199 / 281
第199話
しおりを挟む
目的地であるレトゥーンに到着する。
イディオームとは途中で寄った町で降りて、ナングウを追うため行き先を変更したため、途中から乗客はリゼ一人だった。
道中、話し相手になってくれたミノアとも別れる。
リゼがイディオームから貰った通行石は、本当に特別な物だということや、ドヴォルク国が特殊な国だと教えてくれた。
状況を知らなかったタミンは、ミノア以上にドヴォルク国への通行石を羨ましがった。
「これもなにかの縁だ。顔でも見たら挨拶してくれ」
「……お前、考えていることがバレバレだぞ」
タミンが別れの挨拶をするが、ミノアに下心を見抜かれてバツが悪そうな顔をしていた。
「こちらこそ、有難う御座いました」
タミンとミノアは仕事とはいえ、レトゥーンを無事に送ってくれたことにリゼは礼を言う。
「じゃぁな」
「いい旅を!」
二人はすぐに王都へ戻るため、商人と準備に入るようで笑顔でリゼを送り出した。
情勢が悪いと聞いてはいたが、町の雰囲気は悪くなく、行き交う人々の表情は穏やかだった。
次の目的地でもあるラバンニアル共和国への馬車の日時を確認する。
次の馬車は早くて五日後だったので、リゼはその場で予約してから、報収集するため冒険者ギルド会館へと移動する。
もちろん、簡単にラスティアに会えるとは思っていない。
ただ……銀翼に起きたことを会って、ラスティアの口から直接聞きたかった。
レトゥーンの冒険者ギルドは宿屋と併設しているようで、思っていたよりも小さかった。
受付が違うので同じ建物というだけのようだ。
まず、宿屋に向かい宿を確保するが、空き室が多いのか簡単に宿の確保が出来た。
宿屋の主人も嬉しそうだったのが印象的だった。
そのまま、冒険者ギルドの受付に移動をする。
まず、身分証明でもある冒険者のプレートを提示する。
クエストボードも見ずに受付に来たということで、この町についての情報を知りたいのだと応対した受付嬢も感づいていた。
リゼはまず、情勢が不安定だということでクエストへの影響を聞いてみた。
領主が変わったことでクエストに影響はないと、受付嬢は答える。
そして、比較的に安全な地域なこともあり、クエスト数自体は多くなく、主なクエストは採取クエストになると教えてくれた。
「その……噂の領主の屋敷は何処になりますか?」
「はい、この建物を出て右手に見える大きな屋敷になります」
会話の流れから自然に情報を引き出すことに成功する。
受付嬢に礼を言って、すぐにラスティアに会うため領主の屋敷へと足早に向かった。
領主の屋敷の門前に着くと、警護の男二人に睨まれる。
情勢が不安定なので、怪しい輩には同じ対応をしているのだろう。
当然、リゼが領主に会いたいと言うが相手にされない。
だが、諦めが悪いリゼは門の前で屋敷を見ながら佇む。
通行の邪魔にならない場所で立っているだけなので、警護の男たちは睨むだけで文句を言うこともなかった。
しかし、それが何時間も続き日が暮れて辺りが暗くなると警護の男たちの仕事終える。
リゼを横目で見ながら、警護の男たちは屋敷の中へと入って行った。
「なんなんだ。あの冒険者は?」
「領主様に会いたいって……」
「まぁ、領主様も元冒険者だから知り合いなのかも知れないな」
「知り合いでも会うのは無理だろう」
護衛の男たちはリゼについて話をしていた。
「報告は必要だろうな」
「あぁ……それが俺たちの仕事でもあるからな」
護衛の男たちは、執事にリゼのことを報告すると、窓から覗いた。
まだ、佇んでいるリゼが月の明かりで薄っすらと確認出来た。
「御苦労様です」
執事は護衛の男たちに労いの言葉を掛けた。
護衛の男たちが退室すると、執事は領主であるエルダの元へと向かった。
エルダの部屋の扉を叩いて、入室の許可を得る。
「なにか問題でもあったのかしら?」
窓際に座りながら月を眺めて、手に持ったグラスを揺らしていた。
グラスの中身はレトゥーン特産である果実酒のようだ。
「お嬢様。飲み過ぎはお体に悪いですよ」
「じいや。もう子供じゃないのよ。それに今は領主なのよ」
「失礼いたしました領主様。で、あれば私のこともノーマンとお呼び下さい」
「たしかに、そうね」
幼少期から知っている間だからの冗談っぽい会話だった。
「それで?」
「門番から報告がありまして――」
ノーマンからの報告を聞いたエルダは窓から外を覗く。……が、エルダの部屋からは、庭の樹に遮られてリゼの姿は確認出来なかった。
エルダは安堵感を感じていたことに気付く。
心のどこかで、罪悪感を感じていることを再認識する。
「そう……アンジュやジェイドじゃなくて、リゼさんが来るとは……ね」
寂しそうに月を見ながら、グラスに残った果実酒を一気に喉へ流し込む。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
翌日も朝から門の前でラスティアに会いたいことを護衛に伝えるが、返事は昨日と同じだった。
一人は昨日と違う護衛の男だったため、リゼのことを怪訝な表情で見る。
小声で昨日のことを説明するが、表情に変化は無かった。
昨日と同じ場所に佇み、
窓から人影が見えると、ラスティアではないかと期待してしまう。
昼になると、護衛が一人交代する。
交代した護衛は昨日の護衛だった。
リゼがいたことに驚いていたが、無言で定位置に立つ。
護衛からリゼに話し掛けることはしない。
リゼも今日一度断られているので、仕事の妨げになると思い黙って屋敷を見ていた。
心の何処かでラスティアではないと信じたい自分も……何かの間違いであって欲しいと思っている。
違う角度から窓を覗くため、門から離れている場所へと移動する。
「あっ!」
窓から見覚えのある姿が目に入り、思わず声をあげる。
リゼの声に驚き護衛の二人がリゼに顔を向ける。
ラスティアが窓から自分の姿を見つけてくれることに期待して、姿を見せた窓を見続けていた――。
日も沈み昨日同様に、護衛の男たちが屋敷の中へと戻って行った。
リゼは視線を外すことなく、ラスティアの姿が見えた度を見続けていたが、ラスティアが姿を見せることは無かった。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:三十六』
『魔力:三十』
『力:二十二』
『防御:二十』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十六』
『敏捷:八十四』
『回避:四十三』
『魅力:二十一』
『運:四十八』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
・ラバンニアル共和国に入国。期限:九十日
・報酬:敏捷(二増加)
■サブクエスト
・レトゥーンで三泊。期限:三年
・報酬:魅力(三増加)
■シークレットクエスト
・ヴェルべ村で村民誰かの願いを一つ叶える。期限:五年
・報酬:万能能力値(五増加)
イディオームとは途中で寄った町で降りて、ナングウを追うため行き先を変更したため、途中から乗客はリゼ一人だった。
道中、話し相手になってくれたミノアとも別れる。
リゼがイディオームから貰った通行石は、本当に特別な物だということや、ドヴォルク国が特殊な国だと教えてくれた。
状況を知らなかったタミンは、ミノア以上にドヴォルク国への通行石を羨ましがった。
「これもなにかの縁だ。顔でも見たら挨拶してくれ」
「……お前、考えていることがバレバレだぞ」
タミンが別れの挨拶をするが、ミノアに下心を見抜かれてバツが悪そうな顔をしていた。
「こちらこそ、有難う御座いました」
タミンとミノアは仕事とはいえ、レトゥーンを無事に送ってくれたことにリゼは礼を言う。
「じゃぁな」
「いい旅を!」
二人はすぐに王都へ戻るため、商人と準備に入るようで笑顔でリゼを送り出した。
情勢が悪いと聞いてはいたが、町の雰囲気は悪くなく、行き交う人々の表情は穏やかだった。
次の目的地でもあるラバンニアル共和国への馬車の日時を確認する。
次の馬車は早くて五日後だったので、リゼはその場で予約してから、報収集するため冒険者ギルド会館へと移動する。
もちろん、簡単にラスティアに会えるとは思っていない。
ただ……銀翼に起きたことを会って、ラスティアの口から直接聞きたかった。
レトゥーンの冒険者ギルドは宿屋と併設しているようで、思っていたよりも小さかった。
受付が違うので同じ建物というだけのようだ。
まず、宿屋に向かい宿を確保するが、空き室が多いのか簡単に宿の確保が出来た。
宿屋の主人も嬉しそうだったのが印象的だった。
そのまま、冒険者ギルドの受付に移動をする。
まず、身分証明でもある冒険者のプレートを提示する。
クエストボードも見ずに受付に来たということで、この町についての情報を知りたいのだと応対した受付嬢も感づいていた。
リゼはまず、情勢が不安定だということでクエストへの影響を聞いてみた。
領主が変わったことでクエストに影響はないと、受付嬢は答える。
そして、比較的に安全な地域なこともあり、クエスト数自体は多くなく、主なクエストは採取クエストになると教えてくれた。
「その……噂の領主の屋敷は何処になりますか?」
「はい、この建物を出て右手に見える大きな屋敷になります」
会話の流れから自然に情報を引き出すことに成功する。
受付嬢に礼を言って、すぐにラスティアに会うため領主の屋敷へと足早に向かった。
領主の屋敷の門前に着くと、警護の男二人に睨まれる。
情勢が不安定なので、怪しい輩には同じ対応をしているのだろう。
当然、リゼが領主に会いたいと言うが相手にされない。
だが、諦めが悪いリゼは門の前で屋敷を見ながら佇む。
通行の邪魔にならない場所で立っているだけなので、警護の男たちは睨むだけで文句を言うこともなかった。
しかし、それが何時間も続き日が暮れて辺りが暗くなると警護の男たちの仕事終える。
リゼを横目で見ながら、警護の男たちは屋敷の中へと入って行った。
「なんなんだ。あの冒険者は?」
「領主様に会いたいって……」
「まぁ、領主様も元冒険者だから知り合いなのかも知れないな」
「知り合いでも会うのは無理だろう」
護衛の男たちはリゼについて話をしていた。
「報告は必要だろうな」
「あぁ……それが俺たちの仕事でもあるからな」
護衛の男たちは、執事にリゼのことを報告すると、窓から覗いた。
まだ、佇んでいるリゼが月の明かりで薄っすらと確認出来た。
「御苦労様です」
執事は護衛の男たちに労いの言葉を掛けた。
護衛の男たちが退室すると、執事は領主であるエルダの元へと向かった。
エルダの部屋の扉を叩いて、入室の許可を得る。
「なにか問題でもあったのかしら?」
窓際に座りながら月を眺めて、手に持ったグラスを揺らしていた。
グラスの中身はレトゥーン特産である果実酒のようだ。
「お嬢様。飲み過ぎはお体に悪いですよ」
「じいや。もう子供じゃないのよ。それに今は領主なのよ」
「失礼いたしました領主様。で、あれば私のこともノーマンとお呼び下さい」
「たしかに、そうね」
幼少期から知っている間だからの冗談っぽい会話だった。
「それで?」
「門番から報告がありまして――」
ノーマンからの報告を聞いたエルダは窓から外を覗く。……が、エルダの部屋からは、庭の樹に遮られてリゼの姿は確認出来なかった。
エルダは安堵感を感じていたことに気付く。
心のどこかで、罪悪感を感じていることを再認識する。
「そう……アンジュやジェイドじゃなくて、リゼさんが来るとは……ね」
寂しそうに月を見ながら、グラスに残った果実酒を一気に喉へ流し込む。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
翌日も朝から門の前でラスティアに会いたいことを護衛に伝えるが、返事は昨日と同じだった。
一人は昨日と違う護衛の男だったため、リゼのことを怪訝な表情で見る。
小声で昨日のことを説明するが、表情に変化は無かった。
昨日と同じ場所に佇み、
窓から人影が見えると、ラスティアではないかと期待してしまう。
昼になると、護衛が一人交代する。
交代した護衛は昨日の護衛だった。
リゼがいたことに驚いていたが、無言で定位置に立つ。
護衛からリゼに話し掛けることはしない。
リゼも今日一度断られているので、仕事の妨げになると思い黙って屋敷を見ていた。
心の何処かでラスティアではないと信じたい自分も……何かの間違いであって欲しいと思っている。
違う角度から窓を覗くため、門から離れている場所へと移動する。
「あっ!」
窓から見覚えのある姿が目に入り、思わず声をあげる。
リゼの声に驚き護衛の二人がリゼに顔を向ける。
ラスティアが窓から自分の姿を見つけてくれることに期待して、姿を見せた窓を見続けていた――。
日も沈み昨日同様に、護衛の男たちが屋敷の中へと戻って行った。
リゼは視線を外すことなく、ラスティアの姿が見えた度を見続けていたが、ラスティアが姿を見せることは無かった。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:三十六』
『魔力:三十』
『力:二十二』
『防御:二十』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十六』
『敏捷:八十四』
『回避:四十三』
『魅力:二十一』
『運:四十八』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
・ラバンニアル共和国に入国。期限:九十日
・報酬:敏捷(二増加)
■サブクエスト
・レトゥーンで三泊。期限:三年
・報酬:魅力(三増加)
■シークレットクエスト
・ヴェルべ村で村民誰かの願いを一つ叶える。期限:五年
・報酬:万能能力値(五増加)
63
お気に入りに追加
215
あなたにおすすめの小説
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
まったく知らない世界に転生したようです
吉川 箱
ファンタジー
おっとりヲタク男子二十五歳成人。チート能力なし?
まったく知らない世界に転生したようです。
何のヒントもないこの世界で、破滅フラグや地雷を踏まずに生き残れるか?!
頼れるのは己のみ、みたいです……?
※BLですがBがLな話は出て来ません。全年齢です。
私自身は全年齢の主人公ハーレムものBLだと思って書いてるけど、全く健全なファンタジー小説だとも言い張れるように書いております。つまり健全なお嬢さんの癖を歪めて火のないところへ煙を感じてほしい。
111話までは毎日更新。
それ以降は毎週金曜日20時に更新します。
カクヨムの方が文字数が多く、更新も先です。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
ただの世界最強の村人と双子の弟子
ヒロ
ファンタジー
とある村にある森に、世界最強の大英雄が村人として生活していた。 そこにある双子の姉妹がやってきて弟子入りを志願する!
主人公は姉妹、大英雄です。
学生なので投稿ペースは一応20時を目安に毎日投稿する予定ですが確実ではありません。
本編は完結しましたが、お気に入り登録者200人で公開する話が残ってます。
次回作は公開しているので、そちらも是非。
誤字・誤用等があったらお知らせ下さい。
初心者なので訂正することが多くなります。
気軽に感想・アドバイスを頂けると有難いです。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
俺と幼女とエクスカリバー
鏡紫郎
ファンタジー
憧れた世界で人をやめ、彼女と出会い、そして俺は初めてあたりまえの恋におちた。
見知らぬ少女を助け死んだ俺こと明石徹(アカシトオル)は、中二病をこじらせ意気揚々と異世界転生を果たしたものの、目覚めるとなんと一本の「剣」になっていた。
最初の持ち主に使いものにならないという理由であっさりと捨てられ、途方に暮れる俺の目の前に現れたのは……なんと幼女!?
しかもこの幼女俺を復讐のために使うとか言ってるし、でもでも意思疎通ができるのは彼女だけで……一体この先どうなっちゃうの!?
剣になった少年と無口な幼女の冒険譚、ここに開幕
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる