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契約は突然に
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ギィー扉が開く音
従者「リク様、どうかなさいましたか?」
リク「……なにもない」
(ヤバイ、どうしたら…ヒトミを隠さなくては!!!!)
従者「あのー…」
リク「あっいやこいつは!」
従者「あまり無理をなさらずに、では失礼いたします」
ギィーと扉が閉まる
リク「えっ?」
振り返るとヒトミはいなかった
リク「どこへ?」
なにかがそこに現れた……
ヒトミ「ビックリしたぁー人が入ってくるから冷や汗もんだよ」
リク「?!」(えっ?こいつはどこにいた?)
リク「お前は今どこにいた?」
ヒトミ「えっ?ああーえっーと魔法で姿消してました(笑)」
リク「魔法でそんなこともできるのか?」
ヒトミ「えっ!いやいや、これはオリジナルかな?私が作った魔法だよ♪」
リク「オリジナル?」
ヒトミ「そう!!オリジナルだよ。イヤな兄と弟から逃げるためだけに作ったんだーでもあの人たちには意味はなかったけど、今日は意外と役に立ったね♪」
リク「・・・・・・」
(どれだけ兄弟がイヤなんだ、オリジナルって魔法はこんなにホイホイできるものなのか?)
ヒトミ「じゃー私はこのへんでおいとましようかしらねー」
そーとここから出ようとした瞬間、ガッシと腕を捕まれるヒトミ
リク「どこに行く?まだ話はすんでないはずだが?」
この時リクの目がすごく恐ろしく顔は笑顔だった
ヒトミ「ひぃーー!!!」
リク「まぁ、時間なんて沢山あるのだからゆっくりしていけばいい」
ヒトミ「えっいやいや迷惑はかけた…
リク「散々かけておいて?」
からいようかなぁー…」
リク「賢い選択だ、ところで座ろうか?」
腕を放し二人はそこにある椅子に座った
リク「でっお前はどうして一人立ちを?」
ヒトミ「私は、魔国からでたことがなかった」
ヒトミ「学園も兄や弟に散々邪魔されたりしてどうにもならなくなりやっと卒業し魔国から出れると思ったらまた邪魔をされたから『お前は魔国から出さない』、『姉さんは俺たちといればいいんだよ』こんなことばかりでウンザリだったし!もう私は一日早いけど出てやるって思ったらこうなりました(笑)」
リク「そうか」
ヒトミ「それで、魔国から出たら主を決めて契約をしその人に従わないといけないけど、私はしばらくは旅がしたいから主なんて決めたくないんだよねぇー」
リク「それで、契約とはどのようにするのだ?」
ヒトミ「契約はあれだよ♪人それぞれ違うんだけど、私の場合はキスなんだよね♪ブチュッとしたら契約成立して私の契約マークが浮き上がるってことなんだー」
リク「それはそれは」
リクはヒトミの顎に手を持っていきそしてキスをした
ヒトミ「・・・・・・」
リク「ふっマヌケな顔になっているぞ」
ヒトミ「ぎゃああああああ」
リク「うるさいぞ」
ヒトミ「なんちゅうことをしてくれやがる!」
リクとヒトミに契約マークが肩に浮き上がった
ヒトミ「契約成立しちゃったーイヤだー」
リク「よかったなこれで一人立ちできたし住む場所もできて素晴らしい主をてにできて言うことなしだな」
ヒトミ「言うことあるわーい!!!!あー旅が美味しいもの、素晴らしい景色、お金儲け、恋愛がー全部パーだ!!!!!!」
リク「美味しいもの、素晴らしい景色、お金儲けって欲まみれだなそれに恋愛って」
ヒトミ「恋愛は兄や弟に散々邪魔されてできなかったの!!!!!」
泣きながらヒトミは訴えた
リク「俺がお前の願い叶えてやるよ」
ヒトミ「えっ?」
泣き顔だけどキョトンとしている
リク「俺はここの一応王子だからな」
ヒトミ「王子?ここってそう言えばどこ?」
リク「・・・・・・」
契約した二人……これからが前途多難であった。
従者「リク様、どうかなさいましたか?」
リク「……なにもない」
(ヤバイ、どうしたら…ヒトミを隠さなくては!!!!)
従者「あのー…」
リク「あっいやこいつは!」
従者「あまり無理をなさらずに、では失礼いたします」
ギィーと扉が閉まる
リク「えっ?」
振り返るとヒトミはいなかった
リク「どこへ?」
なにかがそこに現れた……
ヒトミ「ビックリしたぁー人が入ってくるから冷や汗もんだよ」
リク「?!」(えっ?こいつはどこにいた?)
リク「お前は今どこにいた?」
ヒトミ「えっ?ああーえっーと魔法で姿消してました(笑)」
リク「魔法でそんなこともできるのか?」
ヒトミ「えっ!いやいや、これはオリジナルかな?私が作った魔法だよ♪」
リク「オリジナル?」
ヒトミ「そう!!オリジナルだよ。イヤな兄と弟から逃げるためだけに作ったんだーでもあの人たちには意味はなかったけど、今日は意外と役に立ったね♪」
リク「・・・・・・」
(どれだけ兄弟がイヤなんだ、オリジナルって魔法はこんなにホイホイできるものなのか?)
ヒトミ「じゃー私はこのへんでおいとましようかしらねー」
そーとここから出ようとした瞬間、ガッシと腕を捕まれるヒトミ
リク「どこに行く?まだ話はすんでないはずだが?」
この時リクの目がすごく恐ろしく顔は笑顔だった
ヒトミ「ひぃーー!!!」
リク「まぁ、時間なんて沢山あるのだからゆっくりしていけばいい」
ヒトミ「えっいやいや迷惑はかけた…
リク「散々かけておいて?」
からいようかなぁー…」
リク「賢い選択だ、ところで座ろうか?」
腕を放し二人はそこにある椅子に座った
リク「でっお前はどうして一人立ちを?」
ヒトミ「私は、魔国からでたことがなかった」
ヒトミ「学園も兄や弟に散々邪魔されたりしてどうにもならなくなりやっと卒業し魔国から出れると思ったらまた邪魔をされたから『お前は魔国から出さない』、『姉さんは俺たちといればいいんだよ』こんなことばかりでウンザリだったし!もう私は一日早いけど出てやるって思ったらこうなりました(笑)」
リク「そうか」
ヒトミ「それで、魔国から出たら主を決めて契約をしその人に従わないといけないけど、私はしばらくは旅がしたいから主なんて決めたくないんだよねぇー」
リク「それで、契約とはどのようにするのだ?」
ヒトミ「契約はあれだよ♪人それぞれ違うんだけど、私の場合はキスなんだよね♪ブチュッとしたら契約成立して私の契約マークが浮き上がるってことなんだー」
リク「それはそれは」
リクはヒトミの顎に手を持っていきそしてキスをした
ヒトミ「・・・・・・」
リク「ふっマヌケな顔になっているぞ」
ヒトミ「ぎゃああああああ」
リク「うるさいぞ」
ヒトミ「なんちゅうことをしてくれやがる!」
リクとヒトミに契約マークが肩に浮き上がった
ヒトミ「契約成立しちゃったーイヤだー」
リク「よかったなこれで一人立ちできたし住む場所もできて素晴らしい主をてにできて言うことなしだな」
ヒトミ「言うことあるわーい!!!!あー旅が美味しいもの、素晴らしい景色、お金儲け、恋愛がー全部パーだ!!!!!!」
リク「美味しいもの、素晴らしい景色、お金儲けって欲まみれだなそれに恋愛って」
ヒトミ「恋愛は兄や弟に散々邪魔されてできなかったの!!!!!」
泣きながらヒトミは訴えた
リク「俺がお前の願い叶えてやるよ」
ヒトミ「えっ?」
泣き顔だけどキョトンとしている
リク「俺はここの一応王子だからな」
ヒトミ「王子?ここってそう言えばどこ?」
リク「・・・・・・」
契約した二人……これからが前途多難であった。
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