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1章 中部編
第3話 強さを紡ぐ結晶
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アイチCN拠点 工房
工作兵達が各地で採取された鉱石の掻き出し作業をしている。
ライオットギアや発動機の素材に、図面を観ながら精査。
製造関係者と共に自分は掛け合っていた。
「鉄800kg、銅210kg、マグネシウム52kg
ボーキサイト38kg・・・やはり、不足しています」
「ああ。イリーナ、残りのマニュピレータはどれくらい必要だ?」
「鉄300kg、銅490kg、アルミニウムも。
実はキャパシタも別枠で必要だけど」
工作兵と衛生兵を兼任するイリーナ・オーガストが報告。
ライオットギア1機製造にかかるコストは採取量よりも多く、
さらに合金を合成するために別の素材も必要になるのだ。
しかし、量の問題もあるが、質の向上も考えなければならず、
モブ工作兵と顔を合わせ、どこを優先して造ろうかと精査する。
「私はマニュピレータ部はもっと軽くするべきだと候補するわ。
そこからジュラルミンを合成するために
銅とマグネシウムももっと必要よ」
「アクチュエーターの耐性を強化するための素材を優先したい。
配線を溶断されれば、大型でもあっという間に落とされる。
敵も常にそこを狙ってくる」
「個人的ですが、上半身の旋回性能ももっと上げたいですね。
クロムお坊ちゃんのおっしゃる通り、
敵はすぐ横や後ろから回り込んで来る傾向があります」
「関節部に用いる軟鋼も、もっと上質な物が必要だ。
回転関節部の機動性を上げたい」
「そういえば、頭部のCPUって赤外線の検知だから、
電磁波にも反応する傾向があるわね?」
「ええ、ですがそれを判別するX波を放出する炭素14も不足しており、
未搭載のライオットギアも」
それぞれの意見を出し合って性能の優位性を語る。
言い分はどれも真っ当な内容で決めがたい掛け合いだ。
さらにジュウゾウ司令官が来て発言する。
「やはり、鉱山資源のみでは足りなすぎるか。
ゴクッ、錠剤が足りん。追加してくれ」
「はい」
「そうか、侵攻で確保するしかないかも」
イリーナは薬を取りに部屋から出ていく。
アイチCNの頭脳達が議論を行う中身はいつもそこに落ち着く。
やはり資源不足が解決策の中心になってくるのだ。
基本は採掘といえど、自然からの回収には限度がある。
ライオットギアをまるごと鹵獲して横領。
時にはそんなストレートな手段も辞さない。
ここはかつて、西側から大量の機体を摂取してきたという。
「関西は立地条件に合いにくいライオットギアばかり。
できるなら関東の機体を徴収した方が良い」
「機械製造の管理下ゆえ、同盟の負担も大きい。
これ以上のMUFも起きてはたまらん。
一刻も早く、機体の調整を図らねば」
司令の一声が周囲を敏感にさせる。
今後の軍事作戦を展開するべきか意向を組もうとしたところ、
1つの連絡が入ってきた。
「司令、ニイガタCNの司令官がここに来るそうです」
「そうか、ならば待機していよう」
ニイガタはアイチから北東にあるCNで、主に東北からの防衛に着手する。
話によると、機械関係で何やら思いがけない収穫があったらしく、
普段、関東まで出向くような事はしないが、敵兵の監視が薄いエリアで
何かがあったようだ。
直接会いにくるらしく、長く待つ間もなく司令官はやって来た。
1時間後
「ミワ司令、わざわざこっちに来てくれるとはご苦労だ。
何かあったのか?」
「ええ、実は我が部隊が資源回収をしていたとき、
面白い物を見つけましてね」
「?」
ニイガタ司令官、ミワは関東界隈へ部隊を派遣させた時に
偶然敵性が放棄したと思わしい物体を見つけたようだ。
彼女が包みからなにかの塊を取り出した。
「こ、これは!?」
「マグネシウム合金か」
比重が軽く、加工もしやすい物質の1つである。
今の時代では希少価値が高く、手に入りにくい物であった。
彼女はその素材を多めに持っていたのだ。
「これ程の量をどこで手に入れた?」
「例の東のCN・・・トウキョウCNからです」
「ト、トウキョウCN!?」
組織名を聞いて、アイチ関係者達がどよめきの声を出す。
関東地方最大の勢力であるトウキョウCN。
攻めても攻めても中々牙城を崩せられない組織であった。
最近は滅法姿を見せなくなっていたが、哨戒で出向いたせいなのか。
ジュウゾウが詳しく問いだした。
「内部まで入り込めたわけではあるまい・・・外側で入手したのか?」
「シズオカCNから東部へ侵入して偵察をしていたとき、
トム隊長がそこの周辺に捨てられていたライオットギアを
1機発見して回収してくれたんです。
解析したら、その技術力の高さときたらもう!」
自分はルーペでアルミニウム合金を眺めてみた。
純度が高そうな光沢を放ち、比重が軽そうな質をしている。
どこの部位に用いられていたのか、パーツだけ持ってきた。
「内部の中枢ユニットに使用できれば、また軽くなれますね。
エネルギーコストの削減も見込めますよ!」
メンバー達は大して多くない量にもかかわらず、感触良く表す。
特に好条件なのは素材の中身の仕様、合金技術の方で
金属強化向上の見込みに一同は湧きたった。
そこでミワはアイチCNの作戦について話し始める。
「で、我々の提案でトウキョウCNのライオットギアを
数機捕縛する作戦に御協力をお願いしたいのです」
「捕えるのか」
「場所はどうするんだ?」
「赤木ヶ原樹海です。
そこで待ち伏せして捕らえるのですよ」
シズオカCNの東部であり、
カナガワCNの西部には広大な森林地帯が存在する。
しかも全CNの中で最も広大な所で、
一度入ったら二度と出てこられなくなる事で有名である。
彼女はここ近年から遠征しなくなったはずのトウキョウCNが
今だに近隣で活動していた気配を察知していた。
確かに人目を忍ぶには打って付けなエリアであるが、
彼女達ニイガタにとって何かあると目を光らせていたようだ。
根拠はどこかとジュウゾウが疑う。
「ううむ、そこで行う理由はあるのか?」
「トム隊長の見解によると、トウキョウは最近森林内で
新型機の試験運用を行っている節があるそうです。
主にカナガワ側で活動していますが、
時としてシズオカ領内に足を出すようです。
やはり、場所が適しているらしいですね」
「あの人が・・・」
トムは中部CNでも屈指の指揮力がある人物で有名だ。
どんな能力をもっているのか、
敵兵の行動を予測する力に秀でているのだ。
詳しくはイリーナが続けて語る。
「そこは視界が悪すぎて方位磁石も狂う所です。
しかし、CN境の中心部には巨大な山岳地帯があって
鉱山資源がよく採れるんですよね」
「腑士山か、トウキョウはそこで良い資源を採ったとか?」
「その可能性もありますね。
ここ中部も同様に、まだ未発見未採掘の場所も点在。
ならば、まず資源回収から行いましょうか。
あわよくば捕縛もできればベストです」
ミワはニイガタの能力を揮い死角からの急襲を勧める。
だが、それでも危険なラボリであるのに変わりはない。
ジュウゾウはまとめ上げるための作戦を指定した。
「分かった、作戦は3日後に行う。
準備のために下へ通達を出そう」
「では決まりですね、采配はお任せしますので」
「砲撃二脚汎用を20機手配しておきます。
あのトウキョウ相手なので・・・奮発します!」
モブ工作兵の提案も承諾させる。
アイチはニイガタと合同、東への進出を決定したが、
自分は引き続き鉱物解析を続けるのが今日の任務である。
作戦開始までまだ時間はあるので、抜かりがないよう
ライオットギアをキチンと造り上げなければならない。
「自分は作成の続きにかかるよ。
司令、第1~10班の手を借りるけど良い?」
「ああ、頼んだぞ」
ミワ達ニイガタ兵は一度帰っていく。
自分は機体の接続具合を見直し、再び製造にとりかかった。
「砲撃二脚を20機か・・・」
「人の足だけで進むのは骨ですね。
効率良く侵入するにはそうした方が良いので」
技術者の発言は単純ながらに、正論をついている。
どこに行こうと、アイチの所業は変わらずに現状をこなすのみ。
中部地方はただでさえ悪路ばかり。
だから、ライオットギアの足で進んだ方が速くたどり着ける。
駆動経路とつなぐ筋繊維はすず、軟鋼でできているが
伝達速度は御世辞にも速いとはいえない。
新たな素材でその部分を進化できないか今まで悩んでいたが、
今回の作戦で新たな発見があるのを期待するのみだ。
工作兵達が各地で採取された鉱石の掻き出し作業をしている。
ライオットギアや発動機の素材に、図面を観ながら精査。
製造関係者と共に自分は掛け合っていた。
「鉄800kg、銅210kg、マグネシウム52kg
ボーキサイト38kg・・・やはり、不足しています」
「ああ。イリーナ、残りのマニュピレータはどれくらい必要だ?」
「鉄300kg、銅490kg、アルミニウムも。
実はキャパシタも別枠で必要だけど」
工作兵と衛生兵を兼任するイリーナ・オーガストが報告。
ライオットギア1機製造にかかるコストは採取量よりも多く、
さらに合金を合成するために別の素材も必要になるのだ。
しかし、量の問題もあるが、質の向上も考えなければならず、
モブ工作兵と顔を合わせ、どこを優先して造ろうかと精査する。
「私はマニュピレータ部はもっと軽くするべきだと候補するわ。
そこからジュラルミンを合成するために
銅とマグネシウムももっと必要よ」
「アクチュエーターの耐性を強化するための素材を優先したい。
配線を溶断されれば、大型でもあっという間に落とされる。
敵も常にそこを狙ってくる」
「個人的ですが、上半身の旋回性能ももっと上げたいですね。
クロムお坊ちゃんのおっしゃる通り、
敵はすぐ横や後ろから回り込んで来る傾向があります」
「関節部に用いる軟鋼も、もっと上質な物が必要だ。
回転関節部の機動性を上げたい」
「そういえば、頭部のCPUって赤外線の検知だから、
電磁波にも反応する傾向があるわね?」
「ええ、ですがそれを判別するX波を放出する炭素14も不足しており、
未搭載のライオットギアも」
それぞれの意見を出し合って性能の優位性を語る。
言い分はどれも真っ当な内容で決めがたい掛け合いだ。
さらにジュウゾウ司令官が来て発言する。
「やはり、鉱山資源のみでは足りなすぎるか。
ゴクッ、錠剤が足りん。追加してくれ」
「はい」
「そうか、侵攻で確保するしかないかも」
イリーナは薬を取りに部屋から出ていく。
アイチCNの頭脳達が議論を行う中身はいつもそこに落ち着く。
やはり資源不足が解決策の中心になってくるのだ。
基本は採掘といえど、自然からの回収には限度がある。
ライオットギアをまるごと鹵獲して横領。
時にはそんなストレートな手段も辞さない。
ここはかつて、西側から大量の機体を摂取してきたという。
「関西は立地条件に合いにくいライオットギアばかり。
できるなら関東の機体を徴収した方が良い」
「機械製造の管理下ゆえ、同盟の負担も大きい。
これ以上のMUFも起きてはたまらん。
一刻も早く、機体の調整を図らねば」
司令の一声が周囲を敏感にさせる。
今後の軍事作戦を展開するべきか意向を組もうとしたところ、
1つの連絡が入ってきた。
「司令、ニイガタCNの司令官がここに来るそうです」
「そうか、ならば待機していよう」
ニイガタはアイチから北東にあるCNで、主に東北からの防衛に着手する。
話によると、機械関係で何やら思いがけない収穫があったらしく、
普段、関東まで出向くような事はしないが、敵兵の監視が薄いエリアで
何かがあったようだ。
直接会いにくるらしく、長く待つ間もなく司令官はやって来た。
1時間後
「ミワ司令、わざわざこっちに来てくれるとはご苦労だ。
何かあったのか?」
「ええ、実は我が部隊が資源回収をしていたとき、
面白い物を見つけましてね」
「?」
ニイガタ司令官、ミワは関東界隈へ部隊を派遣させた時に
偶然敵性が放棄したと思わしい物体を見つけたようだ。
彼女が包みからなにかの塊を取り出した。
「こ、これは!?」
「マグネシウム合金か」
比重が軽く、加工もしやすい物質の1つである。
今の時代では希少価値が高く、手に入りにくい物であった。
彼女はその素材を多めに持っていたのだ。
「これ程の量をどこで手に入れた?」
「例の東のCN・・・トウキョウCNからです」
「ト、トウキョウCN!?」
組織名を聞いて、アイチ関係者達がどよめきの声を出す。
関東地方最大の勢力であるトウキョウCN。
攻めても攻めても中々牙城を崩せられない組織であった。
最近は滅法姿を見せなくなっていたが、哨戒で出向いたせいなのか。
ジュウゾウが詳しく問いだした。
「内部まで入り込めたわけではあるまい・・・外側で入手したのか?」
「シズオカCNから東部へ侵入して偵察をしていたとき、
トム隊長がそこの周辺に捨てられていたライオットギアを
1機発見して回収してくれたんです。
解析したら、その技術力の高さときたらもう!」
自分はルーペでアルミニウム合金を眺めてみた。
純度が高そうな光沢を放ち、比重が軽そうな質をしている。
どこの部位に用いられていたのか、パーツだけ持ってきた。
「内部の中枢ユニットに使用できれば、また軽くなれますね。
エネルギーコストの削減も見込めますよ!」
メンバー達は大して多くない量にもかかわらず、感触良く表す。
特に好条件なのは素材の中身の仕様、合金技術の方で
金属強化向上の見込みに一同は湧きたった。
そこでミワはアイチCNの作戦について話し始める。
「で、我々の提案でトウキョウCNのライオットギアを
数機捕縛する作戦に御協力をお願いしたいのです」
「捕えるのか」
「場所はどうするんだ?」
「赤木ヶ原樹海です。
そこで待ち伏せして捕らえるのですよ」
シズオカCNの東部であり、
カナガワCNの西部には広大な森林地帯が存在する。
しかも全CNの中で最も広大な所で、
一度入ったら二度と出てこられなくなる事で有名である。
彼女はここ近年から遠征しなくなったはずのトウキョウCNが
今だに近隣で活動していた気配を察知していた。
確かに人目を忍ぶには打って付けなエリアであるが、
彼女達ニイガタにとって何かあると目を光らせていたようだ。
根拠はどこかとジュウゾウが疑う。
「ううむ、そこで行う理由はあるのか?」
「トム隊長の見解によると、トウキョウは最近森林内で
新型機の試験運用を行っている節があるそうです。
主にカナガワ側で活動していますが、
時としてシズオカ領内に足を出すようです。
やはり、場所が適しているらしいですね」
「あの人が・・・」
トムは中部CNでも屈指の指揮力がある人物で有名だ。
どんな能力をもっているのか、
敵兵の行動を予測する力に秀でているのだ。
詳しくはイリーナが続けて語る。
「そこは視界が悪すぎて方位磁石も狂う所です。
しかし、CN境の中心部には巨大な山岳地帯があって
鉱山資源がよく採れるんですよね」
「腑士山か、トウキョウはそこで良い資源を採ったとか?」
「その可能性もありますね。
ここ中部も同様に、まだ未発見未採掘の場所も点在。
ならば、まず資源回収から行いましょうか。
あわよくば捕縛もできればベストです」
ミワはニイガタの能力を揮い死角からの急襲を勧める。
だが、それでも危険なラボリであるのに変わりはない。
ジュウゾウはまとめ上げるための作戦を指定した。
「分かった、作戦は3日後に行う。
準備のために下へ通達を出そう」
「では決まりですね、采配はお任せしますので」
「砲撃二脚汎用を20機手配しておきます。
あのトウキョウ相手なので・・・奮発します!」
モブ工作兵の提案も承諾させる。
アイチはニイガタと合同、東への進出を決定したが、
自分は引き続き鉱物解析を続けるのが今日の任務である。
作戦開始までまだ時間はあるので、抜かりがないよう
ライオットギアをキチンと造り上げなければならない。
「自分は作成の続きにかかるよ。
司令、第1~10班の手を借りるけど良い?」
「ああ、頼んだぞ」
ミワ達ニイガタ兵は一度帰っていく。
自分は機体の接続具合を見直し、再び製造にとりかかった。
「砲撃二脚を20機か・・・」
「人の足だけで進むのは骨ですね。
効率良く侵入するにはそうした方が良いので」
技術者の発言は単純ながらに、正論をついている。
どこに行こうと、アイチの所業は変わらずに現状をこなすのみ。
中部地方はただでさえ悪路ばかり。
だから、ライオットギアの足で進んだ方が速くたどり着ける。
駆動経路とつなぐ筋繊維はすず、軟鋼でできているが
伝達速度は御世辞にも速いとはいえない。
新たな素材でその部分を進化できないか今まで悩んでいたが、
今回の作戦で新たな発見があるのを期待するのみだ。
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