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【ヤンデレメーカー#44】ずっと会いたかった
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「…そ、染谷さん…なんてことを…」
脚がガクガクしてどうしようもない。とんでもないことになってしまった。恐怖心と罪悪感で頭がどうにかなってしまいそうだ。
染谷さんが何か口を開きかけた時。
キャアアア!!!という歓声が空港のロビー内で響き渡った。阿鼻叫喚というべきか。
「!!!!!」
このパニック振りはよく知っている。
心臓をギュッと掴まれたような感じだ。もう着いたのか。いよいよだ。
「藍!!!!」
それは悲痛な叫びだった。喉から手が出るほどの勢いで僕を求めている声。シンと静まり返ったロビー。
僕は罪人の様に立ち上がってゆっくり振り返った。
「テディ…」
本当はこんなところにいちゃいけないトップアイドルがすぐそこにいた。周囲は大勢の人に囲まれている…。
「藍…」
しわくちゃな衣服。ずっと眠れていないのだろう憔悴した肌。次の挑発文はいつ来るのかと気を揉んでいたのだろう。そして今回の指定場所が空港と知るや否やすっ飛んできたのだろう…。
「逢いたかった、ずっと…」
泣いちゃだめだテディ。周りが好奇の目で君を見てる。シャッターを切る音がそこかしこで聞こえる。でもテディはそんなことを全く気にしていない。真からどうでも良いのだろう。
「テディ。迷惑かけてごめん、その…僕が不甲斐ないばかりに」
そうなんだ。僕が染谷さんに捕まりさえしなければこんなことには…。
「おれがもっとしっかりしてたら良かった」
一歩距離を詰めたテディ。
「藍を攫ったのは…隣のソイツ?」
僕は動物的な本能で後ずさった。
殺すような視線で染谷さんを見ている。ハッと見上げると、染谷さんは無表情にテディを見つめていた。
「藍を良いようにしたのも…ソイツ…?」
湧き上がる様な殺意が全身から溢れている。冷や汗がダラリと垂れる。
染谷さん、殴り殺されるぞ…。全身がビリビリ震えて逃げ出したいくらいだ。
せめてごめんとか何か言って…。
「そうだよ、坊ちゃん。君の想像通りの関係だよ俺たち。なあ、藍」
「気安く呼ぶなあ”あ”あ“!!!!」
肉食動物がダッと獲物を一瞬で仕留めるような動きだった。俊敏さと獰猛さと、明確な殺意。
あっという間に染谷さんに距離を詰めて本気でぶん殴った。
吹っ飛んだ染谷さんに馬乗りになって、さらに頬に一発。血飛沫が飛んだ。さすが外国の血が入ってるだけあって腕力が日本人のそれじゃなかった。
キャアア!!!と別の意味の悲鳴が上がる。
ハッと我に返った。
「て、テディ!!!死んじゃうから!!!」
後ろから羽交い締めにしようとしたけど、僕の腕力じゃ全然微力で…!
ギラ、と憤怒に染まった瞳が僕を捉えた。
「藍、コイツの味方すんの!?」
「違うよ!!!でも誰かを殴るのなんて辞めて!!!」
「どうして?俺から藍を…取り上げたのに!!!」
うわ、やばい余計なこと言ったらそれこそもうスキャンダルに…!テディをなんとか宥めようとした。
「い、いや僕はテディを心配してるんだよ!もう辞めて、ね!?」
「藍…」
テディの体から力が抜けかけホッとしたその時。
パシャ、とすぐ近くでシャッター音が鳴った。
え、と振り返ると、馬乗りにされたまま携帯カメラを構えた染谷さん…!?
「だらしねえ顔。そりゃ略奪されるって訳だ。何度でも俺は藍を攫いに行くよ」
「こんの…!!!!」
一転怒りをあらわにして、染谷さんの首を締め始めたテディ。
「俺がずっとどんな思いで藍を探していたか分かってんのか…!」
それそれ、その顔だと言わんばかりに目前でテディの表情をカメラで撮って見せて、僕はある意味驚愕した。
「テディ!!」
「俺はずっと気が狂いそうだったんだ、お前に俺の気持ちが分かるか!!!」
さらに首を締め上げる。
このままいったら染谷さんは締め殺される!
でもそんなことは意にも介さないかの様に、その鬼気迫る顔を撮っている。
スキャンダル命の記者魂は見上げたものだけど、こんなやり方絶対間違ってる!
「染谷さんももう良い加減にして!!!!死んだらもうスキャンダル撮れませんよ!!!」
「藍!?何言ってんの!?まさかコイツと本当にデキて…!!!?」
「違うよ!!!!」
話が更にややこしくなりかけたその時。
「覚悟が足りないんじゃないですか、坊ちゃん!」
朗々とロビーに響いた。
ブッと血を脇に吐き出してから染谷さんが言ったセリフだった。
「俺との仲を勘繰ってないで、自分はどうなのかハッキリ言ったらどうです?保身はダサいですよ!」
最低最悪の誘導だった。こんな公衆の面前で?
ハッと振り返る。やばい、テディ何も言うな!そう言おうとしたけれど。
「俺は!」
テディの本気の音量にビクと体が縮こまる。シンと寝り返ったロビー。
「藍がいないと生きていけない。人生で初めて愛したのは藍だけ。これからもずっと!」
叫ぶような声がワッとロビーに響いた。僕に向き直って縋り付くように抱きついてきたテディ。沸いた観衆。
そんな風に真っ直ぐ気持ちをぶつけられたことなんかなくて、僕はきっと首まで真っ赤だった。
「だから藍。俺と帰ろう」
ウンと頷いた。頬が熱い。
だけど僕はもうテディはアイドルには戻れないだろうと悟った。だってこの一部始終を周囲に好奇の目で見られてるんだ。そりゃ面白いに決まってる。染谷さんはぶん殴られた癖に、薄っすら笑って僕らを見ている。『テディ熱愛告白』って週刊誌の見出しがまざまざと目に浮かんだ。
ギュッと手のひらを握った。
僕がテディの運命を狂わせてしまった。だから僕がちゃんと責任取らなくちゃ……。
「テディ、立って。行こう」
テディの手を引いて立ち上がる。僕よりも一回りも大きな身体は、ぬっと立ち上がると僕を満足そうに見下ろした。
「……これで満足したでしょう?さようなら染谷さん」
染谷さんは何も言わずに、またねとでも良いたげにヒラヒラと手を振った。
これで彼ともお別れ出来るのだろうか。
スキャンダル撮れたからこれで満足?このアッサリ具合がちょっと不穏だなとチラッと思ったけど、きっとそれは気のせいだろう……。
■■■
ひと悶着あったけど無事解散……という訳にはいかなかった。
トップアイドルが降臨して愛の告白なんかやってしまった空港はそもそもパニック状態で、僕らはまっすぐ帰らせてもらえる訳はなかった。
多くの人に囲まれてるし、揉みくちゃにされている。こんな姿もきっとSNSや週刊誌に面白おかしく書かれるのだろうな……と内心ゲッソリしていたら。
「…こっち来て」
と、突然僕の手を引く人がいた。
テディと叫ぶ隙もないまま僕は通路の扉奥に連れ込まれたのだった。
■■■
「久しぶり」
「…ら、雷さん…!」
僕を連れ込んだのは雷さんだった。久しぶりの姿になんだか無性にホッとした。
「会いたかったよ」
そして壁に寄りかかり、表情のない瞳で僕を見下ろしているのは、サミーさん……。
ギクリとした。きっとこんな騒動に巻き込んでしまって怒ってるのだろうと思った。
「あ、あの!すみませんこんなことになっ」
サミーさんは手で制した。
「良いよ。お前は別に悪くない。俺たちは別に誰も怒ってないよ。無事でいてくれて、むしろ感謝してる。な?雷」
「ああ」
「!…すみません、本当。でもそんな風に言って貰えて嬉しいです」
どうして皆こんなに優しいのだろう。グス、と温かい涙溢れそうになった。
だけどその時。
「だから今度はちゃんと俺たちのモノになろうな」
「ずっと一緒だ」
両方から絡み付くように言われてゾクリとした。
この闇を含んだ声。恐怖心の行先がどうなるのか、僕は知っている……。
続く
脚がガクガクしてどうしようもない。とんでもないことになってしまった。恐怖心と罪悪感で頭がどうにかなってしまいそうだ。
染谷さんが何か口を開きかけた時。
キャアアア!!!という歓声が空港のロビー内で響き渡った。阿鼻叫喚というべきか。
「!!!!!」
このパニック振りはよく知っている。
心臓をギュッと掴まれたような感じだ。もう着いたのか。いよいよだ。
「藍!!!!」
それは悲痛な叫びだった。喉から手が出るほどの勢いで僕を求めている声。シンと静まり返ったロビー。
僕は罪人の様に立ち上がってゆっくり振り返った。
「テディ…」
本当はこんなところにいちゃいけないトップアイドルがすぐそこにいた。周囲は大勢の人に囲まれている…。
「藍…」
しわくちゃな衣服。ずっと眠れていないのだろう憔悴した肌。次の挑発文はいつ来るのかと気を揉んでいたのだろう。そして今回の指定場所が空港と知るや否やすっ飛んできたのだろう…。
「逢いたかった、ずっと…」
泣いちゃだめだテディ。周りが好奇の目で君を見てる。シャッターを切る音がそこかしこで聞こえる。でもテディはそんなことを全く気にしていない。真からどうでも良いのだろう。
「テディ。迷惑かけてごめん、その…僕が不甲斐ないばかりに」
そうなんだ。僕が染谷さんに捕まりさえしなければこんなことには…。
「おれがもっとしっかりしてたら良かった」
一歩距離を詰めたテディ。
「藍を攫ったのは…隣のソイツ?」
僕は動物的な本能で後ずさった。
殺すような視線で染谷さんを見ている。ハッと見上げると、染谷さんは無表情にテディを見つめていた。
「藍を良いようにしたのも…ソイツ…?」
湧き上がる様な殺意が全身から溢れている。冷や汗がダラリと垂れる。
染谷さん、殴り殺されるぞ…。全身がビリビリ震えて逃げ出したいくらいだ。
せめてごめんとか何か言って…。
「そうだよ、坊ちゃん。君の想像通りの関係だよ俺たち。なあ、藍」
「気安く呼ぶなあ”あ”あ“!!!!」
肉食動物がダッと獲物を一瞬で仕留めるような動きだった。俊敏さと獰猛さと、明確な殺意。
あっという間に染谷さんに距離を詰めて本気でぶん殴った。
吹っ飛んだ染谷さんに馬乗りになって、さらに頬に一発。血飛沫が飛んだ。さすが外国の血が入ってるだけあって腕力が日本人のそれじゃなかった。
キャアア!!!と別の意味の悲鳴が上がる。
ハッと我に返った。
「て、テディ!!!死んじゃうから!!!」
後ろから羽交い締めにしようとしたけど、僕の腕力じゃ全然微力で…!
ギラ、と憤怒に染まった瞳が僕を捉えた。
「藍、コイツの味方すんの!?」
「違うよ!!!でも誰かを殴るのなんて辞めて!!!」
「どうして?俺から藍を…取り上げたのに!!!」
うわ、やばい余計なこと言ったらそれこそもうスキャンダルに…!テディをなんとか宥めようとした。
「い、いや僕はテディを心配してるんだよ!もう辞めて、ね!?」
「藍…」
テディの体から力が抜けかけホッとしたその時。
パシャ、とすぐ近くでシャッター音が鳴った。
え、と振り返ると、馬乗りにされたまま携帯カメラを構えた染谷さん…!?
「だらしねえ顔。そりゃ略奪されるって訳だ。何度でも俺は藍を攫いに行くよ」
「こんの…!!!!」
一転怒りをあらわにして、染谷さんの首を締め始めたテディ。
「俺がずっとどんな思いで藍を探していたか分かってんのか…!」
それそれ、その顔だと言わんばかりに目前でテディの表情をカメラで撮って見せて、僕はある意味驚愕した。
「テディ!!」
「俺はずっと気が狂いそうだったんだ、お前に俺の気持ちが分かるか!!!」
さらに首を締め上げる。
このままいったら染谷さんは締め殺される!
でもそんなことは意にも介さないかの様に、その鬼気迫る顔を撮っている。
スキャンダル命の記者魂は見上げたものだけど、こんなやり方絶対間違ってる!
「染谷さんももう良い加減にして!!!!死んだらもうスキャンダル撮れませんよ!!!」
「藍!?何言ってんの!?まさかコイツと本当にデキて…!!!?」
「違うよ!!!!」
話が更にややこしくなりかけたその時。
「覚悟が足りないんじゃないですか、坊ちゃん!」
朗々とロビーに響いた。
ブッと血を脇に吐き出してから染谷さんが言ったセリフだった。
「俺との仲を勘繰ってないで、自分はどうなのかハッキリ言ったらどうです?保身はダサいですよ!」
最低最悪の誘導だった。こんな公衆の面前で?
ハッと振り返る。やばい、テディ何も言うな!そう言おうとしたけれど。
「俺は!」
テディの本気の音量にビクと体が縮こまる。シンと寝り返ったロビー。
「藍がいないと生きていけない。人生で初めて愛したのは藍だけ。これからもずっと!」
叫ぶような声がワッとロビーに響いた。僕に向き直って縋り付くように抱きついてきたテディ。沸いた観衆。
そんな風に真っ直ぐ気持ちをぶつけられたことなんかなくて、僕はきっと首まで真っ赤だった。
「だから藍。俺と帰ろう」
ウンと頷いた。頬が熱い。
だけど僕はもうテディはアイドルには戻れないだろうと悟った。だってこの一部始終を周囲に好奇の目で見られてるんだ。そりゃ面白いに決まってる。染谷さんはぶん殴られた癖に、薄っすら笑って僕らを見ている。『テディ熱愛告白』って週刊誌の見出しがまざまざと目に浮かんだ。
ギュッと手のひらを握った。
僕がテディの運命を狂わせてしまった。だから僕がちゃんと責任取らなくちゃ……。
「テディ、立って。行こう」
テディの手を引いて立ち上がる。僕よりも一回りも大きな身体は、ぬっと立ち上がると僕を満足そうに見下ろした。
「……これで満足したでしょう?さようなら染谷さん」
染谷さんは何も言わずに、またねとでも良いたげにヒラヒラと手を振った。
これで彼ともお別れ出来るのだろうか。
スキャンダル撮れたからこれで満足?このアッサリ具合がちょっと不穏だなとチラッと思ったけど、きっとそれは気のせいだろう……。
■■■
ひと悶着あったけど無事解散……という訳にはいかなかった。
トップアイドルが降臨して愛の告白なんかやってしまった空港はそもそもパニック状態で、僕らはまっすぐ帰らせてもらえる訳はなかった。
多くの人に囲まれてるし、揉みくちゃにされている。こんな姿もきっとSNSや週刊誌に面白おかしく書かれるのだろうな……と内心ゲッソリしていたら。
「…こっち来て」
と、突然僕の手を引く人がいた。
テディと叫ぶ隙もないまま僕は通路の扉奥に連れ込まれたのだった。
■■■
「久しぶり」
「…ら、雷さん…!」
僕を連れ込んだのは雷さんだった。久しぶりの姿になんだか無性にホッとした。
「会いたかったよ」
そして壁に寄りかかり、表情のない瞳で僕を見下ろしているのは、サミーさん……。
ギクリとした。きっとこんな騒動に巻き込んでしまって怒ってるのだろうと思った。
「あ、あの!すみませんこんなことになっ」
サミーさんは手で制した。
「良いよ。お前は別に悪くない。俺たちは別に誰も怒ってないよ。無事でいてくれて、むしろ感謝してる。な?雷」
「ああ」
「!…すみません、本当。でもそんな風に言って貰えて嬉しいです」
どうして皆こんなに優しいのだろう。グス、と温かい涙溢れそうになった。
だけどその時。
「だから今度はちゃんと俺たちのモノになろうな」
「ずっと一緒だ」
両方から絡み付くように言われてゾクリとした。
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続く
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