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新入社員が合宿中に人事部長に好意を抱く話

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俺の名前は赤松 陽斗(あかまつ はると)。今年からとある不動産販売会社で働くことになっている。
不安要素は数え切れないほどある。仕事がキツくないか、人間関係がうまくいくかどうか。そんな先々のことも気にしつつも目の前の不安要素にも抗わないといけない。それは入社式の翌日から行われる新人の研修合宿が1ヶ月の間行われることだ。この合宿は土日の間も家に帰ることが許されていない。
俺はよく就職関連の動画を見たり、インターネットで調べたりしているのだが、こういった合宿がある企業は所謂ブラック企業なのではないか、なんてことも考えてしまう。今までまともにスポーツなどもやってこなかった俺にとってそれは絶望的だ。もしそうであれば耐えられる自信もない。そんな不安を感じながら俺は合宿へ向かった。
入社式翌日、山奥にある合宿所がある場所に俺は着いていた。同期が5人という少人数であったためか、入社式の日に簡単に打ち解けることができていた。だから俺は人間関係という1つの不安を軽減してこの合宿に入ることができた。
「やっぱり、こういう合宿ってキツいのかなぁ。」
と隣にいる同期の1人が呟いた。自分と同じことを考えている人がいたため少し安心していた。
俺たちはこのあと、1人1つある部屋に荷物を置き、研修室へ向かった。恐れていた合宿だったが、マナーについてや業務の基本的なことを時には外部講師を招いて学ぶといったおそらく普通といえるような研修内容だった。起床時間や就寝時間、風呂に入る時間などが決められているのが少しキツくも感じたが、これくらいは苦に感じなかった。同期とも思っていたよりも良い合宿だなと共有していた。
この合宿では毎週末の金曜日には懇親会があり、今週も同期と人事の研修担当の方と人事部長で簡単な飲み会が食堂で開かれた。
「それじゃあ、乾杯!」
という掛け声とともにみんなビールの入ったコップを手に持ち一口飲んだ。その瞬間、頭がクラっとした。アルコールなどほとんど飲んだことがないため、すぐに酔いが回ってしまったのだ。顔も熱くなり、身体全体が火照っていた。しかし、社会人として人事部長や人事の研修担当の方にビールを注いだり、会話をするのに奮闘していた。そして、お酒を飲み始めて2時間が経った頃、
「あっ……。」
足下がふらつき机に手をついてしまったのだ。そこからの記憶がない。気づいたときには朝になっており、時計を見ると午前10時を指していた。幸い土日は時間の縛りがなかったためよかったものの、気を付けなければいけないと反省した。
そして週が明け、再び研修が始まった。今週は業務のことや商品についてのことを学びながら合間に1人1時間ほど人事部長との面談があるという感じだった。俺は緊張しながらも面談に臨んだ。
「赤松くん、この前は大丈夫だった?」
人事部長に心配された。やはりあの時の自分は酔っていて変なことをしていたのではないかと不安になった。
「はい……、すみません、ご迷惑をおかけしました…。」とりあえず謝った。すると人事部長は少し朗らかな表情でこう言った。
「全然気にしなくて大丈夫だから。」
この人事部長の方の名前は奥田 一真(おくだ かずま)。年齢は50を少し超えたくらいだと思う。体型は野球を過去にしていたということもあり、横幅が広く、ガタイが良い。採用の最終面接でも面と向かったが、少し怖そうで寡黙そうだなという印象も受けた。ただ、入社してから会話してみると面白いし、優しい目をしていると感じることもあり、俺の奥田さんへの評価は高い。所謂ギャップというやつなのだと思う。
「はい……。ありがとうございます……。」
その後、俺は奥田部長といろんなお話をした。同じ高校、大学出身だったためその話や時にはこれからの大事な話などもした。その中でも一番驚いたのは奥田さんの恋愛の話だ。なんでも奥様とは大学のサークルで出会ったらしい。その時の出会い方はかなり変わったもので、新入生歓迎コンパの時に酔っ払った奥田部長が奥様にキスをしたらしく、そのまま流れで交際に至ったとのこと。
そのままの流れで交際に至れるところに彼女すらできたことがない俺は羨ましさを感じた。しかし、それ以上にそのシーンを想像したら興奮してしまい、俺は奥田部長をなめ回すように見てしまっていた。もちろん、そんなことは悟られてはいけない。なんとか誤魔化しながら会話を続けた。
研修のある日のこと。
「陽斗お前、彼女とかいるの?」
唐突に同期にこう聞かれた。俺は恥ずかしげながら今まで彼女の1人も持ったことがない童貞である。だが、バカにされたくなかったため、少しサバを読むことにした。
「今はいないけど高校の時はいたよ。」
「えっ?!マジかぁ。てっきり彼女経験なしだと思ってたわぁ。」
それは大正解である。嘘をつくことに罪悪感を感じていたが、自分のプライドのためについたこのウソは意外にも功を奏したようだ。
「じゃあ、なんで別れたの?」
「うーん……。なんかお互いに価値観の違いみたいなのを感じちゃってさぁ。」
「ふぅ~ん。」
作り話なのでそれっぽい理由を言ったのだが、納得してくれたようで少しホッとした。しかし、こんな会話をしているうちにだんだんと俺の心の中にモヤがかかってきた。
「(そういえばもうずっと恋愛というか片思いすらしてないよな…。今の俺はどんな人が好きなんだろうな…。)」
そんなことを考えていると脳裏になぜか奥田部長の顔が浮かんできた。
「(いや、まさかね…。)」
自分で自分にそう言い聞かせ、考えるのをやめようとした。しかしその日から、毎日のように奥田部長のことが頭から離れなくなった。
それからというものの、俺は奥田部長のことを目で追ってしまうようになっていた。研修中も、休憩時間も、食事の時間も、奥田部長がいる時はいつも目で追ってしまっていた。そして、奥田部長の仕草や言動にドキドキする自分がいた。
俺は嫌でも確信してしまった。奥田部長が好きだということを。いつの間にか恋愛対象が異性から同性へ変化してしまっていたことを。だが、相手は子持ちの既婚者であるため、好きになること自体に罪悪感を感じるとともに、好きになる以上の発展はないとも理解していた。だから、俺は自分だけの思い出を作るためにある作戦を実行した。
次の週末の懇親会に俺は動いた。作戦は単純。奥田部長が潰れるまでお酒を飲ませ続ける。そして、奥田部長が酔いつぶれた後、介抱と称して一緒に奥田部長の部屋に戻り、一夜を過ごす。俺はこの計画を実行に移すべく行動を開始した。
俺は積極的に奥田部長のグラスにビールを注いでいく。必要以上に。
「奥田部長、今日は飲み過ぎじゃないですか?大丈夫ですか?」
俺はわざと心配そうな顔をしてこう聞いた。
「いや、全然大丈夫。まだまだいけるよ。」
「いやいや、全然大丈夫には見えないですよ。顔真っ赤ですもん。」
「ははは、そうかなぁ。でも、全然大丈夫だから。」
奥田課長はこう語っているが、赤らめた顔にフラフラとした足つきから限界が近いのは見ていると明らかだった。それから30分、ビールを飲ませ続けているとついに奥田部長は机に突っ伏して眠りについた。俺はチャンスだと思い、奥田部長を起こしにかかる。
「奥田部長、起きてください。部屋まで送りますよ。」
そう言って肩を揺すった。すると、奥田部長は目を閉じたまま、
「んーー……。」
と寝ぼけながら答えた。俺はそんな奥田部長を背負って食堂を出て奥田部長の部屋に向った。そして部屋に入り、奥田部長をベッドに寝かせつけた。
「(さて…。)」
俺は固唾を飲みながら、奥田部長のベルトに手をかけた。そのままベルトを外し、ゆっくりとズボンをおろすと、
「うーん……。」
と声をあげながら奥田部長は寝返りを打った。俺は少し焦ったが、
「(大丈夫だ……。まだ起きる気配はなさそうだ……。)」
と思った。そして、俺はズボンを脱がせた。すると、パンツ越しに奥田部長のモノがあることが分かった。さらに俺は興奮し、その光景を目に焼き付けた。
「(これが奥田部長の……。)」
しばらくその光景を眺めていた。すると、奥田部長はまた寝返りを打ち、今度は仰向けになった。俺はすかさず奥田部長の着ていたカッターシャツのボタンを外し、脱がせていった。奥田部長の上半身が露わになり、俺は思わず息を呑んだ。
「(はぁ……。はぁ……。)」
俺は興奮を抑えきれなかった。目の前に愛している人の裸体が広がっているのだ。我慢できるはずがなかった。
「(ちょっとだけならバレないよな……?)」
そう思った俺は右手を伸ばし、奥田部長の胸に触れた。
「んっ……。」
奥田部長の声が漏れた。俺は慌てて手を引っ込めたが、どうやら気づかれてはいないようだ。俺は少し安心した。しかし、奥田部長の身体に触れてしまったことで俺は余計に気持ちを抑えることができなくなっていた。
「(もっと触れたい……。もっともっと……。)」
俺は欲望に駆られ、再び手を伸ばした。今度は乳首を触ってみる。
「んんっ……。」
奥田部長は先程よりも大きな声で反応した。しかし、それでも目を覚まさなかった。俺は奥田部長の乳首を一舐めした。
「はあっ……。」
奥田部長の口から吐息がこぼれた。俺はその色っぽい表情を見てさらに欲情していった。そして、奥田部長の履いていたボクサーパンツを下げ、下半身を露出させた。
「(はぁ……、はぁ……。すごい……。)」
俺の目は奥田部長のモノに釘付けになっていた。まだ半勃ち状態であるかなり太く大きいそれは、まさに男の象徴といった感じで、とても魅力的に見えた。俺はその立派なチンポに理性を壊され、奥田部長のそれをゆっくりと咥えた。
「んっ……。」
奥田部長の喘ぎ声を聞きながら俺はフェラを続けた。奥田部長のモノはだんだん大きくなっていき、同時に味も出てきた。
「んっ……。あっ……。」
奥田部長の吐息がだんだんと激しくなっていく。俺はそれに比例して動きも速くしていく。
「んぁっ……。あぁ……。」
奥田部長の呼吸が乱れていく。俺はラストスパートをかけるべく、さらに速度を上げていった。
「んぁ……。」
奥田部長はビクビクと震えると、俺の口の中に大量の精液を出した。俺はそれをゴクリと飲み込んだ。俺は口の中でその味を噛みしめた。
果てた後、奥田部長はまた寝息をたてていた。そんな姿も愛おしく感じてしまう。そんな俺はもう今までの恋愛には戻れないと再認識していた。
「(ありがとう…。そして、ごめんなさい…。奥田部長…。)」
俺は心の中でそう言って奥田部長の唇を奪って部屋を去ろうと思っていた。そう思い、仰向けになっている奥田部長の上にまたがり、口づけをしたその時、奥田部長が俺のことを抱きしめてきた。
「(えっ!?)」
俺は驚いて奥田部長の顔を見た。奥田部長はまだ酔いから醒めてはいなかった。
「うーん……。」
寝ぼけているのかおそらく俺をクッションか布団だと勘違いしているのだろう。奥田部長に抱きつかれていることに興奮していたが、それ以上にこれでは逃げ出せないという危機感が勝っていた。
「(ど、どうしよう……。)」
俺は焦っていたが、奥田部長はそんなことお構いなしに俺をギュッと強く抱きしめてくる。抵抗すれば目覚めてしまう。そう思い、俺はされるがままにしていた。そうされるがままにしていると奥田部長から漂う安心感からだろうか、俺はすっかり寝入ってしまっていた。
夜中、おそらく3時前くらいだっただろうか。俺は目が覚めた。そして、奥田部長の方を見ると目を閉じて眠っていた。俺から腕は離れていたため着替えて静かに部屋を出ようとした。だが、その時、俺は違和感を感じた。全裸にしたはずの奥田部長がパジャマ姿で横になっているのだ。
「(まさか、一度起きたのか…!?)」
それだけではない、脱ぎ捨てたはずの自分のパンツが見当たらない。
「(え!?うそ…!?どこ行った…!?…まぁ、ズボンはあるからそのまま履けば部屋までは帰れるか…。)」
そう思い、俺がズボンを履こうとベッドから立とうとしたその時、
「起きたのか。赤松くん。」
と後ろから奥田部長の声が聞こえた。俺は恐る恐る振り返った。そこにはいつも通りの様子の奥田部長がいた。
「昨日は随分と迷惑かけちゃったな…。起きたら全裸になっててさ…。かなり酔っぱらってたみたいで自分に驚いたよ(笑)」
と笑いながら話した。俺は内心焦りながら、
「あ、ああ!そうなんですね……。でも、良かったです。」
焦りをなんとか誤魔化しつつその場をしのいできたが、
「ところでさ、赤松くん、なんで下何も履いてないの?」
この問いに対する自然な回答が探せずにいた。
「えっと…。僕、寝るときにズボンとパンツを脱ぐんですよー、動きやすいので(笑)」
と苦しい言い訳をしてみた。すると、奥田部長は笑って、
「ズボン脱ぐ人は結構いるけど、パンツまで脱ぐのは珍しいなー(笑)」
と軽く流してくれた。とりあえず、これ以上追求されなかったのは助かった。
「あの…、俺のパンツどこにあるか知りませんか?多分この部屋にあるはずなんですけど…。」
「えっ……!?」
奥田部長は一瞬動揺したように見えたが、すぐに平然を取り戻して、
「いや、見てないな……。」
と答えた。
「そうですか……。何枚か持ってきているので大丈夫です。」
「実は僕のパンツもなくなってるんだよ。」
「えっ……!?」
俺は動揺してしまった。
「まあ、僕も予備があるから大丈夫なんだけどね。」
奥田部長は笑いながら答えた。
「あ、ああ、そうですよね……。」
俺は心の中でホッとしていた。俺が奥田部長のパンツを盗んでいるなんてばれたらどうなるか。想像するだけでも恐ろしい。
「じゃあ、部屋に戻ります。夜分にいろいろすみませんでした。」
俺はそう言って急いで部屋を出た。俺の部屋は運が良く奥田部長の部屋のほぼ向かい側であったためすぐに部屋に引きこもった。
俺は急いで隠していた奥田部長の履いていたパンツを取り出してベッドにうつ伏せになった。
「(はぁ……。奥田部長の匂いだ……。)」
そう思うだけで俺のモノは大きくなっていった。俺はその大きくなったモノをベッドに擦り付ける。
「(奥田部長……。)」
俺は無意識のうちに奥田部長の名前を呼びながら行為を続けていた。そうしていると…。
「そういうことだったのか…。」
と部屋の入り口あたりから声が聞こえてきた。
「(……!?)」
俺は慌ててパンツを隠し、声の主を確認すると、そこにはニヤリと笑う奥田部長の姿があった。
「奥田…、部長……。」
俺は絶望的な状況に陥った。
「赤松くん……。そういうことだったんだな……。」
奥田部長はそう言って俺に近づいてきた。俺は恐怖と罪悪感から動けずにいた。
「ごめんなさい……。」
俺は謝ることしかできなかった。しかし、奥田部長は優しく微笑んで、
「気にしないでいいよ。盗むのは良くないけど、気持ちはわかったから。」
と言ってくれた。俺は安堵したが、同時に申し訳なさもあった。
「そのパンツは赤松くんにあげるよ。」
「えっ……!?」
俺は驚いて聞き返した。
「その代わり……、赤松くんこのパンツを貰おうかな。」
奥田部長はそう言ってズボンを少し下げ、俺のパンツを履いているのを見せつけた。
「えっ……。」
俺は言葉が出なかった。理解ができなかった。なぜ、俺のパンツを履いているのか。その理由はなにか。考えれば考えるほど混乱していった。
「盗みはダメだけど…、交換なら問題ないだろう?」
奥田部長はそう言った。
「はい……。」
いろいろと考えないといけないことが多いはずなのに、俺のパンツを履いている奥田部長の姿を見て興奮してしまう。奥田部長は体格が大きいため俺のパンツは伸びきってピチピチになっていた。だが、それもまた良い。
「やっぱり、そういうことか…。」
奥田部長はそう呟いた。俺が奥田部長の視線の先を見ると自分の股間が大きく膨らんでいるのがわかった。
「あ……。」
俺は思わず恥ずかしくなり手で抑えた。すると、奥田部長はニコッと笑って、
「いや、大丈夫だよ。僕も同じだから。」と言った。
「え……。」
俺は驚いて奥田部長を見た。すると、奥田部長の下半身も大きく膨れ上がっていた。
「赤松くん、君のパンツがキツく締め付けてくるからかな…?」
奥田部長は自分のパンツに手をかけ、ゆっくりと脱いでいった。そして、俺をベッドに寝かせると、奥田部長は俺の上に跨ってきた。奥田部長の大きくそそり立った肉棒が俺の腹に当たっていた。俺はその大きさと熱さに圧倒されていた。
「赤松くん……。」
奥田部長はそう言うと、いきなりキスをしてきた。俺は突然のことに驚いたが、そのまま受け入れることにした。
「んっ……。」
舌と唾液が激しく絡み合う音が部屋に響く。奥田部長の口の中はとても温かくて心地よかった。しばらくすると奥田部長は口を離して、
「赤松くん……。」
と俺の名前を呼んできた。俺は奥田部長の目を見て、返事をした。
「はい……。」
「これからどうしたい?」
奥田部長は真剣な表情で聞いてきた。俺は奥田部長に抱きしめられながら答えた。
「奥田部長と一緒に気持ちよくなりたいです……。」
すると、奥田部長は俺を強く抱き寄せて、
「よし。じゃあ一緒に気持ち良くなろう。」
と言って、再び唇を重ねてきた。今度はお互いのモノを擦り合わせながら……。
2人は互いのモノを擦り合わせることで快感を得ていた。2人ともパンツを脱ぎ捨てており、直で触れ合っている。
「あっ……。」
奥田部長のモノの先端からは我慢汁が溢れ出ていた。それを潤滑油として俺のモノを擦り続ける。その度に刺激が全身を駆け巡る。
「赤松くん……、気持ちいい……?」
「はい……。気持ちいいです……!」
「じゃあ、もっと気持ちいいことしようか……?」
「はい……。」
そう答えると、奥田部長は俺のモノを掴んで上下に激しく動かし始めた。
「あぁっ!……やばいです……、これ……!!」
俺は今までに感じたことのない快楽に悶え苦しんでいた。
「ははっ……。赤松くん、可愛いな……。」
奥田部長はそう言いながらさらにスピードを上げていく。
「あぁっ……!!イっちゃいます……!!!」
「いいよ……、だしちゃいな……!」
奥田部長はさらに強く握ってくる。俺の身体には電流が流れたような感覚になり、限界に達しようとしていた。
「あぁっ……!イクッ……!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は絶頂を迎えた。それと同時に大量の精液が放出されていく。
「おー……、凄い量だな……。」
奥田部長はそう言って手に付いた白濁とした液体を舐めた。
「はぁっ……はぁっ……。」
俺は呼吸を整えようと必死だった。
「赤松くん、大丈夫?」
奥田部長は心配そうな顔でこちらを見てきた。そんな顔にドキッとしてしまう。
「だ、大丈夫です……。」
俺はなんとか声を振り絞って答えた。
「良かった……。」
奥田部長はそう言って笑った。その笑顔が可愛くて、愛おしくて、俺は奥田部長を抱き寄せた。
「おっと……、赤松くん、まだ元気なんだね……。」
奥田部長はそう言って俺の大きくなったものを握ってきた。
「あっ……。」
俺は情けない声を出してしまった。
「ははは……。ごめんごめん……。」
奥田部長は笑いながら謝ると、俺のモノを咥えてきた。
「ちょっ……。」
俺は驚きながらも抵抗することができなかった。奥田部長は口の中で舌を動かしながら吸い付いてくる。その動きはまさに生き物のように動いているような感覚だった。
「赤松くんは誰かに咥えられるのは初めてのようだな…。」
奥田部長はそう言ってニヤリと笑う。
「はい……。」
「そうか……。」
奥田部長は再び俺のモノをしゃぶり始める。
「あっ……。」
俺の反応を楽しむようにゆっくりと丁寧に攻めてくる。そして、先端をチロっと軽く舐めてきた。
「んっ……。」
その瞬間、俺の体に電気が流れる。
「ここが良いんだな……。」
奥田部長はそう言うと再び同じところを責め立ててくる。
「あっ……、そこばっかり……、だめぇっ……。」
俺はあまりの快感に耐えられず、つい口走ってしまった。しかし、奥田部長はそれを聞いても止めてくれなかった。むしろ、激しさを増していった。
「あぁっ……。」
俺はまたすぐに限界を迎えそうになった。だが、その時、奥田部長は口を離した。
「えっ……。」
俺は驚いて奥田部長を見た。すると、奥田部長は自分の指を口に入れ唾液まみれにした。そして、それを俺の後ろの穴に入れてかき回し始めた。
「えっ!?ちょっと……、そこは……!」
もちろん俺はそこもいじったことがない。その違和感と痛みから俺は慌てて奥田部長を止めようとしたが、力が入らなかった。
「大丈夫だから……。」
奥田部長は優しく微笑みながらそう言った。
「うぅ……、でも……、なんか変です……。」
「そのうち慣れるから……。」
奥田部長はそう言ってさらに激しく動かせる。
「あっ……、あぁ……!」
「もう少しだから……。」
奥田部長はそう言うと、俺の前立腺を刺激し続けた。
その度に俺の体はビクビクと震えていた。
「そろそろいいか……。」
奥田部長はそう呟くと、自分のモノを俺にあてがい一気に貫いた。
「ああぁっ……!!」
俺はあまりの衝撃に叫んでしまった。
「あぁっ……、すごいな……。」
奥田部長はそう言うと腰を振り始めた。パンッという音とともに俺の中に熱いものが入ってくる。
「あっ……、あぁっ……。」
俺はもう何も考えられなくなっていた。
「赤松くん……、気持ちいいか……?」
奥田部長がそう聞いてきたが、俺は答えることができなかった。
「あぁっ……、気持ちいいのか……?」
奥田部長は俺の返事を待たずに再び問いかけてきた。
「気持ちいい……、気持ちいいです……。」
俺は息を切らしながらも答えた。すると、奥田部長は嬉しそうな顔をして、
「そうか……。じゃあ、もっと気持ち良くなろうな……。」
と言い、ピストン運動を再開した。
グチュッグチャッと卑猥な音が部屋に響く。その度に俺の身体は反応する。
奥田部長はだんだんとスピードを上げていく。
その度に俺の喘ぎ声も大きくなっていく。
奥田部長の顔を見るととても気持ち良さそうな表情をしていた。その姿を見るだけで俺は興奮していた。
奥田部長の動きが激しくなる。俺の限界も近づいてきていた。
「あっ……、やばいです……、これ……!!」
俺は快感に悶えていた。今までに味わったことのない快感が襲ってくる。
「あぁ……、赤松くん……、出すぞ……!」
奥田部長はそう言ってさらに激しく打ち付けてきた。
「あぁっ……、あぁぁ!!」
俺は大きく体を震わせて絶頂を迎えた。それと同時に奥田部長の精液が俺の中に大量に注ぎ込まれていく。その熱さに俺はさらに悶えた。
「あぁ……、はぁ……、はぁ……。」
俺は呼吸を整えることしかできなかった。
「ふぅ……。ごめんな…。今日は酔っていたということで許してくれ…。」
そう言って俺と部屋の掃除をしてから、俺の部屋を去って行った。俺はしばらく呆然としていた。
翌日、土曜日であったため、時間の縛りなどはなかったのだが、目が覚めたのは13時頃だった。身体中が痛い。昨日のことを鮮明に思い出してしまう。
『(許してくれ…。)』
最後の言葉が引っかかる。自分が部長を酔わせて、勝手に裸にして襲ったのにも関わらず、罪悪感を持たせてしまったことが原因だろう。奥田部長にそんな気持ちを背負わせてはいけないと思った俺は奥田部長の部屋に向かった。
コンコン……とノックをする。
「はい。」
奥田部長の声だ。
「失礼します……。」
俺は恐る恐るドアを開けた。そこにはベッドに座っている奥田部長の姿があった。
「お、おはようございます……。」
俺は挨拶をした。
「赤松くん……。」
奥田部長は俺の名前を呼ぶと、俺の方に向かって歩いてきた。そして、頭を深々と下げてきた。
「本当にすまなかった……。あんなことをするつもりではなかったんだ……。」
俺はその姿を見て、更なる罪悪感を感じてしまった。その感情に耐えられなくなった俺は奥田部長以上に頭を下げた。
「すみません…。謝らないといけないのは僕の方です…。」
俺は全てを語った。酔っぱらってた奥田部長を襲ったこと、そもそも酔わせること自体がわざとであったことも奥田部長のことがすきなことも。全てを話し終えると奥田部長は優しい顔でこちらを見てきた。
「そうか……。赤松くんは僕のことが好きなんだな……。」
「はい……。」
「そうか……。それは嬉しいな……。」
奥田部長はそう言って笑った。その笑顔はとても可愛かった。
「でも、どうして僕なんかを好きになったんだ?こんなデブのおじさんなのに……。」
「最初はただの憧れだったんですけど、だんだんと惹かれていって……。気付いたら奥田部長のことばかり考えるようになっていました……。」
「そうか……。」
奥田部長は少し照れくさそうに頬を掻いていた。
「ありがとう……。」
奥田部長はそう言うと俺に抱きついてきた。
「おっ……、奥田部長……!?」
突然の出来事に俺は動揺してしまった。しかし、奥田部長は気にせず俺を抱きしめ続ける。
「家内も子供もいるのに、こんな行為をしてしまうなんて最悪な大人だよな…。」
奥田部長はそう言って自嘲気味に笑う。
「でも、今だけは……。」
奥田部長はそう言うとさらに強く俺を抱き寄せた。
「赤松くんを愛させてほしい…。」
奥田部長はそう言うと唇を重ねてきた。俺はそれを受け入れるように舌を入れた。奥田部長の唾液と俺の唾液が混ざり合う。それがとても甘く感じた。奥田部長のキスは激しかった。お互いの息遣いが荒くなる。そして、奥田部長はゆっくりと口を離す。
「はぁ……、はぁ……。」
お互いに肩を大きく揺らしながら呼吸をしている。
「はは……。赤松くんとのキスは最高だな……。」
奥田部長はそう言うと俺の耳元に顔を近づけてきて、
「好きだよ……。」
と囁いた。その言葉を聞いた瞬間、俺は全身が熱くなった。
「大好きです…。」
俺は奥田部長の耳元でそう囁いた。
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