生まれる時代を間違えなかった

 木下静太郎(きのした せいたろう)は普通の人物。それなのに父親がさっさと隠居してしまい、20歳で家督を継いで国家老にされてしまった。
 仕えるのは1万石の弱小大名で財政は厳しい。殿は静太郎の弟に執心で政治に無関心。殿の弟も形式ばったことが苦手で政治には不向き。江戸家老は政治よりも娘が大事。
 気苦労の絶えない静太郎の日常。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,677 位 / 193,677件 歴史・時代 2,392 位 / 2,392件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

風と雲 丸山遊郭異剣譚

東雲紫雨
歴史・時代
旧題:邪剣使い 生真面目でカタブツの香月左馬之介は、ある日、父・主税に突然遊郭へ呼び出され、思いもよらぬ告白をされることになる。父の思惑に左馬之介はある決心をする表題作『邪剣使い』。華やかな夜の街を暗躍する隠密や間者、刺客が左馬之介を国家を揺るがす陰謀に巻き込んでいく『はかりごと』。遊郭に現れた死神とあだ名される浪人と左馬之介、そして彼の異母兄の関わりを描く『夢の浮き橋』。異母兄弟たちが互いの相容れぬ違いに煩悶する「夢の浮き橋」事件の後日譚『菊露抄』の4連作を掲載中―――。

忍び零右衛門の誉れ

崎田毅駿
歴史・時代
言語学者のクラステフは、夜中に海軍の人間に呼び出されるという希有な体験をした。連れて来られたのは密航者などを収容する施設。商船の船底に潜んでいた異国人男性を取り調べようにも、言語がまったく通じないという。クラステフは知識を動員して、男とコミュニケーションを取ることに成功。その結果、男は日本という国から来た忍者だと分かった。

似た者夫婦、初夜いくさ

織田三郎
歴史・時代
鎮西一の名将、立花宗茂と、その妻・誾千代。 頑固な二人が繰り広げる、初夜の大一番。

楽将伝

九情承太郎
歴史・時代
三人の天下人と、最も遊んだ楽将・金森長近(ながちか)のスチャラカ戦国物語 織田信長の親衛隊は 気楽な稼業と きたもんだ(嘘) 戦国史上、最もブラックな職場 「織田信長の親衛隊」 そこで働きながらも、マイペースを貫く、趣味の人がいた 金森可近(ありちか)、後の長近(ながちか) 天下人さえ遊びに来る、趣味の達人の物語を、ご賞味ください!!

覇王の影、狂信の刃

阿院修太郎
歴史・時代
主人公である影井薫(かげい かおる)は、信長の側近としてその光の最も近くに立つ者であった。薫は信長に対して、単なる忠誠心を超えた異常な感情を抱いていた。それは、愛とも敬意ともつかぬ狂気的な執着であり、信長の存在そのものが薫の人生の全てだった。

Millennium226 【軍神マルスの娘と呼ばれた女 6】 ― 皇帝のいない如月 ―

kei
歴史・時代
周囲の外敵をことごとく鎮定し、向かうところ敵なし! 盤石に見えた帝国の政(まつりごと)。 しかし、その政体を覆す計画が密かに進行していた。 帝国の生きた守り神「軍神マルスの娘」に厳命が下る。 帝都を襲うクーデター計画を粉砕せよ!

陣代『諏訪勝頼』――御旗盾無、御照覧あれ!――

黒鯛の刺身♪
歴史・時代
戦国の巨獣と恐れられた『武田信玄』の実質的後継者である『諏訪勝頼』。  一般には武田勝頼と記されることが多い。  ……が、しかし、彼は正統な後継者ではなかった。  信玄の遺言に寄れば、正式な後継者は信玄の孫とあった。  つまり勝頼の子である信勝が後継者であり、勝頼は陣代。  一介の後見人の立場でしかない。  織田信長や徳川家康ら稀代の英雄たちと戦うのに、正式な当主と成れず、一介の後見人として戦わねばならなかった諏訪勝頼。  ……これは、そんな悲運の名将のお話である。 【画像引用】……諏訪勝頼・高野山持明院蔵 【注意】……武田贔屓のお話です。  所説あります。  あくまでも一つのお話としてお楽しみください。

処理中です...