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番外編SS
百獣の王の憂鬱
しおりを挟む※2巻ネタバレを含みます
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デボイヤ・ド・ワレンガ。
かつて四大公爵家のひとつであるワレンガ家の当主であったが、宣戦布告なしにレイナルド領へ攻め込んだ大陸法違反により戦争犯罪人として拘禁。現在は匿秘とされているとある地下牢にて禁固刑に処されている。
冷たく暗い牢の中で、デボイヤは反省している。ガルドマンの〝冠〟の力の影響があったとはいえ、罪のない獣人を犠牲にしてしまったのは過ちだった。
もし時間を巻き戻すことができたなら絶対に同じ轍は踏まないだろう。
……しかし。デボイヤはリュカに対する悪感情だけは消すことができない。
それは百獣の王であるライオン族の彼にとって、深く根付いたどうしようもない感情なのだ。
デボイヤとリュカの初対面は、彼が六歳でリュカがゼロ歳のときに遡る。デボイヤはまさに、リュカのことを赤子のときから知っているのだ。
(ちっっっさ!!)
デボイヤ少年はゆりかごに入ったリュカを見て目を剥いた。
赤ん坊とは小さいものだとわかっているが、それでもフェネックギツネのリュカは殊更小さかった。小型犬獣人の赤ん坊でももっと大きいと思う。
レイナルド家の跡取りが生まれた祝宴に父と一緒に招待されたデボイヤは、この小さな赤ん坊がいずれは自分と同じ当主になるのかと、信じられない気持ちだった。
「……父上。あの赤子はちゃんとレイナルド家の当主になれるのでしょうか?」
祝宴の席でこっそりそう尋ねたデボイヤ少年に、当時ワレンガ家当主であった父は笑って答えた。
「レイナルド家は魔法使いの一族だからな。体の大きさや逞しさは関係ない。まあそれでも、いずれ彼が当主になった暁には力を貸してやりなさい。お前と六歳違いということはおそらく同じ時期に当主の座に就くだろうからな」
ライオン族であるワレンガ家は代々四大公爵家のイニシアチブを取ってきた。百獣の王という血と肩書がそうさせるのだ。その性質は支配的で傲慢、しかし言い換えれば面倒見がよい側面もあった。
父の言葉を聞き、デボイヤ少年は鼻息荒く頷いた。いつの日か当主の座に着いたら、このキツネも他の公爵家当主も私が導いてやろうと。
――そして二十年後。
レイナルド家当主グレゴールの訃報が届き、いよいよ新当主の座にリュカが就く日がやって来た。
レイナルド家当主継承の儀に招待されたデボイヤは、じつに二十年ぶりにリュカとの再会を果たすことになる。
「いよいよ新当主の誕生ですなあ。リュカ殿はまだ二十歳とお若い、できる部分は我々が力になってあげませんと」
そう発言したのは、同じく儀式に招待されたヴェリシェレン家当主ゴーフだ。彼は快活で人がいい。
「とはいえ五年前から御尊父を手伝い当主代理の仕事に着任していたという。心配するほどでもなかろう」
淡々と話すのはガルドマン家当主シュンシュだ。あまり他家と関りを持ちたがらない彼らしい言葉である。
「まあリュカ殿も二十歳、物事の分別がつく大人の年だ。己の力量を把握し、助けが必要ならば自ら申し出るくらいの要領は弁えているだろう」
デボイヤは大きな体で腕を組み、顎を上げてそう話した。まるで誰よりも上の立場のような態度と発言だが、彼とて当主の座に就いたのは三年前。他のふたりに比べればまだまだ若造の部類である。
それなのに四大公爵家筆頭のポジションに就いているのは、やはりライオン族の習性だからということに他ならない。ゴーフもシュンシュもそれをわかっているから何も言わない。口に出せば要らぬ不和を生むし、そもそもワレンガ家をリーダー気取りさせておけば面倒なことを引き受けてくれるので都合がよいのだ。世の中とはそうやってバランスが取れている。
(あの小さなキツネが当主か。まあ御尊父の仕事を手伝っていたというなら多少は頼もしくなっているだろう。あちらから頼ってくるなら、そのときは手を貸してやってもいい)
デボイヤが意気揚々とそんなことを考えていると、応接室の扉がノックされた。儀式に先立って、リュカが当主らに歓迎の挨拶に来たのだ。デボイヤとゴーフとシュンシュは椅子から立ち上がり、開いていく扉に注目する。
「皆さん、こんにちは! 遠路はるばるお越しくださり、どうもありがとうございます!」
(((ちっっっさ!!!??)))
部屋に入ってきたリュカを見て、当主らはうっかり声に出さないよう慌てて口を引き結んだ。溌溂と挨拶をしながらやって来たキツネの新当主は、どう見ても元気な子供だ。
(フェネックは大人になっても小柄だとは聞いていたが……いやいや限度ってものがあるだろう。こんな、冗談みたいな……クッ)
珍しいものが好きな性質のゴーフは、笑いそうになる口角を必死に抑えている。こらえすぎて肩が揺れてきた。
(……これはまた統率力のなさそうな。我がガルドマン領にとって脅威ではないが、レイナルド領があまり衰退するのも面倒だ。デボイヤ殿に補佐するよう促しておくか……)
計算高いシュンシュは腹の中でそう企んだ。何にせよあまり関わりたくないし関わられたくない。
(これで成人だと!? 小柄なだけならまだしも、顔も体つきも何もかも見るからに子供じゃないか! それになんだその威厳のない挨拶は! ニコニコするんじゃない! それでも当主か!)
デボイヤは心の中でツッコミが追いつかない。何度瞬きしても何度目を眇めて見ても、やはり目の前の新当主が陽気な子供にしか見えない。これが自分と肩を並べる四大公爵家のひとりかと思うと嫌になってきた。
それでも彼らは当主としての体面を保ち、ひとりひとりリュカと挨拶をしていった。握手を交わしたときのリュカの手の小ささに、それぞれ笑いを堪えたり眉間にしわを寄せたりする。
「儀式は十四時からになりますので、それまでお茶でも飲んでお寛ぎください」
リュカがそう言うとレイナルド家の従者がお茶と菓子をテーブルに運んできた。ケーキやクッキーなど定番の焼き菓子などの中に、黄色くて丸い珍しい菓子がある。
リュカは手ずからその菓子をそれぞれの皿に取りわけると、ニコニコと得意げに話した。
「これは今日の儀式の記念に作った新しいお菓子なんです。〝レイナルドの月〟って名付けたんですけど、ふわふわのカステラ生地にカスタードクリームが入ってて美味しいですよ。後日領民にも配る予定なんです」
新作菓子の説明を聞きながら、デボイヤたちは心底(どうでもいい~~~!!!)と思った。リュカとしては場を和ませたかったのだが、新当主としての力量に注目している彼らにとってはこれっぽっちも興味のない話題だった。
「カスタードクリームの絶妙な甘さに定評があるんですよ。ヴァ……うちの側近騎士のお墨付きなんです」
さらに余計な情報を付け足すリュカに、デボイヤはもはや半目になる。
(いらん、いらん、そんな情報。見ろ、後ろにいるその側近騎士とやらも渋い表情を浮かべてるじゃないか。『余計なことを言うな』と顔に書いてあるぞ、気づいてやれ。というか側近騎士のほうがよっぽど貴公子然としているじゃないか。見た目だけでも入れ替わったほうがいいんじゃないのか)
リュカの後方に控えているヴァンは、何か言いたそうなのを必死に堪えている。オオカミ族のインセングリム一門といえば大陸でも有名なレイナルドに仕える騎士だ。彼はきっとこの間の抜けた子ギツネに生涯仕えなくてはならないのだと察して、三人の当主たちは心の中で密かに同情した。
そんなわけで〝頼りない子供〟という残念な印象しか残さなかった当主就任の儀式を経て、リュカとデボイヤたちの交流は始まった。
ちなみに〝レイナルドの月〟は美味しかった。
当主合議で会っても、リュカは相変わらず威厳がなかった。
魔法使いの家系だけあって頭はよいのだが、顔つきがほんわかしているせいでどことなく緊張感がない。少年らしいテノールの声も合議の緊迫感に水を差す。大きすぎる耳と尻尾もよくない、愛嬌が増しすぎる。
リュカが善良なのはわかっているが、デボイヤはどうにも鼻について仕方なかった。リュカが当主でなかったら何も思わなかったが、彼はまごうことなき大陸を支える四大公爵家の一員なのだ。その誇りと責任は重く厳格であるべきで、だからこそ領民の尊敬と支持を得るものなのである。
(どうしてレイナルド領の民はこんな子ギツネが当主で不満に思わないのだ。もし私が領民だったら脱領していたかもしれん)
真剣にそう考えてしまうくらい、デボイヤはリュカに当主が務まっていることが不思議であった。
ある日の合議。議題は勇者召喚とその後の役割についてだった。
勇者を召喚したらまず最初の拠点にするのはワレンガ領に決まった。比較的モンスターが弱いということもあるが、面倒見の良いデボイヤが勇者のために旅立ちの準備を整えてくれるというからだ。
支配欲の強いデボイヤとしては満足な決定だった。勇者という莫大な力はなるべく自分の手の内に納めておきたい。勇者が未熟なうちに恩を売り、信頼関係を築いておくのが最善だろう。
話し合いのあと解散しそれぞれが会議場を出ようとしたとき、リュカが小走りでデボイヤのもとまでやって来た。
まるで親に置いていかれる子供みたいにチョコチョコと慌てて走ってきたリュカにデボイヤは一瞬イラっとするものの、彼の言葉には気を良くした。
「デボイヤ殿、いつも大変な役を買って出てくださってありがとうございます。頼りになります。もしよければレイナルド領からも必要物資の支援などさせていただきますから、遠慮なく仰ってください」
威厳は皆無だが、そのぶんリュカは他人を素直に認める。補佐や裏方的な立場に回ることも厭わない。それは支配欲の強いデボイヤを、ときにいい気分にさせた。
「なあに、こういう役割はいつだって我がワレンガ家が担ってきたものだ。気にしなくていい。だが支援の申し出はありがたく受けよう。後日連絡する」
尊大に腕を組んだ姿勢で、デボイヤは口角を持ち上げる。
(可愛いところがあるではないか。そうやって己の力量を弁え、私に従えばいい。リュカ殿が当主に不向きなのはもはや仕方ないが、この私を立てる気立てがあるなら力を貸してやらんでもない)
デボイヤはリュカのことを完全に〝下〟と見ていた。四大公爵家は平等などというのは建前、詭弁でしかない。実際には暗黙の格差があるのは社会の常、四大公爵家とて同じである。
「ワレンガ家は百獣の王。崇められ、また頼られるのも私に課せられた使命だ」
デボイヤは鼻高々に笑う。リュカはそんな彼を見て(カッコいいなあ)と素直に感心していた。
それから数か月後のことだった。リュカが魔王にさらわれたとレイナルド家の側近騎士から緊急の連絡が入ったのは。
とんでもない事態になったと気を引き締めるとともに、デボイヤは内心呆れる。
(どうしてさらわれるんだ!? 童話の姫君じゃないんだぞ、仮にも四大公爵家のひとりだぞ! 率先して魔王から民を守らなくてはならない立場だろうが! いくら女みたいな顔をしているとはいえ、魔王も少しは考えろ! どう考えてもさらう相手が違うだろうが!)
あの間抜けな子ギツネが魔王にさらわれ飛んでいく姿を想像して頭を抱える。本当に本当にリュカは心底当主に向いていないと思った。
「……仕方ない。助けに行ってやらねばな」
それにしても、とデボイヤは思う。
(さっきのレイナルドの側近騎士の無礼さはなんだ。インセングリムのほうはまだいい、問題はハイエナのほうだ。公爵家当主らに向かって酷い口の利き方をしおって、緊急時じゃなければ罪に問うてやったぞ。まったく、側近騎士の躾もなってないとはな。まあリュカ殿のことだ、側近にも普段から舐められているのだろう)
デボイヤの中で、もはやリュカのイメージはヘラヘラしてるだけの子供だ。手がかかって仕方ない。つくづく呆れるが、だからこそ自分がレイナルド領の面倒もしっかり見てやらねばという気概も沸いた。
――ところが。
「デモリエルと俺は誓いを交わしました。大陸には平和が訪れます」
(……………………は?)
大軍を率いて地獄の底まで赴き自ら参戦までしたというのに、お姫様のようにさらわれていった子ギツネは唐突に現れて魔王を懐柔したと宣言した。意味がわからない。
(いやいや。いやいやいやいやいやいやいやいや。それはお前の役目ではないだろう、どう考えても。というか『約束したんです』じゃないだろ、子供の指きりじゃないんだぞ。いやいやいやいや全部おかしいだろう)
デボイヤは混乱した。リュカは勝手にさらわれて勝手に世界を平和にして戻ってきた。地獄まではるばるやって来て戦った自分はいったいなんだったのか。
しかもどうやって魔王を説得したのか、その詳細をリュカは明かさない。唖然としたあと本気で腹が立ってきたが、「そんなデタラメな理屈が通じるか!」とリュカを殴ってはさすがに批難轟轟になるので耐えた。
再び大軍を率いて地獄から撤退しながら、デボイヤの心中は複雑だった。モンスターが地上への侵攻をやめたのだから喜ぶべきなのだが、どうにもこうにもスッキリしない。
(魔王に指先で捻りつぶされそうなあの子ギツネがいったい何をしたんだ。魔法か? 魔法で屈服させたのか? いやだが条件が云々と言っていた。レイナルド家の匿秘だとか言って詳細を明かさなかったが。……そもそもそれがおかしいだろう。ああ、腹が立つ! あんな子供に何ができるというんだ! おとなしく助けられるのを待っていればよかったものを! これでは我々は間抜けな無駄骨ではないか!)
考えれば考えるほどデボイヤは腹が立った。大陸の平和という長年かかっても成し遂げられなかった大業を、リュカひとりで解決してしまったのだ。
地上に戻った後はもちろんリュカは英雄扱いで大陸中の人々から崇められ、デボイヤはとても、とても面白くなかった。無邪気なふりをしていた子供に鼻を明かされた気分だ。
しかしそれでも世界が平和になったことには感謝せねばならない。ましてや平和の立役者であるリュカを貶めることなどできない。
大陸もワレンガ領も笑顔に溢れていたが、デボイヤだけはいつまでも苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべていた。
百獣の王の不運は続く。
世界が平和になってから僅か数か月後、レイナルド家に神託がありリュカが神の子を賜ったのだ。
神の奇跡に当然大陸中が湧いた。人々がますますリュカを崇めたのは言うまでもない。
「…………………………は?」
神の子の報告を聞いたデボイヤは、臣下の前でうっかり呆けた顔を晒してしまった。口をあんぐりと開けたまま固まってしまい、戻るまで三分もかかった。
四大公爵家の中で未婚なのは二十代のデボイヤとリュカだけだ。魔王の憂いもなくなったことで、デボイヤは結婚と嫡子を儲けることに本腰を入れようとちょうど思っていたところだった。
有能で家柄の良い女性を娶り、英気溢れる跡取りを作るぞ!と意気込んでいた心はぽっきり折れた。
この先生まれるであろうデボイヤの子供は、神の子ルーチェと同世代、または近い世代になるだろう。そして延々と能力を比べられ続けるのだ、どんな高貴な血筋を以てしても敵わない神の子と。
「ふっっっざけるな!!!」
たまらずデボイヤは執務机を叩いた。樫の硬い天板の机は真っ二つに割れた。
「魔王を懐柔し今度は神の子を授かっただと!!?? あの子ギツネがいったい何をしたというのだ!? いつもヘラヘラと三歳児みたいな顔をして! あれが私に勝てるものがひとつでもあるか!? 舐めてるのか!?」
「デ、デボイヤ様、落ち着いてください……! 他家のご当主様のことをそのように仰ってはマズいですよ」
側近の部下が宥めようとするが、怒髪が天を突いているデボイヤはさらに机を力任せに叩き割る。
「これが落ち着いていられるか!! 先日の合議であの子ギツネは椅子から降りるとき自分の法衣の裾を踏んで転んでたんだぞ!? 二十一歳にもなって! いつも手土産だといっては〝レイナルドの月〟を持ってくるし! もう飽きたわ! 察しろ!」
「あれは毎回リニューアルしておいしくなってるそうですよ」
「知るか! わからんわ!」
もはや机は叩かれすぎて木くずになっている。しかしそれでもデボイヤの怒りは収まらなかった。
「あいつが何をしたというのだ!! どうして菓子の改良をしているだけで、魔王を懐柔したり神の子を授かったりできるのだ! 解せぬ、解せぬ!! 間抜けの子ギツネのくせに生意気だ!!!」
百獣の王は耐えられない。自分より遥かに矮小で愚かな子ギツネが偉大な脚光を浴びることが。
歴史に名を遺す英雄には風格も威厳も必要だ。それは絶対、法衣の裾を踏んで転ぶ間抜けではないと声を大にして言いたい。
納得のできないデボイヤは頭を悩ませ、リュカが魔王と結託していたのではないかと疑うようになった。そして懐疑心をまとった正義感とリュカへの悪感情をシュンシュにまんまと利用されたのだった。
――薄暗い地下牢で、デボイヤは眉根を寄せる。
あれからリュカはいにしえの神を復活させ、その力を己の身に宿した。純白の尾と金色の眼を持つ姿は確かに神々しく、全獣人がひれ伏すに相応しい存在だと認めざるを得なかった。
見た目の幼さに惑わされてしまったが、リュカは初めから神の器に相応しい人物だったのだ。
今となっては自分の見る目のなさをデボイヤは反省する。……しかし。
「……やはり解せぬ」
毎日午後に差し入れられる間食。果物の器の横には今日も今日とて〝レイナルドの月〟が添えられている。ちなみにリニューアル第9弾だそうだ。
きっと今日もせっせと菓子の改良に励んでいるのだろう子ギツネの間抜けな姿を思い浮かべて、デボイヤは彼を永遠に尊敬できないと心底思った。
おしまい
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おまけ
当主監修レイナルド銘菓・レイナルドの月は二十個入り五十銅貨です。
※類似したジェネリック商品にご注意ください。
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