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肉体的な能力と容姿端麗な平均化は差別意識を無くす!?
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「我々は、多分、工藤さんも、もうご存じかとは思いますが、完全な肉体は持ってはありません、そう言う意味では、ここ、地球の言い方では幽体に近いのかもしれません。
しかし、厳密には幽体・霊体とも違うとは思うのですが。
上手く説明は出来ませんが。
そして、先ほど話しました、あなた達みたいな星の存在は、我々には、必要な事なのです、の意味をもう少し詳しくお話ししたいと思います。
我々は、遠い遠い過去に、もう、ここの時間概念で考えても何億年も前くらいから、肉体を持たなくなっていきました。
厳密にはいきなり肉体が無くなったり、肉体から精神が離れてしまい、このようになったと言う訳ではありません。
記憶が曖昧なのですが、順を追って説明して行きたいと思います。
我々の住んでいた星について、先ほどもお話ししましたが、我々は長きに渡って、物質社会と物事の考え方として合理的な考えを、常に優先してきました。
と言いますか、殆ど絶対的に合理的な考えを選んでいたのです。
では、なぜ、こうも頑なに合理的な思考が我々の決定的な考えだったのでしょう?
それは、あなた方人類と比較して説明した方が理解できるかもしれません。
我々の星では、肉体に対する差別が、完全になくなりました。
昔は、人類の様に、先天的な、所謂、生まれながらの未発達な者が生まれたり、人それぞれの成長の違いにより、能力の違いが表れ、そのことにより、身体的な差別や、精神的な歪みが発生する事が多いのですが、この全てが、我々の星では全く無くなったのです。
それは、完全な肉体のコントロールをしたからです。
所謂、我々が思考していた完全なる合理的な考えの産物と言っても良いでしょう。
しかし、だからと言って、我々の行った事が、人類に対して、優れているとか、進歩的な考えだったとか、進化の過程として、人類も遅かれ早かれ、我々と同じ選択をするのかは分かりませんし、そのことが本当に良い事なのかは我々も、正直解りかねるのですが、しかし、我々はその選択を、さも当然な選択として選び、我々全てがその思想のもとに生まれて来ました。
今の人類の状態的に考えると、医療の進歩により、生まれる前から、一人一人が遺伝子操作をして、その生物学的にもっとも適した理想的な人間にカスタマイズしていくと言った方が分かり易いですかね?
ですから、例えば、今、工藤さんの前に表れている我々二人の格好が、今現在の人類の中で、もっとも理想的と言いますか、人類の人々に最も対人的に負荷を与えない、容姿として選んだだけなので、この行為もそもそも、もしかしたら長年培ってきた、我々の星の悪しき行為なのかもしれません。
そう言う事で、我々の星では、地球上の基準で話しますと、全ての男性は身長が185センチ、体重も75キロ前後、女性は身長が175センチ、体重は55キロ前後、顔も多少の違いはありますが、地球で言えば全てが白人で、瞳の色も、髪に毛の色も、声質も、知能も、体臭でさえも、医学的にコントロールされていて、全て似たり寄ったりです。
我々の星には、自分よりも何かで勝っている者や、反対に自分よりもなにかで劣っている者は一人としていませんでした。
ですから、我々は差別と言う概念をかなり以前から、本当に忘れるぐらい前から、無くしたのでしょう。
とは言え、国と国、と言う概念だけは、どうしても捨てられなかったようで、このことは、多分、このように解釈していたと思うのですが、余りにも、全ての人々が同じでは、進歩が止まるのではないかと言う、考えをやはり全ての人々が考え理解していたので、暗黙の了解のごとく、様々な国家があったのでしょう。
でも、この地球が抱えている、差別と言う概念が、我々には全くなかったことは事実です。ある意味、このことは、理想的な考えに人類には映るかもしれません。
この地球上には、まず様々な人種がいますね、特に肌の違いとか、言葉でさえも、何種類もありますよね、この言葉も、我々は全て一つの言葉に統一していました。
これも、肉体のカスタマイズと多分、同時期だと思います。
もし、地球上でも我々と同じ状態にしていけば、今までの争いや差別等は無くなるかもしれません。
ただ、反対に、また別の意味での何かが表れるかもしれませんが。
しかし、厳密には幽体・霊体とも違うとは思うのですが。
上手く説明は出来ませんが。
そして、先ほど話しました、あなた達みたいな星の存在は、我々には、必要な事なのです、の意味をもう少し詳しくお話ししたいと思います。
我々は、遠い遠い過去に、もう、ここの時間概念で考えても何億年も前くらいから、肉体を持たなくなっていきました。
厳密にはいきなり肉体が無くなったり、肉体から精神が離れてしまい、このようになったと言う訳ではありません。
記憶が曖昧なのですが、順を追って説明して行きたいと思います。
我々の住んでいた星について、先ほどもお話ししましたが、我々は長きに渡って、物質社会と物事の考え方として合理的な考えを、常に優先してきました。
と言いますか、殆ど絶対的に合理的な考えを選んでいたのです。
では、なぜ、こうも頑なに合理的な思考が我々の決定的な考えだったのでしょう?
それは、あなた方人類と比較して説明した方が理解できるかもしれません。
我々の星では、肉体に対する差別が、完全になくなりました。
昔は、人類の様に、先天的な、所謂、生まれながらの未発達な者が生まれたり、人それぞれの成長の違いにより、能力の違いが表れ、そのことにより、身体的な差別や、精神的な歪みが発生する事が多いのですが、この全てが、我々の星では全く無くなったのです。
それは、完全な肉体のコントロールをしたからです。
所謂、我々が思考していた完全なる合理的な考えの産物と言っても良いでしょう。
しかし、だからと言って、我々の行った事が、人類に対して、優れているとか、進歩的な考えだったとか、進化の過程として、人類も遅かれ早かれ、我々と同じ選択をするのかは分かりませんし、そのことが本当に良い事なのかは我々も、正直解りかねるのですが、しかし、我々はその選択を、さも当然な選択として選び、我々全てがその思想のもとに生まれて来ました。
今の人類の状態的に考えると、医療の進歩により、生まれる前から、一人一人が遺伝子操作をして、その生物学的にもっとも適した理想的な人間にカスタマイズしていくと言った方が分かり易いですかね?
ですから、例えば、今、工藤さんの前に表れている我々二人の格好が、今現在の人類の中で、もっとも理想的と言いますか、人類の人々に最も対人的に負荷を与えない、容姿として選んだだけなので、この行為もそもそも、もしかしたら長年培ってきた、我々の星の悪しき行為なのかもしれません。
そう言う事で、我々の星では、地球上の基準で話しますと、全ての男性は身長が185センチ、体重も75キロ前後、女性は身長が175センチ、体重は55キロ前後、顔も多少の違いはありますが、地球で言えば全てが白人で、瞳の色も、髪に毛の色も、声質も、知能も、体臭でさえも、医学的にコントロールされていて、全て似たり寄ったりです。
我々の星には、自分よりも何かで勝っている者や、反対に自分よりもなにかで劣っている者は一人としていませんでした。
ですから、我々は差別と言う概念をかなり以前から、本当に忘れるぐらい前から、無くしたのでしょう。
とは言え、国と国、と言う概念だけは、どうしても捨てられなかったようで、このことは、多分、このように解釈していたと思うのですが、余りにも、全ての人々が同じでは、進歩が止まるのではないかと言う、考えをやはり全ての人々が考え理解していたので、暗黙の了解のごとく、様々な国家があったのでしょう。
でも、この地球が抱えている、差別と言う概念が、我々には全くなかったことは事実です。ある意味、このことは、理想的な考えに人類には映るかもしれません。
この地球上には、まず様々な人種がいますね、特に肌の違いとか、言葉でさえも、何種類もありますよね、この言葉も、我々は全て一つの言葉に統一していました。
これも、肉体のカスタマイズと多分、同時期だと思います。
もし、地球上でも我々と同じ状態にしていけば、今までの争いや差別等は無くなるかもしれません。
ただ、反対に、また別の意味での何かが表れるかもしれませんが。
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