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美扇国――鵜丸 2――
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時を止めたように微動だにしなくなったアメリアを見て、青年は湛えていた微笑を少し困ったようなものに変える。
「おかしなことを仰有いますわね。いくらわたくしがその子を気に入っていようと、人族の子の従魔になどなれませんわ。天遣族と同等の能力を有しているならば兎も角、まだ候補でしかありませんのよ?」
アメリアがハッと我に返ったのは、フィリーネの言葉があったからか、ロミーが彼女の頬をぷにぷにと指で押したからか。或いはその両方であろう。
ロミーの方へびっくりした表情をしたアメリアは、瞬きを繰り返した後に、やはり青年へと視線を移す。
彼が何を考えているのか、さっぱり分からなかった。
「この六翼が、何の能力もない可愛らしいだけのお嬢さんを、ただ守護するだけの為にここまで足を運んだとお思いですか?」
「そうでしたなら、余程退屈な時間を持て余していらっしゃるようで、同情致しますわ」
青年の言葉に、大袈裟に肩を竦めて見せたフィリーネは、スッと眼差しに鋭い光を灯した。
「つまり、ただの神子候補ではないと」
「ええ」
「――――」
青年とフィリーネ、そしてロミーの視線がアメリアに注がれる。
ロミーは表情の読みにくいぼんやりとしたもので、焦点が定まっているとも思えなかったが、青年のそれは敬意を窺えるものであり、フィリーネは冷静に観察に徹するようなものだった。
三者三様の視線に居心地の悪さを覚え、また意識を白く染めてしまいそうになるアメリア。
自分の能力は自分がよく知っている筈だ。
神子になる道を選んだのは、幼い頃にいつも精霊が傍らに在ったからだった。
十一歳まで育ててくれたのは母と呼ぶより祖母と呼ぶべきだろう老齢のドルテ。彼女はアメリアが神子になることを拒み、村人たちからも遠ざけるように家から出ることすら控えさせていた。
淡い光としてアメリアの周りを飛び交う精霊と、その精霊たちしか友人らしい存在のなかったアメリアが慕う様子を眺めては、悲しげで心痛な面持ちになるのだった。
しかしドルテが老衰で亡くなる少し前から、人が変わったようにアメリアを村から追い出そうとする動きを見せていた。老齢ながらも矍鑠としていた為、何処からか地図を取り寄せたり、日保ちのする食糧を作るようになった。魔族の恐ろしさやある程度の魔物の知識を教え、美扇国の北、愛鞠国を更に越えた華舞国に向かうよう何度も念を押された。
それまで全く外に出そうとしなかったドルテの変わりように、そしてその為の蓄えも準備されていた周到さに目眩を覚えた程。
アメリアの驚きや動揺、混乱は、今この時と同じ程であった。
ドルテが亡くなってすぐに村長に引き取られたかと思うと、すぐに神子になるべく鵜丸にある神子養成学校の入学手続きを済まされて宿舎に投じられてしまう。故にドルテの願いとは違う形で村を出ることになったのだが――。
「わたし、は……」
一体何者なのか。そんな疑問が口をついて出た途端に、膝から力が抜けて尻餅をつきかける。
しかしそれより早くロミーが少女の身体を抱き締めるように支えた。
一瞬遅れて反応した青年がピクリと片方の眉を跳ね上げるのを見てか、あまり表情の変わらなかったロミーが僅かにせせら笑いを浮かべてアメリアを抱く腕に力を込める。
フィリーネは困惑することしきりで泣き出す手前の表情になっているアメリアを見つめ、胸の辺りに疼きを覚える。ロミーを突き飛ばして自分の腕に掻き抱き、豊満な胸に少女の顔を埋めさせたい衝動にかられた。
「わ、わたくしには拒否権も選択の権利もございませんし、怪しげな六翼の従魔となるより、可愛らしい乙女の従魔になる方が精神的に救われますわ。契約を始めるならば早くして下さいませ」
自分の欲求を振り払うようにフィリーネは言うと、アメリアの手を引く。
「でも私、どうしていいか……」
ロミーの腕の中から解放され、縋るような目でフィリーネを見上げるアメリア。
その琥珀色の瞳に、この一瞬でも自分だけが映っているのだという事実に舞い上がりそうになる。この感情の揺れは一体何なのだろう。
「何も心配はいりません。難しく考えずとも結構ですよ。初めてのことですから、わたしも手伝わせていただきますので、ご安心を」
言いながら、フィリーネの手から拐うようにアメリアの手を取る青年。それについて悔しげな目を向けたフィリーネだが、すぐに少女の手のひらが自分の胸に押しあてられ、気を取り直す。
「あ、あの……」
「しっ。彼女の鼓動を感じて下さい。心臓が複数ある為、不協和音を奏でているかもしれませんが、一番近いもの、大きく伝わるものだけを感じて」
柔らかく質量のある温かな胸の膨らみの谷間に押し付けられ、気恥ずかしさもあってか躊躇うアメリアが手を引っ込めようとするのを抑え、青年が囁くように促す。
言われるままに意識を手のひらに集中させると、僅かに速い調子の鼓動を感じることが出来た。
ふとフィリーネを見ると、頬を紅潮させて目を潤ませている。
触られている方が恥ずかしいに決まっていると考えたアメリアだが、実際は高揚していたということは知らない方が良いだろう。
「お嬢さんのお名前は?」
「――――アメリア、です」
「あなたは、この魔族の名をご存知ですか?」
「は、はい。フィリーネさん、です」
アメリアがフィリーネの名を口にした途端「ああっ」と嬌声をあげられ、目を丸くする。
退屈そうに眠たげな表情になっていたロミーは、さすがに驚いたようで、猫が衝撃を受けて硬直したような顔でフィリーネを凝視した。
鎖状の尾が鎌首をもたげたのは、反射的に攻撃しようとしたからだろう。戦闘に入る必要がないと分かると、スルスルと下がり始めた。
「申し訳ありません。はしたない声を出してしまいましたわ。気にせず続けて下さいませ」
腰を僅かにくねらせて身悶えするのを耐えるフィリーネ。
青年は穢らわしいものを見るように一瞥した後に、まだ目を丸くさせたままのアメリアの頭を撫でて落ち着かせる。
「こちらの魔族……八脚は、これから貴女の従魔になります。ですから敬称は省いて下さい。それから、このやり方は貴女の能力がまだ開発途上にあるからです。いずれ、命じただけで従えさせることが可能となるか、魔族側から貴女に絶対服従を誓うようになるでしょう」
「…………」
それではまるで、自分が魔族の王のようではないか。そう言いかけたアメリアは、しかし言葉を呑み込んで小さく頷く。
満足げに目を細めた青年は、表情を引き締めるとアメリアの背後に回り、その両手を少女の肩甲骨の辺りに押しあてた。そして。
「復唱を願います。『我が力は天の光にのみあらず、地の闇のみにあらず』――」
背中から、皮膚を裂き、青年の手を貫いて何かが出ていこうとする感覚があった。同時に刃で斬られたような、刺し貫かれたような感覚も。
「我が力は天の光にのみあらず……」
だが、悲鳴をあげかけた唇は、鋭い痛みなど感じていないかのように、青年の言葉を紡いでいく。
「クラウス=ルーツが契約の履行を許諾する。アメリアの名を魂に刻め。我は八脚のフィリーネの主とならん」
クラウス=ルーツとは青年の名であった。名以外のものは種族か出身地で呼ばれることが通常であるが、天遣族にのみ、姓というものがつく。それは彼らの祖先の名であり、翼を有した者だけが受け継ぐものだった。
詠唱の後、アメリアの背中から飛び出したものと、アメリアを貫いていったものとがフィリーネを呑み込むような錯覚が起きた。
フィリーネは悩ましげに眉根を寄せ、唇を戦慄かせる。
「あああっ!」
やがて絶叫をあげたフィリーネが倒れ込むと、彼女を呑み込もうとしていたものが、彼女の中に集束されておさまった。
「お疲れ様です。契約は完了しましたよ」
背後から包み込む形でアメリアを支え、優しく労う青年……クラウスに、力が抜けて放心状態になったアメリアは何も答えることが出来なかった。
「おかしなことを仰有いますわね。いくらわたくしがその子を気に入っていようと、人族の子の従魔になどなれませんわ。天遣族と同等の能力を有しているならば兎も角、まだ候補でしかありませんのよ?」
アメリアがハッと我に返ったのは、フィリーネの言葉があったからか、ロミーが彼女の頬をぷにぷにと指で押したからか。或いはその両方であろう。
ロミーの方へびっくりした表情をしたアメリアは、瞬きを繰り返した後に、やはり青年へと視線を移す。
彼が何を考えているのか、さっぱり分からなかった。
「この六翼が、何の能力もない可愛らしいだけのお嬢さんを、ただ守護するだけの為にここまで足を運んだとお思いですか?」
「そうでしたなら、余程退屈な時間を持て余していらっしゃるようで、同情致しますわ」
青年の言葉に、大袈裟に肩を竦めて見せたフィリーネは、スッと眼差しに鋭い光を灯した。
「つまり、ただの神子候補ではないと」
「ええ」
「――――」
青年とフィリーネ、そしてロミーの視線がアメリアに注がれる。
ロミーは表情の読みにくいぼんやりとしたもので、焦点が定まっているとも思えなかったが、青年のそれは敬意を窺えるものであり、フィリーネは冷静に観察に徹するようなものだった。
三者三様の視線に居心地の悪さを覚え、また意識を白く染めてしまいそうになるアメリア。
自分の能力は自分がよく知っている筈だ。
神子になる道を選んだのは、幼い頃にいつも精霊が傍らに在ったからだった。
十一歳まで育ててくれたのは母と呼ぶより祖母と呼ぶべきだろう老齢のドルテ。彼女はアメリアが神子になることを拒み、村人たちからも遠ざけるように家から出ることすら控えさせていた。
淡い光としてアメリアの周りを飛び交う精霊と、その精霊たちしか友人らしい存在のなかったアメリアが慕う様子を眺めては、悲しげで心痛な面持ちになるのだった。
しかしドルテが老衰で亡くなる少し前から、人が変わったようにアメリアを村から追い出そうとする動きを見せていた。老齢ながらも矍鑠としていた為、何処からか地図を取り寄せたり、日保ちのする食糧を作るようになった。魔族の恐ろしさやある程度の魔物の知識を教え、美扇国の北、愛鞠国を更に越えた華舞国に向かうよう何度も念を押された。
それまで全く外に出そうとしなかったドルテの変わりように、そしてその為の蓄えも準備されていた周到さに目眩を覚えた程。
アメリアの驚きや動揺、混乱は、今この時と同じ程であった。
ドルテが亡くなってすぐに村長に引き取られたかと思うと、すぐに神子になるべく鵜丸にある神子養成学校の入学手続きを済まされて宿舎に投じられてしまう。故にドルテの願いとは違う形で村を出ることになったのだが――。
「わたし、は……」
一体何者なのか。そんな疑問が口をついて出た途端に、膝から力が抜けて尻餅をつきかける。
しかしそれより早くロミーが少女の身体を抱き締めるように支えた。
一瞬遅れて反応した青年がピクリと片方の眉を跳ね上げるのを見てか、あまり表情の変わらなかったロミーが僅かにせせら笑いを浮かべてアメリアを抱く腕に力を込める。
フィリーネは困惑することしきりで泣き出す手前の表情になっているアメリアを見つめ、胸の辺りに疼きを覚える。ロミーを突き飛ばして自分の腕に掻き抱き、豊満な胸に少女の顔を埋めさせたい衝動にかられた。
「わ、わたくしには拒否権も選択の権利もございませんし、怪しげな六翼の従魔となるより、可愛らしい乙女の従魔になる方が精神的に救われますわ。契約を始めるならば早くして下さいませ」
自分の欲求を振り払うようにフィリーネは言うと、アメリアの手を引く。
「でも私、どうしていいか……」
ロミーの腕の中から解放され、縋るような目でフィリーネを見上げるアメリア。
その琥珀色の瞳に、この一瞬でも自分だけが映っているのだという事実に舞い上がりそうになる。この感情の揺れは一体何なのだろう。
「何も心配はいりません。難しく考えずとも結構ですよ。初めてのことですから、わたしも手伝わせていただきますので、ご安心を」
言いながら、フィリーネの手から拐うようにアメリアの手を取る青年。それについて悔しげな目を向けたフィリーネだが、すぐに少女の手のひらが自分の胸に押しあてられ、気を取り直す。
「あ、あの……」
「しっ。彼女の鼓動を感じて下さい。心臓が複数ある為、不協和音を奏でているかもしれませんが、一番近いもの、大きく伝わるものだけを感じて」
柔らかく質量のある温かな胸の膨らみの谷間に押し付けられ、気恥ずかしさもあってか躊躇うアメリアが手を引っ込めようとするのを抑え、青年が囁くように促す。
言われるままに意識を手のひらに集中させると、僅かに速い調子の鼓動を感じることが出来た。
ふとフィリーネを見ると、頬を紅潮させて目を潤ませている。
触られている方が恥ずかしいに決まっていると考えたアメリアだが、実際は高揚していたということは知らない方が良いだろう。
「お嬢さんのお名前は?」
「――――アメリア、です」
「あなたは、この魔族の名をご存知ですか?」
「は、はい。フィリーネさん、です」
アメリアがフィリーネの名を口にした途端「ああっ」と嬌声をあげられ、目を丸くする。
退屈そうに眠たげな表情になっていたロミーは、さすがに驚いたようで、猫が衝撃を受けて硬直したような顔でフィリーネを凝視した。
鎖状の尾が鎌首をもたげたのは、反射的に攻撃しようとしたからだろう。戦闘に入る必要がないと分かると、スルスルと下がり始めた。
「申し訳ありません。はしたない声を出してしまいましたわ。気にせず続けて下さいませ」
腰を僅かにくねらせて身悶えするのを耐えるフィリーネ。
青年は穢らわしいものを見るように一瞥した後に、まだ目を丸くさせたままのアメリアの頭を撫でて落ち着かせる。
「こちらの魔族……八脚は、これから貴女の従魔になります。ですから敬称は省いて下さい。それから、このやり方は貴女の能力がまだ開発途上にあるからです。いずれ、命じただけで従えさせることが可能となるか、魔族側から貴女に絶対服従を誓うようになるでしょう」
「…………」
それではまるで、自分が魔族の王のようではないか。そう言いかけたアメリアは、しかし言葉を呑み込んで小さく頷く。
満足げに目を細めた青年は、表情を引き締めるとアメリアの背後に回り、その両手を少女の肩甲骨の辺りに押しあてた。そして。
「復唱を願います。『我が力は天の光にのみあらず、地の闇のみにあらず』――」
背中から、皮膚を裂き、青年の手を貫いて何かが出ていこうとする感覚があった。同時に刃で斬られたような、刺し貫かれたような感覚も。
「我が力は天の光にのみあらず……」
だが、悲鳴をあげかけた唇は、鋭い痛みなど感じていないかのように、青年の言葉を紡いでいく。
「クラウス=ルーツが契約の履行を許諾する。アメリアの名を魂に刻め。我は八脚のフィリーネの主とならん」
クラウス=ルーツとは青年の名であった。名以外のものは種族か出身地で呼ばれることが通常であるが、天遣族にのみ、姓というものがつく。それは彼らの祖先の名であり、翼を有した者だけが受け継ぐものだった。
詠唱の後、アメリアの背中から飛び出したものと、アメリアを貫いていったものとがフィリーネを呑み込むような錯覚が起きた。
フィリーネは悩ましげに眉根を寄せ、唇を戦慄かせる。
「あああっ!」
やがて絶叫をあげたフィリーネが倒れ込むと、彼女を呑み込もうとしていたものが、彼女の中に集束されておさまった。
「お疲れ様です。契約は完了しましたよ」
背後から包み込む形でアメリアを支え、優しく労う青年……クラウスに、力が抜けて放心状態になったアメリアは何も答えることが出来なかった。
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