするわけないでしょ? まだまだイけるよ、あんたが相手ならね」
逃れようとするノイナを強く抱きしめると、そのまま遠慮することなく雌雄を交わらせる。いつも以上に熱のこもった視線で彼女を見つめて、有無を言わさずに生々しい交合を始めてしまう。
「かえらせてぇ……!」
結局ノイナはご褒美と称した行為をまるまる一晩味わったという。
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