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第2章 上級貴族の息子
2.16 お茶
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春の直前に文官が一人家にやって来た。お茶マニアの中級貴族の文官で領内のお茶の担当者だ。名前はシーズカイル・ウィットフォード。今回のお茶の先行買い取りについて調整をしてくれる。もちろん工程の変更についても面倒を見てくれるそうだ。
まずは契約の為にお茶畑の近くに住んでいる貴族の家に契約に行く。ここはおとうさまが一緒に行ってくれることになった。
おとうさまが使役獣を出した。おとうさまの使役獣は全長2mを越す虎の使役獣だ。
僕を前に抱えて使役獣にシーズカイルの使役獣は馬だった。それも茶色の。どうみても普通の馬にしか見えない。
彼は自分の使役獣にまたがり飛び乗り空を駆ける。おとうさまはシーズカイルの後ろを悠々と飛んでいく使役獣はとても速く空を移動する。馬車とは比較になら無い速度だ。おとうさまのトラもシーズカイルの馬も陸上にいる時は羽がなかったのに駆けあげると同時に羽が生えた。
飛んでいる間のお父様と会話した。
「おとうさまの使役獣は強そうでかっこ良いですね」
「そうか、まあな」
「使役獣は、4本足の動物ばかりなのですか」
「いや、魔法を得意とするものは妖精のような小さな使役獣を扱う者もいる。その場合は魔法を使う時に使役獣を使うことで魔法の効果が大きくなる。そのかわりこの様に使役獣で移動する事は苦手のようだ。手を取ると空中に浮かぶらしいが、あまり早く移動はできないらしい。早く飛ぶためのイメージが不足するのだろうといわれていてる」
「使役獣は1人に1つなのですか?」
「まあ、一般にはそうだな。特殊な事例で2種類以上の使役獣を持つ者もいる」
「へー。では学園に行くと複数の使役獣を見つける事が出来るのですか」
「いや、そうではない。特別な魔道具を使えば使役獣を封印できるらしい。その魔道具を入手すれば複数の使役獣を使えると言われている。例えば王が継承する王冠にも使役獣が封印されていて、王位を継承すると使役獣も継承するそうだ。王は移動をする自分の使役獣と結界の魔法を使う使役獣の2つを持っているのだ」
「へー、では普通は2つの使役獣は持てないのですね」
「そうだな。普通は領主と言えども使役獣は1つだな」
「じゃあ、移動ができる使役獣の方が便利なのかな」
そんな会話をしているとあっという間に目的地に着いたようだ。高度を下げはじめ、大きな屋敷へ降り立った。
おとうさまが僕を降ろしてくれたあとで使役獣を指輪の中に取り込んだ。
そして玄関の前に入る執事に案内され応接室に移動した。僕の家に作りは似ているが僕の家の方が大きいようだ。
文官のシーズカイルから条件の説明があり契約が成立した。
僕は、いままでのお茶の工程を見せてもらえないか聞いたらまだ冬の仕事としてやっているからと見る許可をくれた。
下働きの男は工房長らしい。彼が先導して案内をしてくれた。
彼は、今回のお茶が工程を変える事を聞いていたらしく、現在やっている作業だけでなくて全体の作業を見せてくれた。調べた日本茶の工程との違いが明確にわかった。
文官のシーズカイルと工房長に工程を書いた紙を渡して中身を詳しく説明した。伝わりにくい所は今の紅茶の茶葉を手にとってやって見せて説明した。
新しい新芽の摘み方も説明し出来上がりの茶葉を使ったお茶の入れ方も説明した。
契約と説明が終わると僕とおとうさまは直接家に戻ったがシーズカイルは残って色々と考え、足りない品を頼んでから帰るそうだ。使える予算の上限を聞いて驚いていたが日本茶の入手ができるなら妥協はしたくない。
執事長に頼んでいた植物の採取を行うアルバイトの学生がやって来た。今年度が最終学年になる中級の二人だ。
要求したのは文官だったが、森に文官が行くには武官が一緒でなければ行けないそうだ。
今回二人とも学生で文官見習い、武官見習いだ。今回の依頼は、危険地域の採取ではない。だからおかあさまが見習いの資金援助として活用できるような募集をしたそうだ。
採取条件として植物は根、茎、葉、花、種と全て欲しいので時期を変えて同じ植物を入手する事。木も同じように根、幹、葉、花、種などと木に切れ込みを入れて蜜を入手して欲しいと伝えた。
そして最終敵に植物はある程度調べているので、あまりリストに上がっていない木から調べてもらう事にした。
自分の能力でリスト化された直物を紙に書き出した。1枚に植物の絵と、各部位毎の特徴をまとめた。採取組みは1週間に1回けっこうな量の植物を採ってきてくれた。
そしてお茶については春を過ぎてすぐに一番茶が摘まれ加工に入った。その後ですぐに出来上がった茶葉が届いた。
さっそくお湯の温度を調整してお茶をいれる。シーズカイルとおかあさまにお茶をだした。
どうやら茶葉を蒸らしたり揉んだのはシーズカイルと工房長らしい。新しい試みなので2人が直接携わり条件を変えて挑戦してくれていたらしい。
去年の余りの茶葉を使ってテストを繰り返して、初摘みの茶葉で挑戦したが半分ほどが失敗品となったそうだ。
持ってきてくれた出来上がり品は15種類もあった。
おかあさまははじめての味わいに興味を持ってくれた。おかあさまと僕は嗜好が一緒らしく同じ3種類の加工方法を選んだ。
「この3種類の中で作りやすい方法で作って下さい。これ以降も茶葉の収穫時期毎にわけて加工してください。同じ加工方法でも時期によって味が変わると思います。変化を覚えて来年に生かしてください」
味を追求したいが、それはもう少し量が取れる様になってからで良いだろう。とりあえず日本茶が飲めるようになったので満足だ。
シーズカイルが帰ってから、苦味の強い失敗品を石臼で轢いて粉にした。抹茶とは違うが似た様な感じになるのでこれで代用しよう。
エリーに頼んでバームクーヘンを作ってもらった。1つはノーマル。1つはこのお茶をすりつぶした粉を入れた物だ。
おかあさまが味見をして両方ともおいしいと言っていた。おとうさまはひさりぶり食べられるお菓子だとお茶の葉入りを好んで食べた。
おかあさまは、少しだけある茶葉と2種類のバームクーヘンを持って城の領主夫妻に献上したそうだ。新しいものはとりあえず献上することが必要らしい。僕からお湯の温度やお茶の入れ方を聞いて城に行った。
後で夕食の時に領主夫妻は新しいお茶の味が気に入ったと聞いた。
今後のために茶葉のエリアを広げる様に指示をだしたそうだ。ただ開墾してもすぐに収穫量が増える訳では無い。そんな事が出来ていればそもそも紅茶の生産量ももっと多くなっているだろう。茶葉が増えるには残念ながら数年の期間が必要になるだろう。
まずは契約の為にお茶畑の近くに住んでいる貴族の家に契約に行く。ここはおとうさまが一緒に行ってくれることになった。
おとうさまが使役獣を出した。おとうさまの使役獣は全長2mを越す虎の使役獣だ。
僕を前に抱えて使役獣にシーズカイルの使役獣は馬だった。それも茶色の。どうみても普通の馬にしか見えない。
彼は自分の使役獣にまたがり飛び乗り空を駆ける。おとうさまはシーズカイルの後ろを悠々と飛んでいく使役獣はとても速く空を移動する。馬車とは比較になら無い速度だ。おとうさまのトラもシーズカイルの馬も陸上にいる時は羽がなかったのに駆けあげると同時に羽が生えた。
飛んでいる間のお父様と会話した。
「おとうさまの使役獣は強そうでかっこ良いですね」
「そうか、まあな」
「使役獣は、4本足の動物ばかりなのですか」
「いや、魔法を得意とするものは妖精のような小さな使役獣を扱う者もいる。その場合は魔法を使う時に使役獣を使うことで魔法の効果が大きくなる。そのかわりこの様に使役獣で移動する事は苦手のようだ。手を取ると空中に浮かぶらしいが、あまり早く移動はできないらしい。早く飛ぶためのイメージが不足するのだろうといわれていてる」
「使役獣は1人に1つなのですか?」
「まあ、一般にはそうだな。特殊な事例で2種類以上の使役獣を持つ者もいる」
「へー。では学園に行くと複数の使役獣を見つける事が出来るのですか」
「いや、そうではない。特別な魔道具を使えば使役獣を封印できるらしい。その魔道具を入手すれば複数の使役獣を使えると言われている。例えば王が継承する王冠にも使役獣が封印されていて、王位を継承すると使役獣も継承するそうだ。王は移動をする自分の使役獣と結界の魔法を使う使役獣の2つを持っているのだ」
「へー、では普通は2つの使役獣は持てないのですね」
「そうだな。普通は領主と言えども使役獣は1つだな」
「じゃあ、移動ができる使役獣の方が便利なのかな」
そんな会話をしているとあっという間に目的地に着いたようだ。高度を下げはじめ、大きな屋敷へ降り立った。
おとうさまが僕を降ろしてくれたあとで使役獣を指輪の中に取り込んだ。
そして玄関の前に入る執事に案内され応接室に移動した。僕の家に作りは似ているが僕の家の方が大きいようだ。
文官のシーズカイルから条件の説明があり契約が成立した。
僕は、いままでのお茶の工程を見せてもらえないか聞いたらまだ冬の仕事としてやっているからと見る許可をくれた。
下働きの男は工房長らしい。彼が先導して案内をしてくれた。
彼は、今回のお茶が工程を変える事を聞いていたらしく、現在やっている作業だけでなくて全体の作業を見せてくれた。調べた日本茶の工程との違いが明確にわかった。
文官のシーズカイルと工房長に工程を書いた紙を渡して中身を詳しく説明した。伝わりにくい所は今の紅茶の茶葉を手にとってやって見せて説明した。
新しい新芽の摘み方も説明し出来上がりの茶葉を使ったお茶の入れ方も説明した。
契約と説明が終わると僕とおとうさまは直接家に戻ったがシーズカイルは残って色々と考え、足りない品を頼んでから帰るそうだ。使える予算の上限を聞いて驚いていたが日本茶の入手ができるなら妥協はしたくない。
執事長に頼んでいた植物の採取を行うアルバイトの学生がやって来た。今年度が最終学年になる中級の二人だ。
要求したのは文官だったが、森に文官が行くには武官が一緒でなければ行けないそうだ。
今回二人とも学生で文官見習い、武官見習いだ。今回の依頼は、危険地域の採取ではない。だからおかあさまが見習いの資金援助として活用できるような募集をしたそうだ。
採取条件として植物は根、茎、葉、花、種と全て欲しいので時期を変えて同じ植物を入手する事。木も同じように根、幹、葉、花、種などと木に切れ込みを入れて蜜を入手して欲しいと伝えた。
そして最終敵に植物はある程度調べているので、あまりリストに上がっていない木から調べてもらう事にした。
自分の能力でリスト化された直物を紙に書き出した。1枚に植物の絵と、各部位毎の特徴をまとめた。採取組みは1週間に1回けっこうな量の植物を採ってきてくれた。
そしてお茶については春を過ぎてすぐに一番茶が摘まれ加工に入った。その後ですぐに出来上がった茶葉が届いた。
さっそくお湯の温度を調整してお茶をいれる。シーズカイルとおかあさまにお茶をだした。
どうやら茶葉を蒸らしたり揉んだのはシーズカイルと工房長らしい。新しい試みなので2人が直接携わり条件を変えて挑戦してくれていたらしい。
去年の余りの茶葉を使ってテストを繰り返して、初摘みの茶葉で挑戦したが半分ほどが失敗品となったそうだ。
持ってきてくれた出来上がり品は15種類もあった。
おかあさまははじめての味わいに興味を持ってくれた。おかあさまと僕は嗜好が一緒らしく同じ3種類の加工方法を選んだ。
「この3種類の中で作りやすい方法で作って下さい。これ以降も茶葉の収穫時期毎にわけて加工してください。同じ加工方法でも時期によって味が変わると思います。変化を覚えて来年に生かしてください」
味を追求したいが、それはもう少し量が取れる様になってからで良いだろう。とりあえず日本茶が飲めるようになったので満足だ。
シーズカイルが帰ってから、苦味の強い失敗品を石臼で轢いて粉にした。抹茶とは違うが似た様な感じになるのでこれで代用しよう。
エリーに頼んでバームクーヘンを作ってもらった。1つはノーマル。1つはこのお茶をすりつぶした粉を入れた物だ。
おかあさまが味見をして両方ともおいしいと言っていた。おとうさまはひさりぶり食べられるお菓子だとお茶の葉入りを好んで食べた。
おかあさまは、少しだけある茶葉と2種類のバームクーヘンを持って城の領主夫妻に献上したそうだ。新しいものはとりあえず献上することが必要らしい。僕からお湯の温度やお茶の入れ方を聞いて城に行った。
後で夕食の時に領主夫妻は新しいお茶の味が気に入ったと聞いた。
今後のために茶葉のエリアを広げる様に指示をだしたそうだ。ただ開墾してもすぐに収穫量が増える訳では無い。そんな事が出来ていればそもそも紅茶の生産量ももっと多くなっているだろう。茶葉が増えるには残念ながら数年の期間が必要になるだろう。
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