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番外編

トーコさんとえっち、セカンド。5

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シャワーでよーく石けんを洗い流されて…簡単に言えば一回いかされた。
可愛い可愛いって言いながら、つるつるになったそこをたくさん撫でられて、シャワーの圧を強くされて、あっという間にいってしまった。
ずっとドキドキしていたから、そんな風にされたら気持ちよくなってしまう。
グッタリした私のそこを拭いて、またお姫様抱っこで寝室まで連れて行かれる。
「明亜ちゃん疲れたでしょ。だから私にお着替えさせてね。」
ベッドでクタッとしていたら、きゃぴきゃぴ嬉しそうにトーコさんが、バッグから私の着替えの袋を取り出し始めた。
「えっ、トーコさん!自分で出来ます!」
「えー!」
「だめ!自分で着替えるから、トーコさんはさっきの…お片づけしてきて!」
唇を尖らせて不服そうだったけれど、譲らない私に渋々頷いて、ダイニングの片付けをしに行った。
良かった、折れてくれて。
女児服を自分で着るのと、着させられるのじゃ、心持ちが違う。
下着をつけて服を着て、髪の毛も縛った。
あやにゃんとかえちゃんお墨付きの女児スタイル。
もう20歳なのにね、似合っちゃう自分が悲しいよ。

お片づけから戻ったトーコさんは、私を見た瞬間に目を見開いて棒立ちになった。
あれ、やり過ぎた?引いてる?
「トーコさん?」
「…明亜ちゃん、普段から補導されない?」
「あー…たまにありますね。」
「やだ、私が全力で守らなくっちゃ。変態達に連れ去られちゃうわ。」
真剣に頷いている。
「えっと…やり過ぎました?もう少し普段っぽい方が良かったですか?」
気になるところは、そこだ。おねロリって言ってたから、全力でロリになったけれど。そこまでトーコさんが求めていたかは、分からない。
「そんなことないわよ!明亜ちゃんが全力でロリに振ってくれたってことが、しっかり伝わってきて、嬉しい。私、ロリコンじゃないけど、明亜ちゃんのロリならいくらでもウェルカムだわ。赤ちゃんでもいいわよ!!」
「さすがに赤ちゃんはないです。」
「そうー?たくさん可愛がってあげるのに。」
もしハマっちゃったら怖いから、絶対にしない。今でさえドキドキしてるのに。

「さて、明亜ちゃん。今から私のことは、トーコお姉さんって呼んでね。」
頬を撫でられて、にっこりと微笑まれる。
「はい、トーコお姉さん。」
ドッドッドッと心臓が早鐘を打つ。ベッドに座ったトーコさんが、ぽんぽんと太ももを叩いた。本日二度目だけど、今回は上に座って欲しいらしい。
膝に座るって、なかなかしない。
本当に小さな子どもになった気分で、トーコさんの膝の上に座る。床につま先がつくくらいの高さ。
後ろから腕を回されて、お腹のあたりに手が置かれる。
「んふふ可愛い。明亜ちゃん、今何歳ですか?」
えっ、年齢設定必要だった?!
一応、高学年設定だったから…
「えっと…今年卒業するの。」
「そうなんだ。もうすぐお姉さんになるのね。」
頭を撫でられたり、髪を梳かれたり、お腹をぽんぽんされたり、子どもをあやすように触られて、くすぐったくて恥ずかしい。
「明亜ちゃんは、仲のいい男の子っているの?」
何その質問、なんて答えればいいの?!
トーコさんを見上げれば、ニコニコ笑っているだけ。
「…好きな人はいるけど。」
「きゃー!初恋?」
「…うん。」
本気で好きになった男の人は、当真さんだけだから、初恋…かな。
「可愛いー!じゃあじゃあ、トーコお姉さんと告白の練習しようよ!」
「えっ?!」
「好きなんでしょ?告白したら付き合えるかもよ?」
本人を目の前にして、本人と練習とはこれいかに。
「…う…うん。」
「なんて言うー?私はねえ…好きです付き合ってくださいって言って、キスするかな。」
それ、私たちのことじゃん。
「えっと…私も…そう言うと思う。」
「じゃあ、私に言ってみてー!」
クルッと体を回転させられて、向かい合う形になる。
綺麗な顔が目の前にあって、設定のせいか本当に親戚のお姉さんて感じで、いつものトーコさんじゃないみたい。
「…す、好きです。付き合ってください。」
「はい、よろしくお願いします!」
チュッとリップ音を立ててキスをされた。
「あまりにも可愛いからキスしちゃった。告白も大成功間違いなしね!」
「…トーコお姉さん、私のこと好きなの?」
「うん、大好きよ!食べちゃいたいくらい好き!あ、そうだ。付き合ったら何するか知ってる?」
「キスとか、デートとか。」
「よく知ってるね!すごいぞー!じゃあ明亜ちゃん、キスの練習してみようね。」
トーコさんの瞳は星が散ってるみたいにキラキラしていて、ずっと見ていると吸い込まれそうだ。
瞳を見ながら、そっと触れるキスをした。
「これは、普通のキスね。したことある?」
「…トーコお姉さんが初めて。」
これも本当。当真さんよりもトーコさんとしたのが先だ。
「うふふ、ファーストキス奪っちゃった!よし、レベル上げてみようね。」
少し長く唇を合わせて、それから擦り付けるように顔を揺らす。
唇で唇を挟み、柔らかく喰まれる。
「んっ…」
「可愛い。もうちょっと深くするよ。お口開けて。」
言われた通りに少し口を開く。
トーコさんの温かい舌が唇を舐めて、舌同士を絡めた。
「これが、大人のキスよ。好きな人と付き合ったら絶対にするから、覚えておいてね。」
「はい…トーコお姉さん。」
麗しいトーコさんに、頬が熱くなる。
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