優しい時間

ときのはるか

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第1章 執着と躾

地下室

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制服の男『榊』に伴われ廊下をしばらく歩くとその建物の地下に出た。

煌煌と蛍光灯が灯り暗くはないがどこか寒々しい印象がある。

その地下の廊下の一番奥の扉を開けて中に入るように言われた。

そこはトイレかと思いきや病院に在るような鉄枠のベッドが一つと勉強机のセットが一つ、そして変な形の椅子が置かれただけの窓がない6畳くらいの部屋だった。

入口を入って直ぐのところがバスとトイレのようであるが扉が閉まっていて分からない。

「あの…」

瞬が言いにくそうにもじもじしていると榊がおもむろに瞬の服を脱がし始める。

「わ!なんで?」

「この部屋の中では私と二人きりだ。
その間は服を着る必要はない」

また言われてる意味が分からなくなりさすがの瞬も泣きそうになる。
さっき有栖川からここでは排泄は必ずチューターと一緒でなければならないと言うのも耳を疑ったが、それは健康管理の意味があると言われたら幼い瞬にはそう言うものなのかもしれないと納得せざるを得ないかった。

だがこの部屋では服が必要ないと言うのはいくらなんでもおかしいと思う。

しかし抵抗しても大人の男に取り押さえられるように服を脱がされてしまえば、まだ幼い瞬には到底勝ち目はなかった。


用意された白いブラウスと黒いスラックスも、白いブリーフと白い靴下も全てあっけなく取り除かれてしまう。

不安に駆られる瞬の細い少年然とした肢体が榊の前に晒されていた。

尿意を堪える大事な幼い陰経を必死に手で覆い隠そうとする瞬は、まさに主人のオーダー通りの素材だと榊は確信するのだった。


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