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#2陰キャ新入社員のエゴ
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「え、あの…。一国の長って…。どういう意味?」
「言葉の通りだ。」
「つまり…、あんたがこの異世界のこの国のトップってこと?」
「そういうことだ。」
「……。」
「どうした?急に静かになりおって。」
「え、あ、いや……。なんでもない…です…。(まじかよ……。)」
「まあ、とにかく、お前にはワガハイと一緒に魔王を倒してもらうからな。」
「え、あ、いや、もうそれに関しては断り切れなそうだからいいんですけど…。ちょっといろいろと意味が分かんないから質問していい?。」
「なんだ。」
「はぁ。じゃあまず…、なんで俺の言葉が通じるんですか?あんたから見れば俺は異世界から来た得体のしれない生物のはずなのにそれっておかしいんじゃ…。」
「あぁ、それはな。この世界に来た人間は例外なくすべての言語を理解するようになるからだ。」
「え……、めちゃくちゃ便利じゃん……。なんか頭良くなった気分。」
「まぁ、そうだろうな。」
「じゃあ、次なんですけど……、俺は魔王を倒すために呼ばれたんですよね?でも全く自信ないし戦うのとか絶対弱いと思うんですけど、間違えて呼ばれた可能性は?」
「いや、間違いではない。お前は選ばれたのだ。」
「じゃあ、なんで俺が選ばれたんですか?」
「……。」
「え、そんなに言いにくい理由なんですか?」
「……。」
「…。」
「……理由は言えない。」
「え?(めっちゃ気になるんだけど……。)」
「まぁ、そのうちわかる。」
「そう…ですか……。」
「次はなんだ?」
「俺のいた世界との違いとか、俺が元の世界で何してたとか知ってるんですか?(さっきの記憶喪失設定は使えなさそうだし……。)」
「あぁ、そのくらいなら教えてやろう。」
「まず、この世界には魔法がある。そして魔王がいる。あとは……、そうだな、魔物やモンスターがいたり、ドラゴンが飛んでたりする。あとは……」
「ちょ、ちょっと待って。(多すぎる……。)」
「なんだ?まだ聞きたいことがあるのか?」
「とりあえず今はこれだけ十分です……。」
「そうか。」
「……。(まぁ、今は無理して全部知らなくても大丈夫かな……?後々わかってくるだろ……。)」
「とりあえず今からワガハイの国に行って準備をするぞ。」
「え、あ、はい……。(また移動か……。)」
こうして俺達は国に向かった。
「着いたぞ。ここがワガハイの国だ。」
「(うわぁ……、なんかすごいな……)」
そこにはたくさんの建物があり、賑わっていた。
「(当たり前なんだろうけど住民は人間じゃないんだな…。見たところオーク族か…。)」
俺はソワソワしながらボグダの国を見渡していた。周囲を見渡しているとやたら大きな城がそびえているのを確認した。
「ねぇ…、あの城って…。」
「ああ、あれはワガハイの城だ。」
「(やっぱり……、あんなに大きい城に住んでるんだ……。)
……すごいね。」
「そうだろ?」
「……うん。(圧が凄い……)」
「よし、では行くぞ。」
「あ、はい……。(俺も城に住めるのかな……?)」
~城内~
「ボグダ様、お帰りなさいませ。」
「うむ。」
「ところでその者は一体……?」
「この者はロペスという。魔王を倒す勇者として召喚された者だ。」
「ゆ、勇者ですか……?」
「そうだ。」
「……。」
「どうした?」
「ボグダ様、失礼ながらこの者が本当に魔王を倒せるとは思えません。」
「ふっ……、確かにそうだな。」
「(本当に失礼な奴だな。まぁ自分でもそう思うけど…。)」
「だが、こいつは勇者として選ばれた男だからな。何かあるはずだ。それに…、こいつがワガハイのそばにいるべきだと思ったんだ。」
「そうですか……。」
「というわけでこいつをワガハイの部屋に入れておいてくれ、ワガハイは少し野暮用を済ませてから行く。」
「わかりました。」
「じゃあ、よろしく頼んだぞ。」
そういうとボグダはどこかへ行ってしまった。
「じゃあ、お前はついて来い。」
「あ、はい。」
俺は兵士に連れられて部屋に入った。
「(結構広いな……。てか、なんかめちゃくちゃ緊張するんだけど……。)」
「では、私はこれで。」
「あ、はい。」
兵士が出て行くと俺は部屋の中を見回した。
「(ベッドとかタンスとか机とか……、どれも高そうな物ばかりだな……。)」
すると突然扉が開いた。
「待たせたな。」
「いや、全然…。」
「そうか?まあいい、早速本題に入るぞ。」
「はい……。(来た……。)」
「さっきモニタールームによってお前のステータスデータを確認したのだが…。」
「はぁ……(どんな感じだったんだろ……?)」
「お前、ガキという年齢でもなさそうだが、未だ"覚醒"していないのだな。」
「"覚醒"?なんですかそれ?」
「まぁ簡単に言えば自分の限界を超えた力を引き出すことだ。」
「じゃあ、俺はまだその領域に達してないってことですか?」
「そうだ。」
「あらら。」
「人間の年齢でいうと18を迎えるころには99.9%の者が覚醒しているはずなのだ。」
「え、俺一応23になるんですけど…。もしかして覚醒の才能がないとか…。」
「いや、基本的には覚醒は誰にでも起こることだ。だが、条件として何かに対して自分の全てをぶつける必要がある。」
「自分の全て…ねぇ。」
「お前の前の人間界での今までの生き様を見させてもらったが、本気になれる瞬間はいくらでもあったはずだ。」
「……。」
「それがなかったということは……、つまり、お前の今までの経験はお前にとって本気で打ち込めるものではなかったようだな。」
「まぁ、めんどくさいとかどうでもいいとか思うことがほとんどだったし、それは言えてるかも。」
「そうか…。ならば1つワガハイから聞きたいことがある。」
「何ですか?」
「お前の"エゴ"はなんだ。」
「え、"エゴ"ってなんですか?」
「簡単に言うとお前自身は何がしたくて生きているのかと聞いているのだ。」
「ん-ー……。」
「……答えられないのか?」
「……ここ最近ずっと考えてたけど答えが見つからなかった疑問だったから…。」
「それが覚醒できていない原因か…。」
「……。」
「なら質問を変えよう。」
「はい……。(まだあるの?)」
「なぜワガハイは魔王を倒す必要があると思う?」
「……え?(どういう意味だ?)」
「魔王はワガハイの国を襲ってきたり、民たちを襲ったりする。だからワガハイは魔王を倒す必要がある。だがワガハイは別に魔王を倒したいわけではない。」
「自分の国を荒らされたから仕方なく…とか?」
「ワガハイはな、この国の者たちが大好きだ。だからこそワガハイのこの国を守りたいと思っている。魔王がこの国を襲う理由はわからない。だが、魔王はこの国を荒らしに来る。だからワガハイは魔王を倒す。」
「……。」
「ここまで話せばわかるだろう。ワガハイの"エゴ"はワガハイの国を守ることだ。…、お前にもあるはずだ。守りたいもの、譲れないものが。」
「……。(言いたいことはわかるけど…ピンとこないなぁ…。)」
「今日はこの辺にしておこう。飯に行くぞ。明日はワガハイとの戦闘訓練だからな。」
「え…、タイムタイム!ボグダとの戦闘訓練って無理でしょ(笑)。絶対即死しますって(笑)」
「大丈夫だ。死にはしない。それにお前は勇者だろ。」
「えぇ……。(明日が命日になるかもしれない…。)」
「飯って何食べるの?」
「とりあえず食堂へ行くぞ。」
「あ、うん。」
~城内・食堂~
「(見た感じはうまそうなステーキ肉っぽいけど…。すごい量だな……。こんなに食べれるかな……。)」
「これが今日のメニューだ。」
そこには大量の料理が並べられていた。
「(多すぎだろ……)」
「さっさと食え。」
「あ、はい……。いただきます……。(最後の晩餐になるかもしれないししっかり味わおう…。)」
~翌日~
「おはようございます……。ボグダさん……」
俺は朝早くに起こされた。
「うむ、では戦闘訓練を始めるぞ。」
「あ、はい……。」
「まず、この剣を使え。」
「あ、ありがとう……。(意外と普通の大きさの剣だな……。もっと大きいのを想像してたけど……。まぁいいか……)」
俺はボグダから渡された剣を構えた。
「よし、かかってこい。」
「え!?いきなりですか……。」
「ああ、そうだ。」
「(いや、死ぬよ……。)」
「ほれ、どうした。」
「……。(仕方ない……、やるしかないか……。)」
俺は覚悟を決めてボグダに向かっていった。
「言葉の通りだ。」
「つまり…、あんたがこの異世界のこの国のトップってこと?」
「そういうことだ。」
「……。」
「どうした?急に静かになりおって。」
「え、あ、いや……。なんでもない…です…。(まじかよ……。)」
「まあ、とにかく、お前にはワガハイと一緒に魔王を倒してもらうからな。」
「え、あ、いや、もうそれに関しては断り切れなそうだからいいんですけど…。ちょっといろいろと意味が分かんないから質問していい?。」
「なんだ。」
「はぁ。じゃあまず…、なんで俺の言葉が通じるんですか?あんたから見れば俺は異世界から来た得体のしれない生物のはずなのにそれっておかしいんじゃ…。」
「あぁ、それはな。この世界に来た人間は例外なくすべての言語を理解するようになるからだ。」
「え……、めちゃくちゃ便利じゃん……。なんか頭良くなった気分。」
「まぁ、そうだろうな。」
「じゃあ、次なんですけど……、俺は魔王を倒すために呼ばれたんですよね?でも全く自信ないし戦うのとか絶対弱いと思うんですけど、間違えて呼ばれた可能性は?」
「いや、間違いではない。お前は選ばれたのだ。」
「じゃあ、なんで俺が選ばれたんですか?」
「……。」
「え、そんなに言いにくい理由なんですか?」
「……。」
「…。」
「……理由は言えない。」
「え?(めっちゃ気になるんだけど……。)」
「まぁ、そのうちわかる。」
「そう…ですか……。」
「次はなんだ?」
「俺のいた世界との違いとか、俺が元の世界で何してたとか知ってるんですか?(さっきの記憶喪失設定は使えなさそうだし……。)」
「あぁ、そのくらいなら教えてやろう。」
「まず、この世界には魔法がある。そして魔王がいる。あとは……、そうだな、魔物やモンスターがいたり、ドラゴンが飛んでたりする。あとは……」
「ちょ、ちょっと待って。(多すぎる……。)」
「なんだ?まだ聞きたいことがあるのか?」
「とりあえず今はこれだけ十分です……。」
「そうか。」
「……。(まぁ、今は無理して全部知らなくても大丈夫かな……?後々わかってくるだろ……。)」
「とりあえず今からワガハイの国に行って準備をするぞ。」
「え、あ、はい……。(また移動か……。)」
こうして俺達は国に向かった。
「着いたぞ。ここがワガハイの国だ。」
「(うわぁ……、なんかすごいな……)」
そこにはたくさんの建物があり、賑わっていた。
「(当たり前なんだろうけど住民は人間じゃないんだな…。見たところオーク族か…。)」
俺はソワソワしながらボグダの国を見渡していた。周囲を見渡しているとやたら大きな城がそびえているのを確認した。
「ねぇ…、あの城って…。」
「ああ、あれはワガハイの城だ。」
「(やっぱり……、あんなに大きい城に住んでるんだ……。)
……すごいね。」
「そうだろ?」
「……うん。(圧が凄い……)」
「よし、では行くぞ。」
「あ、はい……。(俺も城に住めるのかな……?)」
~城内~
「ボグダ様、お帰りなさいませ。」
「うむ。」
「ところでその者は一体……?」
「この者はロペスという。魔王を倒す勇者として召喚された者だ。」
「ゆ、勇者ですか……?」
「そうだ。」
「……。」
「どうした?」
「ボグダ様、失礼ながらこの者が本当に魔王を倒せるとは思えません。」
「ふっ……、確かにそうだな。」
「(本当に失礼な奴だな。まぁ自分でもそう思うけど…。)」
「だが、こいつは勇者として選ばれた男だからな。何かあるはずだ。それに…、こいつがワガハイのそばにいるべきだと思ったんだ。」
「そうですか……。」
「というわけでこいつをワガハイの部屋に入れておいてくれ、ワガハイは少し野暮用を済ませてから行く。」
「わかりました。」
「じゃあ、よろしく頼んだぞ。」
そういうとボグダはどこかへ行ってしまった。
「じゃあ、お前はついて来い。」
「あ、はい。」
俺は兵士に連れられて部屋に入った。
「(結構広いな……。てか、なんかめちゃくちゃ緊張するんだけど……。)」
「では、私はこれで。」
「あ、はい。」
兵士が出て行くと俺は部屋の中を見回した。
「(ベッドとかタンスとか机とか……、どれも高そうな物ばかりだな……。)」
すると突然扉が開いた。
「待たせたな。」
「いや、全然…。」
「そうか?まあいい、早速本題に入るぞ。」
「はい……。(来た……。)」
「さっきモニタールームによってお前のステータスデータを確認したのだが…。」
「はぁ……(どんな感じだったんだろ……?)」
「お前、ガキという年齢でもなさそうだが、未だ"覚醒"していないのだな。」
「"覚醒"?なんですかそれ?」
「まぁ簡単に言えば自分の限界を超えた力を引き出すことだ。」
「じゃあ、俺はまだその領域に達してないってことですか?」
「そうだ。」
「あらら。」
「人間の年齢でいうと18を迎えるころには99.9%の者が覚醒しているはずなのだ。」
「え、俺一応23になるんですけど…。もしかして覚醒の才能がないとか…。」
「いや、基本的には覚醒は誰にでも起こることだ。だが、条件として何かに対して自分の全てをぶつける必要がある。」
「自分の全て…ねぇ。」
「お前の前の人間界での今までの生き様を見させてもらったが、本気になれる瞬間はいくらでもあったはずだ。」
「……。」
「それがなかったということは……、つまり、お前の今までの経験はお前にとって本気で打ち込めるものではなかったようだな。」
「まぁ、めんどくさいとかどうでもいいとか思うことがほとんどだったし、それは言えてるかも。」
「そうか…。ならば1つワガハイから聞きたいことがある。」
「何ですか?」
「お前の"エゴ"はなんだ。」
「え、"エゴ"ってなんですか?」
「簡単に言うとお前自身は何がしたくて生きているのかと聞いているのだ。」
「ん-ー……。」
「……答えられないのか?」
「……ここ最近ずっと考えてたけど答えが見つからなかった疑問だったから…。」
「それが覚醒できていない原因か…。」
「……。」
「なら質問を変えよう。」
「はい……。(まだあるの?)」
「なぜワガハイは魔王を倒す必要があると思う?」
「……え?(どういう意味だ?)」
「魔王はワガハイの国を襲ってきたり、民たちを襲ったりする。だからワガハイは魔王を倒す必要がある。だがワガハイは別に魔王を倒したいわけではない。」
「自分の国を荒らされたから仕方なく…とか?」
「ワガハイはな、この国の者たちが大好きだ。だからこそワガハイのこの国を守りたいと思っている。魔王がこの国を襲う理由はわからない。だが、魔王はこの国を荒らしに来る。だからワガハイは魔王を倒す。」
「……。」
「ここまで話せばわかるだろう。ワガハイの"エゴ"はワガハイの国を守ることだ。…、お前にもあるはずだ。守りたいもの、譲れないものが。」
「……。(言いたいことはわかるけど…ピンとこないなぁ…。)」
「今日はこの辺にしておこう。飯に行くぞ。明日はワガハイとの戦闘訓練だからな。」
「え…、タイムタイム!ボグダとの戦闘訓練って無理でしょ(笑)。絶対即死しますって(笑)」
「大丈夫だ。死にはしない。それにお前は勇者だろ。」
「えぇ……。(明日が命日になるかもしれない…。)」
「飯って何食べるの?」
「とりあえず食堂へ行くぞ。」
「あ、うん。」
~城内・食堂~
「(見た感じはうまそうなステーキ肉っぽいけど…。すごい量だな……。こんなに食べれるかな……。)」
「これが今日のメニューだ。」
そこには大量の料理が並べられていた。
「(多すぎだろ……)」
「さっさと食え。」
「あ、はい……。いただきます……。(最後の晩餐になるかもしれないししっかり味わおう…。)」
~翌日~
「おはようございます……。ボグダさん……」
俺は朝早くに起こされた。
「うむ、では戦闘訓練を始めるぞ。」
「あ、はい……。」
「まず、この剣を使え。」
「あ、ありがとう……。(意外と普通の大きさの剣だな……。もっと大きいのを想像してたけど……。まぁいいか……)」
俺はボグダから渡された剣を構えた。
「よし、かかってこい。」
「え!?いきなりですか……。」
「ああ、そうだ。」
「(いや、死ぬよ……。)」
「ほれ、どうした。」
「……。(仕方ない……、やるしかないか……。)」
俺は覚悟を決めてボグダに向かっていった。
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