先祖代々、異世界に行っていたようです

6

「 ...... サングラス？？」

秋房おじさんが渡してきたのは、ネイビー色の高級そうなサングラスだった。

「ただのサングラスじゃねぇ。 どっか変わったとこあんだろ。」

言われて よく見ると 確かに 普通のサングラスより 横幅が長いような。 

「それはな、俺たちで作った 暗視装置と赤外線サーモグラフィーがついてるサングラスだ！」

デデーン！！と効果音がつきそうな感じで教えてくれた。右と左で 右は暗視、左が赤外線の小型カメラがついていて、レンズに映し出されるという。切り替えは ノーマル、暗視、赤外線の順番で 左横についているボタンで切り替える。試しに暗くしてもらい試すと はっきりくっきりと正常に動いていた。

「ありがと みんな。 これで、 一旦家に戻って支度したら行くね！」

じゃあ！と言って 立ち上がろうとすると秋房おじさんに止められた。

「焦んなって！ もうすぐ 夏休みだろ。 休みに入ってから行け！ 学校もあるんだから しっかりしろよ！」

「わかった。……」

テンションがMAXだったが、 学校もあるから 渋々、休み入ってから行く事にし、4人に 挨拶して家に飛んだ。



ーーーーーーーーーーーーーー

遅れて申し訳ない。