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第1章 はじまり
3☆続、初めての、経験。
しおりを挟むうわー!うわー!
超絶イケメンが、私のそこ…えっ、嘘でしょ?!
指で広げられて、ぬるりとした温かいものが蠢いた。
「ひゃあっ!」
それが、ぬろぬろと入り口を上下に移動し、中に入る。
これは言わずもがな、彼の舌だ。
ちゅぷちゅぷ、くちゅくちゅ、音を立てて舐められている。
「やっ、あうっ!」
「んー、いい声。可愛い。」
入り口の上にある突起を舌先でつつかれて、ビクリと腰が浮いた。そのまま吸われて、指が中に押し進められる。
「あっ…あっ…」
異物感、体の中に他人を入れるという行為自体が初めてだから、違和感が拭えない。
だけど、突起を吸われ続けている快感が強くて、すぐに忘れた。
お腹側を指で押されると、じゅわりと広がるように熱くなる。
「んー!ああっ…」
突起をペロペロと舐めながら、彼が楽しそうに笑った。
「朝からこんなにえっちで可愛いなんて、俺めっちゃ幸せだなあ。嬉しいから、サービスするね。」
指を増やして、気持ちいいお腹側をグイグイと押してくる。
「やっ、そこ、やっ!」
熱いものがどんどん広がって、腰が浮く。愛液が流れてお尻まで伝ってきた。
「大丈夫、大丈夫。怖くないよ、すっごく気持ちよくなるだけだから。」
そして、突起を甘噛みされた。
「やああっ!やらやら、ああああっ!」
腰が震えて高く上がり、プシュッと体液が噴き出した。
彼の顔と口にかかり、滴り落ちる。
「あっ…あっ…」
「潮、噴ける子なんだね。いやあ、テンション上がってくるなあ。」
初対面の女が漏らした体液を、顔面にかけられたというのに、大層ご機嫌である。
快感でクラクラしている頭の片隅で、こいつは変態だ…と残りの理性が告げていた。
「んじゃ、入れるね。」
にっこにっこと、嬉しそうに私の足を開いて持ち上げる。
この世界には避妊具がないらしく、生挿入のようだ。
ぷりっとした肉厚先端が、入り口をぬちぬちと擦る。
「待って…子ども、できちゃうよ!」
「へ?…あー、大丈夫だよ!俺、ちゃんと薬飲んでるし、中で出しても妊娠しないから、安心して気持ちよくなってよ。」
「えっ、薬?」
この世界では、男性も薬を飲んで避妊をするのか。
「うん、避妊薬。ちゃんと保証付だよー!」
言ってなかったっけ?と、言いながら先端が中に入ってきた。
「んひゃうっ!!」
知ってたけど、指より太い!ちょっと痛い!
「あれ?キツい…」
先端だけ埋まった入り口を、グリグリと回転させつつ、少しずつ押し進める。
「いった…うう…」
「俺たち、昨日…しなかった?」
そりゃしてないですよ、私、今日この世界に来たばっかりなんだもの。
目尻の涙を指が拭い、そのままサラリと髪を撫でた。
「わざわざこの家に来てくれたのに、俺は寝落ちしたのか。ごめんね、愛さずに放ったらかしにしちゃって。」
勝手に解釈して、納得してる!
「わ、私…初めてだから…その…」
「えっ、マジ?!」
大きな目が溢れんばかりに見開かれる。
あー、言わなきゃ良かったかな。やりづらいって思われたかな。そりゃ、この歳で処女なんて面倒なだけだよね。
ハニーブロンドが揺れて頷き、瞳がキラリと光った。
「通りでね、このキツさ納得。そしたら、ゆっくり息吐いて、力抜いてリラックスして。」
片手は胸に、もう片手は入り口の上に、それぞれの突起を刺激してくる。
「ああっ!」
「そうそう、上手。ゆっくり吐いて。」
言われた通りに、深呼吸をしようするけれど、刺激に翻弄されて荒くなってしまう。
「ん、緩んできた。触ってた方が良いみたい。」
下の気持ちいい突起を、親指の腹でぐちぐちと擦られて、どんどん足が開いていく。
「あとちょっとだよ…」
「んうう…!」
トン、と奥に当たった。
お腹いっぱいに、彼を受け入れている。
「全部入った。頑張ったね。」
おでこを撫でて、キスをされた。
はぁ…くっそカッコいい顔してる。
甘めの、女たらしですって感じの、世の女みんな泣かせてますって言わんばかりの。
「とりあえず、慣れるまで出さないで揺らすから、気持ちいいところあったら、我慢しないで声出してね。」
開いた膝裏にキスして、星が瞬くようなウィンクをされた。
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