167 / 182
龍の国と死者の番
龍の祖と束ねる王と楽天家な者
しおりを挟む
――聖国の古文書に曰く、龍の祖の一角、火山の化身と言われる龍とその番との間に生まれた偉大なる龍は、龍に連なる者全てを束ねる権能に類似する力を持つと語られている――ライブラリより抜粋――
「んん、ルドレウスさんと出会った回数は……2回くらい? 確かにドラゴンさんから兄だぞって紹介はされたし少しだけ会話もしたけど……ほとんど知人レベルで、記憶に無いから、うん、わかんない」
1回火山のドラゴンさんの紹介で会って、2回目もそこでちょっと話したくらい……。
「彼の王はとてもラグ君を求めている様子でしたが……ラグ君からするとそうでもないと?」
「んー……1回目が採掘してたらドラゴンさんに呼ばれて、そこで紹介されたのが初対面で、興味なくて採掘再開してなんやかんやマグマに落ちて」
「は?」
「はい?」
「僕一応体が無くなったら拠点で復活する仕様になってるからそこらへん大丈夫だし、アイテムも影の中に放り込んでるんで無くさないから個人的には落ちちゃった、で済ませれるんですけど、その後ドラゴンさんに遊びにおいでって言われてお土産もっていったら怒ってるルドレウスさんにしばらく捕まってたって言う……ちょっと怖い印象しかない、かなぁ?」
人が少しでもマグマや高い場所に近づこうものなら鬼のような顔で通せんぼしてくる邪魔なひとだし。
詳細は覚えてないけどなんかすっごい怒ってた記憶だけはある。
そのうえ出会ってしばらくは誰だっけと首を傾げるレベルで記憶力のない僕がいる。
「そんな親密な関係を築いてる訳でもないし仲良くなるきっかけもあんまりないから昨日突然現れたとき素で誰だこの人って……なんで来たんだろうあの人」
ルドレウスさんの父、もといドラゴンさんとはしょっちゅう採掘にいく関係で会話はしてるけどそんな……城の一部壊してまでやってこられる覚えは無いと言える、なにかやらかしたかな。
「……なあおい」
「んー?」
「その"ドラゴンさん"の前でなにか事故起こしたりマグマに落ちたりはしたか?」
「拠点までの道のりが長かったから大体マグマにダイブして帰ってた、位?」
「まてまてまて……なにやってんだお前」
「へ?」
「毎回自殺してることになるぞそれ、なにしてんだバカ」
「楽だしデメリットないからつい癖で」
「治さなきゃダメな癖だなそれ、駄目だぞ」
首を動かしてアルさんをみれば真剣な顔をしていらっしゃる。
「大丈夫だよ火山以外じゃやらないから」
「火山に行っても駄目だからな? やらせねえぞ?」
「……まぁ、うん」
「濁すな返事を」
「えー、多分やらないよ」
それやってたときは感覚的にはゲームをプレイしてる感覚だったけど今は復活するか怪しいしリアルな世界に自殺ダイブはしない方向にしよう。
「とういうかあれがあるだろ、シャドーゲート、それ使えよ」
「……あっ」
「おいこら」
そうじゃんそれ使えばいいじゃん、忘れてた。
「……何故彼の王がラグ君を血眼になって探してたか少し……分かりました」
「え」
なんか眉の皺凄いことなってるミネルスさん。
「やっぱ部屋に閉じ込めとくか」
「えぇやだぁ」
突然なに言い出すの。
「んじゃ抱っこ紐でも作って離さねえようにするか……どっちにするか」
「どっちもやだよ、なにやってんのやめい」
「ん? 噛みたくなった」
「いやー」
頭の上の不穏な声にお腹に回る手を叩いて抵抗するとその手を掴まれ上に持ってかれてこの感触は……アルさんの口、やだ噛まれてる。
「たくよぉ、もっと早く会ってれば出来ることがたんまりあったのによぉ……」
「ねぇミネルスさんこの人言ってること怖いです」
「大丈夫ですいざとなれば法で叩けますから、今書き物してるので少しお待ちを」
「叩くころ僕手遅れになってません? 既に監禁完了してない? ねえちょっと」
手元の紙に目を落としてペンを走らせてるミネルスさんに救難信号を送ってみるがまるっきり無視される、かなしい。
「不便はさせねえから安心しろ、な? 俺のテリトリーの中で好きなことを好きなままにしててくれりゃあいい、俺はそれを見ているだけで幸せだ……ちょっかいはかけるが」
「最後のやつと閉じ込める宣言さえ無ければ最高だった」
楽しそうに弾む声とは対照的に僕からはだんだんやる気が消えて脱力していく。
「これでも俺にしてはかなり我慢してるんだぜ? 本当なら今すぐにでも縛りつけて、そうだな、俺無しじゃ呼吸できねえ体にしてえ……が、ラグの心が決まるまで楽しみに堪えてる……そうだよな?」
「なんでそこでわたしに振るんですか、最悪ですよ」
うわぁ、すごい嫌そうな顔してる。
「ラグが引いてるから少しは理解のあるやつに振っといた方がいいだろ」
「勝手に理解してると思われたくないですし、彼は特別引いているわけではないと思いますが、そこのところいかがですかラグ君」
「へ? 引いてるというか反論する労力を惜しんだというか、めんどくせえって思ってるだけなんで大丈夫です」
「なら大丈夫か」
「何処が大丈夫なんですか、これラグ君のものぐさな性格に救われてますけど、もう少し神経質な方だったら逃げられてますよ」
「え? ものぐさ? え? 」
「逃げても、捕まえて逃げられねえようにすっから」
「端的に言って気持ちが悪いです」
「うるせえ」
え、さりげなくディスられた……?
「気持ち悪いついでに暴露しますが、ラグ君」
「あ、はい」
ぐんにゃりとアルさんの腹筋に背を預けてる僕にミネルスさんはため息をついた。
「そこの気持ちの悪いゴリラ、今でもラグ君にそこそこゲスいことしてますからね」
「えっ"」
「おいやめろ」
書類を仕舞ったミネルスさんがメガネをかけ直し満面の笑みを浮かべて言った瞬間比喩ではなくてリアルに頭から冷気が漂ってくる。
「質問ですがラグ君、……外出は何度されました?」
「ん? 外出?」
「おい余計なこと言うんじゃ」
「黙ってなさい、以前ゴリラやアイデンと出掛けていたようですが、城に来てもうすぐ半年、それらを省いた、外に出た回数等覚えていれば是非」
優しい笑みで聞かれて、少し考える。
「王様と森の家に行ったけど、それ以外……城の中なら散歩とかしてるけど」
「それは省いてください」
「そうすると……記憶に残る限りはないと思う、覚えてないだけかもしれないけど」
ミネルスさんは一体何を伝えようとしてるのか、ちょっと考えないと……んん?
「ラグ君本人が嫌がってない現状のままなら介入はしませんが……そこのゴリラ、後はアイデンも少し協力しているようですので同罪とします」
「もしかして……なんかされてる?」
アルさんの機嫌が大変悪い気もするしミネルスさんはにっこりしてる、ちょっと怖いな。
「ええ、今でも結構な束縛を受けてますよラグ君、確かにゴリラの言う通り我慢はしているようですが見ていて気分が良いかと言われると、ねぇ? 」
……どゆこと?
「……良いじゃねえか、ラグが嫌がってねえんだしよ」
「少しは知る権利はあるでしょう、 貴方が危惧することは無いと断言致しますので、さぁラグ君」
「はいっ」
「そう固くせず、えぇ、なるべく分かりやすく説明致しますので、是非そこのクズの所業を聞いた感想をお教えください」
一瞬ミネルスさんの目が光ったように見えたけど……気のせいだよね?
「んん、ルドレウスさんと出会った回数は……2回くらい? 確かにドラゴンさんから兄だぞって紹介はされたし少しだけ会話もしたけど……ほとんど知人レベルで、記憶に無いから、うん、わかんない」
1回火山のドラゴンさんの紹介で会って、2回目もそこでちょっと話したくらい……。
「彼の王はとてもラグ君を求めている様子でしたが……ラグ君からするとそうでもないと?」
「んー……1回目が採掘してたらドラゴンさんに呼ばれて、そこで紹介されたのが初対面で、興味なくて採掘再開してなんやかんやマグマに落ちて」
「は?」
「はい?」
「僕一応体が無くなったら拠点で復活する仕様になってるからそこらへん大丈夫だし、アイテムも影の中に放り込んでるんで無くさないから個人的には落ちちゃった、で済ませれるんですけど、その後ドラゴンさんに遊びにおいでって言われてお土産もっていったら怒ってるルドレウスさんにしばらく捕まってたって言う……ちょっと怖い印象しかない、かなぁ?」
人が少しでもマグマや高い場所に近づこうものなら鬼のような顔で通せんぼしてくる邪魔なひとだし。
詳細は覚えてないけどなんかすっごい怒ってた記憶だけはある。
そのうえ出会ってしばらくは誰だっけと首を傾げるレベルで記憶力のない僕がいる。
「そんな親密な関係を築いてる訳でもないし仲良くなるきっかけもあんまりないから昨日突然現れたとき素で誰だこの人って……なんで来たんだろうあの人」
ルドレウスさんの父、もといドラゴンさんとはしょっちゅう採掘にいく関係で会話はしてるけどそんな……城の一部壊してまでやってこられる覚えは無いと言える、なにかやらかしたかな。
「……なあおい」
「んー?」
「その"ドラゴンさん"の前でなにか事故起こしたりマグマに落ちたりはしたか?」
「拠点までの道のりが長かったから大体マグマにダイブして帰ってた、位?」
「まてまてまて……なにやってんだお前」
「へ?」
「毎回自殺してることになるぞそれ、なにしてんだバカ」
「楽だしデメリットないからつい癖で」
「治さなきゃダメな癖だなそれ、駄目だぞ」
首を動かしてアルさんをみれば真剣な顔をしていらっしゃる。
「大丈夫だよ火山以外じゃやらないから」
「火山に行っても駄目だからな? やらせねえぞ?」
「……まぁ、うん」
「濁すな返事を」
「えー、多分やらないよ」
それやってたときは感覚的にはゲームをプレイしてる感覚だったけど今は復活するか怪しいしリアルな世界に自殺ダイブはしない方向にしよう。
「とういうかあれがあるだろ、シャドーゲート、それ使えよ」
「……あっ」
「おいこら」
そうじゃんそれ使えばいいじゃん、忘れてた。
「……何故彼の王がラグ君を血眼になって探してたか少し……分かりました」
「え」
なんか眉の皺凄いことなってるミネルスさん。
「やっぱ部屋に閉じ込めとくか」
「えぇやだぁ」
突然なに言い出すの。
「んじゃ抱っこ紐でも作って離さねえようにするか……どっちにするか」
「どっちもやだよ、なにやってんのやめい」
「ん? 噛みたくなった」
「いやー」
頭の上の不穏な声にお腹に回る手を叩いて抵抗するとその手を掴まれ上に持ってかれてこの感触は……アルさんの口、やだ噛まれてる。
「たくよぉ、もっと早く会ってれば出来ることがたんまりあったのによぉ……」
「ねぇミネルスさんこの人言ってること怖いです」
「大丈夫ですいざとなれば法で叩けますから、今書き物してるので少しお待ちを」
「叩くころ僕手遅れになってません? 既に監禁完了してない? ねえちょっと」
手元の紙に目を落としてペンを走らせてるミネルスさんに救難信号を送ってみるがまるっきり無視される、かなしい。
「不便はさせねえから安心しろ、な? 俺のテリトリーの中で好きなことを好きなままにしててくれりゃあいい、俺はそれを見ているだけで幸せだ……ちょっかいはかけるが」
「最後のやつと閉じ込める宣言さえ無ければ最高だった」
楽しそうに弾む声とは対照的に僕からはだんだんやる気が消えて脱力していく。
「これでも俺にしてはかなり我慢してるんだぜ? 本当なら今すぐにでも縛りつけて、そうだな、俺無しじゃ呼吸できねえ体にしてえ……が、ラグの心が決まるまで楽しみに堪えてる……そうだよな?」
「なんでそこでわたしに振るんですか、最悪ですよ」
うわぁ、すごい嫌そうな顔してる。
「ラグが引いてるから少しは理解のあるやつに振っといた方がいいだろ」
「勝手に理解してると思われたくないですし、彼は特別引いているわけではないと思いますが、そこのところいかがですかラグ君」
「へ? 引いてるというか反論する労力を惜しんだというか、めんどくせえって思ってるだけなんで大丈夫です」
「なら大丈夫か」
「何処が大丈夫なんですか、これラグ君のものぐさな性格に救われてますけど、もう少し神経質な方だったら逃げられてますよ」
「え? ものぐさ? え? 」
「逃げても、捕まえて逃げられねえようにすっから」
「端的に言って気持ちが悪いです」
「うるせえ」
え、さりげなくディスられた……?
「気持ち悪いついでに暴露しますが、ラグ君」
「あ、はい」
ぐんにゃりとアルさんの腹筋に背を預けてる僕にミネルスさんはため息をついた。
「そこの気持ちの悪いゴリラ、今でもラグ君にそこそこゲスいことしてますからね」
「えっ"」
「おいやめろ」
書類を仕舞ったミネルスさんがメガネをかけ直し満面の笑みを浮かべて言った瞬間比喩ではなくてリアルに頭から冷気が漂ってくる。
「質問ですがラグ君、……外出は何度されました?」
「ん? 外出?」
「おい余計なこと言うんじゃ」
「黙ってなさい、以前ゴリラやアイデンと出掛けていたようですが、城に来てもうすぐ半年、それらを省いた、外に出た回数等覚えていれば是非」
優しい笑みで聞かれて、少し考える。
「王様と森の家に行ったけど、それ以外……城の中なら散歩とかしてるけど」
「それは省いてください」
「そうすると……記憶に残る限りはないと思う、覚えてないだけかもしれないけど」
ミネルスさんは一体何を伝えようとしてるのか、ちょっと考えないと……んん?
「ラグ君本人が嫌がってない現状のままなら介入はしませんが……そこのゴリラ、後はアイデンも少し協力しているようですので同罪とします」
「もしかして……なんかされてる?」
アルさんの機嫌が大変悪い気もするしミネルスさんはにっこりしてる、ちょっと怖いな。
「ええ、今でも結構な束縛を受けてますよラグ君、確かにゴリラの言う通り我慢はしているようですが見ていて気分が良いかと言われると、ねぇ? 」
……どゆこと?
「……良いじゃねえか、ラグが嫌がってねえんだしよ」
「少しは知る権利はあるでしょう、 貴方が危惧することは無いと断言致しますので、さぁラグ君」
「はいっ」
「そう固くせず、えぇ、なるべく分かりやすく説明致しますので、是非そこのクズの所業を聞いた感想をお教えください」
一瞬ミネルスさんの目が光ったように見えたけど……気のせいだよね?
2
お気に入りに追加
1,918
あなたにおすすめの小説
継母の心得
トール
恋愛
【本編第一部完結済、2023/10〜第二部スタート ☆書籍化 2024/11/22ノベル5巻、コミックス1巻同時刊行予定☆】
※継母というテーマですが、ドロドロではありません。ほっこり可愛いを中心に展開されるお話ですので、ドロドロ重い、が苦手の方にもお読みいただけます。
山崎 美咲(35)は、癌治療で子供の作れない身体となった。生涯独身だと諦めていたが、やはり子供は欲しかったとじわじわ後悔が募っていく。
治療の甲斐なくこの世を去った美咲が目を覚ますと、なんと生前読んでいたマンガの世界に転生していた。
不遇な幼少期を過ごした主人公が、ライバルである皇太子とヒロインを巡り争い、最後は見事ヒロインを射止めるというテンプレもののマンガ。その不遇な幼少期で主人公を虐待する悪辣な継母がまさかの私!?
前世の記憶を取り戻したのは、主人公の父親との結婚式前日だった!
突然3才児の母親になった主人公が、良い継母になれるよう子育てに奮闘していたら、いつの間にか父子に溺愛されて……。
オタクの知識を使って、子育て頑張ります!!
子育てに関する道具が揃っていない世界で、玩具や食器、子供用品を作り出していく、オタクが行う異世界育児ファンタジー開幕です!
番外編は10/7〜別ページに移動いたしました。
兄たちが弟を可愛がりすぎです~こんなに大きくなりました~
クロユキ
BL
ベルスタ王国に第五王子として転生した坂田春人は第五ウィル王子として城での生活をしていた。
いつものようにメイドのマリアに足のマッサージをして貰い、いつものように寝たはずなのに……目が覚めたら大きく成っていた。
本編の兄たちのお話しが違いますが、短編集として読んで下さい。
誤字に脱字が多い作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。
継母から虐待されて死ぬ兄弟の兄に転生したから継母退治するぜ!
ミクリ21 (新)
BL
継母から虐待されて死ぬ兄弟の兄に転生したダンテ(8)。
弟のセディ(6)と生存のために、正体が悪い魔女の継母退治をする。
後にBLに発展します。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
使い捨ての元神子ですが、二回目はのんびり暮らしたい
夜乃すてら
BL
一度目、支倉翠は異世界人を使い捨ての電池扱いしていた国に召喚された。双子の妹と信頼していた騎士の死を聞いて激怒した翠は、命と引き換えにその国を水没させたはずだった。
しかし、日本に舞い戻ってしまう。そこでは妹は行方不明になっていた。
病院を退院した帰り、事故で再び異世界へ。
二度目の国では、親切な猫獣人夫婦のエドアとシュシュに助けられ、コフィ屋で雑用をしながら、のんびり暮らし始めるが……どうやらこの国では魔法士狩りをしているようで……?
※なんかよくわからんな…と没にしてた小説なんですが、案外いいかも…?と思って、試しにのせてみますが、続きはちゃんと考えてないので、その時の雰囲気で書く予定。
※主人公が受けです。
元々は騎士ヒーローもので考えてたけど、ちょっと迷ってるから決めないでおきます。
※猫獣人がひどい目にもあいません。
(※R指定、後から付け足すかもしれません。まだわからん。)
※試し置きなので、急に消したらすみません。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
BLゲームの世界でモブになったが、主人公とキャラのイベントがおきないバグに見舞われている
青緑三月
BL
主人公は、BLが好きな腐男子
ただ自分は、関わらずに見ているのが好きなだけ
そんな主人公が、BLゲームの世界で
モブになり主人公とキャラのイベントが起こるのを
楽しみにしていた。
だが攻略キャラはいるのに、かんじんの主人公があらわれない……
そんな中、主人公があらわれるのを、まちながら日々を送っているはなし
BL要素は、軽めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる