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第一章:領主一年目
山をくり抜く
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とうとうドラゴネットに雪がちらつき始めた。やはりハイデよりも早い気がする。まだちらついているという程度なので、積もることはしばらくないだろう。もしかしたら今年が早いだけかもしれないので決めつけることもできないが。
そんな一〇月末、俺はトンネル工事の開始を伝えるためにデニス殿の屋敷に来ている。今回もカレンに運んでもらった。
「向こうは雪はどうですか?」
「降り始めましたね。こちらよりは幾分かは少ないようですが」
「視界が悪くなって低いところは飛びにくいのよね」
ドラゴネットとエクセンを比べると、どうもエクセンの方が降る量が多い。それに雪質も違うようだ。ハイデやエクセン周辺はやや重い雪だが、ドラゴネット周辺はサラサラだ。サラサラだから風で舞うのがカレンには気になるらしい。
「明日から作業を始めさせてもらいます。掘り始めたら雪は関係ありませんからね」
「木こりたちには前から伝えてあります。あのあたりでは作業はさせませんので、好きに掘ってください」
「ありがとうございます。ではこれを」
「そっ、それは! ひょっとして……」
「爪です」
「おほぅ!」
デニス殿は奇声を上げると、まるで芝居の中で国王から剣を授けられる騎士のように、両手で恭しく受け取った。受け取ってそのまま頬ずりしている。
「この人って前もこうなったわね」
「根っからの魔法使いだな」
王都の方でも聞いたが、デニス殿はやはりうちと同じだった。父親が大公を始めとする中央の貴族と相性が悪かったそうだ。そして父親もデニス殿も魔法使いとしては優秀だったが、そのような理由があってこのような僻地で燻っていたようだ。
もっとも、よく似た境遇に同情したから爪を譲ったわけじゃない。結局のところ、「うちと仲良くしておけばいいことがありますよ」と暗に言っているわけだ。そんなことはもちろんデニス殿だって分かっているだろう。その判断よりも魔法使いとしての好奇心が勝っているだけだ。
「鱗も爪も、俺が努力して手に入れたものじゃないのが気になるが」
鱗だって爪だって所詮は貰い物に過ぎない。俺が努力をして得たわけじゃない。『他人の牛で畑を耕す』と言われればそうだとしか言えない。
「あなたが私たちに近づいたから手に入ったんでしょ? 普通の人は竜を見たら逃げるそうじゃない」
「うちの領民たちは逃げなかったと思うが」
「あれは……あなたが私を紹介してくれたからじゃないの? 全部あなたの活躍だと思うけどね」
まあ本人がそう言うならそれでいいのか? ずっとモヤモヤしているんだが、本人がいいと言うなら悩むのをやめるか。
デニス殿はまだ爪に見惚れているようなので、他の贈り物はまとめて執事のエックハルトへ渡しておいた。デニス殿の家族の分と、それ以外に使用人たちへのものだ。トンネルが開通すれば交流も増えるだろうから、今後は世話になることも多いだろう。
ブローチやボタン類、櫛など身の回りの小物、ペン先と軸が一体になったペンや小型のナイフなどの実用品など、どれも竜の鱗で作られている。畑に撒く肥料を作る際に、鱗同士を擦り合わせていて思いついた。細かい部分は難しかったが、意外にやってみたらできるものだ。うちの高級土産にしてもいいかもしれない。高価すぎるかもしれないが。
◆ ◆ ◆
さて、山をくり抜き道を通す。普通なら労力に見合わないから山を迂回する道を作る。
しかしうちの場合は事情が違う。まず、迂回することができない。そもそも盆地の中にある領地なので、山を越えるしかない。そういうわけで山をくり抜くしかないが、注意点がある。
トンネルを掘るのはさほど珍しくはないが、工事をしたり中を通っている間に体調を崩す者が多いそうだ。気を失ったり、最悪は死んでしまうこともあるらしい。毒が出たのではないか、呪われた土地ではないか、などと噂されている。そのような場所には風通しをよくする魔道具が設置されることがあり、そうすれば問題ないようだ。おそらく空気に含まれる何かが悪さをしたのだろう。
うちのトンネルの場合は、エクセンから一直線に掘り進む。わざわざ曲げる意味はないからな。
道の脇には側溝を作る。これは後から設置するつもりだが、馬糞などを流して捨てるためだ。水を撒いて流す。流れ出た水は出口で一度溜め、そこで浄化する。そのためには側溝は傾斜を付けてドラゴネット側を低くする。土地そのものはドラゴネット側の方が低いからちょうどいい。
掘るときにも注意が必要だ。手掘りではなく魔法を使う。だから掘って固めるのではなく、固めてからくり抜くやり方になる。
山を掘ると地下水が出てくることがあり、落盤が起きる危険が高くなる。それを気にしながら作業をするくらいなら、固めてからくり抜いた方が気が楽だ。魔力の使用量は格段に多くなるが、別に期限が決まっているわけでもない。年内に終わらせたいというくらいだ。まあ少しずつやらせてもらう。
方法としては、一定の範囲を[硬化]で固めて問題なさそうなら[掘削]でくり抜く。これをひたすら繰り返す。ただ距離がどれくらいになるか……。三〇〇〇メートル前後の山を貫通するトンネルが三〇〇〇メートルより短いことはない。上から見ると八キロから一〇キロくらいはありそうだ。まずはトンネル本体を完成させること。側溝などは後回しだ。
ノルト男爵領は盆地になっていて、マーロー男爵領よりも土地が低い。そのためトンネルの出口からは山裾の森を通って道が続くことになる。その周辺も安全のために整備しなければならない。一〇キロのトンネルを通り抜け、さあそろそろ出口かと思ったら出口に巨大な熊が立っていた、という状況はなくしたい。そこまで含めてのトンネル工事だな。
かつてカレンに言ったように、俺は使える魔法にかなりの偏りがあるが魔力は常人より多い。だが限度はある。さすがに堀を掘ったときのように、土をそのまま掘るのとは違うから消費量も多い。一か月半はかかるだろう。
カレンに助けを求めたらどうか。もちろん喜んで助けてくれるだろう。たしかにカレンは魔力は桁違いに多いが、細かな魔法の制御はまだ得意ではない。元々が竜だからだ。
竜は魔力が多いが、そもそも竜は魔法を使わない。あれは人が使うのを真似て使っているんだそうだ。竜の寿命は限りなく長い。その長い人生の中で暇を持て余して様々なものを学んで身に付ける。その中には魔法も人としての常識も入っている。
「ねえ、ちまちま掘るくらいなら、下水みたいに真ん中をパーンと割ってから上を塞いだら?」
「それは脳筋か筋肉馬鹿の発想だろう」
「え?」
前にトンネルの話をしたときにそう返ってきたことがあった。
カレンは竜としての属性は水、つまり水竜ということになる。だから生まれつき水の扱いは得意で、それ以外は膨大な魔力で無理矢理に現象を起こしているわけだ。馬鹿力で岩を殴り続ければ穴が開くのと同じだろう。それで土魔法が得意とは言わない。
カレンは地頭は悪くないはずなんだが、たまに発想がこちらの予想の斜め上を行くから油断ならない。それでもその発想が普通じゃないことをきちんと教えなければ彼女のためにならない。周囲の評価が、夜が激しい愉快な脳筋奥さんになってしまうからだ。
そんな一〇月末、俺はトンネル工事の開始を伝えるためにデニス殿の屋敷に来ている。今回もカレンに運んでもらった。
「向こうは雪はどうですか?」
「降り始めましたね。こちらよりは幾分かは少ないようですが」
「視界が悪くなって低いところは飛びにくいのよね」
ドラゴネットとエクセンを比べると、どうもエクセンの方が降る量が多い。それに雪質も違うようだ。ハイデやエクセン周辺はやや重い雪だが、ドラゴネット周辺はサラサラだ。サラサラだから風で舞うのがカレンには気になるらしい。
「明日から作業を始めさせてもらいます。掘り始めたら雪は関係ありませんからね」
「木こりたちには前から伝えてあります。あのあたりでは作業はさせませんので、好きに掘ってください」
「ありがとうございます。ではこれを」
「そっ、それは! ひょっとして……」
「爪です」
「おほぅ!」
デニス殿は奇声を上げると、まるで芝居の中で国王から剣を授けられる騎士のように、両手で恭しく受け取った。受け取ってそのまま頬ずりしている。
「この人って前もこうなったわね」
「根っからの魔法使いだな」
王都の方でも聞いたが、デニス殿はやはりうちと同じだった。父親が大公を始めとする中央の貴族と相性が悪かったそうだ。そして父親もデニス殿も魔法使いとしては優秀だったが、そのような理由があってこのような僻地で燻っていたようだ。
もっとも、よく似た境遇に同情したから爪を譲ったわけじゃない。結局のところ、「うちと仲良くしておけばいいことがありますよ」と暗に言っているわけだ。そんなことはもちろんデニス殿だって分かっているだろう。その判断よりも魔法使いとしての好奇心が勝っているだけだ。
「鱗も爪も、俺が努力して手に入れたものじゃないのが気になるが」
鱗だって爪だって所詮は貰い物に過ぎない。俺が努力をして得たわけじゃない。『他人の牛で畑を耕す』と言われればそうだとしか言えない。
「あなたが私たちに近づいたから手に入ったんでしょ? 普通の人は竜を見たら逃げるそうじゃない」
「うちの領民たちは逃げなかったと思うが」
「あれは……あなたが私を紹介してくれたからじゃないの? 全部あなたの活躍だと思うけどね」
まあ本人がそう言うならそれでいいのか? ずっとモヤモヤしているんだが、本人がいいと言うなら悩むのをやめるか。
デニス殿はまだ爪に見惚れているようなので、他の贈り物はまとめて執事のエックハルトへ渡しておいた。デニス殿の家族の分と、それ以外に使用人たちへのものだ。トンネルが開通すれば交流も増えるだろうから、今後は世話になることも多いだろう。
ブローチやボタン類、櫛など身の回りの小物、ペン先と軸が一体になったペンや小型のナイフなどの実用品など、どれも竜の鱗で作られている。畑に撒く肥料を作る際に、鱗同士を擦り合わせていて思いついた。細かい部分は難しかったが、意外にやってみたらできるものだ。うちの高級土産にしてもいいかもしれない。高価すぎるかもしれないが。
◆ ◆ ◆
さて、山をくり抜き道を通す。普通なら労力に見合わないから山を迂回する道を作る。
しかしうちの場合は事情が違う。まず、迂回することができない。そもそも盆地の中にある領地なので、山を越えるしかない。そういうわけで山をくり抜くしかないが、注意点がある。
トンネルを掘るのはさほど珍しくはないが、工事をしたり中を通っている間に体調を崩す者が多いそうだ。気を失ったり、最悪は死んでしまうこともあるらしい。毒が出たのではないか、呪われた土地ではないか、などと噂されている。そのような場所には風通しをよくする魔道具が設置されることがあり、そうすれば問題ないようだ。おそらく空気に含まれる何かが悪さをしたのだろう。
うちのトンネルの場合は、エクセンから一直線に掘り進む。わざわざ曲げる意味はないからな。
道の脇には側溝を作る。これは後から設置するつもりだが、馬糞などを流して捨てるためだ。水を撒いて流す。流れ出た水は出口で一度溜め、そこで浄化する。そのためには側溝は傾斜を付けてドラゴネット側を低くする。土地そのものはドラゴネット側の方が低いからちょうどいい。
掘るときにも注意が必要だ。手掘りではなく魔法を使う。だから掘って固めるのではなく、固めてからくり抜くやり方になる。
山を掘ると地下水が出てくることがあり、落盤が起きる危険が高くなる。それを気にしながら作業をするくらいなら、固めてからくり抜いた方が気が楽だ。魔力の使用量は格段に多くなるが、別に期限が決まっているわけでもない。年内に終わらせたいというくらいだ。まあ少しずつやらせてもらう。
方法としては、一定の範囲を[硬化]で固めて問題なさそうなら[掘削]でくり抜く。これをひたすら繰り返す。ただ距離がどれくらいになるか……。三〇〇〇メートル前後の山を貫通するトンネルが三〇〇〇メートルより短いことはない。上から見ると八キロから一〇キロくらいはありそうだ。まずはトンネル本体を完成させること。側溝などは後回しだ。
ノルト男爵領は盆地になっていて、マーロー男爵領よりも土地が低い。そのためトンネルの出口からは山裾の森を通って道が続くことになる。その周辺も安全のために整備しなければならない。一〇キロのトンネルを通り抜け、さあそろそろ出口かと思ったら出口に巨大な熊が立っていた、という状況はなくしたい。そこまで含めてのトンネル工事だな。
かつてカレンに言ったように、俺は使える魔法にかなりの偏りがあるが魔力は常人より多い。だが限度はある。さすがに堀を掘ったときのように、土をそのまま掘るのとは違うから消費量も多い。一か月半はかかるだろう。
カレンに助けを求めたらどうか。もちろん喜んで助けてくれるだろう。たしかにカレンは魔力は桁違いに多いが、細かな魔法の制御はまだ得意ではない。元々が竜だからだ。
竜は魔力が多いが、そもそも竜は魔法を使わない。あれは人が使うのを真似て使っているんだそうだ。竜の寿命は限りなく長い。その長い人生の中で暇を持て余して様々なものを学んで身に付ける。その中には魔法も人としての常識も入っている。
「ねえ、ちまちま掘るくらいなら、下水みたいに真ん中をパーンと割ってから上を塞いだら?」
「それは脳筋か筋肉馬鹿の発想だろう」
「え?」
前にトンネルの話をしたときにそう返ってきたことがあった。
カレンは竜としての属性は水、つまり水竜ということになる。だから生まれつき水の扱いは得意で、それ以外は膨大な魔力で無理矢理に現象を起こしているわけだ。馬鹿力で岩を殴り続ければ穴が開くのと同じだろう。それで土魔法が得意とは言わない。
カレンは地頭は悪くないはずなんだが、たまに発想がこちらの予想の斜め上を行くから油断ならない。それでもその発想が普通じゃないことをきちんと教えなければ彼女のためにならない。周囲の評価が、夜が激しい愉快な脳筋奥さんになってしまうからだ。
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