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第六章:領主三年目、さらに遠くへ
クラースとエルマー
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「まさかこうなるとはな」
「俺としても意外だった」
マリーナと一緒にクラースを訪ねている。そして例の血縁判定具を俺とクラースで使ってみた。するとまた謎の結果が出た。
【血縁度:二パーセント】
【魔力の類似性は四九パーセントに達する】
「エルマーは私がかつて抱いた女性の子孫になるということか」
「可能性としてあり得るのはそれくらいだろうな。魔力の類似性が四九パーセントということも合わせると」
親子は血縁度が一〇〇パーセントと出る。孫なら五〇、曾孫なら二五だった。二パーセントということは、何代か挟んでいることになる。
魔力についてはカレンが俺に叩き込んだ魔力のせいで、俺の魔力はほぼカレンと同じになった。だから俺の魔力はクラースとパウラが半々に元の魔力が少しということになった。
「しかしこの情報は隠しておいた方がいいな」
「ん? どうしてだ?」
クラースは真面目な顔をして言った。妻がありながら他の女性を抱いたわけだろう。
「パウラが怒らないか?」
「ん? ああ、それは大丈夫だ。パウラを娶ってからは他の女性には手を出していない。パウラよりも前のことだ」
たまに酔って女性遍歴を語って殴られていたのは結婚前のことだったか。
「それだと計算が合わなくないか?」
血縁度が半々になっていくことを考えると、クラースがその女性を抱いたのは二〇〇年前あたりのことだろう。すでにその時期だと結婚しているはずだ。
「エルマー、人間だけじゃない。それに魔力量の問題」
俺が疑問を口にするとマリーナが補足してくれた。
「ああ、そうか。エルフやドワーフが入れば長くなるな」
「そういうこと。それに子孫同士が結婚すればまた変わるはず」
「それもそうだな」
人間だけなら寿命は一〇〇年程度。子供を産むなら一〇代から三〇代が一般的。ただしエルフなら一〇〇〇年は生きる。それに魔力量が多ければさらに寿命は延びる。間に何代挟んだかは分からないが、途中にエルフが一人いればそれで何百年もずれることになる。そうなるとさらに子孫は増える。それに子孫同士が結婚すればまたズレることになる。
「それなら……」
俺は一つの可能性に気づいた。
「ひょっとしてザーラもクラースの子孫だということはないか?」
「可能性はある。クラースとザーラも同じような結果になるかもしれない」
俺はザーラを探しに行くことにした。そろそろあの話もしなければならない。彼女に対してどうして俺が違和感を持つのかは分からないが、先のことは真面目に考えることにした。それはそれでいい。ただ先日の調査でザーラが俺の母親だと出た。
もしザーラに母の魂が取り憑いていたとすれば、俺は母に対して恋愛感情などないのでザーラを拒否してしまう。理屈としてはそうなる。世の中には自分の母親に対して恋愛感情を抱く男もいるという話だ。もし俺にそういう傾向があったとすればザーラを抱きたいとか思ったのかもしれない。それもそれで問題があるな。
とりあえず俺が聞いたことだけでも伝えなければならないだろう。
◆ ◆ ◆
「クラース様とですか?」
「ああ、一応確認だ」
クラースとザーラで血縁判定具を使ってもらうことにした。
【血縁度:三パーセント】
【魔力の類似性は四パーセントに達する】
「またまた微妙な数字になったな」
「エルマー、おそらく先ほどマリーナが言った通りだろう」
「どういうことですか?」
俺はザーラにここまでの経緯をざっくりと説明することにした。ただ俺たちにも詳しいことは分からない。あくまで推測の域を出ないことばかりだが。
「なるほど。私もエルマー様もクラース様の子孫だということですか」
「そういう可能性があるということだ。ただそうなると他にも何十人も何百人もいるだろう。お前の両親のどちらかもそうだということになる」
何百年もの間にどれだけ子孫ができるか。もちろんどんどん血は薄くなっていくだろうが、それとともに人数は増えている可能性はある。さらに子孫同士が結婚すれば、より竜の血は濃くなる。
「それともう一つ、ザーラが俺の母親だと出た件だ」
「はい、もう一度試してもいいですか?」
「ああ、そっちを持ってくれ」
【血縁度:一〇〇パーセント】
【AはBの息子であると推測される】
変わっていなかった。そうなるとやはりカサンドラの話が本当なのかもしれない。それもザーラに説明することにした。この盆地は魔力を吸収する性質がある。たまたま母の魔力だけが集まり、近くにいた赤い髪の人間に取り憑いたのではないかと。俺と間違って。
「私にエルマー様のお母様の魂が憑いているかもしれないと」
「あくまで可能性という程度で、何の証拠もない。ただそういう可能性もゼロではないということだ」
俺には魔法や魔力について詳しいことは分からない。魔法もいくつかを除いてそこまで得意ではない。幼い頃からきちんとした教育を受けたわけでもない。ただ軍学校で軍人としての教育を受けただけだ。
「余計に分からなくなりましたね」
「分からないことだらけだな」
「やっぱりこの町は面白い」
あまり表情が変わらないマリーナが微笑む。
「そうか?」
「そう。クラースもパウラもカレンも面白い。もちろんローサさんも」
マリーナは喜んでいるが、俺としては分からないことばかり増えるようだ。そろそろ落ち着いて領主としての仕事に集中したいのだが。
「俺としても意外だった」
マリーナと一緒にクラースを訪ねている。そして例の血縁判定具を俺とクラースで使ってみた。するとまた謎の結果が出た。
【血縁度:二パーセント】
【魔力の類似性は四九パーセントに達する】
「エルマーは私がかつて抱いた女性の子孫になるということか」
「可能性としてあり得るのはそれくらいだろうな。魔力の類似性が四九パーセントということも合わせると」
親子は血縁度が一〇〇パーセントと出る。孫なら五〇、曾孫なら二五だった。二パーセントということは、何代か挟んでいることになる。
魔力についてはカレンが俺に叩き込んだ魔力のせいで、俺の魔力はほぼカレンと同じになった。だから俺の魔力はクラースとパウラが半々に元の魔力が少しということになった。
「しかしこの情報は隠しておいた方がいいな」
「ん? どうしてだ?」
クラースは真面目な顔をして言った。妻がありながら他の女性を抱いたわけだろう。
「パウラが怒らないか?」
「ん? ああ、それは大丈夫だ。パウラを娶ってからは他の女性には手を出していない。パウラよりも前のことだ」
たまに酔って女性遍歴を語って殴られていたのは結婚前のことだったか。
「それだと計算が合わなくないか?」
血縁度が半々になっていくことを考えると、クラースがその女性を抱いたのは二〇〇年前あたりのことだろう。すでにその時期だと結婚しているはずだ。
「エルマー、人間だけじゃない。それに魔力量の問題」
俺が疑問を口にするとマリーナが補足してくれた。
「ああ、そうか。エルフやドワーフが入れば長くなるな」
「そういうこと。それに子孫同士が結婚すればまた変わるはず」
「それもそうだな」
人間だけなら寿命は一〇〇年程度。子供を産むなら一〇代から三〇代が一般的。ただしエルフなら一〇〇〇年は生きる。それに魔力量が多ければさらに寿命は延びる。間に何代挟んだかは分からないが、途中にエルフが一人いればそれで何百年もずれることになる。そうなるとさらに子孫は増える。それに子孫同士が結婚すればまたズレることになる。
「それなら……」
俺は一つの可能性に気づいた。
「ひょっとしてザーラもクラースの子孫だということはないか?」
「可能性はある。クラースとザーラも同じような結果になるかもしれない」
俺はザーラを探しに行くことにした。そろそろあの話もしなければならない。彼女に対してどうして俺が違和感を持つのかは分からないが、先のことは真面目に考えることにした。それはそれでいい。ただ先日の調査でザーラが俺の母親だと出た。
もしザーラに母の魂が取り憑いていたとすれば、俺は母に対して恋愛感情などないのでザーラを拒否してしまう。理屈としてはそうなる。世の中には自分の母親に対して恋愛感情を抱く男もいるという話だ。もし俺にそういう傾向があったとすればザーラを抱きたいとか思ったのかもしれない。それもそれで問題があるな。
とりあえず俺が聞いたことだけでも伝えなければならないだろう。
◆ ◆ ◆
「クラース様とですか?」
「ああ、一応確認だ」
クラースとザーラで血縁判定具を使ってもらうことにした。
【血縁度:三パーセント】
【魔力の類似性は四パーセントに達する】
「またまた微妙な数字になったな」
「エルマー、おそらく先ほどマリーナが言った通りだろう」
「どういうことですか?」
俺はザーラにここまでの経緯をざっくりと説明することにした。ただ俺たちにも詳しいことは分からない。あくまで推測の域を出ないことばかりだが。
「なるほど。私もエルマー様もクラース様の子孫だということですか」
「そういう可能性があるということだ。ただそうなると他にも何十人も何百人もいるだろう。お前の両親のどちらかもそうだということになる」
何百年もの間にどれだけ子孫ができるか。もちろんどんどん血は薄くなっていくだろうが、それとともに人数は増えている可能性はある。さらに子孫同士が結婚すれば、より竜の血は濃くなる。
「それともう一つ、ザーラが俺の母親だと出た件だ」
「はい、もう一度試してもいいですか?」
「ああ、そっちを持ってくれ」
【血縁度:一〇〇パーセント】
【AはBの息子であると推測される】
変わっていなかった。そうなるとやはりカサンドラの話が本当なのかもしれない。それもザーラに説明することにした。この盆地は魔力を吸収する性質がある。たまたま母の魔力だけが集まり、近くにいた赤い髪の人間に取り憑いたのではないかと。俺と間違って。
「私にエルマー様のお母様の魂が憑いているかもしれないと」
「あくまで可能性という程度で、何の証拠もない。ただそういう可能性もゼロではないということだ」
俺には魔法や魔力について詳しいことは分からない。魔法もいくつかを除いてそこまで得意ではない。幼い頃からきちんとした教育を受けたわけでもない。ただ軍学校で軍人としての教育を受けただけだ。
「余計に分からなくなりましたね」
「分からないことだらけだな」
「やっぱりこの町は面白い」
あまり表情が変わらないマリーナが微笑む。
「そうか?」
「そう。クラースもパウラもカレンも面白い。もちろんローサさんも」
マリーナは喜んでいるが、俺としては分からないことばかり増えるようだ。そろそろ落ち着いて領主としての仕事に集中したいのだが。
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