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第一章 幼少期
第三十三話 ソーマの正体
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「そんなことより! 昨日のことを話さないとだよね!」
母さんの助けを諦めた僕は、露骨に話題を変える。
「そうだったな。ソーマが落ち着くまで待とうと思ってたんだが、色々あってすっかり忘れちまってたな!」
僕の慌てる様子を十分楽しめたからか、父さんは僕の下手くそな話題転換に乗ってくれるみたいだ。
というか、忘れてたって……いやまぁ、僕も忘れてたけどさ、息子が森で倒れてたって結構なおおごとだと思うんだけど。
「ふふふ~私は忘れてなかったわよ~。ほんとよ~?」
……母さんも忘れてたんだろうね。父さんは適当で、母さんはちょっと天然なところがあるからなぁ。
「えーとね、昨日はフューに魔物と戦う経験を積ませようと思って、森に入ったんだ」
父さんと母さんは何か言いたそうにしていたけど、話の腰を折らないためか黙ってくれていた。多分、そんな危ないことをするなとか言いたかったんだと思う。
「それでゴブリンに会って倒したんだけど、そのゴブリンが魔族の支配の魔法を受けていることにソルが気づいたんだ」
父さんと母さんの顔が少し強ばる。魔族っていうのは悪の象徴みたいに言われてるし、基本的に人族より強い。まぁ、ソルの話では魔族全部が悪ってわけじゃないらしいけど。
「だから森の奥の方に進んでみると魔族が話しているのが聞こえたんだ。その魔族は僕を殺すために来たらしくて村に攻め入るつもりだったから、一度家に帰って準備したあとその魔族に挑んだんだよ」
「……その結果が昨日の惨状ってわけか」
「うん」
「とりあえずは……」
父さんは立ち上がって僕の方に歩いてくる。
「危ないことをするんじゃない!」
ゴチンと僕の頭に拳が降ってくる。かわそうと思えばかわせたけど、ここは受けるべきだと思ってしっかりと受けた。結構な痛みが襲ってくる。
「下手したら死んでたかもしれないんだぞ? もう無茶はするな。何かあったら俺に頼れ。母さんだってきっとお前の力になってくれる」
父さんの言うことはもっともだ。本当に後少しで死ぬところだった。父さんたちに協力を求めていたらそんなことにはならなかっただろう。
「うん……」
父さんは険しい顔から、一転満面の笑みを浮かべる。
「それはそれとして、村を守ろうとしたのは偉いぞ。よくやったソーマ」
父さんはわしわしと僕の頭を乱暴になでる。今までは撫でられても何も感じなかったけど、今はなんだか嬉しいな……
「あ、そうだ父さん。フラムは、あぁ、襲ってきた魔族なんだけど、その魔族は禁術を使ったからしばらくは襲って来ないと思うんだ。でも魔物を使ってこの村を襲う可能性があるから注意してね」
ソルと話していて、気づいたことを父さんに伝える。村の男達も魔族ならともかく魔物となら戦えるだろうし、僕も柵を作ったりするつもりだ。
「おう。わかった……って今フラムって言ったか? まさか妖炎のフラムか!? しかも禁術だと!? そんなものを使われたのに生きてたのか!?」
父さんが僕の肩をがっしり掴み、すごい剣幕でまくし立てる。暴走した父さんを止めてくれるであろう母さんも、目を見開いて呆然と立ち尽くしている。
「う、うん。そうだよ。妖炎のフラムだってソルが言ってた。ソルはフラムの事を知ってるらしいから間違いないと思うよ。禁術のことも魔導師であるソルのお墨付きだし、間違いないはず」
「そ、そうか……いくら魔導師のソルがいるからってよく無事だったな……妖炎のフラムと言えば俺でも確実に負けるような相手だぞ……」
父さんが手の力を緩め、呟くように言う。
「僕の前世はアサシンだしね。戦い方はよく知ってるよ」
前世がアサシンだったことを伝えることに僕はあまり恐怖を感じていなかった。この父さんと母さんなら受け入れてくれる、そんな確信があったからかもしれないね。
「あ、アサシン!? な、なるほどなそれなら戦いを熟知しているのも頷ける。だが、」
「ソーマちゃん。前世のことをとやかく言うつもりはないけど、私たちの子供である今はアサシンになんてならせないわよ。必要の無い殺しはしないこと。約束してくれるわよね?」
父さんの言葉を引き継ぐかたちで母さんが諭すように言う。ここで、殺しをするな、じゃなくて必要の無い・・・・・殺しをするな、という辺りこの異世界の物騒さがよく表れている。
「うん。約束するよ。無駄な殺しはしない」
僕は母さんの真剣な瞳をしっかりと見つめながら、ゆっくりと答える。自分の言葉を胸に刻みつけるようにしながら。
「よかったわ~。ソーマちゃんはいい子ね~。よしよ~し」
真面目モードは終わったのか、母さんはいつもの優しい口調に戻ってにこにこ笑いながら僕を抱きしめ、頭を撫でる。むにょんと柔らかい感触と甘い匂いが僕を包む。
「そ、そうだ。そろそろセリアのところに行かなくちゃ。昨日はちゃんとお礼も言えてないし、心配してるかもしれないし!」
僕は照れくさくて、セリアのことを理由に母さんの胸の中から抜け出す。
「ふふふ~そうね~セリアちゃんのところに早く行きたいわよね~」
母さんも僕をからかっているのか、そんなことを言う。
「違うよ!」
僕はそれだけ言ってセリアのところに向かう準備を始める。母さんがセリアへのお礼にと準備してくれたクッキーもしっかり持って、玄関に向かう。
「行ってきまーす!」
「ふふふ~行ってらっしゃぁ~い。セリアちゃんによろしくね~」
「おう、行ってこいソーマ」
このやりとり、なんか家族っぽくていいなぁ。そんな変なことを考えながら僕はセリアがいるであろういつもの場所に向かった。
母さんの助けを諦めた僕は、露骨に話題を変える。
「そうだったな。ソーマが落ち着くまで待とうと思ってたんだが、色々あってすっかり忘れちまってたな!」
僕の慌てる様子を十分楽しめたからか、父さんは僕の下手くそな話題転換に乗ってくれるみたいだ。
というか、忘れてたって……いやまぁ、僕も忘れてたけどさ、息子が森で倒れてたって結構なおおごとだと思うんだけど。
「ふふふ~私は忘れてなかったわよ~。ほんとよ~?」
……母さんも忘れてたんだろうね。父さんは適当で、母さんはちょっと天然なところがあるからなぁ。
「えーとね、昨日はフューに魔物と戦う経験を積ませようと思って、森に入ったんだ」
父さんと母さんは何か言いたそうにしていたけど、話の腰を折らないためか黙ってくれていた。多分、そんな危ないことをするなとか言いたかったんだと思う。
「それでゴブリンに会って倒したんだけど、そのゴブリンが魔族の支配の魔法を受けていることにソルが気づいたんだ」
父さんと母さんの顔が少し強ばる。魔族っていうのは悪の象徴みたいに言われてるし、基本的に人族より強い。まぁ、ソルの話では魔族全部が悪ってわけじゃないらしいけど。
「だから森の奥の方に進んでみると魔族が話しているのが聞こえたんだ。その魔族は僕を殺すために来たらしくて村に攻め入るつもりだったから、一度家に帰って準備したあとその魔族に挑んだんだよ」
「……その結果が昨日の惨状ってわけか」
「うん」
「とりあえずは……」
父さんは立ち上がって僕の方に歩いてくる。
「危ないことをするんじゃない!」
ゴチンと僕の頭に拳が降ってくる。かわそうと思えばかわせたけど、ここは受けるべきだと思ってしっかりと受けた。結構な痛みが襲ってくる。
「下手したら死んでたかもしれないんだぞ? もう無茶はするな。何かあったら俺に頼れ。母さんだってきっとお前の力になってくれる」
父さんの言うことはもっともだ。本当に後少しで死ぬところだった。父さんたちに協力を求めていたらそんなことにはならなかっただろう。
「うん……」
父さんは険しい顔から、一転満面の笑みを浮かべる。
「それはそれとして、村を守ろうとしたのは偉いぞ。よくやったソーマ」
父さんはわしわしと僕の頭を乱暴になでる。今までは撫でられても何も感じなかったけど、今はなんだか嬉しいな……
「あ、そうだ父さん。フラムは、あぁ、襲ってきた魔族なんだけど、その魔族は禁術を使ったからしばらくは襲って来ないと思うんだ。でも魔物を使ってこの村を襲う可能性があるから注意してね」
ソルと話していて、気づいたことを父さんに伝える。村の男達も魔族ならともかく魔物となら戦えるだろうし、僕も柵を作ったりするつもりだ。
「おう。わかった……って今フラムって言ったか? まさか妖炎のフラムか!? しかも禁術だと!? そんなものを使われたのに生きてたのか!?」
父さんが僕の肩をがっしり掴み、すごい剣幕でまくし立てる。暴走した父さんを止めてくれるであろう母さんも、目を見開いて呆然と立ち尽くしている。
「う、うん。そうだよ。妖炎のフラムだってソルが言ってた。ソルはフラムの事を知ってるらしいから間違いないと思うよ。禁術のことも魔導師であるソルのお墨付きだし、間違いないはず」
「そ、そうか……いくら魔導師のソルがいるからってよく無事だったな……妖炎のフラムと言えば俺でも確実に負けるような相手だぞ……」
父さんが手の力を緩め、呟くように言う。
「僕の前世はアサシンだしね。戦い方はよく知ってるよ」
前世がアサシンだったことを伝えることに僕はあまり恐怖を感じていなかった。この父さんと母さんなら受け入れてくれる、そんな確信があったからかもしれないね。
「あ、アサシン!? な、なるほどなそれなら戦いを熟知しているのも頷ける。だが、」
「ソーマちゃん。前世のことをとやかく言うつもりはないけど、私たちの子供である今はアサシンになんてならせないわよ。必要の無い殺しはしないこと。約束してくれるわよね?」
父さんの言葉を引き継ぐかたちで母さんが諭すように言う。ここで、殺しをするな、じゃなくて必要の無い・・・・・殺しをするな、という辺りこの異世界の物騒さがよく表れている。
「うん。約束するよ。無駄な殺しはしない」
僕は母さんの真剣な瞳をしっかりと見つめながら、ゆっくりと答える。自分の言葉を胸に刻みつけるようにしながら。
「よかったわ~。ソーマちゃんはいい子ね~。よしよ~し」
真面目モードは終わったのか、母さんはいつもの優しい口調に戻ってにこにこ笑いながら僕を抱きしめ、頭を撫でる。むにょんと柔らかい感触と甘い匂いが僕を包む。
「そ、そうだ。そろそろセリアのところに行かなくちゃ。昨日はちゃんとお礼も言えてないし、心配してるかもしれないし!」
僕は照れくさくて、セリアのことを理由に母さんの胸の中から抜け出す。
「ふふふ~そうね~セリアちゃんのところに早く行きたいわよね~」
母さんも僕をからかっているのか、そんなことを言う。
「違うよ!」
僕はそれだけ言ってセリアのところに向かう準備を始める。母さんがセリアへのお礼にと準備してくれたクッキーもしっかり持って、玄関に向かう。
「行ってきまーす!」
「ふふふ~行ってらっしゃぁ~い。セリアちゃんによろしくね~」
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