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1章 四国編
第2話 水の防壁
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翌日 カガワCN拠点 ロビー
「今日の俺達はダムの巡回か」
「そう、カガワの人達が昨日いつもより多く回っちゃって
疲れたからあたし達と交代してほしいんだって」
タカとミズキは今日のラボリについて詳細を確認し合う。
が、彼女だけは別働隊として一度解散する。
理由は以下の通り、ビークルが異なるからだ。
「あたしは上空偵察だから、今回は別行動ね。
誰よりも敵さんを見つけるにはあれが欠かせないし」
「戦闘機だな、しかし水の燃料とはすごいな」
「ここは良い技術者に恵まれているからね。
研究班、カナの力添えもあるけど」
「四国は女性整備士の割合が多めだからな。
そういえば、その子も隊長と一緒にここに来るらしいぞ」
ミズキは四国唯一の航空パイロットだ。
四国では主に男性は前線に出されるのがほとんどで、
女性は工作兵、衛生兵に枠組みされるポジション。
また、ビークル搭乗での戦略が盛んになっているのは
高年齢者で歩兵は不向きだからだ。
ライオットギアとビークルは水素燃料で作動している仕組みで、
水を電気分解して中にある水素どうしを配合して
三重水素から馬力を生み出し、電気と併用する燃料としている。
残りの酸素も資源の1つとしてボンベ、清浄の装備品に組み込まれて
造られてるのでほとんど無駄がない。
「地上から離れる瞬間がスリル満点よ!」
「離陸する部分が真上に向かってるよな。
あんな土地で、よく建設できたもんだ・・・」
ここ四国の中心部には空軍基地がある。
4つのCNが結束して建てた空港は特殊なフレーム構造で、
滑走路の先は空へ向かって伸びている。
真上に向かって300mはある高さで造られていた。
実はこうした設計に理由がある。
四国自体、それほど長くて広い場所を確保できず、
滑走路から飛び立った瞬間、隣の敵性である九州や近江に
撃墜される危険性があるからだ。
特に中つ国CNは同じく飛行する機体が多く、
特に警戒すべき相手もいるので四国大陸中心部に位置。
陸海空、いずれも防衛を前提とした構造である。
外からライオットギアの足跡が聴こえてきた。
ガシャン ガシャン
「準備できとるかー?」
「ミズキちゃん、そろそろ行くわよ!」
トミ隊長とカナがやって来た。
隊長はすでにライオットギアに乗っている側には
眼鏡をかけた雑な髪型のカナという工作兵もいる。
彼女はミズキと打ち合わせで空軍基地へ行く予定だ。
かたわら、自分達の足は二足歩行ロボットで外周を見回る。
ヒロとクローバーもすでに搭乗して迎えてきた。
「脚部も正常だ、四国特産潤滑油のおかげでスムーズに動けるな」
「腕部に水圧カッターを搭載している。
脚部の底から水を吸い取るから、水辺で戦えばほぼ無限に補充できるしな。
近場には川があるから、手早い」
という仕組みで、四国の機甲は成り立つ。
流線形デザインと同様にムダを極力省く事で今までを凌いできた。
たった4つのCNは海に囲まれているだけあり、
生きてゆくためには自然をも利用する。
「皆さん、そろそろ行きましょうや!」
モブカガワ兵の号令で出発。
タカ達は彼女らを見送り、おっさん機甲集団はダムへと向かう。
ミズキは空港へと向かっていった。
四国空港
「こちらS-001、滑走路手前で待機。離陸準備OK!」
「「風は20度から5ノット、良好です。離陸の許可が下りました」」
「了解、ただちに出発する。ありがとー!」
ミズキは愛称ともいえる自身の戦闘機、S-001に乗り込み
オペレーターから離陸許可を受ける。
ゴオオオオ
戦闘機は滑走路から先の真上にそびえる航路へと突き進む。
自分にとって、もはや空は庭の様な感覚だ。
カナのおかげもあり、操縦もすっかり手馴れた。
レバーを押し、加速して推進するジェット噴射は、
太陽光に反射した飛沫をあげて飛び立っていった。
コウチCN 遅明浦ダム
1時間後、トミ分隊は遅明浦ダムについた。
ここは四国において水調整に欠かせない施設の1つ。
弱点と知られているかのように日頃から目を付けられて
敵性者達にとってよく狙われる箇所である。
隊長は大声で指示を出す。
「九州モンが占領しにここへ向かっとる情報が届いた。
迎撃体勢じゃああ!」
「ライオットギアが破壊された時点でワシらの負け。
脚部に注意しましょう」
まだ数人のカガワ兵が巡回しているらしい。
自分達だけで防ぎきれる保障もないので、範囲を絞り込ませて
集中するよう待ち伏せする方向にした。
カガワ司令官に無理しないよう勧められ、
トミ隊長の前のめりを5m間隔で常に伝えておく。
情報通り九州兵がやってきた。
30人くらいで数人は溶断するマチェットを所持。
接近されないよう、水の帯で遠隔対抗する。
「発射!」
ブシュウウウ
水圧カッターを放射し、敵兵を薙ぎ倒していく。
数名ライフルで狙撃されているが、
ライオットギアには大きな損傷を受けていない。
ヒロが警告を出した。
「「後ろ!」」
気付くと例のマチェット兵が4人喰いついてきた。
九州兵の中にはチェーンソーの様な近接武器を所持する者もいて、
分解して部品をかっぱらっていく。
とにかく近づけさせまいと自分は殴りつけて振り落とす。
バキッ
「ぐへっ」
生身の相手だけならどうという訳もなし。
残るは1人だけ、だがこいつの立ち回りが素早く、
機体の背中に張り付かれて離れない。
「「ダメージ損傷、起動力30%に低下」」
「くそっ、背中に亀裂が」
「そっちに加勢するぞおおお!」
ガシッ
トミライオットギアは自分の危険を察知して駆け寄り、
張り付いた敵兵を片手でつまんでダムの中に放り投げていく。
ポイッ
「ああああああああ!」
ザブーン
「助かります!」
「気をつけい!」
御礼を言いつつも状況は簡単に沈んでくれないようだ。
上空で偵察していたミズキから連絡が入る。
「「四脚型の機械が来てる!」」
「また敵影反応じゃ!?」
今度はダムから300m先に反応があった。
しかも、大きな敵影のようでここと異なるタイプの機体が
通常の1.8倍速度で向かってくるという。
「おそらく、あっちのライオットギアだ!」
四つ足とよばれる九州で製造しているタイプが接近。
体格の大きさもこちらの1.5倍程で、
ウォーターカッターで太刀打ちできそうになく、
すぐに陣形を崩されてしまうだろう。
しかし、四国は中型機体に対抗する手段がきちんとある。
地上だけでない上空の女神がここぞとばかり守ってくれるからだ。
「「あたしがやるわ!」」
「全員、100m退行せい! ミズキが空爆するじょ!」
ミズキは地上30m付近まで高度を下げ、ロックオンしてミサイルを放った。
実はライオットギア搭乗以外のみ砲撃を行うのが四国のやり方で、
敵機の行進が止まった瞬間に砲火すればコストが減るのである。
発案者はここでは若年層な42歳のクローバーで、
好機とばかり見定めた彼は地上からの波状攻撃を進め、
四足歩行型を大陸の外側へ押しやってゆく。
「ここを逃すな!」
「よし、追撃しろおお・・・うみゃ!?」
「うおああああああああああああああ!」
ズドドーン
そして、カガワ機兵が追撃して放射、四つ足を川に落っことして終了。
地上と上空の連携によって、侵攻を防ぐ事ができた。
「敵影は無しだって、良かった」
「ミズキ、トミさん、グッジョブ!」
(い、入れ歯が・・・カポッ)
以降、地上隊は拠点に帰還。
機体10体だけでよく防衛できたもんだと皆で称え合った。
しかし、四国の日常はこんなもの。
内側の水力で精々、外側の圧力を押し返す毎日である。
「今日の俺達はダムの巡回か」
「そう、カガワの人達が昨日いつもより多く回っちゃって
疲れたからあたし達と交代してほしいんだって」
タカとミズキは今日のラボリについて詳細を確認し合う。
が、彼女だけは別働隊として一度解散する。
理由は以下の通り、ビークルが異なるからだ。
「あたしは上空偵察だから、今回は別行動ね。
誰よりも敵さんを見つけるにはあれが欠かせないし」
「戦闘機だな、しかし水の燃料とはすごいな」
「ここは良い技術者に恵まれているからね。
研究班、カナの力添えもあるけど」
「四国は女性整備士の割合が多めだからな。
そういえば、その子も隊長と一緒にここに来るらしいぞ」
ミズキは四国唯一の航空パイロットだ。
四国では主に男性は前線に出されるのがほとんどで、
女性は工作兵、衛生兵に枠組みされるポジション。
また、ビークル搭乗での戦略が盛んになっているのは
高年齢者で歩兵は不向きだからだ。
ライオットギアとビークルは水素燃料で作動している仕組みで、
水を電気分解して中にある水素どうしを配合して
三重水素から馬力を生み出し、電気と併用する燃料としている。
残りの酸素も資源の1つとしてボンベ、清浄の装備品に組み込まれて
造られてるのでほとんど無駄がない。
「地上から離れる瞬間がスリル満点よ!」
「離陸する部分が真上に向かってるよな。
あんな土地で、よく建設できたもんだ・・・」
ここ四国の中心部には空軍基地がある。
4つのCNが結束して建てた空港は特殊なフレーム構造で、
滑走路の先は空へ向かって伸びている。
真上に向かって300mはある高さで造られていた。
実はこうした設計に理由がある。
四国自体、それほど長くて広い場所を確保できず、
滑走路から飛び立った瞬間、隣の敵性である九州や近江に
撃墜される危険性があるからだ。
特に中つ国CNは同じく飛行する機体が多く、
特に警戒すべき相手もいるので四国大陸中心部に位置。
陸海空、いずれも防衛を前提とした構造である。
外からライオットギアの足跡が聴こえてきた。
ガシャン ガシャン
「準備できとるかー?」
「ミズキちゃん、そろそろ行くわよ!」
トミ隊長とカナがやって来た。
隊長はすでにライオットギアに乗っている側には
眼鏡をかけた雑な髪型のカナという工作兵もいる。
彼女はミズキと打ち合わせで空軍基地へ行く予定だ。
かたわら、自分達の足は二足歩行ロボットで外周を見回る。
ヒロとクローバーもすでに搭乗して迎えてきた。
「脚部も正常だ、四国特産潤滑油のおかげでスムーズに動けるな」
「腕部に水圧カッターを搭載している。
脚部の底から水を吸い取るから、水辺で戦えばほぼ無限に補充できるしな。
近場には川があるから、手早い」
という仕組みで、四国の機甲は成り立つ。
流線形デザインと同様にムダを極力省く事で今までを凌いできた。
たった4つのCNは海に囲まれているだけあり、
生きてゆくためには自然をも利用する。
「皆さん、そろそろ行きましょうや!」
モブカガワ兵の号令で出発。
タカ達は彼女らを見送り、おっさん機甲集団はダムへと向かう。
ミズキは空港へと向かっていった。
四国空港
「こちらS-001、滑走路手前で待機。離陸準備OK!」
「「風は20度から5ノット、良好です。離陸の許可が下りました」」
「了解、ただちに出発する。ありがとー!」
ミズキは愛称ともいえる自身の戦闘機、S-001に乗り込み
オペレーターから離陸許可を受ける。
ゴオオオオ
戦闘機は滑走路から先の真上にそびえる航路へと突き進む。
自分にとって、もはや空は庭の様な感覚だ。
カナのおかげもあり、操縦もすっかり手馴れた。
レバーを押し、加速して推進するジェット噴射は、
太陽光に反射した飛沫をあげて飛び立っていった。
コウチCN 遅明浦ダム
1時間後、トミ分隊は遅明浦ダムについた。
ここは四国において水調整に欠かせない施設の1つ。
弱点と知られているかのように日頃から目を付けられて
敵性者達にとってよく狙われる箇所である。
隊長は大声で指示を出す。
「九州モンが占領しにここへ向かっとる情報が届いた。
迎撃体勢じゃああ!」
「ライオットギアが破壊された時点でワシらの負け。
脚部に注意しましょう」
まだ数人のカガワ兵が巡回しているらしい。
自分達だけで防ぎきれる保障もないので、範囲を絞り込ませて
集中するよう待ち伏せする方向にした。
カガワ司令官に無理しないよう勧められ、
トミ隊長の前のめりを5m間隔で常に伝えておく。
情報通り九州兵がやってきた。
30人くらいで数人は溶断するマチェットを所持。
接近されないよう、水の帯で遠隔対抗する。
「発射!」
ブシュウウウ
水圧カッターを放射し、敵兵を薙ぎ倒していく。
数名ライフルで狙撃されているが、
ライオットギアには大きな損傷を受けていない。
ヒロが警告を出した。
「「後ろ!」」
気付くと例のマチェット兵が4人喰いついてきた。
九州兵の中にはチェーンソーの様な近接武器を所持する者もいて、
分解して部品をかっぱらっていく。
とにかく近づけさせまいと自分は殴りつけて振り落とす。
バキッ
「ぐへっ」
生身の相手だけならどうという訳もなし。
残るは1人だけ、だがこいつの立ち回りが素早く、
機体の背中に張り付かれて離れない。
「「ダメージ損傷、起動力30%に低下」」
「くそっ、背中に亀裂が」
「そっちに加勢するぞおおお!」
ガシッ
トミライオットギアは自分の危険を察知して駆け寄り、
張り付いた敵兵を片手でつまんでダムの中に放り投げていく。
ポイッ
「ああああああああ!」
ザブーン
「助かります!」
「気をつけい!」
御礼を言いつつも状況は簡単に沈んでくれないようだ。
上空で偵察していたミズキから連絡が入る。
「「四脚型の機械が来てる!」」
「また敵影反応じゃ!?」
今度はダムから300m先に反応があった。
しかも、大きな敵影のようでここと異なるタイプの機体が
通常の1.8倍速度で向かってくるという。
「おそらく、あっちのライオットギアだ!」
四つ足とよばれる九州で製造しているタイプが接近。
体格の大きさもこちらの1.5倍程で、
ウォーターカッターで太刀打ちできそうになく、
すぐに陣形を崩されてしまうだろう。
しかし、四国は中型機体に対抗する手段がきちんとある。
地上だけでない上空の女神がここぞとばかり守ってくれるからだ。
「「あたしがやるわ!」」
「全員、100m退行せい! ミズキが空爆するじょ!」
ミズキは地上30m付近まで高度を下げ、ロックオンしてミサイルを放った。
実はライオットギア搭乗以外のみ砲撃を行うのが四国のやり方で、
敵機の行進が止まった瞬間に砲火すればコストが減るのである。
発案者はここでは若年層な42歳のクローバーで、
好機とばかり見定めた彼は地上からの波状攻撃を進め、
四足歩行型を大陸の外側へ押しやってゆく。
「ここを逃すな!」
「よし、追撃しろおお・・・うみゃ!?」
「うおああああああああああああああ!」
ズドドーン
そして、カガワ機兵が追撃して放射、四つ足を川に落っことして終了。
地上と上空の連携によって、侵攻を防ぐ事ができた。
「敵影は無しだって、良かった」
「ミズキ、トミさん、グッジョブ!」
(い、入れ歯が・・・カポッ)
以降、地上隊は拠点に帰還。
機体10体だけでよく防衛できたもんだと皆で称え合った。
しかし、四国の日常はこんなもの。
内側の水力で精々、外側の圧力を押し返す毎日である。
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