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第1章 はじまり

10☆青空の下、湖のほとりで。

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こんなに恥ずかしい状況なのに、体が疼いて仕方ない。
「あっ…ああっん…!」
木の幹に手を突いて体を支え、穿たれる快感に腰が高く上がる。彼の手がワンピースの中で、背中やお尻を撫で回す度、肌が敏感に反応して感度が高まった。
「アユリ…もっと、声聞きたい。すっごい…くる…」
お腹の中で、彼のものがまた大きくなる。
「ああっ!!」
太いそれで、気持ちいい場所を擦り続けられ、太ももまで垂れるほど愛液が溢れた。
澄んだ青空、爽やかにそよぐ風、キラキラ光る水面、そして繋がる私達。
まだ、人生で2回目なのに…着衣青姦。
朝とは違う気持ちいいところを、ガンガン突かれると、力が抜けて体を支え続けるのが難しくなってきた。
彼の腕が胸とお腹を抱きしめるように絡み、一番奥まで熱いものが届く。
「んああっ!やっ、きもち…いいっ!」
「うん…俺も…アユリの中、ぐちゅぐちゅで気持ちいい。」
うなじにちゅっちゅっと唇を落とされて、ぶるりと体が震え、中が締まる。
「うっ…アユリ…それやばい…出そう。」
そんなこと言われても、気持ちよすぎて訳わかんない!
もっとたくさん突いて、ぐちゃぐちゃにして欲しい。頭がおかしくなってもいい。
「もっとお…ソーヴィ…してぇっ!」
「あーもう!可愛すぎでしょ?!」
幹についていた手を掴まれて後ろに引っ張られる。
支えるものが何もなくなって、背が反り、ソーヴィの力に委ねる体勢になった。
速く強い力で掻き回される。
「やっやっ…それ、だめえっ!」
「んー、気持ちいいからもっとしての間違いでしょ。」
草の上にボタボタと愛液が落ちる。
息が苦しくなって、顎が上がり、そろそろ耐えられなくなってきた。
「ソーヴィ、いっちゃう…いっちゃうの…」
「うん、いいよ…いっちゃえ…」
奥を突いて抜かずにグリグリっと掻き回された瞬間、体の力が抜けて、がくりと落ちそうになった。
「やああっ!あっ!ああん!」
「おっと。」
さらに力を込めて腕を引っ張られ、今度は胸に手を当てて支えられた。
そのまま両方の突起を指でグニグニと摘まれる。
「ら、らめ…それしちゃ…らめ…」
「はあ…アユリ可愛い…俺も、出すね。」
後ろから抱きしめられて、激しく打ち付けられると、お腹の奥で熱いものが広がった。それを塗り込むかのように混ぜられ、ゆっくりと体が離れた。
ゼエゼエと呼吸をし、草むらに座り込む。
スッキリしてるけど、普通に疲れた。
「アユリ、すっごく可愛いよ。後ろから抱きしめながらすると、髪からいい匂いがして、たまんなくなるね。」
こんの、ど変態ー!!
人がノーパンなの知ってて湖に連れ出して、あげく青姦!!
キッと見上げたソーヴィは、晴れ晴れと笑っていた。
くっそ…めっちゃいい顔してる…
「ちょっとここで待ってて、すぐ戻るから。」
ソーヴィが走って母屋に戻り、タオルを抱えて戻ってきた。
木の枝にそれを引っ掛けて、服を脱ぎ出す。
「えっ?!」
眩しい裸が、太陽に照らされている。
「汗かいたでしょ、水浴びしようよ。」
脱いで脱いでとワンピースを引っ張り脱がされ、二人とも丸裸だ。
慌てて胸と足の間を隠せば、ソーヴィが喜ぶ。
「アユリ、恥じらってセクシーだね。可愛いよ。おいで。」
やめてくれ…恥ずかしくて死ぬ。
結局、手を引かれて湖に連れ出され、下が隠れるくらいの深さまで入った。
ソーヴィは身長が高く足も長いので、全然隠れていない。水面に先がついていて、小さい状態でも大きいようですよ。比べる物をしらないけれど。
そんなことを考えている私に、ソーヴィが水を救って優しく肌に掛けてくれる。
「んっ…冷たい。」
「ちょっとずつね。」
まんべんなく私に水をかけ、そっと撫でられる。それが終わると、ソーヴィは湖の中に潜った。しばらくしてからザバッと上がれば、水も滴るいい男の出来上がりだ。
濡れた髪を掻き上げて、切れ長の瞳が私を見つめる。
「楽しかったね。そろそろ戻ろうか。」
「…はい」
楽しいかって言われると…まあ、楽しかったかな。
「いやーちょっと休憩のつもりが、がっつり休憩しちゃったから、多分お客さんを待たせてると思うんだよねー!」
「ちょっと!ダメじゃん!お客さんは大切でしょ!」
「…そうだね。よし、このヌードでも見せてご機嫌を取ろうかな。」
「もっとダメでしょー!」
ソーヴィはケラケラと嬉しそうに笑って、私の手を引いて湖から上がった。

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