117 / 125
冬休みの話 グレンside
お姉さんは強い
しおりを挟むその後いろいろ話していれば
「え!グレンくん、スマホもってないの!?」
「はい、拾われたのも1ヶ月半くらい前ですし」
「なんてこと!人類の叡智を持ってないなんて!」
そう言い立ち上がりドアを開ければ
「駿!ちょっと来なさい!」
びっくりするような大声でシュンさんを呼んだ
「……姉さん、あんまり大声出さないで、びっくりするから」
直ぐにシュンさんが来てくれた
「大声も出すわよ!グレンくんにスマホ持たせてないなんて!」
「あ、そう言えば持たせてなかった……」
「気づくの遅すぎでしょう!何かあった時にどうやってグレンくんと連絡取るの!どうやって駆けつけるの!」
「お姉さん、落ち着いてください、僕も気にも止めてなかったんで」
シュンさんが怒られれば慌てて止めに入り
「グレンくんを傍で守れるのは駿しか居ないのよ!分かってるの!?」
「ごめんなさい……気づかなくて……」
「まったく、しっかりしてきたと思ったら肝心な所が抜けてるんだから!」
「お姉さん、もうそれくらいで……」
「グレンくんに免じて許すけど、帰りがけに契約してきなさいよ、同意書も書いてあげるから」
「はい……グレン、そろそろ帰ろうか」
「あ、はい」
「タクシー呼ぶのがなんだから、車で送っていくわよ」
「ありがとう、姉さん」
「ついでに携帯ショップ行くわよ」
「うん、わかった」
そう話しながら2階から降りて行き、ご両親に挨拶したら優しい言葉をかけてくれ嬉しくて抱きついてしまった
ご実家を後にし、お姉さんとシュンさん、3人で携帯ショップ行って最新のスマホを買って貰った、使い方は車の中でシュンさんが教えてくれた
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
愛などもう求めない
白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
顔だけが取り柄の俺、それさえもひたすら隠し通してみせる!!
彩ノ華
BL
顔だけが取り柄の俺だけど…
…平凡に暮らしたいので隠し通してみせる!!
登場人物×恋には無自覚な主人公
※溺愛
❀気ままに投稿
❀ゆるゆる更新
❀文字数が多い時もあれば少ない時もある、それが人生や。知らんけど。
竜王妃は家出中につき
ゴルゴンゾーラ安井
BL
竜人の国、アルディオンの王ジークハルトの后リディエールは、か弱い人族として生まれながら王の唯一の番として150年竜王妃としての努めを果たしてきた。
2人の息子も王子として立派に育てたし、娘も3人嫁がせた。
これからは夫婦水入らずの生活も視野に隠居を考えていたリディエールだったが、ジークハルトに浮気疑惑が持ち上がる。
帰れる実家は既にない。
ならば、選択肢は一つ。
家出させていただきます!
元冒険者のリディが王宮を飛び出して好き勝手大暴れします。
本編完結しました。
平凡な俺、何故かイケメンヤンキーのお気に入りです?!
彩ノ華
BL
ある事がきっかけでヤンキー(イケメン)に目をつけられた俺。
何をしても平凡な俺は、きっとパシリとして使われるのだろうと思っていたけど…!?
俺どうなっちゃうの~~ッ?!
イケメンヤンキー×平凡
真冬の痛悔
白鳩 唯斗
BL
闇を抱えた王道学園の生徒会長、東雲真冬は、完璧王子と呼ばれ、真面目に日々を送っていた。
ある日、王道転校生が訪れ、真冬の生活は狂っていく。
主人公嫌われでも無ければ、生徒会に裏切られる様な話でもありません。
むしろその逆と言いますか·····逆王道?的な感じです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる