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第6章 新しい命
6.9.1 ジルベール12歳に向けて
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春を迎える前に、エリンの卒業式があったので参加して来た。
彼女は卒業後、半年間はシドニアの王宮で王宮侍女の基礎教育を受け、その後はラルクバッハの王宮で教育を受けるらしい。
1年後に僕の専属侍女になるのだが、彼女の役割は侍女だけではなく、スザンヌやマリアテレーズのサポートができるようにするらしい。
そのため、僕が13歳になるまでは王宮預かりでスザンヌたちと同じような教育を受けるそうだ。
うーん、普通になしくずし的に侍女として雇ったけど、本人も思っていた以上に大変なことを押し付けることになってしまった。申し訳ないとは思うが、本人が王妃様達に頑張ると宣言したらしいので僕はどうしようもない。
エマーシェス様は、先の先を読んで手を打つのでどうにも断りにくい状況に置かれてしまう。そういった駆け引きのうまさは身に付くような気がしない。
そんなこんなで卒業式、オニール様の婚約者グランフェスタ様の卒業式でもあるし、エリンの後見人の家でもあるので卒業式はオニール様と一緒に参加した。
卒業式の2日前には二人で転移しグランフェスタ様の家にお邪魔した。
「お久しぶりですオニール様」
「こんにちは、グランフェスタ様」
最初にオニール様達が挨拶をしてから僕らが挨拶をする。
「早速ですが、依頼されていた鏡の設置をしましょう。明日には王宮に設置に行かないといけないので」
「まあ、ジルベール様が直接設置されるのですか?」
「はい、普通の鏡ではなく、今回の依頼品は魔道具ですから」
「そうよね、ただ大きい鏡ではなく、前を向いたまま後ろが見えるのですから」
「事前に設置場所について空間的な図面をお渡ししていましたが、そこにご案内ください」
「エリン、ジルベール様をお連れして頂戴」
「はい、グランフェスタ様」
歩きながら、エリンと話をしてそこにすぐに着いた。
「高価な物なので、グランフェスタ様個人の部屋ではなく、奥様と共同で使う部屋になるそうです」
「まあ、ラルクバッハでも所有しているのは3人の王妃様と各公爵家だけですからね。今回は王城に3つ。グランフェスタ様とルビースカリナ様でシドニアに5つしかないわけですから」
「ルビースカリナ様は、ディックハウト公爵家に設置されることになりますが、ブリューネワルト公爵家でなくグランフェスタ様のご自宅に付けても良かったのですか?シェーンワルト公爵家には取り付けもされないとか」
「エリンは内情までは聞いてないんだね。まあそうか。えっとね、ブリューネワルト公爵家は年頃の令嬢が居ないからグランフェスタ様にお譲りになったし、シェーンワルト公爵家は今の国王のご実家で、婦人たちはパーティの時には王宮で着替えるから王宮の分を増やして欲しいと言われたんだ。だから当初は後宮と王城の貴賓室の2か所の予定だったけど王城の中にもう一つ付けることにしたんだよ。半年以内にまた5つ納品する予定だしね」
「そうなのですね、ここですジルベール様」
グランフェスタ様の実家の1階に専用のドレス着付け用の部屋が作られた部屋はかなり広い。いくつかのドレッサーが設置されていてラルクバッハで作っている鏡がすでに取り付けられていた。
ラルクバッハでは金属加工は材料が集まらないこともあって職人の集まりも悪く断念。ガラス産業の育成にシフトした。
当初は窓ガラス程度しか作れなかったが、徐々に大型のガラスに挑戦するも非常にハードルが高かった。
結局ガラスは2種類の方向に発展した。
一つはサイズが1m×1m以下のガラス。
鏡はメッキを魔法で再現したがそれ以外は職人技で作っている。
これはかなり量産ができ、ドレッサーの前に設置されているのはこの1m程度のガラスだ。それを縦に二つ繋いで使われている。途中に切れ目が見えるが一般に出回っているのはこちらのタイプだ。
今回の特殊な大型鏡は魔法技術を沢山導入した一品だ。
2m×2mの鏡を両端にきっちりと合わせて立て、天井と床に魔法陣を刻んだ板を設置。
魔力によって全身にスポットライトが当たり、綺麗に映る。
そして、反転のボタンを押すと光魔法を使って映像を屈折させ前後の映像が逆に映るのだ。つまり正面を向いたまま自分の背中を見ることができる。
魔法のような鏡。
いや、魔法を使っているのだけど。
この魔道具、作るに時間がかかる。職人を育てながら作っているが、魔道具として反転映像をきちんと映像を映せるように調整するのにも時間が必要で、一つ完成させるのに数か月かかってしまう。もちろん複数人の職人が同時進行で作業を進めるのでそれなりの数は作れるが、昨年の夏、シドニアの方々が王宮に宿泊した時に使って発注をしてくれ、それから半年以上の期間をかけてようやく5つ完成し本日の納品となった。
現状、移動、設置をできる技術者は居るのだが、シドニアで何かがあり微調整が必要となると魔法陣の修正も必要でそれらがすべてできるのは僕しかいないのだ。
技術だけでなく体制も含めて量産には程遠い状況なのだ。
「設置完了、とりあえず起動、どう?」
「綺麗ですね」
「じゃあ、まずは左右逆転」
正面を向いて写っている映像も左右が逆にできる。
「本物そっくりですね」
「ちょっと動いてみて」
「はい、どうでしょうか」
「やっぱり、移動距離はそんなにないなー。これは調整の問題じゃないから床に線を引いておこうか、ここまでと。じゃあ前後逆ね」
「不思議ですね。自分の後姿はこうなっているのですね。あら、鏡を見ながらリボンを調整は難しいですね、なんだか混乱します」
「まあそうだろね、なれない映像だし、一人でやると簡単ではないだろうね。もともと確認のための道具で調整は侍女にやって貰う前提だからね」
「ああ、位置はここまでだね。骨組みが設計図通りできているみたいだから調整は必要なさそうだ。作った人は良い職人だね」
「工事をされた方に伝えておきますね」
「はは、じゃあグランフェスタ様のところに戻ろうか」
「ジルベール様は、この後はどうされるのですか」
「夕食には戻ってくるけど、先にルビースカリナ様のところ、いや違った。ディックハウト公爵家だった。あそこは転移で直接行けるし」
「わたくしもご一緒してもよろしいですか?」
「まあ、大丈夫じゃない」
彼女は卒業後、半年間はシドニアの王宮で王宮侍女の基礎教育を受け、その後はラルクバッハの王宮で教育を受けるらしい。
1年後に僕の専属侍女になるのだが、彼女の役割は侍女だけではなく、スザンヌやマリアテレーズのサポートができるようにするらしい。
そのため、僕が13歳になるまでは王宮預かりでスザンヌたちと同じような教育を受けるそうだ。
うーん、普通になしくずし的に侍女として雇ったけど、本人も思っていた以上に大変なことを押し付けることになってしまった。申し訳ないとは思うが、本人が王妃様達に頑張ると宣言したらしいので僕はどうしようもない。
エマーシェス様は、先の先を読んで手を打つのでどうにも断りにくい状況に置かれてしまう。そういった駆け引きのうまさは身に付くような気がしない。
そんなこんなで卒業式、オニール様の婚約者グランフェスタ様の卒業式でもあるし、エリンの後見人の家でもあるので卒業式はオニール様と一緒に参加した。
卒業式の2日前には二人で転移しグランフェスタ様の家にお邪魔した。
「お久しぶりですオニール様」
「こんにちは、グランフェスタ様」
最初にオニール様達が挨拶をしてから僕らが挨拶をする。
「早速ですが、依頼されていた鏡の設置をしましょう。明日には王宮に設置に行かないといけないので」
「まあ、ジルベール様が直接設置されるのですか?」
「はい、普通の鏡ではなく、今回の依頼品は魔道具ですから」
「そうよね、ただ大きい鏡ではなく、前を向いたまま後ろが見えるのですから」
「事前に設置場所について空間的な図面をお渡ししていましたが、そこにご案内ください」
「エリン、ジルベール様をお連れして頂戴」
「はい、グランフェスタ様」
歩きながら、エリンと話をしてそこにすぐに着いた。
「高価な物なので、グランフェスタ様個人の部屋ではなく、奥様と共同で使う部屋になるそうです」
「まあ、ラルクバッハでも所有しているのは3人の王妃様と各公爵家だけですからね。今回は王城に3つ。グランフェスタ様とルビースカリナ様でシドニアに5つしかないわけですから」
「ルビースカリナ様は、ディックハウト公爵家に設置されることになりますが、ブリューネワルト公爵家でなくグランフェスタ様のご自宅に付けても良かったのですか?シェーンワルト公爵家には取り付けもされないとか」
「エリンは内情までは聞いてないんだね。まあそうか。えっとね、ブリューネワルト公爵家は年頃の令嬢が居ないからグランフェスタ様にお譲りになったし、シェーンワルト公爵家は今の国王のご実家で、婦人たちはパーティの時には王宮で着替えるから王宮の分を増やして欲しいと言われたんだ。だから当初は後宮と王城の貴賓室の2か所の予定だったけど王城の中にもう一つ付けることにしたんだよ。半年以内にまた5つ納品する予定だしね」
「そうなのですね、ここですジルベール様」
グランフェスタ様の実家の1階に専用のドレス着付け用の部屋が作られた部屋はかなり広い。いくつかのドレッサーが設置されていてラルクバッハで作っている鏡がすでに取り付けられていた。
ラルクバッハでは金属加工は材料が集まらないこともあって職人の集まりも悪く断念。ガラス産業の育成にシフトした。
当初は窓ガラス程度しか作れなかったが、徐々に大型のガラスに挑戦するも非常にハードルが高かった。
結局ガラスは2種類の方向に発展した。
一つはサイズが1m×1m以下のガラス。
鏡はメッキを魔法で再現したがそれ以外は職人技で作っている。
これはかなり量産ができ、ドレッサーの前に設置されているのはこの1m程度のガラスだ。それを縦に二つ繋いで使われている。途中に切れ目が見えるが一般に出回っているのはこちらのタイプだ。
今回の特殊な大型鏡は魔法技術を沢山導入した一品だ。
2m×2mの鏡を両端にきっちりと合わせて立て、天井と床に魔法陣を刻んだ板を設置。
魔力によって全身にスポットライトが当たり、綺麗に映る。
そして、反転のボタンを押すと光魔法を使って映像を屈折させ前後の映像が逆に映るのだ。つまり正面を向いたまま自分の背中を見ることができる。
魔法のような鏡。
いや、魔法を使っているのだけど。
この魔道具、作るに時間がかかる。職人を育てながら作っているが、魔道具として反転映像をきちんと映像を映せるように調整するのにも時間が必要で、一つ完成させるのに数か月かかってしまう。もちろん複数人の職人が同時進行で作業を進めるのでそれなりの数は作れるが、昨年の夏、シドニアの方々が王宮に宿泊した時に使って発注をしてくれ、それから半年以上の期間をかけてようやく5つ完成し本日の納品となった。
現状、移動、設置をできる技術者は居るのだが、シドニアで何かがあり微調整が必要となると魔法陣の修正も必要でそれらがすべてできるのは僕しかいないのだ。
技術だけでなく体制も含めて量産には程遠い状況なのだ。
「設置完了、とりあえず起動、どう?」
「綺麗ですね」
「じゃあ、まずは左右逆転」
正面を向いて写っている映像も左右が逆にできる。
「本物そっくりですね」
「ちょっと動いてみて」
「はい、どうでしょうか」
「やっぱり、移動距離はそんなにないなー。これは調整の問題じゃないから床に線を引いておこうか、ここまでと。じゃあ前後逆ね」
「不思議ですね。自分の後姿はこうなっているのですね。あら、鏡を見ながらリボンを調整は難しいですね、なんだか混乱します」
「まあそうだろね、なれない映像だし、一人でやると簡単ではないだろうね。もともと確認のための道具で調整は侍女にやって貰う前提だからね」
「ああ、位置はここまでだね。骨組みが設計図通りできているみたいだから調整は必要なさそうだ。作った人は良い職人だね」
「工事をされた方に伝えておきますね」
「はは、じゃあグランフェスタ様のところに戻ろうか」
「ジルベール様は、この後はどうされるのですか」
「夕食には戻ってくるけど、先にルビースカリナ様のところ、いや違った。ディックハウト公爵家だった。あそこは転移で直接行けるし」
「わたくしもご一緒してもよろしいですか?」
「まあ、大丈夫じゃない」
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