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第二章:領主二年目第一部
三人の紹介
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ブルーノとライナーが来て話をし、その話が落ち着いたところでエラが来た。話が終われば中途半端な時間になってしまったので一度来客棟の部屋に入ってもらうことにした。
三人がそれぞれ実家にいたとして、一番遠いブルーノでここから一〇日くらいか。遠いと言っても二、三日の違いだろうが、近くてもこの寒い時期の移動は辛いだろう。
来客棟は普段はあまり使われない。このような機会に三人に使ってもらい、使用人たちには殿下の行啓の時のために動き方に慣れてほしいと思う。
夕食時になると三人が女中たちに案内されて食堂にやって来た。今日の夕食は顔見せを兼ねた食事にすることにした。新しく役人として働いてくれる三人を妻たちも含めてみんなに紹介する。
「なあなあ、奥さんに角が生えてない?」
「ああ、生えているぞ。竜だからな」
「いや、それはさっき聞いてたけど、人の姿でも生えるものなの?」
「ああ、そういうことか」
カレンは竜の娘だと説明したばかりなのにどういうことかと思った。言われてみたらそうか。獣人でも角がある種族はいない。あるのは耳と尻尾だけだ。
いわゆる亜人ならミノタウロスなどは角がある。他には滅多にいないが悪魔族と呼ばれる種族がいるらしい。悪魔族は頭に羊のような角が生えているそうだ。魔族と呼ばれることもあると。
「竜は人の姿になった時には角と羽と尻尾だけは出すことができるそうだ。カレンは去年の夏前に人の姿になれるようになったばかりだから、まだたまに出したくなるらしい」
「不思議な習性みたいなものがあるんだね」
そのあたりは個人差もあるらしい。いずれ落ち着くらしいとは聞いているが、俺には分からないから説明も難しい。
「カレンよ、よろしくね」
「エルザと言います」
「アルマですっ」
「ブルーノ・ジーベルです。エルマーとは軍学校の同期でした」
「僕はライナー・アルトマンです。同じくエルマーとは軍学校の同期でした」
「エラ・カペルと言います。その少し前くらいから軍学校で教師をしていました。」
「ふーん、軍学校ってことは、ヘルガも顔見知り?」
「あ、いえ、あたしは……」
カレンに声をかけられたヘルガが狼狽える。だがブルーノとライナーは覚えていないんじゃないか? エラはもう少し前からいたから覚えているかもしれないと思ったら、胸の前で手をポンと叩いた。見覚えがあったらしい。
「ひょっとしてあなたは、あのクサヴァー君の時に問題になった……」
「あ、はい……あの時は大変ご迷惑をおかけしました」
「エラは覚えていたのか?」
「これでも教師ですよ?」
エラによると、ヴィーゼル子爵の息子がヘルガに命じて俺に毒を盛ったことは教師たちにも分かっていたらしい。そしてそいつが自分で毒を試して勝手に苦しんだことも、おそらくはヘルガの訴え通りなのだろうと思っていたそうだ。
だがあの場所は軍学校であり、学生同士が問題を起こせば学校が仲裁に入るが、さすがに働きに来ている者が何かを起こしても庇うことはできない。あくまで貴族の子女のための学校だからだ。
軍学校の学生はほぼ全員が貴族、あるいは準貴族である騎士の家などの出身だった。ヘルガのように給仕係や掃除係として働いていた中には準貴族の娘も少しはいたそうだが、ほとんどは平民の娘だったそうだ。
平民とは言っても商家のような一定以上の教養と金がある家柄だそうだ。そのような家の娘は下級貴族や準貴族の息子の結婚相手として重宝されると。理由は妻と一緒に来る持参金だろう。そして娘の実家は貴族と縁ができる。双方にとってありがたい訳だ。
「ヘルガさんでしたか、おそらくあなたには罪はないか、あっても僅かだと誰もが思っていました。だからと言って当時はクサヴァー君の訴えを無視することはできず、あなたを解雇するしかありませんでした。ごめんなさい」
そう言ってエラが頭を下げる。きちんと頭を下げられる良い子だ、と思ってしまいそうになるが子供ではないし、そもそもエラが悪いわけでもない。やむを得ないことではあった。
「いえいえ、あれから色々とありましたが、ようやく居場所ができましたので」
「でもいいですねえ、貴族の愛人ですか……。エルマー君、もう一人どうですか? ここに愛嬌があって尽くす女性がいますよ? しかもまだ未使用」
「いらん」
押し売りはご免だ。
「ねえ、貰っておいたら?」
「貰う貰わないって、小遣いの話とは違うだろう」
カレンは俺の愛人については何も言わなくなったが、『貰える物は貰っておけ』が基本だ。だが世の中には不要な物もあるだろう。妻も愛人ももう十分だ。
「エルマー様が体調を崩し始めた頃の話ですね」
「まあな。食事時に続ける話でもないが、あれから何度も毒を盛られたからな」
「そんなことがあったの?」
「あったぞ。少しずつ慣らしていたが、最初の頃は知っている毒もあまり多くなかったから、一通り体に入るまではそれなりに辛かったな」
今となっては懐かしさしかないが、迂闊に自分の食事から目が離せなかったからな。水にも注意した。それでも防げない時はあった。
「そのわりには顔色一つ変えていなかった気がしますけどね」
「殿下と親しくなってから嫌がらせが増えたから、もしそれを殿下が知ったらと思うとな。さすがに苦しんでいる顔を見せたくはなかったからできる限り平気な顔をしていた」
ライナーは目ざといが、それでも気付いていなかったのなら、おそらく殿下も知らなかっただろう。殿下に気を遣わせることだけはしたくなかった。
「エルマー君、それで大丈夫だったのですか?」
「大丈夫ではないことも多かったが、死ななかったから大丈夫だ。今となってはあの頃の経験が役に立っている」
あの頃は毒を盛られることが多かったが、いつ入れられるかまでは分からなかった。カサンドラに呆れられた後のことだが、後手に回るのが面倒になったから彼女の店に行って集められる限りの毒を集めてもらった。とりあえずそれを全て試してみて、まだどの毒を飲まされたことがないかを知った。
カサンドラは[解毒]や[治癒]など、薬師として有用な魔法を使えるので、新しい毒で俺が苦しんでも彼女がいれば大丈夫だろうと思って毒を口にしていた。
「王都で手に入るような毒は一通り経験したから、今なら[解毒]を使えば全く問題ない。それに他人に対しても使える。知らない毒はさすがに無理だが、そう多くはないだろう。俺の周りにいる者が毒で死ぬことはおそらくないはずだ」
「知って驚く同期の秘密だね」
「対処の仕方も普通ではありませんね。使って慣れるとは」
「学生たちがそんなことになっていたなんて……」
三者三様の意見だ。
「とりあえずこの三人には町のために働いてもらうので城に来ることも増えるだろう。ブルーノは都市設計、ライナーは財政、エラは職人たちに同行している護衛の指南役をしてもらう。顔を覚えてやってくれ」
「「「「はい」」」」
三人がそれぞれ実家にいたとして、一番遠いブルーノでここから一〇日くらいか。遠いと言っても二、三日の違いだろうが、近くてもこの寒い時期の移動は辛いだろう。
来客棟は普段はあまり使われない。このような機会に三人に使ってもらい、使用人たちには殿下の行啓の時のために動き方に慣れてほしいと思う。
夕食時になると三人が女中たちに案内されて食堂にやって来た。今日の夕食は顔見せを兼ねた食事にすることにした。新しく役人として働いてくれる三人を妻たちも含めてみんなに紹介する。
「なあなあ、奥さんに角が生えてない?」
「ああ、生えているぞ。竜だからな」
「いや、それはさっき聞いてたけど、人の姿でも生えるものなの?」
「ああ、そういうことか」
カレンは竜の娘だと説明したばかりなのにどういうことかと思った。言われてみたらそうか。獣人でも角がある種族はいない。あるのは耳と尻尾だけだ。
いわゆる亜人ならミノタウロスなどは角がある。他には滅多にいないが悪魔族と呼ばれる種族がいるらしい。悪魔族は頭に羊のような角が生えているそうだ。魔族と呼ばれることもあると。
「竜は人の姿になった時には角と羽と尻尾だけは出すことができるそうだ。カレンは去年の夏前に人の姿になれるようになったばかりだから、まだたまに出したくなるらしい」
「不思議な習性みたいなものがあるんだね」
そのあたりは個人差もあるらしい。いずれ落ち着くらしいとは聞いているが、俺には分からないから説明も難しい。
「カレンよ、よろしくね」
「エルザと言います」
「アルマですっ」
「ブルーノ・ジーベルです。エルマーとは軍学校の同期でした」
「僕はライナー・アルトマンです。同じくエルマーとは軍学校の同期でした」
「エラ・カペルと言います。その少し前くらいから軍学校で教師をしていました。」
「ふーん、軍学校ってことは、ヘルガも顔見知り?」
「あ、いえ、あたしは……」
カレンに声をかけられたヘルガが狼狽える。だがブルーノとライナーは覚えていないんじゃないか? エラはもう少し前からいたから覚えているかもしれないと思ったら、胸の前で手をポンと叩いた。見覚えがあったらしい。
「ひょっとしてあなたは、あのクサヴァー君の時に問題になった……」
「あ、はい……あの時は大変ご迷惑をおかけしました」
「エラは覚えていたのか?」
「これでも教師ですよ?」
エラによると、ヴィーゼル子爵の息子がヘルガに命じて俺に毒を盛ったことは教師たちにも分かっていたらしい。そしてそいつが自分で毒を試して勝手に苦しんだことも、おそらくはヘルガの訴え通りなのだろうと思っていたそうだ。
だがあの場所は軍学校であり、学生同士が問題を起こせば学校が仲裁に入るが、さすがに働きに来ている者が何かを起こしても庇うことはできない。あくまで貴族の子女のための学校だからだ。
軍学校の学生はほぼ全員が貴族、あるいは準貴族である騎士の家などの出身だった。ヘルガのように給仕係や掃除係として働いていた中には準貴族の娘も少しはいたそうだが、ほとんどは平民の娘だったそうだ。
平民とは言っても商家のような一定以上の教養と金がある家柄だそうだ。そのような家の娘は下級貴族や準貴族の息子の結婚相手として重宝されると。理由は妻と一緒に来る持参金だろう。そして娘の実家は貴族と縁ができる。双方にとってありがたい訳だ。
「ヘルガさんでしたか、おそらくあなたには罪はないか、あっても僅かだと誰もが思っていました。だからと言って当時はクサヴァー君の訴えを無視することはできず、あなたを解雇するしかありませんでした。ごめんなさい」
そう言ってエラが頭を下げる。きちんと頭を下げられる良い子だ、と思ってしまいそうになるが子供ではないし、そもそもエラが悪いわけでもない。やむを得ないことではあった。
「いえいえ、あれから色々とありましたが、ようやく居場所ができましたので」
「でもいいですねえ、貴族の愛人ですか……。エルマー君、もう一人どうですか? ここに愛嬌があって尽くす女性がいますよ? しかもまだ未使用」
「いらん」
押し売りはご免だ。
「ねえ、貰っておいたら?」
「貰う貰わないって、小遣いの話とは違うだろう」
カレンは俺の愛人については何も言わなくなったが、『貰える物は貰っておけ』が基本だ。だが世の中には不要な物もあるだろう。妻も愛人ももう十分だ。
「エルマー様が体調を崩し始めた頃の話ですね」
「まあな。食事時に続ける話でもないが、あれから何度も毒を盛られたからな」
「そんなことがあったの?」
「あったぞ。少しずつ慣らしていたが、最初の頃は知っている毒もあまり多くなかったから、一通り体に入るまではそれなりに辛かったな」
今となっては懐かしさしかないが、迂闊に自分の食事から目が離せなかったからな。水にも注意した。それでも防げない時はあった。
「そのわりには顔色一つ変えていなかった気がしますけどね」
「殿下と親しくなってから嫌がらせが増えたから、もしそれを殿下が知ったらと思うとな。さすがに苦しんでいる顔を見せたくはなかったからできる限り平気な顔をしていた」
ライナーは目ざといが、それでも気付いていなかったのなら、おそらく殿下も知らなかっただろう。殿下に気を遣わせることだけはしたくなかった。
「エルマー君、それで大丈夫だったのですか?」
「大丈夫ではないことも多かったが、死ななかったから大丈夫だ。今となってはあの頃の経験が役に立っている」
あの頃は毒を盛られることが多かったが、いつ入れられるかまでは分からなかった。カサンドラに呆れられた後のことだが、後手に回るのが面倒になったから彼女の店に行って集められる限りの毒を集めてもらった。とりあえずそれを全て試してみて、まだどの毒を飲まされたことがないかを知った。
カサンドラは[解毒]や[治癒]など、薬師として有用な魔法を使えるので、新しい毒で俺が苦しんでも彼女がいれば大丈夫だろうと思って毒を口にしていた。
「王都で手に入るような毒は一通り経験したから、今なら[解毒]を使えば全く問題ない。それに他人に対しても使える。知らない毒はさすがに無理だが、そう多くはないだろう。俺の周りにいる者が毒で死ぬことはおそらくないはずだ」
「知って驚く同期の秘密だね」
「対処の仕方も普通ではありませんね。使って慣れるとは」
「学生たちがそんなことになっていたなんて……」
三者三様の意見だ。
「とりあえずこの三人には町のために働いてもらうので城に来ることも増えるだろう。ブルーノは都市設計、ライナーは財政、エラは職人たちに同行している護衛の指南役をしてもらう。顔を覚えてやってくれ」
「「「「はい」」」」
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