2 / 19
現場を知る者
本編第一部の約一週間前
しおりを挟む
「出港用意ッ!!」
今回の号令は、怒号に近かった。
これは、しょうがない。自然とそうなってしまうのだ。なぜなら、航空自衛隊のF-4の後継として導入したLockheed MartinのF-35A ライトニングⅡのレーダー航跡が消えたのだ。
機体価格が割高で、維持費もかかる。加えて、アメリカ合衆国海空軍海兵隊の最高機密を満載した戦闘機が墜落したとなれば大事だ。
ちなみに、俺は呉の『かが』の艦長なのだが、丁度横須賀で補給を受けていたため、東北地方太平洋沖へ行くこととなった。
「両舷後進微速。と~りか~じ」
「と~りか~じ」
かがは順調に、浦賀水道に入った。
「両舷前進強速。よ~そろ~」
航海士は、俺のこれを復唱した。
かがは、鈍足のタンカーや小型の漁船等をどんどん追い越しながら、太平洋に出た。
ここから目的地まで、第三戦速で直航だ。
辺りには、海上保安庁の巡視船や海上自衛隊の艦艇、極めつけには、アメリカ合衆国海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の8番艦『アンティータム』と16番艦『チャンセラーズヴィル』がいる。北方海域に派遣されていた空母打撃群から送られてきたのだろう。どちらも、横須賀が母港だ。
「よし!早速だ。出し惜しみは無しにするぞぉ!SH-60、全機発艦!」
俺の号令で、遂に艦内が慌ただしくなった。航海中に発艦準備を整えていたSH-60Kの飛行隊は、ものの数秒でエンジンに火を入れている。回転翼は回りだし、ヒュンヒュンという特有の音が何層にも重なり、艦橋でも少し声を張らないと自分の声が聞こえない程になった。SH-60Kの前に立っている航空機整備員が、合図を送り右舷の方に駆けた。
そうして、艦首に近い機から発艦を始めた。
「捜索は、絨毯状に行う。効率良く、隙間が無いように捜索しろ。ディッピングソナーを使ってだ。第111飛行隊は、現在の捜索範囲の更に外側を目視で捜索。絶対に見つけるぞ!」
〈了解!〉
無線からは、各機長から威勢の良い返答が返ってきた。
捜索開始から、一週間と二日ほど経った。今は夜だ。
SH-60は、数時間前から翼を休めている。搭乗員と機体、双方の負担を考えた決断だ。
斯く言う俺も、真紅の艦長席で休憩している。
もういっそのこと、このままここで夜を明かそうか。そう思い始めた時、突如様々な機器がブツン、と大きな音を立てて光を失い、艦内を薄暗く照らしていた赤色灯も消えてしまった。かがは、何かしらの動作音も鳴らさなくなった。俺の耳に入るのは、波が船体に打ち付けられる音だけだ。
段々と増幅しつつあった眠気が一気に吹っ飛んだ。
わざとらしい程の足音を立てつつ、艦内放送のマイクへ手を伸ばした。
「艦長より達する!…ん?艦長より達する!」
艦内に俺の声が響くことはなかった。
少し考えれば分かることだった…なにせ、赤色灯が切れているのだ。電源が完全に落ちている事など明白だ。だが、あせりと習慣でやってしまった。
「古賀!何で、放送が出来ない!?」
頭では分かっているつもりでも、体は説明を求めているようだ。
「そ、そんな…俺に聞かれたって分かりませんよぉ…」
「そうだよな、すまん」
どうすれば良い…とりあえず、電源を復旧させなければならない。原因を探るのはそれからだ。電源を戻すのに、一番手っ取り早いのは機関の始動だ。これが敵の攻撃だった場合、停止していては演習における標的だ。速やかに行動し、安全を確保しなければならない。しかも、機関を動かすことで発電も出来る。
だが、それを簡単に伝える手段がない…
ここから機関室へ行くとすると、数分かかってしまう。
俺が考え込んだ直後、すぐ横で誰かが喇叭を鳴らした。隣にいるのは、古賀だ。
「誰が喇叭を鳴らして良いと言った!?」
最早、俺に余裕など無い。
「こ、これは、帝国海軍時代の戦闘配置に付くことを命令する喇叭です!」
「だからなんだ!」
「ですから、これが機関室の方たちへ届かなくとも、この喇叭の意味を知っている人が機関室に知らせてくれれば…」
古賀の独断の判断だが、希望はある。ある程度有効な策だろう。
今回は見逃そう。
一分程待った。すると、有り得ないことに、かがのガスタービンが動き始めたのだ。
徐々にその他の機器も動き始める。
「力久艦長!やりましたね!」
「ああ。ああ!良くやった!陸に上がったら飯おごってやる!」
「言質とりましたよ。力久艦長」
俺は嬉しさで思わず口にしまったことを心中で悔やみながら、古賀の言葉で笑った。
「艦長!!」
航海科の一人が、艦内電話を手にしている。突然血相を変えて、俺の方に振り向いた。
「救難信号を確認しました!」
「ありあけからです!」
救難信号?こんな時にか?いや、こんな時だからこそか?
ちょっと待てよ…かがの全動力が止まり、ありあけから救難信号が。そうなると、ありあけは少なくとも電力は復旧しているということか。
「ありあけは何処にいる?!」
「ここから、約1キロ!」
「じゃあ、向かえ!ヘリは、先発!」
もし、救難信号を受信しているのが我々だけだとして、ありあけが沈みかけているのだとしたら…出来るだけ、早く現場に着く物を向かわせた方が良いだろう。
夜のため、10キロメートル離れたありあけを視認することが出来ない。
救難信号が発せられている付近へ到着したようだ。艦橋からは当然、ありあけが見えている。
だが…
「目視にて、ありあけの外部損害を確認中。しかし、現在のところでは損害を確認せず。傾斜も無い模様」
ありあけは、きちんと浮いていた。
一体何があって、信号を。
「ありあけより発光信号!」
「何?!」
発光信号はこうだ。〈我、無線機ガ使エズ。更ニ、各種レーダーモ使用デキズ。我カラハ、かがヲ確カニ見ルコトガ出来ナイ。SOS。SOS。〉
英文と片仮名を組み合わせるなど到底、発光信号の内容とは思えない文だ。拙い。そんな文を書かせるほど、ありあけには危機的状況が迫っているのだろうか。
“かがを確かに見ることが出来ない”とは、一体何なのだ?
「艦長!視界が悪くなっていきます!ありあけの目視確認が困難になる可能性!」
「サーチライト照らせ!それで、ヘリからの情報は?」
先発隊のヘリコプターがいたはずだ。
「ありあけの周りに雲のようなものがあり、その中心部にありあけがいるような形。ヘリからも、損傷等は確認できていないとのこと」
何なんだ?この現象は?
とにかく、何かあったときのために、ありあけをずっと確認しておかなければならない。
「今の状況を、映像かなんかに収めておけ!」
今はこれしか手がない。
「――っ?!り、力久艦長…」
いつの間にか、航海長の古賀が操艦を別の者に任せ、双眼鏡を使ってありあけを見ていた。
驚いているのか…いや、驚いているのだ。双眼鏡より目を大きく開けている。
俺は、息を呑んで古賀の報告を耳に入れた。
「ありあけが…消えました……!」
今回の号令は、怒号に近かった。
これは、しょうがない。自然とそうなってしまうのだ。なぜなら、航空自衛隊のF-4の後継として導入したLockheed MartinのF-35A ライトニングⅡのレーダー航跡が消えたのだ。
機体価格が割高で、維持費もかかる。加えて、アメリカ合衆国海空軍海兵隊の最高機密を満載した戦闘機が墜落したとなれば大事だ。
ちなみに、俺は呉の『かが』の艦長なのだが、丁度横須賀で補給を受けていたため、東北地方太平洋沖へ行くこととなった。
「両舷後進微速。と~りか~じ」
「と~りか~じ」
かがは順調に、浦賀水道に入った。
「両舷前進強速。よ~そろ~」
航海士は、俺のこれを復唱した。
かがは、鈍足のタンカーや小型の漁船等をどんどん追い越しながら、太平洋に出た。
ここから目的地まで、第三戦速で直航だ。
辺りには、海上保安庁の巡視船や海上自衛隊の艦艇、極めつけには、アメリカ合衆国海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の8番艦『アンティータム』と16番艦『チャンセラーズヴィル』がいる。北方海域に派遣されていた空母打撃群から送られてきたのだろう。どちらも、横須賀が母港だ。
「よし!早速だ。出し惜しみは無しにするぞぉ!SH-60、全機発艦!」
俺の号令で、遂に艦内が慌ただしくなった。航海中に発艦準備を整えていたSH-60Kの飛行隊は、ものの数秒でエンジンに火を入れている。回転翼は回りだし、ヒュンヒュンという特有の音が何層にも重なり、艦橋でも少し声を張らないと自分の声が聞こえない程になった。SH-60Kの前に立っている航空機整備員が、合図を送り右舷の方に駆けた。
そうして、艦首に近い機から発艦を始めた。
「捜索は、絨毯状に行う。効率良く、隙間が無いように捜索しろ。ディッピングソナーを使ってだ。第111飛行隊は、現在の捜索範囲の更に外側を目視で捜索。絶対に見つけるぞ!」
〈了解!〉
無線からは、各機長から威勢の良い返答が返ってきた。
捜索開始から、一週間と二日ほど経った。今は夜だ。
SH-60は、数時間前から翼を休めている。搭乗員と機体、双方の負担を考えた決断だ。
斯く言う俺も、真紅の艦長席で休憩している。
もういっそのこと、このままここで夜を明かそうか。そう思い始めた時、突如様々な機器がブツン、と大きな音を立てて光を失い、艦内を薄暗く照らしていた赤色灯も消えてしまった。かがは、何かしらの動作音も鳴らさなくなった。俺の耳に入るのは、波が船体に打ち付けられる音だけだ。
段々と増幅しつつあった眠気が一気に吹っ飛んだ。
わざとらしい程の足音を立てつつ、艦内放送のマイクへ手を伸ばした。
「艦長より達する!…ん?艦長より達する!」
艦内に俺の声が響くことはなかった。
少し考えれば分かることだった…なにせ、赤色灯が切れているのだ。電源が完全に落ちている事など明白だ。だが、あせりと習慣でやってしまった。
「古賀!何で、放送が出来ない!?」
頭では分かっているつもりでも、体は説明を求めているようだ。
「そ、そんな…俺に聞かれたって分かりませんよぉ…」
「そうだよな、すまん」
どうすれば良い…とりあえず、電源を復旧させなければならない。原因を探るのはそれからだ。電源を戻すのに、一番手っ取り早いのは機関の始動だ。これが敵の攻撃だった場合、停止していては演習における標的だ。速やかに行動し、安全を確保しなければならない。しかも、機関を動かすことで発電も出来る。
だが、それを簡単に伝える手段がない…
ここから機関室へ行くとすると、数分かかってしまう。
俺が考え込んだ直後、すぐ横で誰かが喇叭を鳴らした。隣にいるのは、古賀だ。
「誰が喇叭を鳴らして良いと言った!?」
最早、俺に余裕など無い。
「こ、これは、帝国海軍時代の戦闘配置に付くことを命令する喇叭です!」
「だからなんだ!」
「ですから、これが機関室の方たちへ届かなくとも、この喇叭の意味を知っている人が機関室に知らせてくれれば…」
古賀の独断の判断だが、希望はある。ある程度有効な策だろう。
今回は見逃そう。
一分程待った。すると、有り得ないことに、かがのガスタービンが動き始めたのだ。
徐々にその他の機器も動き始める。
「力久艦長!やりましたね!」
「ああ。ああ!良くやった!陸に上がったら飯おごってやる!」
「言質とりましたよ。力久艦長」
俺は嬉しさで思わず口にしまったことを心中で悔やみながら、古賀の言葉で笑った。
「艦長!!」
航海科の一人が、艦内電話を手にしている。突然血相を変えて、俺の方に振り向いた。
「救難信号を確認しました!」
「ありあけからです!」
救難信号?こんな時にか?いや、こんな時だからこそか?
ちょっと待てよ…かがの全動力が止まり、ありあけから救難信号が。そうなると、ありあけは少なくとも電力は復旧しているということか。
「ありあけは何処にいる?!」
「ここから、約1キロ!」
「じゃあ、向かえ!ヘリは、先発!」
もし、救難信号を受信しているのが我々だけだとして、ありあけが沈みかけているのだとしたら…出来るだけ、早く現場に着く物を向かわせた方が良いだろう。
夜のため、10キロメートル離れたありあけを視認することが出来ない。
救難信号が発せられている付近へ到着したようだ。艦橋からは当然、ありあけが見えている。
だが…
「目視にて、ありあけの外部損害を確認中。しかし、現在のところでは損害を確認せず。傾斜も無い模様」
ありあけは、きちんと浮いていた。
一体何があって、信号を。
「ありあけより発光信号!」
「何?!」
発光信号はこうだ。〈我、無線機ガ使エズ。更ニ、各種レーダーモ使用デキズ。我カラハ、かがヲ確カニ見ルコトガ出来ナイ。SOS。SOS。〉
英文と片仮名を組み合わせるなど到底、発光信号の内容とは思えない文だ。拙い。そんな文を書かせるほど、ありあけには危機的状況が迫っているのだろうか。
“かがを確かに見ることが出来ない”とは、一体何なのだ?
「艦長!視界が悪くなっていきます!ありあけの目視確認が困難になる可能性!」
「サーチライト照らせ!それで、ヘリからの情報は?」
先発隊のヘリコプターがいたはずだ。
「ありあけの周りに雲のようなものがあり、その中心部にありあけがいるような形。ヘリからも、損傷等は確認できていないとのこと」
何なんだ?この現象は?
とにかく、何かあったときのために、ありあけをずっと確認しておかなければならない。
「今の状況を、映像かなんかに収めておけ!」
今はこれしか手がない。
「――っ?!り、力久艦長…」
いつの間にか、航海長の古賀が操艦を別の者に任せ、双眼鏡を使ってありあけを見ていた。
驚いているのか…いや、驚いているのだ。双眼鏡より目を大きく開けている。
俺は、息を呑んで古賀の報告を耳に入れた。
「ありあけが…消えました……!」
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
日本は異世界で平和に過ごしたいようです。
Koutan
ファンタジー
2020年、日本各地で震度5強の揺れを観測した。
これにより、日本は海外との一切の通信が取れなくなった。
その後、自衛隊機や、民間機の報告により、地球とは全く異なる世界に日本が転移したことが判明する。
そこで日本は資源の枯渇などを回避するために諸外国との交流を図ろうとするが...
この作品では自衛隊が主に活躍します。流血要素を含むため、苦手な方は、ブラウザバックをして他の方々の良い作品を見に行くんだ!
ちなみにご意見ご感想等でご指摘いただければ修正させていただく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
"小説家になろう"にも掲載中。
"小説家になろう"に掲載している本文をそのまま掲載しております。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
異世界で【神の愛娘】となりました
あさのうみうし
ファンタジー
どうやら私は死んでしまったらしい。
浮遊魂となって漂っていたら異世界に呼ばれたとかマジですか。
それにしても異世界の神様ってなんという超絶美形。
この世界の聖女になって欲しいってことだけど。
聖女って……あんまり嬉しくないよね。
*
異世界に聖女候補として呼ばれたものの、一人だけ聖女転生に同意しなかったことで、まさかの【神の娘】となりました。
神様の加護が厚過ぎて、これもうほぼ神様レベルだよ!
*
神様の娘がお伴(神獣)を携えて、暇に任せて無双していきます。気の向くまま、思うまま。助けたい者だけを助けます。
いーのいーの。だって私は神様じゃなくて、その娘だもの。
*「小説家になろう」様にも掲載しています。
【長編・完結】この冒険者、何者?〜騎士さまと噂の冒険者は全てを見通す目と耳をお持ちです〜
BBやっこ
ファンタジー
夢を見て、実益を求めて冒険者になる者は多い。
その中で成功している、強者として名を馳せる特級の冒険者はひと握り。
男は、優雅な佇まいで冒険者だと自称するがその振る舞いは只者ではない。
その力、余裕のある態度。全てを見通すかのような老成の男。
見た目は穏やかであるただの冒険者の優雅な生活?!そうは呼び辛い日々。
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる