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仙台駐屯地での徹底したCウイルス感染対策
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仙台駐屯地は宮城県仙台市の比較的街中である仙台市宮城野区にあった。
無線で指示された通り、仙台駐屯地内の「東北方面総監部」建物で、目印は建物前のロータリーでロータリーの中央には噴水があるらしい。
しかし、そこのロータリーに車が何台も停まっていて着陸できない場合は、少し離れた処に舗装されていない運動場があるので、そこに着陸も可!とも言われた。
宇都宮駐屯地や他の駐屯地では、かなりの混乱があったが、仙台駐屯地はまだ、整然と運営されているようだった。
私は指示された通り、まずは「東北方面総監部」建物前のロータリーの上でホバリングしていたが、下に自衛隊の特車の出入りが激しく動いていて、第二候補の建物内に囲まれた運動場?にAH―1Sベルヘリコプターを下で待機していた自衛隊員数名に誘導され、無事着陸しエンジンを止めた。
ヘリの洗浄後、防護服、サーモグラフィック機能が付いたカメラによる撮影。
感染者の体温は健常者に比べ高い!37.2℃以上らしい。
異常に汗をかいたり、身体表面が体液で濡れている。
唾を飛ばす癖(仲間にする為に攻撃?)、その唾に素手で触れても感染する。
一応、私と桐山千賀子はベルヘリコプターが完全にエンジンが停止し、ヘリ本体の熱が冷めてからサーモグラフィック撮影で、まずは二人の体温を検査し、次にヘリから外に出て、その場でも再確認としてサーモグラフィーを調べられた。
「すいません。お手数おかけしまして、しかしながら、そうしないと、あっという間に感染が広まりますから」
20代後半な感じの頭をスポーツ刈りにしたようなGIカットの髪型で、笑顔が爽やかな好青年と小柄な同年代かやや年下の女性自衛官2名が、カメラ機材からの撮影や小型モニターをチェックしながら話しかけた。
若手男女2名の自衛官は朝霞駐屯地のような非武装では無く、しっかりと小銃を首にかけていて、カメラ機材等の操作に少しわずらわしい感じだった。
私は終始無言で、必要最低限の会話は全て桐山千賀子に任せていた。
私達はそして、「東北方面総監部」建物にやっと移動となったが、私と桐山千賀子は肩がぶつかりそうなほど密着した感覚で、横2列で歩かされ、前方10メートル間隔で戦闘に小柄な女性自衛官が身体を横にしながら前方と後方を確認しながら誘導し、我々の後方10メートル間隔で爽やか笑顔の青年自衛官が小銃を構えながら後を追ってきた。
カメラ機材類はその場に置いて来ていて、何処から現れたのか、他の自衛隊員数名が機材の撤収とヘリのパイロットらしいヘルメットを被った男がエンジンをスタートさせていた。
(パイロットは完全防御服ではないが簡易防御服でゴム手袋をはめた状態でヘリの機器類を点検しているようだった。本格的に操縦してヘリを移動ではなさそうだ。)
先程、ヘリ上空から見た噴水とロータリーを通り「東北方面総監部」建物の玄関口に付くと、そこにも2列ほどの空港にある持ち物チェックゲートみたいな、駅の改札口みたいな処があり、そこを外部からきた全ての人々は通っていた。
ので、例外なく、私達もチェックゲートを通り、X線カメラでのモニター映像を自分でも見ながら、先程もあったサーモグラフィーカメラからの映像も目視し、床に黒いビニールテープでバッテンがある処で私達は先程と同じ密着した感じで横1列に立たされた。
無線で指示された通り、仙台駐屯地内の「東北方面総監部」建物で、目印は建物前のロータリーでロータリーの中央には噴水があるらしい。
しかし、そこのロータリーに車が何台も停まっていて着陸できない場合は、少し離れた処に舗装されていない運動場があるので、そこに着陸も可!とも言われた。
宇都宮駐屯地や他の駐屯地では、かなりの混乱があったが、仙台駐屯地はまだ、整然と運営されているようだった。
私は指示された通り、まずは「東北方面総監部」建物前のロータリーの上でホバリングしていたが、下に自衛隊の特車の出入りが激しく動いていて、第二候補の建物内に囲まれた運動場?にAH―1Sベルヘリコプターを下で待機していた自衛隊員数名に誘導され、無事着陸しエンジンを止めた。
ヘリの洗浄後、防護服、サーモグラフィック機能が付いたカメラによる撮影。
感染者の体温は健常者に比べ高い!37.2℃以上らしい。
異常に汗をかいたり、身体表面が体液で濡れている。
唾を飛ばす癖(仲間にする為に攻撃?)、その唾に素手で触れても感染する。
一応、私と桐山千賀子はベルヘリコプターが完全にエンジンが停止し、ヘリ本体の熱が冷めてからサーモグラフィック撮影で、まずは二人の体温を検査し、次にヘリから外に出て、その場でも再確認としてサーモグラフィーを調べられた。
「すいません。お手数おかけしまして、しかしながら、そうしないと、あっという間に感染が広まりますから」
20代後半な感じの頭をスポーツ刈りにしたようなGIカットの髪型で、笑顔が爽やかな好青年と小柄な同年代かやや年下の女性自衛官2名が、カメラ機材からの撮影や小型モニターをチェックしながら話しかけた。
若手男女2名の自衛官は朝霞駐屯地のような非武装では無く、しっかりと小銃を首にかけていて、カメラ機材等の操作に少しわずらわしい感じだった。
私は終始無言で、必要最低限の会話は全て桐山千賀子に任せていた。
私達はそして、「東北方面総監部」建物にやっと移動となったが、私と桐山千賀子は肩がぶつかりそうなほど密着した感覚で、横2列で歩かされ、前方10メートル間隔で戦闘に小柄な女性自衛官が身体を横にしながら前方と後方を確認しながら誘導し、我々の後方10メートル間隔で爽やか笑顔の青年自衛官が小銃を構えながら後を追ってきた。
カメラ機材類はその場に置いて来ていて、何処から現れたのか、他の自衛隊員数名が機材の撤収とヘリのパイロットらしいヘルメットを被った男がエンジンをスタートさせていた。
(パイロットは完全防御服ではないが簡易防御服でゴム手袋をはめた状態でヘリの機器類を点検しているようだった。本格的に操縦してヘリを移動ではなさそうだ。)
先程、ヘリ上空から見た噴水とロータリーを通り「東北方面総監部」建物の玄関口に付くと、そこにも2列ほどの空港にある持ち物チェックゲートみたいな、駅の改札口みたいな処があり、そこを外部からきた全ての人々は通っていた。
ので、例外なく、私達もチェックゲートを通り、X線カメラでのモニター映像を自分でも見ながら、先程もあったサーモグラフィーカメラからの映像も目視し、床に黒いビニールテープでバッテンがある処で私達は先程と同じ密着した感じで横1列に立たされた。
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