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【ヤンデレメーカー#17】はじめての悪夢になりたい
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※r18チックな要素あります。
また今回はsukatoro…要素がある…?ので苦手な方はまじで閲覧お気をつけください。
それにしてもそろそろヤンデレ酷くなってきた。閲覧制限かけるかもしれません。問題あれば消します。
ーーーーーーーーーー
「藍、体調は大丈夫かな?息はしてるから大丈夫だとは思ってたんだけど…」
僕の前髪を優しくすいてきたテディ。仄暗くて優しい声音が怖くて怖くて、僕は身体が震えるのを感じた。
「…ひっ…や、めて…こわ…トイレ…いく…」
ひ、ひく、と自分の呼吸がおかしくなってきた。
「おしゃべり苦手になっちゃった?藍い♡
まーそうだねえ、きっと縛られて怖くて、緊張してるからトイレ行きたくなったんだろうねえ。可愛いねえ」
コクコクと頷いた。分かってくれるならどうにかして…くれ…!!
「トイレはねえ、まあすぐそこなんだけどさ…漏らしちゃえば良いんじゃない?」
「…!?」
やだ、頭おかしいのかテディ。ふるふると頭を振った。
「でもダメだなあ。それになんか我慢してる藍ってすげークるんだよね…って訳でさ、ちょっと待っててね?」
テディは髪を掻き上げ、甘く流し目でウインクしてきた。可愛いのにオスらしいそのギャップが、心の奥をどこかざわつかせる。
テディはさっと立ち上がると少しだけバスルームから身を乗り出してバン、とスイッチを叩き、バスルームの電気を消した。
窓のないバスルームの中は真っ暗で、がんじがらめに縛られたままの僕の身体。動けない恐怖がザワザワと僕にまとわりついた。
「藍」
闇の中で見えないテディがトン、と僕の方に戻っってきた。何をされるか分からない恐怖で頭がおかしくなりそうだ。
「…や、っや、やだあああああああ!!」
引き裂くような悲鳴をやっとあげた。
だけどテディはくく…と笑うだけで、狭い狭い浴槽の中に身体を押し込んできた。
「流石に狭いねえ…藍。ふたりっきりだ」
覆い被さられて、両頬をテディの手で包まれた。それは暖かくて大きくて…僕を殺そうと思えば容易い手。さっき首を絞められた恐怖が迫り上がってくる。
「ひ、あ…う…!」
恐怖で本当に身体がビクビクして、太腿をもじもじさせた。じんじん身体が痺れて、なんかおかしい。漏…いや、やだやだ無理だったら!
「藍、藍。あぁい。はあ、だいすきだ。こんなに良い、匂い…」
まるで尻尾振るみたいにふんふん首に顔を埋めて匂いを嗅がれて…
「!!!!」
次の瞬間、信じられない痛みが首筋を襲った。
野犬に噛まれたみたいだ!
「あ、あああ!!!」
僕のこと全部貪ろうとするみたいにテディは首すじに噛み付き舐めしゃぶり、そして同時に強引に鎖骨から胸、へそら辺までを一気に爪先で引っ掻いた!
「!!!」
『痛い』『イイ』『怖い』『出ちゃう』全ての感覚が全て一瞬最高潮に達して、僕の体は一瞬硬直し…!
「…!!…あっ!…は…え…?」
次の瞬間、暗闇の中で訳の分からない快感に支配されていた。
残ったのはドキドキ、ジンジン。いけないゾクゾク感。…それにあってはならない下肢の開放感。これって…。
「…♡♡♡…?」
ビクビク震える身体…。
「あああ良い子だねえ。藍。嬉しいよ。これでまずはちょっと俺だけのものになったね…」
ウットリ言って僕にキスをしたテディ。
「またキレイキレイしてあげる。なに、どうってことないよ。藍のお世話ならなんでもやったげる」
闇の中では全てが曖昧になって自分がなくなってしまいそうだ。テディが喜ぶ通りに、僕の体は作り替えられてしまいそう。
「はああ。嬉しい。本当嬉しい。俺にだけ見せてくれたね。藍ぃ。だいすき」
「ど、どして…こんなこと…するの…」
「だってこうすれば、藍はこれから布団で寝る時、湯船に入る時、電気を消して部屋を真っ暗にする時。トイレ行きたい時。真っ先に今日の俺とのこと思い出すじゃん?
多分これから一生そう。
藍の消えない痕跡になれると思うと俺はサイッコーな気分!
藍が俺を虜にしたいみたいに、藍にとっても俺は一生忘れられない男になれる。
それにね、もしも亜蓮が今後俺と同じことをしても、亜蓮は俺の二の次にしかなれない。1番じゃない。それもサイッコウだ。
亜蓮なんて藍の中から追い出してやるから、楽しみにしててね藍」
闇の中で狂犬は笑った。
続く
また今回はsukatoro…要素がある…?ので苦手な方はまじで閲覧お気をつけください。
それにしてもそろそろヤンデレ酷くなってきた。閲覧制限かけるかもしれません。問題あれば消します。
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「藍、体調は大丈夫かな?息はしてるから大丈夫だとは思ってたんだけど…」
僕の前髪を優しくすいてきたテディ。仄暗くて優しい声音が怖くて怖くて、僕は身体が震えるのを感じた。
「…ひっ…や、めて…こわ…トイレ…いく…」
ひ、ひく、と自分の呼吸がおかしくなってきた。
「おしゃべり苦手になっちゃった?藍い♡
まーそうだねえ、きっと縛られて怖くて、緊張してるからトイレ行きたくなったんだろうねえ。可愛いねえ」
コクコクと頷いた。分かってくれるならどうにかして…くれ…!!
「トイレはねえ、まあすぐそこなんだけどさ…漏らしちゃえば良いんじゃない?」
「…!?」
やだ、頭おかしいのかテディ。ふるふると頭を振った。
「でもダメだなあ。それになんか我慢してる藍ってすげークるんだよね…って訳でさ、ちょっと待っててね?」
テディは髪を掻き上げ、甘く流し目でウインクしてきた。可愛いのにオスらしいそのギャップが、心の奥をどこかざわつかせる。
テディはさっと立ち上がると少しだけバスルームから身を乗り出してバン、とスイッチを叩き、バスルームの電気を消した。
窓のないバスルームの中は真っ暗で、がんじがらめに縛られたままの僕の身体。動けない恐怖がザワザワと僕にまとわりついた。
「藍」
闇の中で見えないテディがトン、と僕の方に戻っってきた。何をされるか分からない恐怖で頭がおかしくなりそうだ。
「…や、っや、やだあああああああ!!」
引き裂くような悲鳴をやっとあげた。
だけどテディはくく…と笑うだけで、狭い狭い浴槽の中に身体を押し込んできた。
「流石に狭いねえ…藍。ふたりっきりだ」
覆い被さられて、両頬をテディの手で包まれた。それは暖かくて大きくて…僕を殺そうと思えば容易い手。さっき首を絞められた恐怖が迫り上がってくる。
「ひ、あ…う…!」
恐怖で本当に身体がビクビクして、太腿をもじもじさせた。じんじん身体が痺れて、なんかおかしい。漏…いや、やだやだ無理だったら!
「藍、藍。あぁい。はあ、だいすきだ。こんなに良い、匂い…」
まるで尻尾振るみたいにふんふん首に顔を埋めて匂いを嗅がれて…
「!!!!」
次の瞬間、信じられない痛みが首筋を襲った。
野犬に噛まれたみたいだ!
「あ、あああ!!!」
僕のこと全部貪ろうとするみたいにテディは首すじに噛み付き舐めしゃぶり、そして同時に強引に鎖骨から胸、へそら辺までを一気に爪先で引っ掻いた!
「!!!」
『痛い』『イイ』『怖い』『出ちゃう』全ての感覚が全て一瞬最高潮に達して、僕の体は一瞬硬直し…!
「…!!…あっ!…は…え…?」
次の瞬間、暗闇の中で訳の分からない快感に支配されていた。
残ったのはドキドキ、ジンジン。いけないゾクゾク感。…それにあってはならない下肢の開放感。これって…。
「…♡♡♡…?」
ビクビク震える身体…。
「あああ良い子だねえ。藍。嬉しいよ。これでまずはちょっと俺だけのものになったね…」
ウットリ言って僕にキスをしたテディ。
「またキレイキレイしてあげる。なに、どうってことないよ。藍のお世話ならなんでもやったげる」
闇の中では全てが曖昧になって自分がなくなってしまいそうだ。テディが喜ぶ通りに、僕の体は作り替えられてしまいそう。
「はああ。嬉しい。本当嬉しい。俺にだけ見せてくれたね。藍ぃ。だいすき」
「ど、どして…こんなこと…するの…」
「だってこうすれば、藍はこれから布団で寝る時、湯船に入る時、電気を消して部屋を真っ暗にする時。トイレ行きたい時。真っ先に今日の俺とのこと思い出すじゃん?
多分これから一生そう。
藍の消えない痕跡になれると思うと俺はサイッコーな気分!
藍が俺を虜にしたいみたいに、藍にとっても俺は一生忘れられない男になれる。
それにね、もしも亜蓮が今後俺と同じことをしても、亜蓮は俺の二の次にしかなれない。1番じゃない。それもサイッコウだ。
亜蓮なんて藍の中から追い出してやるから、楽しみにしててね藍」
闇の中で狂犬は笑った。
続く
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