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1章 東北編
温泉街2
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「ごきげんよう、観光ですか?」
「あら、こんにちは」
「こ、こんにちは」
ブロンドロングヘアーの女の人が1人いた。
髪はお風呂の都合でオダンゴに丸めているけど、
大きさで長いとすぐ分かる。
私たちと同じ白人。
3人とも、同じ肌色で日光をろくにあびていない
インドアらしい感じ。
だけど、見た目は若い。
この人も日本の文化の何かを知りにやって来ていたのか、
母があいさつと同時に相手した。
「あなたも旅行か何かでいらしたのですか?
どちらから?」
「ホッカイドウです、休暇で少々。
あなた方も?」
「同じイワテのものでありまして、
1ヶ月前にオーストラリアから引っこしてきました。
メアリー母です」
「メアリーといいます」
「エバンス・レイチェルともうします。
私は教育長、白閃小学校に務めているものです」
レイチェルという女性はホッカイドウから
やって来たという。
しかも校長先生であり、お休みついでに
わざわざイワテまで遠出していたらしい。
やっぱり、女性の行事は同じようなことばかりなのだろう。
別に、お風呂ばかりではないけど。
1つ気になったのは、わざわざイワテの温泉街に来たこと。
ホッカイドウにも温泉はたくさんあるのに、
ここに来たのは意外。
母が日ごろから言う“ビヨウ効果”をたしかめようと
色々な所に行くのか、
大人の女性ならではの湯めぐりかもしれない。
2人が似たような会話をする。
「私たちは学校の先生からいただいた物で来たんですよ。
好意に甘えさせてもらい、
ここで体調を整えようと思っています」
「日ごろのつかれをとるのも、大事なことですからね。
あなたは温泉が好き?」
「わ、私ですか? え~と、その」
「この国に来たばかりで、
新しい生活ながらちがったことにふれているかと。
何かごしゅみなどはある?」
「う、う~ん」
とまどった。
日ごろからやっていることといえば、読書、おままごと、
昼寝くらいでとりわけ目立ったことはしていない。
TVもこの国のノリというふんいきが分からなくて
おいつけず。
だから、胸をはって話せるものがなく、
たいした内容は打ち明けられなかった。
「いえ、とくになにも・・・」
「この子ったら、外で遊ぶことはほとんどないんです」
「最初はそうですね。私も同じく他国から来たので、
文化をなじむのに時間がかかりました。
成長の時期であるていどの運動も必要となります。
まったく、体を動かさないのも
後でひびいてしまいますよ?」
「わ、私は運動が苦手で・・・外でやることもないですし。
まだ、ここに来たばかりでなにも・・・」
「なるほど・・・では、これはどうかしら?」
シュッ
「!?」
岩の上に置いてあった何かを手にした。
聞くと、それは水鉄砲だと言う。
シリンジ式とよばれる、細長い筒は主に
ホッカイドウで使う型で授業でも使用するらしい。
なぜ、校長先生が水鉄砲を持っているのかまったく
分からないけど、ここで試し打ちでもしていたのか、
中にお湯を入れていた。
ブシュッ
「わわっ、つえみたいなものが!?」
「みずでっぽう!?」
「ここ日本で広められたスポーツ、
ウォーターバトルフィールドで用いるもので、
温度変化のえいきょうをたしかめていました」
ウォーターガンをお湯で試そうとしていたらしい。
ふつう、水鉄砲はあったかいものを使わないはず。
日本の冬の行事でもこんなやり方は聞いたことがない。
しかも、公共の場所で打つなんてめずらしいと思う。
ふだん、お風呂で水鉄砲の打ち合いなんてしない。
先生という立場で仕組みを調べているのも
不思議に思うけど、するのは元気な男の子くらいで、
女の子には縁がないもの。
たった1人でやっているのも変わっている気がした。
と、温泉番組のとちゅうだが、
ここでウォーターバトルフィールドについて説明する。
近年、日本の高温化により政府は水鉄砲で打ち合う
スポーツを提案。
国民の理解が定まらないまま、ちょっとした流行感覚で
うやむやに広められた。
用いる道具によるルールにあいまいなところが見られ、
ウォーターガンの規格は地方によって異なり、
色々な形の種類が作られて
東北も他地方にはないタイプがそんざいする。
という、謎のナレーションが入ったところで
私視点にもどる。
略してウオバトとよばれる水かけは知っていたけど、
得意ではない。
先に言った運動オンチも相まって
プレイした数も少なかった。
一度、使ったことがあるのは“アサルトライフル型”と
いうもので、あまり遠くへ飛ばないから当てられずに
足の速い子に負けてばかりだった。
おぼれた後からほとんどやっていない。
水にかかわることはさけ続けていたので、
私にとって縁がないことだけど、
毎年の夏になると大がかりな企画をやっていると
聞いたことがある。
ただ、校長先生が持っていたものは見たことがない。
1mくらいの細長いウォーターガンがあるなんて
オーストラリアにいた時も知らなかった。
「変わった形」
「2年前に作られたタイプで、新型です。
あまりよく知られていないのも無理はありません。
約30mほど遠くまでおよぶタイプで、
遠くから打つことに適しています」
「私の世代ではこのようなものはなかったですね~」
母がかぶせて言う。
最近の年から水鉄砲ブームが広まっている流れで、
色々な形のウォーターガンが作られているらしく、
国が進めておしているとニュースでみた。
それらの1つであるこのシリンジ式がホッカイドウの
名物だという。
つまり、細長いから長く押し出して遠くへ飛ばす。
筒にふたんがかかりにくいから注射筒と
いうことだけは分かった。
近くの岩に向けて打つ校長先生。
「・・・・・・」
ジ~ッ
ふかく考えているはずもないのに、見入ってしまう。
理由を上手に話せないけど、“遠い”という言葉が
頭に引っかかるような気がする。
線のような細長いお湯がいっしゅんだけ止まって
視えた感じがした。
運動神経のない私が素早い線をとらえる。
なんだかどこかで似たものを見た気もあるけど、
意味も分からずにそれをふれてみたいと思ったのだ。
本物ではないから打たれても平気・・・のはず。
ここで、1つ勇気をだして私に向けて打ってと
お願いしようとした。
「私に目がけて打ってください!」
「えっ?」
ふつうの子どもなら使わせてと言うのに、
打ってと言う。出てくるものが熱いと分かっていても、
逆にあびてみたくなったのだ。
「よろしいですか?」
「あんた、良いの?」
「お願いします!」
母の意見をよそに先生にお願いを続ける。
ショックの都合を考えてもらい、
頭ではなく胴に打つと決めた。
「では、いきますね」
バシュッ ビシャッ
「あうっ!」
目をつむっていたからだいじょうぶだったけど、
バスタオルに当ててもらったので
けがどころか痛みもなかった。
それどころか、ほんのりとしたやわらかなイメージがする。
ほとんど、シャワーをあびているのを変わりなく
体のほてりを保ったまま、
外の空気とまざって清々しく感じた。
母が安否を気づかって聞く。
「あんた、だいじょうぶ!?」
「平気」
「親御さんの前で私は、もうしわけありません」
校長先生は申し訳なさそうにあやまる。
元はといえば、私のせいで何も悪くない。
なりゆきと言えば良いのか、大人の女性が子ども相手に
むじゃきなことをしていたものの、
対して、私は口元がゆるんでいた。
(えへへ、気持ち良い)
打たれたにもかかわらず、悪い気がしない。
ウオバトは男の子だけが遊ぶものだと思っていた。
母から私の顔はいつもと見せないような表情に
変わっていると言われた。
かがみがないから自分の顔も見られない。
ただ、お湯を受けたしょうげきから、
季節に負けないような1つの意思が
芽生えようとしていたからだ。
「あら、こんにちは」
「こ、こんにちは」
ブロンドロングヘアーの女の人が1人いた。
髪はお風呂の都合でオダンゴに丸めているけど、
大きさで長いとすぐ分かる。
私たちと同じ白人。
3人とも、同じ肌色で日光をろくにあびていない
インドアらしい感じ。
だけど、見た目は若い。
この人も日本の文化の何かを知りにやって来ていたのか、
母があいさつと同時に相手した。
「あなたも旅行か何かでいらしたのですか?
どちらから?」
「ホッカイドウです、休暇で少々。
あなた方も?」
「同じイワテのものでありまして、
1ヶ月前にオーストラリアから引っこしてきました。
メアリー母です」
「メアリーといいます」
「エバンス・レイチェルともうします。
私は教育長、白閃小学校に務めているものです」
レイチェルという女性はホッカイドウから
やって来たという。
しかも校長先生であり、お休みついでに
わざわざイワテまで遠出していたらしい。
やっぱり、女性の行事は同じようなことばかりなのだろう。
別に、お風呂ばかりではないけど。
1つ気になったのは、わざわざイワテの温泉街に来たこと。
ホッカイドウにも温泉はたくさんあるのに、
ここに来たのは意外。
母が日ごろから言う“ビヨウ効果”をたしかめようと
色々な所に行くのか、
大人の女性ならではの湯めぐりかもしれない。
2人が似たような会話をする。
「私たちは学校の先生からいただいた物で来たんですよ。
好意に甘えさせてもらい、
ここで体調を整えようと思っています」
「日ごろのつかれをとるのも、大事なことですからね。
あなたは温泉が好き?」
「わ、私ですか? え~と、その」
「この国に来たばかりで、
新しい生活ながらちがったことにふれているかと。
何かごしゅみなどはある?」
「う、う~ん」
とまどった。
日ごろからやっていることといえば、読書、おままごと、
昼寝くらいでとりわけ目立ったことはしていない。
TVもこの国のノリというふんいきが分からなくて
おいつけず。
だから、胸をはって話せるものがなく、
たいした内容は打ち明けられなかった。
「いえ、とくになにも・・・」
「この子ったら、外で遊ぶことはほとんどないんです」
「最初はそうですね。私も同じく他国から来たので、
文化をなじむのに時間がかかりました。
成長の時期であるていどの運動も必要となります。
まったく、体を動かさないのも
後でひびいてしまいますよ?」
「わ、私は運動が苦手で・・・外でやることもないですし。
まだ、ここに来たばかりでなにも・・・」
「なるほど・・・では、これはどうかしら?」
シュッ
「!?」
岩の上に置いてあった何かを手にした。
聞くと、それは水鉄砲だと言う。
シリンジ式とよばれる、細長い筒は主に
ホッカイドウで使う型で授業でも使用するらしい。
なぜ、校長先生が水鉄砲を持っているのかまったく
分からないけど、ここで試し打ちでもしていたのか、
中にお湯を入れていた。
ブシュッ
「わわっ、つえみたいなものが!?」
「みずでっぽう!?」
「ここ日本で広められたスポーツ、
ウォーターバトルフィールドで用いるもので、
温度変化のえいきょうをたしかめていました」
ウォーターガンをお湯で試そうとしていたらしい。
ふつう、水鉄砲はあったかいものを使わないはず。
日本の冬の行事でもこんなやり方は聞いたことがない。
しかも、公共の場所で打つなんてめずらしいと思う。
ふだん、お風呂で水鉄砲の打ち合いなんてしない。
先生という立場で仕組みを調べているのも
不思議に思うけど、するのは元気な男の子くらいで、
女の子には縁がないもの。
たった1人でやっているのも変わっている気がした。
と、温泉番組のとちゅうだが、
ここでウォーターバトルフィールドについて説明する。
近年、日本の高温化により政府は水鉄砲で打ち合う
スポーツを提案。
国民の理解が定まらないまま、ちょっとした流行感覚で
うやむやに広められた。
用いる道具によるルールにあいまいなところが見られ、
ウォーターガンの規格は地方によって異なり、
色々な形の種類が作られて
東北も他地方にはないタイプがそんざいする。
という、謎のナレーションが入ったところで
私視点にもどる。
略してウオバトとよばれる水かけは知っていたけど、
得意ではない。
先に言った運動オンチも相まって
プレイした数も少なかった。
一度、使ったことがあるのは“アサルトライフル型”と
いうもので、あまり遠くへ飛ばないから当てられずに
足の速い子に負けてばかりだった。
おぼれた後からほとんどやっていない。
水にかかわることはさけ続けていたので、
私にとって縁がないことだけど、
毎年の夏になると大がかりな企画をやっていると
聞いたことがある。
ただ、校長先生が持っていたものは見たことがない。
1mくらいの細長いウォーターガンがあるなんて
オーストラリアにいた時も知らなかった。
「変わった形」
「2年前に作られたタイプで、新型です。
あまりよく知られていないのも無理はありません。
約30mほど遠くまでおよぶタイプで、
遠くから打つことに適しています」
「私の世代ではこのようなものはなかったですね~」
母がかぶせて言う。
最近の年から水鉄砲ブームが広まっている流れで、
色々な形のウォーターガンが作られているらしく、
国が進めておしているとニュースでみた。
それらの1つであるこのシリンジ式がホッカイドウの
名物だという。
つまり、細長いから長く押し出して遠くへ飛ばす。
筒にふたんがかかりにくいから注射筒と
いうことだけは分かった。
近くの岩に向けて打つ校長先生。
「・・・・・・」
ジ~ッ
ふかく考えているはずもないのに、見入ってしまう。
理由を上手に話せないけど、“遠い”という言葉が
頭に引っかかるような気がする。
線のような細長いお湯がいっしゅんだけ止まって
視えた感じがした。
運動神経のない私が素早い線をとらえる。
なんだかどこかで似たものを見た気もあるけど、
意味も分からずにそれをふれてみたいと思ったのだ。
本物ではないから打たれても平気・・・のはず。
ここで、1つ勇気をだして私に向けて打ってと
お願いしようとした。
「私に目がけて打ってください!」
「えっ?」
ふつうの子どもなら使わせてと言うのに、
打ってと言う。出てくるものが熱いと分かっていても、
逆にあびてみたくなったのだ。
「よろしいですか?」
「あんた、良いの?」
「お願いします!」
母の意見をよそに先生にお願いを続ける。
ショックの都合を考えてもらい、
頭ではなく胴に打つと決めた。
「では、いきますね」
バシュッ ビシャッ
「あうっ!」
目をつむっていたからだいじょうぶだったけど、
バスタオルに当ててもらったので
けがどころか痛みもなかった。
それどころか、ほんのりとしたやわらかなイメージがする。
ほとんど、シャワーをあびているのを変わりなく
体のほてりを保ったまま、
外の空気とまざって清々しく感じた。
母が安否を気づかって聞く。
「あんた、だいじょうぶ!?」
「平気」
「親御さんの前で私は、もうしわけありません」
校長先生は申し訳なさそうにあやまる。
元はといえば、私のせいで何も悪くない。
なりゆきと言えば良いのか、大人の女性が子ども相手に
むじゃきなことをしていたものの、
対して、私は口元がゆるんでいた。
(えへへ、気持ち良い)
打たれたにもかかわらず、悪い気がしない。
ウオバトは男の子だけが遊ぶものだと思っていた。
母から私の顔はいつもと見せないような表情に
変わっていると言われた。
かがみがないから自分の顔も見られない。
ただ、お湯を受けたしょうげきから、
季節に負けないような1つの意思が
芽生えようとしていたからだ。
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