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豚牧場計画
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目の前にはパンツ一枚履いていない女たちが怯えて震えている。手で大事な部分を隠すように座りこんでいるが、さすがに隠しきれていない。
女たちの周囲では、1人、また1人とゴブリンに手を引かれ、口内を長い舌で侵され、胸を揉み砕かれるように愛撫された。悲鳴を飲みこむかのように、穴という穴へ、その硬く膨らんだ雄で貫かれ、白濁を膣内に注ぎ込まれていく。
女の子宮はゴブリンの精液で満たされ、次から次へと、蹂躙されていった。
「あ……ぁ……あぁ……」
恐怖のあまり、腰が抜けているのか、へたり込んでいる者もいる。
「よしよしよし。ブウちゃんにも新しい嫁あげるからなー」
俺はブウちゃんの頭を撫でた。
なんかうっすらと頭部に角みたいなのが生えかけてる気がするけど、気のせいだよな、きっと。
「どの女にする? より取り見取りだぞ。 ほら、行け!」
ブウちゃんは俺の言葉に背を押されたように、ドドドドドと突進していった。
さすが俺のブウちゃん。ペットは飼い主に似るって言うけど女の趣味も似ているのだろうか。
贅沢に慣れて高慢そうな高級娼婦や、傲慢な態度の召使たちより、どこかとろんとした覇気のない女をを選ぶだろう。その女の乳房は神々しいばかりに大きく、手の平から零れ落ちそうだ。まるで王の部屋に飾られていた絵画の女神みたいだった。
俺も選ぶなら、あの女にするだろう。首もとや髪飾りには大粒の真珠のネックレスで華やかに彩られており、胸と背中が大きくあいた、まるで娼婦のようなドレスを着ていた。よほど王に寵愛されていたのか、この女が隠れていた部屋にはおびただしいほどのドレスと装飾品があった。
「待てよ? コトリ? …小鳥か?」
金髪だが、その目は黒い。どこか見覚えのある顔立ちに、俺は鑑定をした。――予想通りだった。井上 小鳥。
俺が前世で片思いしていた女だ。
女であることを武器に、俺を利用するだけしてポイ捨てにした女。
気まぐれに与えられる優しさに、俺はのぼせ上ってしまった。その優しさが誰にでも分け与えられるものだと知った時は泣き叫んだものだが、ただ1つ言えることがある。
――俺はこの残酷な偽善者である井上 小鳥が大嫌いだ。
あの老人を生かしておいて、この女と添い遂げさせたほうが良かっただろうかという考えが首をもたげる。もっと苦しめばいいのに、期せずして女を牢獄から解放してしまったようだ。
この女に何があったかは知らないが、聖女でレベル1となると、10年近く王に囲われていたのだろう。おそらく金髪なのは染めているからなのか。本来聖女は勇者に同行するものだ。それを側室にするとなると、さすがに人の目が気になった、というところか。
この女以外に、あの男に女はいなかったみたいだし、あの子供たちも全員髪が金色なわりには、目が黒いのも居たから、おかしいなと思ったのだが、ハーフだったわけだ。
あ、5匹ほどの息子たちが小鳥を使用中だったっぽいけど、ブウちゃんに追い払われた。
「ブゥ! ブゥブゥ!!」
「あぁッ、ダメ、だめぇええええええ…!!!」
井上小鳥は淫らに鳴き、パンパンと肉を打つ音が響く。
やばいなぶうちゃん。お手並み拝見と思ったけど、テクニシャン過ぎる。あれか? 豚女が仕込んだのか?
俺は、腕を組んで佇み、その様子を眺めた。別に井上小鳥のことはどうでも良かった。過ぎ去った遠い過去の思い出に拘っても仕方がない。
それに、今のあれはただの女で、孕み袋に過ぎないのだから。
「うーん、どうしたら…… 待てよ、豚牧場っての路線もありだな……」
俺は迷っていた。
ああ、本当にあのハーフ豚は美味かった。豚の味を思い出すと、口の中に唾が溢れ出てくる。ただ、ネックなのは、人間と豚という組み合わせの影響なのか、妊娠期間が長いということだ。だが、それを補って余りあるほど、心を満足させてくれる美味な食事なのだ。
生まれたばかりのハーフ豚がいちばん美味いが当然食べれる量が少ない。すこし子豚を太らせてから食べてみたが、味は落ちる。手間暇のわりには得るものが少ない。
だが、それはブウちゃんの番が豚女1人しかいないからだ。もっと女を宛がえば、もっとたくさんのハーフ豚を手に入れる事が出来るようになるかもしれない。
旺盛なブウちゃんの性欲を分散させてしっかり管理出来れば、以前の冒険者のように廃人にならないで出産に至るかもしれない。要はブウちゃんが満足できるだけの雌がたくさん居ればいいのだ。
「酒のつまみに最高ですよね」
俺の迷いを見抜くかのように、ルシーのボソリと呟く悪魔のささやきに、俺は陥落した。
「この広場、豚牧場にするか?」
「それブウちゃん喜びますよ。噴水もあるから飲み水にも困らないでしょうし。餌は王都の残飯で賄いましょう。豚用のキングベットでも設営します?」
「そうだな、ブウちゃんも体を休める家が必要だからな。風邪でもひいたら困る。とりあえずそのへんに仮設の寝床をつくろう。女どもは逃げないように鎖でもするか」
かくしてハーフ豚の増産計画が持ち上がったのだった。
色んな女とブウちゃんがパコパコしてるもんだから、豚女が嫉妬で狂いそうになってたけど、それはご愛敬ってことで。
ルシーが喜々として豚女を鞭で調教する姿を、たまに見るようになった。主に死罪となった若い女の犯罪者は、ハーフ豚牧場行きとなり、ブウちゃんは人間にとって恐怖の対象となったようだ。そのおかげかどうかは知らないが、特に女の犯罪率はめちゃくちゃ下がった。
「ブウちゃんの首輪にゴブリンのマークでも付けます?」
「いいね、それ」
この国の支配者は、俺であるという事を、目に見えるかたちで示したのだ。
女たちの周囲では、1人、また1人とゴブリンに手を引かれ、口内を長い舌で侵され、胸を揉み砕かれるように愛撫された。悲鳴を飲みこむかのように、穴という穴へ、その硬く膨らんだ雄で貫かれ、白濁を膣内に注ぎ込まれていく。
女の子宮はゴブリンの精液で満たされ、次から次へと、蹂躙されていった。
「あ……ぁ……あぁ……」
恐怖のあまり、腰が抜けているのか、へたり込んでいる者もいる。
「よしよしよし。ブウちゃんにも新しい嫁あげるからなー」
俺はブウちゃんの頭を撫でた。
なんかうっすらと頭部に角みたいなのが生えかけてる気がするけど、気のせいだよな、きっと。
「どの女にする? より取り見取りだぞ。 ほら、行け!」
ブウちゃんは俺の言葉に背を押されたように、ドドドドドと突進していった。
さすが俺のブウちゃん。ペットは飼い主に似るって言うけど女の趣味も似ているのだろうか。
贅沢に慣れて高慢そうな高級娼婦や、傲慢な態度の召使たちより、どこかとろんとした覇気のない女をを選ぶだろう。その女の乳房は神々しいばかりに大きく、手の平から零れ落ちそうだ。まるで王の部屋に飾られていた絵画の女神みたいだった。
俺も選ぶなら、あの女にするだろう。首もとや髪飾りには大粒の真珠のネックレスで華やかに彩られており、胸と背中が大きくあいた、まるで娼婦のようなドレスを着ていた。よほど王に寵愛されていたのか、この女が隠れていた部屋にはおびただしいほどのドレスと装飾品があった。
「待てよ? コトリ? …小鳥か?」
金髪だが、その目は黒い。どこか見覚えのある顔立ちに、俺は鑑定をした。――予想通りだった。井上 小鳥。
俺が前世で片思いしていた女だ。
女であることを武器に、俺を利用するだけしてポイ捨てにした女。
気まぐれに与えられる優しさに、俺はのぼせ上ってしまった。その優しさが誰にでも分け与えられるものだと知った時は泣き叫んだものだが、ただ1つ言えることがある。
――俺はこの残酷な偽善者である井上 小鳥が大嫌いだ。
あの老人を生かしておいて、この女と添い遂げさせたほうが良かっただろうかという考えが首をもたげる。もっと苦しめばいいのに、期せずして女を牢獄から解放してしまったようだ。
この女に何があったかは知らないが、聖女でレベル1となると、10年近く王に囲われていたのだろう。おそらく金髪なのは染めているからなのか。本来聖女は勇者に同行するものだ。それを側室にするとなると、さすがに人の目が気になった、というところか。
この女以外に、あの男に女はいなかったみたいだし、あの子供たちも全員髪が金色なわりには、目が黒いのも居たから、おかしいなと思ったのだが、ハーフだったわけだ。
あ、5匹ほどの息子たちが小鳥を使用中だったっぽいけど、ブウちゃんに追い払われた。
「ブゥ! ブゥブゥ!!」
「あぁッ、ダメ、だめぇええええええ…!!!」
井上小鳥は淫らに鳴き、パンパンと肉を打つ音が響く。
やばいなぶうちゃん。お手並み拝見と思ったけど、テクニシャン過ぎる。あれか? 豚女が仕込んだのか?
俺は、腕を組んで佇み、その様子を眺めた。別に井上小鳥のことはどうでも良かった。過ぎ去った遠い過去の思い出に拘っても仕方がない。
それに、今のあれはただの女で、孕み袋に過ぎないのだから。
「うーん、どうしたら…… 待てよ、豚牧場っての路線もありだな……」
俺は迷っていた。
ああ、本当にあのハーフ豚は美味かった。豚の味を思い出すと、口の中に唾が溢れ出てくる。ただ、ネックなのは、人間と豚という組み合わせの影響なのか、妊娠期間が長いということだ。だが、それを補って余りあるほど、心を満足させてくれる美味な食事なのだ。
生まれたばかりのハーフ豚がいちばん美味いが当然食べれる量が少ない。すこし子豚を太らせてから食べてみたが、味は落ちる。手間暇のわりには得るものが少ない。
だが、それはブウちゃんの番が豚女1人しかいないからだ。もっと女を宛がえば、もっとたくさんのハーフ豚を手に入れる事が出来るようになるかもしれない。
旺盛なブウちゃんの性欲を分散させてしっかり管理出来れば、以前の冒険者のように廃人にならないで出産に至るかもしれない。要はブウちゃんが満足できるだけの雌がたくさん居ればいいのだ。
「酒のつまみに最高ですよね」
俺の迷いを見抜くかのように、ルシーのボソリと呟く悪魔のささやきに、俺は陥落した。
「この広場、豚牧場にするか?」
「それブウちゃん喜びますよ。噴水もあるから飲み水にも困らないでしょうし。餌は王都の残飯で賄いましょう。豚用のキングベットでも設営します?」
「そうだな、ブウちゃんも体を休める家が必要だからな。風邪でもひいたら困る。とりあえずそのへんに仮設の寝床をつくろう。女どもは逃げないように鎖でもするか」
かくしてハーフ豚の増産計画が持ち上がったのだった。
色んな女とブウちゃんがパコパコしてるもんだから、豚女が嫉妬で狂いそうになってたけど、それはご愛敬ってことで。
ルシーが喜々として豚女を鞭で調教する姿を、たまに見るようになった。主に死罪となった若い女の犯罪者は、ハーフ豚牧場行きとなり、ブウちゃんは人間にとって恐怖の対象となったようだ。そのおかげかどうかは知らないが、特に女の犯罪率はめちゃくちゃ下がった。
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