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始まりの町 イステリア
16話 初めての飲み会
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町を色々散策して回ったけど、やっぱり彩綾達らしき人には会えなかった。
まぁこの町にいる可能性自体あまりないのはわかってるんだけど、もしかしてってこともあるから1ケ月くらいは探してみようかな。
噴水のところには家族ずれが大勢いたし、海岸通りも活気があって賑わっていた。
ここにくるだけで、なんか心が温かくなるな。
彩綾達が亡くなってからは、特にどこにも行かず、家でお酒飲みながら泣いてただけだったからなぁ。
おっとっと時間がだいぶ経ってしまった。
飲み会の時間を少し過ぎてしまった。
ギルドに急いで戻らないとな。
「やっときたな。」
バドソン達はとっくにきてもう何杯か飲んでいるようだった。
「ごめんなさい遅くなりました。」
「なぁに私達もついさっき始めたばかりだ。」
アリシアは優しいな。
ミドは小さく頷いている。
とりあえず何を飲むか聞かれて、前の世界で言うところのビールを一杯頼むことにした。
ここでは全てが翻訳される形になるので、ビールと呼ぼう。
とりあえず一杯目を飲み切ったところで
「ところで旦那、一緒にパーティを組むこと考えてもらえましたか?」
とバドソンから聞かれたので、なんて答えようか迷っていた。
組むこと自体は問題ないのだが、この町に彩綾達がいないのなら次の町に探しに行かないといけないから、あまり長居はできないからだ。
とりあえず正直に話してみようかな。
「実は人を探していて、この町に滞在するのはあと1ケ月ほどなんですが、その間だけでもいいならお願いしたいです。」
「1ケ月だけでもいいので、ぜひパーティを組みましょう。
早速明日からどうですか?」
アリシアは即答してくれた。
バドソンは、「あ、明日?気が早いな。二日酔いが心配だけど、アリシアがやる気あるなら行こうか。」
ミドも小さく頷いている。
本当おとなしい子だな。
「それに貼り紙を見ましたよ。
私達もどこかで噂とかなんでも情報聞いたら、すぐにレオンさんに連絡しますね。」
アリシアなら真面目に探してくれそうだ。
「ぜひよろしくお願いします。
とても大事な人達なんです。
どんな情報でも構いません。」
「じゃあパーティも組むことだし、カード交換しましょうか。」
「カード交換?」
「ギルドカードの機能の一つで、思念文字を送って連絡を取ることができるんです。
正式なパーティを組むときに、受付から案内があります。前回は臨時パーティだったので特に案内はなかったですが、明日申し込みしたら案内があるはずです。
でもそんな難しい機能でもないですし、明日はすぐ出発したいので今教えますね。」
「ぜひお願いします!」
「カードの裏の丸いところを押してください。
1メートル以内でお互いに押しながら、心で呼び合うとリンクが張られます。」
やってみるとお互いのカードが少し光った。
「リンク🔗がうまく取れたようだ。
次にまた同じところを押しながら、私のことを考えながら言葉を心で言ってみてください。」
「わかりました!」
早速やってみると、アリシアのカードが光りだし、少しするとカードに言葉が浮かんできた。
「「アリシアありがとう」」
と言葉が浮かんでいる。
「逆にこちらから送ってみますね。」
すると今度はこっちのカードが光りだした。
「光ったらまた丸いところを押したままにしてみてください。」
言われた通りにしてみると、10秒ほどで文字が浮かんできた。
「「どういたしまして」」
と俺のカードの表面に言葉浮かんでいる。
なるほどこれは便利だな!
それからミドとバドソンともカード交換をした。
アリシアはバドソンとはまだカード交換してなかったらしく、それから2人ともカード交換したようだ。
バドソンが少し嬉しそうである。
「じゃあ明日10時にまたこのギルドに集合しましょう。」
アリシアも飲んでいて少し陽気になっているせいか今まで見たことないような満面の笑顔でそう言った。
よっぽど早くクエストに行きたいのかな?
「よし!カード交換も終わったし、新パーティ結成を祝してもっと飲もうぜ。」
バドソンはビールを8杯追加した。
今日は楽しい気分になってきたので、飲みあかすか。
状態異常回復魔法もあるし、多少なら大丈夫だろ。
それからみんなと夜まで飲み明かし、アリシアは酔い潰れ、ミドが介抱しながら連れ帰った。
状態異常回復かけてあげても良かったけど、治ったらまた飲みそうな雰囲気だったから、明日二日酔いで具合悪そうならかけてあげようかな。
バドソンはだいぶ酔ってるけど、まだまだ飲めそうだ。
めんどくさいなぁー。
「旦那まだいけるでしょ?
もう少し飲みましょうや。」
帰りてぇー。
それから1時間くらいバドソンに付き合ってから宿屋に帰った。
久しぶりに飲んだな。
とりあえず状態異常回復かけたから二日酔いにはならないな。
これがあればいくらでも飲めるな。
前世で欲しかった能力だな。
ロードを倒してレベルが上がった時のスキルポイントについては、ナビと相談してもう少しポイントを貯めてからいいスキルを取得することにした。
よし明日に備えてとりあえず寝よう。
今日は久しぶりにいい気分で眠りにつくことができた。
まぁこの町にいる可能性自体あまりないのはわかってるんだけど、もしかしてってこともあるから1ケ月くらいは探してみようかな。
噴水のところには家族ずれが大勢いたし、海岸通りも活気があって賑わっていた。
ここにくるだけで、なんか心が温かくなるな。
彩綾達が亡くなってからは、特にどこにも行かず、家でお酒飲みながら泣いてただけだったからなぁ。
おっとっと時間がだいぶ経ってしまった。
飲み会の時間を少し過ぎてしまった。
ギルドに急いで戻らないとな。
「やっときたな。」
バドソン達はとっくにきてもう何杯か飲んでいるようだった。
「ごめんなさい遅くなりました。」
「なぁに私達もついさっき始めたばかりだ。」
アリシアは優しいな。
ミドは小さく頷いている。
とりあえず何を飲むか聞かれて、前の世界で言うところのビールを一杯頼むことにした。
ここでは全てが翻訳される形になるので、ビールと呼ぼう。
とりあえず一杯目を飲み切ったところで
「ところで旦那、一緒にパーティを組むこと考えてもらえましたか?」
とバドソンから聞かれたので、なんて答えようか迷っていた。
組むこと自体は問題ないのだが、この町に彩綾達がいないのなら次の町に探しに行かないといけないから、あまり長居はできないからだ。
とりあえず正直に話してみようかな。
「実は人を探していて、この町に滞在するのはあと1ケ月ほどなんですが、その間だけでもいいならお願いしたいです。」
「1ケ月だけでもいいので、ぜひパーティを組みましょう。
早速明日からどうですか?」
アリシアは即答してくれた。
バドソンは、「あ、明日?気が早いな。二日酔いが心配だけど、アリシアがやる気あるなら行こうか。」
ミドも小さく頷いている。
本当おとなしい子だな。
「それに貼り紙を見ましたよ。
私達もどこかで噂とかなんでも情報聞いたら、すぐにレオンさんに連絡しますね。」
アリシアなら真面目に探してくれそうだ。
「ぜひよろしくお願いします。
とても大事な人達なんです。
どんな情報でも構いません。」
「じゃあパーティも組むことだし、カード交換しましょうか。」
「カード交換?」
「ギルドカードの機能の一つで、思念文字を送って連絡を取ることができるんです。
正式なパーティを組むときに、受付から案内があります。前回は臨時パーティだったので特に案内はなかったですが、明日申し込みしたら案内があるはずです。
でもそんな難しい機能でもないですし、明日はすぐ出発したいので今教えますね。」
「ぜひお願いします!」
「カードの裏の丸いところを押してください。
1メートル以内でお互いに押しながら、心で呼び合うとリンクが張られます。」
やってみるとお互いのカードが少し光った。
「リンク🔗がうまく取れたようだ。
次にまた同じところを押しながら、私のことを考えながら言葉を心で言ってみてください。」
「わかりました!」
早速やってみると、アリシアのカードが光りだし、少しするとカードに言葉が浮かんできた。
「「アリシアありがとう」」
と言葉が浮かんでいる。
「逆にこちらから送ってみますね。」
すると今度はこっちのカードが光りだした。
「光ったらまた丸いところを押したままにしてみてください。」
言われた通りにしてみると、10秒ほどで文字が浮かんできた。
「「どういたしまして」」
と俺のカードの表面に言葉浮かんでいる。
なるほどこれは便利だな!
それからミドとバドソンともカード交換をした。
アリシアはバドソンとはまだカード交換してなかったらしく、それから2人ともカード交換したようだ。
バドソンが少し嬉しそうである。
「じゃあ明日10時にまたこのギルドに集合しましょう。」
アリシアも飲んでいて少し陽気になっているせいか今まで見たことないような満面の笑顔でそう言った。
よっぽど早くクエストに行きたいのかな?
「よし!カード交換も終わったし、新パーティ結成を祝してもっと飲もうぜ。」
バドソンはビールを8杯追加した。
今日は楽しい気分になってきたので、飲みあかすか。
状態異常回復魔法もあるし、多少なら大丈夫だろ。
それからみんなと夜まで飲み明かし、アリシアは酔い潰れ、ミドが介抱しながら連れ帰った。
状態異常回復かけてあげても良かったけど、治ったらまた飲みそうな雰囲気だったから、明日二日酔いで具合悪そうならかけてあげようかな。
バドソンはだいぶ酔ってるけど、まだまだ飲めそうだ。
めんどくさいなぁー。
「旦那まだいけるでしょ?
もう少し飲みましょうや。」
帰りてぇー。
それから1時間くらいバドソンに付き合ってから宿屋に帰った。
久しぶりに飲んだな。
とりあえず状態異常回復かけたから二日酔いにはならないな。
これがあればいくらでも飲めるな。
前世で欲しかった能力だな。
ロードを倒してレベルが上がった時のスキルポイントについては、ナビと相談してもう少しポイントを貯めてからいいスキルを取得することにした。
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