1 / 1
婚約者のドラゴン退治については私だけが知らなかったのかもしれない話
しおりを挟む
「ああ、ドラゴン退治の話なら知ってるよ」
友人のレイスさんも、私の婚約者であるエドガー様の活躍を耳にしているそうです。
なんでも、詩人に歌われていたのを聞いたのだとか。
「物語にもなってるし、絵画にもなってるよ」
というか、国王様から直々に勲章を賜っているらしいです。
えぇ……そんなの知らない……。
私が戦慄する様を見て、レイスさんは呆れていました。
どんな田舎の子どもでも知っているほどに、有名なのだそうです。
「メアリさ、婚約者に対して興味なさすぎじゃない?」
そんなつもりは無いのですが、もしかすると、そうなのかも知れません……。
あまりにもエドガー様に関する情報を知らなさすぎると言われれば、否定できませんし……。
「何なら私が貰ってやるけど」
それについては謹んで遠慮しておきます……。
友人のレイスさんも、私の婚約者であるエドガー様の活躍を耳にしているそうです。
なんでも、詩人に歌われていたのを聞いたのだとか。
「物語にもなってるし、絵画にもなってるよ」
というか、国王様から直々に勲章を賜っているらしいです。
えぇ……そんなの知らない……。
私が戦慄する様を見て、レイスさんは呆れていました。
どんな田舎の子どもでも知っているほどに、有名なのだそうです。
「メアリさ、婚約者に対して興味なさすぎじゃない?」
そんなつもりは無いのですが、もしかすると、そうなのかも知れません……。
あまりにもエドガー様に関する情報を知らなさすぎると言われれば、否定できませんし……。
「何なら私が貰ってやるけど」
それについては謹んで遠慮しておきます……。
0
お気に入りに追加
4
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる