転生先は石ころのようです――え！？――

Part11 石ころは丈夫です

 と作った本人が一番驚いていた
 すると男が尻餅をついて

『へぇ...』

『え、そんな驚くことじゃ(ヤバいよ！いろいろと！)』

 と自分に驚いてた思った男が後ろに指ゆびを指した

『ん？』

 と振り返ると後ろにドラゴンが居た

『(...死んだ)』

 と思ったと同時にドラゴンは爪を横に大きく降った！

ガッ！

 だが何かに引っかかたような音がした
 それはネルが剣で受止めていた

『ネル！？』

『逃げてぇ...っ』

 と言った途端ネルの足からほんの一瞬だが 力が抜けた！
 そのそのままドラゴンの爪は進んだ！

『あ..』

 と諦めたような声をネルは出した だがレンカは大きく踏み出していた
 自分が石ということは認識する前に何故か本能的に
 そしてネルを押し退けて

グチャッ！

『ぐっ....！！』

ﾄﾞﾝｯ!

 少し二部音がした レンカの右肩から下が全て消え去っていた
 だがレンカにはもう既に痛みは消えていた 傷口は石に変わっており血とかグロイのは出てなかった 
 しかも既に再生し始めていた

『あ...(俺！石だった！)』

 と、ホッとして
 立ち上がった ネルの方を見ると ネルは気絶をしていた

『(良かった)』

 そしてレンカはドラゴンの方を見た
 レンカは一つ思い出した 石に転生落ちた前に神に説明されたこと
 『この世界の魔法は言葉に意味とイメージが必要だ』
 だからこの世界の詠唱は意味とイメージを結びつけるためにある そして
 レンカは右手を伸ばして

『火炎！』

 そのまま炎はドラゴンの方に飛んだ！
 だがドラゴンは自分の尾で火を消し去った
 そして消し去った炎の奥には勢いよく飛び込んできたレンカが居た

『(だろうなっ！)』

 レンカがそうした理由は『小説とかでもそんなんじゃ倒せない』と言うアホな理由だった
 そして白い剣を振り下ろした！
 が！ドラゴンは爪で受け止めた

『(え？固っ！しかも！そんなに頭いいのかよっ！)』

 だがドラゴンが一瞬笑ったように見えた

『は？』

 そしてドラゴンは尾を大きくレンカの腹部めがけて叩きつけようとしてきた
 そして咄嗟とっさに
 レンカは盾をイメージした するとレンカを覆うように盾がいくつもを生成された！

ガッ！

 とぶつかる音が響いたら 痛かったのドラゴンの手から一瞬力が抜けた！
 そしてその隙を脱がさず
 レンカはしたを潜り抜けて 

『リレース！』

 と叫び大きく上に飛んだ！
 そして ものすごいスピードで落ちるイメージをすると！勢いよく落ち始めた！

『(もっと！大きく！貫け！)』

 と思った途端 

ギギギギギギィ！

 と白い剣が音を立てた
 そして剣は大きくなった！
 それと同時にレンカの半分も再生も終わった
 そして両手で持ち ドラゴンの頭上めがけて突き刺した！

グチャ！

 ドラゴンは真っ二つに別れた
 そしていつからか起きてたのか振り返るとネルが驚いた顔で見ていた

『(やばい見られた！？)』